6月の花

最終更新 2002.6.26
 

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四季折々に咲く花との「めぐり逢い」を、水彩画で描いてみました



6月26日



ヒマワリ
F4(33×24cm)




キク科の植物の中で、最大の草丈と花を持つヒマワリは、漢字では「向日葵」。
別名はニチリンソウ(日輪草) 英名もサンフラワー、まさに太陽の花ですね。
この花に魅せられたゴッホは、13枚もヒマワリを描いたとか・・・
花言葉は 「長い恋から結婚」 「光輝」 「愛慕」など

赤褐色の品種を見かけましたので、つい、買ってしまいました。
でも、切り花だったので、描いているうちに元気がなくなってしまい、
葉も少したれ気味ですが、そのままを表現しました。





6月15日
6月20日



バーベナ
F4(24×33cm)




サクラソウに似た花をつけることから、「美女桜」とも言われ、
花色は、紅、淡紅、紫、黄、白など豊富です。
ヨーロッパでは、古くから平和の象徴として用いられて来ました。
花言葉は 「勤勉な努力家」

絵に描いたのは、「ピンクパフェ」という品種で、
5枚の花弁のうち、3枚がピンク、2枚が鮮やかな赤で、
とてもきれいな花色に、今 人気があるようです。





6月15日



サンキライ
ハガキ(10×15cm)




根茎には抗腫瘍作用があり、昔は毒消しの実として使われていました。
重い病気にかかって山に捨てられた老婆が、この根を食べて元気を回復し、
山から帰ってきたことからサンキライ(山帰来)という名が付いたとか・・・
花期は4〜5月、淡緑色であまり目立ちません。
果実は直径約1cmの球形で、秋には赤く熟し、
自然乾燥することからドライフラワーとしても楽しまれています。

また、つる性植物の落葉低木で、茎には刺があり、他の植物に絡み付いて成長します。
別名をサルトリイバラ(猿捕茨)とも言い、このイバラに猿も捕まるようです??

ところで、「イバラ餅」というのをご存知でしょうか?
カシワの葉で包んだものが柏餅で、このサンキライの葉で包んだ餅がイバラ餅。
かすかな若葉の香りが餅に移り、趣のある味がします。

晩秋の真っ赤な実も美しいのですが、その頃になりますと葉がありませんので、
黄緑の実と新緑の葉が織り成すコントラストは、今の時期にしか見られません。
これは、お花屋さんで買った切り花です。





6月12日



竹島ユリ
F4(33×24cm)




中国原産で食用として輸入されたユリですが、観賞価値が高まり、
園芸品種として使われる様になりました。
花びらが厚く、そり返って咲くのが特徴です。
直径4cm位のかわいらしい花ですが、強い香りがあります。

さて、お花屋さんでユリの花を買いますと、困ったことがあります。
開花したものは、おしべの先の花粉を取ってしまってあるからです。
これは、そのままにしておきますと、花粉が花びらについたり、
枯れておしべが落ちた時に、床などが汚れてしまうからです。
ところが、絵を描く場合、このおしべがないとユリの特徴が出ません。
この竹島ユリもお花屋さんで買いましたから、おしべがありませんでした。
で、どうしたかと言いますと、おしべの無い状態で、ひと通りスケッチを完成させて、
残っていたつぼみの開花を待って、おしべの状態をよく観察し、
後から付け加えて完成させたという訳です。
おかげで、スケッチから完成まで3日間もかかってしまいましたが、
もし、つぼみが開かなかったら、この絵は未完成のままで終わるところでしたよ。





6月9日



アジサイ
27×24cm




「アジサイ」と片仮名で書くより、「紫陽花」と漢字で書く方が私は好きです。
花色が七色に変化することから「七変化」、「八仙花」とも呼ばれ、
花言葉は「移り気」が代表的ですが、「ひたむきな愛情」というのもあります。
雨に打たれながら、ひたすらに咲く紫陽花は、雨上がりに見た虹のようで、
私たちの心のなかに、安らぎを与えてくれる気がします。
塗り込まず、パステルカラーで透明感のあるやさしい色調に仕上げました。





6月7日



ユキノシタ
F4(33×24cm)




雪ノ下という名から、雪解けの早春に咲くのだと思いがちですが、
花期は5〜6月で、湿った岩の上などに咲く小さな白い花です。
5枚の花弁のうち、上の3枚は小さくて濃紅色の斑点が入り、
下の2枚はハの字に垂れ下がっています。
名については、諸説があり、下がった花弁を雪の舌にたとえたとも・・・

ところで、Hide's Home Page 「四季の花絵」は、今日が開設記念日。
1998年にスタートして、満4年を迎え、明日から5年目に入ります。
「継続は力なり」と言えど、皆様の激励のお陰だと、心から感謝しております。
引き続き、たくさんの草花を描いて行きたいと思います。
これからも よろしくお願い致します。





6月4日



カンパニュラ・メディウム
F4(33×24cm)




ロックガーデンや鉢物として、人気の高いカンパニュラは、ラテン語で「小さい鐘形」の意。
和名は、フウリンソウ(風鈴草)で、キキョウ科の花です。
パステル調のピンクや白も可愛いのですが、清々しい青紫を描いてみました。
花言葉は、「誠実な愛」









2000年4月〜2001年3月の作品は、「花の絵はがき」に110点、そして、
2001年4月〜2002年3月の作品は、「花日記」に101点を収録しております。


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