8月の花

最終更新 2002.8.31
 

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四季折々に咲く花との「めぐり逢い」を、水彩画で描いてみました



8月31日



ナシ(果実)
B5(25×18cm)





梨は古くから世界中で栽培され、大きく分けて、日本梨、西洋梨、中国梨の
3種類があります。日本と中国の梨はシャリシャリした食感があり
英語では「サンドペア」と表現され、西洋梨はねっとりした濃厚な口当たりから
「バターペア」と呼ばれて区別されています。

「梨むくや甘き雫の刃を垂るゝ」
 1902年(明治35年)の9月19日,結核を患い35歳で亡くなった正岡子規の句である。
果物はかつて水菓子と呼ばれたが、この菓物が病魔にとりつかれた子規にとっては、
明日を生き延びるためのエネルギー源だったのであろう。
みずみずしく、さわやかな甘味,芳香が口いっぱいに満ちてくるようです。






8月28日



ホオズキ(実)
ハガキ(15×10cm)





初夏に咲くホオズキの白い花は、真夏に青い実を結び、
次第に鮮やかなオレンジ色になります。
そして、深まる秋と共に、袋はスジだけが残り レース状に変わります。
ホオズキの実が一番美しく見えるのは、この時だと思うのです。

これは、お花屋さんで見つけて買いました。
1個50円で安かったのですが、袋が破けているのばかり・・・(^_^;)
でも、1ツだけ状態のいいのを見つけて、それが右の絵です。
左の絵は先が破けてしまっていますが、そのままを表現してみました。






8月21日



ツルナシアサガオ
A4(30×21cm)




「朝顔に つるべとられて もらひ水」 これは加賀千代女の有名な句ですが、
「つるべ」とは、つなの先におけを取りつけて、井戸などから水を汲み上げるための道具、
そう説明を加えないと分からない世代の人たちが、多くなってきたかもしれません。
このアサガオは中輪で、20cm位の草丈、ツルがありません。
支柱がなくても育てられるので、鉢植えにして吊るせば楽しい花です。
ところで、朝顔の季語は秋、お盆が過ぎて、朝晩少し涼しくなりましたね。
まだしばらくは残暑が続くでしょうが、日毎に秋の気配を感じております。






8月13日



カワラナデシコ
ハガキ(10×15cm)




河原に生え、花が可憐であることから、この名があります。
かつて、控えめで芯の強い日本女性にたとえた大和ナデシコは、
中国産の唐ナデシコと区別するための呼び名。
秋の七草のひとつに数えられます。

この花は、愛知県岡崎市を流れる矢作川の土手で見つけました。
数本摘み取って来て、ハガキサイズに描きました。
この絵で、「四季の花絵」に掲載した絵は、250点となりました。
1000点までは、まだまだ遠い道のりですが、頑張りまぁ〜す。






8月8日



グロリオーサ
F5(35×27cm




グロリオーサの名は、ラテン語で「栄光、立派」という意味。
そりくり返って 波打つように咲く花弁は、まるで炎が燃えている
ように鮮やかですが、英名では、「グローリーリリー(燃えるゆり)」
また、和名は「狐百合」と言われます。
花言葉は 「栄光」「天分」など。

さて、今日 8月8日は 立秋。
と言っても、秋は暦の上でのことで、まだまだ暑さ厳しい日が続きます。
明日からは、「残暑お見舞い」となりますが、夏バテしないようにね。






8月3日



アンスリウム
F4(33×24cm)




トロピカルな雰囲気がするアンスリウムは、別名を「オオベニウチワ(大紅団扇)
といいますが、この花でパタパタと扇いでも風は来ないでしょうね。
葉はカラーやカラジウムと似ていますが、同じサトイモ科の花で、
原産地はコロンビア。花に見えるのは、仏炎苞です。
寒さに弱いので、年間咲かせるためには、20℃以上に保つことが必要です。
花言葉は 「献身的な愛」








2000年4月〜2001年3月の作品は、「花の絵はがき」に110点、そして、
2001年4月〜2002年3月の作品は、「花日記」に101点を収録しております。


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