9月の花日記 |
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フジバカマは、秋の七草のひとつ。 花は薬品臭いが、葉は生乾きにすると、桜餅のような香りがする。 古代中国では、香草、蘭草と呼ばれ、邪気を払う意味で 身につけたり、浴用に用いられたようです。 昔は野原や土手などで広く分布したようですが、 現在では絶滅危惧種、ほとんど見られません。 この花は、和歌山の「めっけもん広場」というところで、買いました。 「9月の花日記」はこれでおしまいです。 次の作品は、「10月の花日記」で掲載していきます。 どんな花が登場するかは、お楽しみにね・・・ |
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頬をなぜて通り過ぎて行く風に、人恋しさを感じるのは 深まりゆく秋のせいかしら・・・ ちょっぴり おセンチになってしまいそう季節だけれど、 秋風に吹かれて 揺れて咲いている キバナコスモス 横を向いたり しなだれたり、高いお空を見上げたり お〜い、お前たち、 ずいぶんと 楽しそうだねぇ〜 |
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フウセントウワタは、南アフリカ原産のガガイモ科で、 花が終わると、直径4〜6cm位の緑の袋の中に実を作ります。 袋の外側には、5mm〜1cm位のトゲ状の毛がたくさんありますが、 手で触っても痛くはありません。 袋の中はどうなっているのかな・・・? って、ふと疑問が湧いて ハサミで切りましたら、皮から白い汁が出てきました。 袋のほぼ中央には、唐辛子のような長細いタネがあって、 皮の内側からタネに向けて、放射線状にたくさんの白い糸見られます。 まるで大切なタネを守っているかのように思いました。 この実の写真を「あなたから・私から・・・」に掲載しております。 興味ある方は ご覧下さい。 |
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ヒガンバナの名は、秋のお彼岸の頃に花をつけるところからですが、 仏教では天界の花とされ、マンジュシャゲ(曼珠沙華)とも言われ、 他にも50以上の俗名があるようです。 シロバナマンジュシャゲは、ショウキズイセンとの雑種です。 |
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椿は冬から初春にかけて咲く花で、9月の花日記に登場するのは おかしいかもしれませんが、椿油が取れるタネは、この時期に実ります。 花種によって出来るタネの大きさもまちまちですが、 袋の大きさの直径が4〜5cm位の大きさになるのもあって、 そのなかに3〜4個のタネが入っているようです。 |
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大阪のメインストリートといえば、梅田(大阪駅)〜難波を結ぶ御堂筋で、 6車線もある広い道路なのに、南行き一方通行なんです。 そして、大阪をテーマにした歌には、必ずと言っていいほど、 この御堂筋と一緒に、イチョウ並木という言葉が出てきますが、 御堂筋と平行して南北に走る堺筋、四ツ橋筋、なにわ筋などにも たくさんのイチョウが植えられています。 少しだけ色付いたイチョウには、ギンナンつきました。 もうしばらくすると、あちらこちらにギンナンが落ちて、 朝早くから それを拾う人たちの姿も見られますが、 このギンナンは、とても、いや、メチャ、超臭いのですよ (@_@) |
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アブチロンは、アオイ科の花です。 可愛い花だったので、鉢植えを買って描きました。 アブチロンには、小さな花がいくつも垂れ下がって咲く、 メガポタミクム(ウキツリボク)というのもあります。 |
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市街地の空地などで見かけられる花ですが、この時期になると、 黒紫色の実をつけるので、ブドウの一種かな・・・? と勘違いしそうですが、 北米原産のヤマゴボウ(山牛蒡)という山野草なのです。 じゃあ、どうしてゴボウという名が付いているのかと言えば、 根がゴボウに似ているからなのですが、残念ながら有毒で食べられません。 根を掘り出して、それも描けばよかったのかもしれませんが、 雑草と言えど、生きている花の根まで 掘り起こしたくはないですねぇ〜 (^_^;) |
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今年の5月にリンゴの花を描きましたが、そのときに、 「秋になったら 果実も描いて下さい・・・」というメッセージを頂きました。 そのリクエストにお答えして・・・? リンゴを描いてみました。 実りの秋・・・花だけでなく、果実なども描いて行きたいと思っています。 |
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これからは、日毎に夜も長くなって、「夜長月」、「長月」 といいます。 そして、今日、9月2日は、満月でした。 でも、夕方から雨がポツリポツリと降りだして、お月様は見えませんでした。 この月が、再び満月になる日、つまり10月1日が、「仲秋の名月」となります。 穂すすきを折り、新茶やだんごをそろえて 縁に供えての 観月は格別ですね。 この作品は、昨年のもので、今までの作品とは少し違いますが、 「9月の花日記」に、掲載致しました。 |
2000年4月〜2001年3月の作品は、「花の絵はがき」に110点、 2001年4月〜2002年3月の作品は、「花日記」に101点 2002年4月〜2003年3月の作品は、「花めぐり愛」に56点、 2003年4月〜2004年3月の作品は、「花語らひ」に25点、 2004年4月〜2005年3月の作品は、「花ときめき」に17点を 2005年4月〜2006年3月の作品は、「花彩絵」に17点を 掲載しております。 |
【 参考図書 】 西東社 「四季別 花屋さんの花カラー図鑑」 西東社 「山野草」 成美堂出版 「ポケット図鑑 四季の花」 主婦と生活社 「花の園芸大百科」 主婦の友社 「失敗しない鉢花の育て方100」 千趣会 「花屋さんからのメッセージ」 平凡社 「ばら花譜」 |
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