7月の花日記 |
|
|
スグリを漢字で書きますと、酸塊となります。 高さ1mの落葉低木で、原産地は ヨーロッパ、アジア、北米。 5月に白い花が咲いて、夏になると1cm位の実をつけます。 熟すと赤褐色になって、透明感があり、イクラのような色合い?にも見えました。 そのまま食べても美味しいのですが、ジャム、ゼリー、果実酒、 菓子材料、砂糖漬けなど、色んな用途として、楽しめます。 ・・・と、本に書いてありましたので、これは1度食べてみたいものだと、 鉢植えを買ったのですが、この時期になりますと、実が落ちてしまって、 たくさんの実がありません。値段も特売の100円でしたもの。 実を食べたいのですが、食べると絵が描けませんし・・・ (^_^;) ひと粒だけ食べて、なるほど こんな味か! でしたね。 具体的な表現ではありませんが、興味ある方は、是非 ご賞味ください。 花言葉は、「計画的な生活」 |
|
|
葉がササに似ているので、ササユリ(笹百合)という名がついていますが、 古事記や日本書紀に登場するユリとは、この種のようです。 山地の草原などに咲くササユリは、ほっそりとして、上品さを感じます。 花の大きさに対して茎が細く、風に吹かれると 折れてしまいそうですが、 よく揺れるので 「揺る(ゆる)」が転じて、ユリとなったとも言われます。 |
|
|
花冠が、ニワトリの鶏冠(トサカ)に似ているところから、 トサカケイトウという名がついていますが、本当によく似ていますよね。 ケイトウ(鶏頭)は、熱帯アジアやインド原産の一年草。 羽毛ケイトウ、フサゲイトウ、ヤリゲイトウなど変種も多く、 これから初秋にかけて、花壇植えや切り花に使われます。 花言葉は、「おしゃれな恋」って書いてありましたけど、 おしゃれな恋って、どんな恋なんでしょ・・・? |
|
|
ノウゼンカズラは、つる性の花木で、吸着根を出して、 壁やフェンスなどにつたって、成長します。 背丈40cm程の鉢植えを買いましたが、花は少ししか咲いていません。 絵を描いたあとで、庭に直植えにしましたが、 来年は もっと大きくなって、たくさんの花が咲くのでしょうか・・・? |
|
|
ニオイバンマツリは、その名のとおり、とても良い香りがします。 英名では、Paraguay Jasumineと呼ばれています。 花の色は、咲き始めは紫ですが、やがて 薄いピンクになり、 そのうち、真っ白になってしまいます。 morning-noon-and-night、yesterday-and-today、 yesterday-today-and-tommorrow などとも呼ばれるのは、花色が変化するからでしょうか? 香りまで、絵に出来ないのが、とても残念です。 (^_^;) |
|
|
「桃の実がなったから、持ってきたわよ・・・」と、お友達から頂きました。 葉付き、枝付きの きれいな色をした桃でした。 これって、絵を描いて下さい・・・って、ことですよね。 どうです、おいしそうに見えますか? 絵を描いたあとで、食べましたよ。 香りが良くて、とても甘くておいしかったよ。 ありがとう (^。^) |
|
|
初夏に15〜25cmの花茎を伸ばして、ウメに似た花を多数下向きにつけます。 薬用があることから、イチヤクソウという名が付いています。 花弁は5枚、花の径は10〜13cm程度のかわいい花です。 高山の明るい林などによく見られます。 赤い花もありますが、これはベニバナイチヤクソウと呼ばれています。 |
|
|
葉が竹のように細長く、甘い芳香を放つ花を咲かせることから、 キョウチクトウ(夾竹桃)という名がついたようです。 この木を切ると、ネバネバした汁が出て来ますが、これは猛毒です。 花言葉は、「気をつけて」 |
|
|
ヤマモモは、ヤンメ、ヤンモ、ヤアモとも呼ばれているようです。 春に花が咲き、今頃になりますと、たくさんの赤や紫の実がなります。 取引先のお庭にたくさんのヤマモモがなっていましたので、頂いて来ました。 実は1〜1.5cmの大きさで、表面に小さいツブツブがあります。 それをどう表現するか?考えてたら、花瓶に挿したままで数日がたちました。 そしたら、日毎に その実が少なくなっていくのです。 確かに 実は熟すと すぐポロッと枝から落ちてしまうのですが、 花瓶のあたりを見回しても、その形跡もありません。 そしたら、母がやって来て、「この山桃、私の小さい頃にはよく食べたものだわ」 なんて言いながら、枝から取った実を ひとつ ふたつ、食べ始めたのです。 ええっ ?? もしかして、犯人は・・・ 「お母さん、この山桃は絵を描くためにもらって来たんだから 食べたらダメだよ!」 「あらっ・・・ごめんなさい・・・」だって (^_^;) |
|
|
太陽の神、アポロンに恋した水の精、クリュティエーは、その思いが届かず、 ヒマワリに姿を変えて、今も太陽を見守っているのだそうです。 華やかで大胆な姿に似合わず、なんと悲しい花なんでしょ・・・ いつも元気いっぱいに見えるヒマワリは、夏の陽射しを浴びながら、 片思いの切なさに涙ぐんでいるのかしら・・・ |
2000年4月〜2001年3月の作品は、「花の絵はがき」に110点、 2001年4月〜2002年3月の作品は、「花日記」に101点 2002年4月〜2003年3月の作品は、「花めぐり愛」に56点、 2003年4月〜2004年3月の作品は、「花語らひ」に25点、 2004年4月〜2005年3月の作品は、「花ときめき」に17点を 2005年4月〜2006年3月の作品は、「花彩絵」に17点を 掲載しております。 |
【 参考図書 】 西東社 「四季別 花屋さんの花カラー図鑑」 西東社 「山野草」 成美堂出版 「ポケット図鑑 四季の花」 主婦と生活社 「花の園芸大百科」 主婦の友社 「失敗しない鉢花の育て方100」 千趣会 「花屋さんからのメッセージ」 平凡社 「ばら花譜」 |
ボタニカル | 友達の作品 | 絵はがき | 花語らひ | 花めぐり愛 | 花ときめき | 花彩絵 |
花想絵 | 花絵教室 | メンバー作品 | メッセージ | メール | リンク | TOP |