9月の花 |
最終更新 2002.9.30
四季折々に咲く花との「めぐり逢い」を、水彩画で描いてみました
|
||
|
||
漢字では、「布袋葵」と書きますから、布袋さんの好きな花だから この名がついたと思っている方も多いでしょうが、 葉の柄の部分が浮き袋のように膨らんでいて、その様が、 布袋さんのおなかと似ているからで、とてもユーモラスな名です。 それなら、布袋さんでなくても、自分の名を付けて、○○葵と別名で 呼べるような、立派なおなかの持ち主もいるかもしれませんね(笑) よく見れば、カエルのおなかのようにも見えます。 しかし、花は薄紫の涼しげな色で、英名は「ウォーター・ヒヤシンス」。 和名より、ぐっと上品に思えるのは、日本人の悪い癖? 花言葉は 「揺れる思い」 「温かい心」 |
|
||
|
||
最近はF4サイズの作品が多くなりましたが、 ハガキサイズは手軽で、それなりに楽しい構図がとれます。 久し振りに バラを描いてみました。 |
|
||
|
||
名は、藪に生え、葉が蘭に似ているためだが、ユリ科ヤブラン属。 日陰でも育ち、常緑の葉を持つため庭や公園によく植えられる。 この時期になると、葉の間から30〜50センチの花茎が伸び立ち、 その上部に淡紫色の小さな花が 数個ずつかたまってつく。 秋風に揺れる線状の葉を、やさしく表現してみました。 |
|
||
|
||
騙したサメに皮をはがされた因幡の白うさぎは、このガマの穂にくるまって 傷を癒したと言われるが、蒲黄という花粉に止血などの薬効があり、 漢方薬に利用されます。また昔は、この葉や茎で、すだれや敷き物を作った。 ソーセージのようなのは、雌花穂で、その先についているのが雄花穂。 花期は6〜8月で、緑色の柱頭が、花後赤褐色となる。花弁も蕚もない。 花言葉は 「慈愛」 「救護」など |
|
||
|
||
花や葉を傷つけると便臭がすることから、この名がついているのだが、 へ(屁)とクソ(糞)の両方がついているのだから、かなり臭いイメージである。 1cm程のラッパ状の花は、先が5裂して、その中央部の紅紫色が可愛い。 可憐な花に、ヘクソとはかわいそう・・・と、自分なりに別名を付けて呼ぶ人もいる。 だが、こんな雑草が注目されるのは、名がヘクソであるからだろうと思う。 花の赤い中央部を、お灸のあとに見立てて「ヤイトバナ」とも呼ばれるが、 私は「ヘクソカズラ」という名の方が、好きなのである。 でも、いくら花が可愛いからと、摘んで来て部屋などに飾ってはいけません。 この絵を描く為に、悪臭が漂い、咳き込むし 気分が悪くなるし、 どれだけ苦労したことか・・・絵を見ただけでは分からないでしょうねぇ (^_^;) 花〜青い実、そして深まる秋とともに褐色になる実を 1枚にまとめて描きました。 |
|
||
|
||
秋の明るい菊(秋明菊)という名からは爽やかな秋の気配を感じますが、 菊の仲間ではなく、イチリンソウやアネモネなどと同じキンポウゲ科の花で、 英名は「ジャパニーズ・アネモネ」。 楚々とした花容に日本的な風情を感じますが、元は中国原産の古典的園芸植物。 花言葉は 「淡い思い」 「忍耐」など。 花色は、ピンク、赤もあって、その方が可愛いのですが、 透明水彩では難しいという白色の花を 清々しく描いてみました。 ところで、「四季の花絵」へのアクセス数は、9/6に、50000を越えました。 皆様方のお陰だと心から感謝しております。有難うございました。 そして、これからも「四季の花絵」をご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。 |
2000年4月〜2001年3月の作品は、「花の絵はがき」に110点、そして、
2001年4月〜2002年3月の作品は、「花日記」に101点を収録しております。
ボタニカル | 友達の作品 | 絵はがき | 花 日 記 | 花めぐり愛 | 花語らひ |
花ときめき | 花絵サークル | メッセージ | メール | リンク | TOP |