9月の花

最終更新 2002.9.30
 


四季折々に咲く花との「めぐり逢い」を、水彩画で描いてみました

4月の作品 5月の作品 6月の作品 7月の作品
8月の作品 10月の作品 11月の作品 12月の作品
1月の作品 2月の作品 3月の作品 花めぐり愛INDEX



9月30日



ホテイアオイ
F4(24×33cm)



漢字では、「布袋葵」と書きますから、布袋さんの好きな花だから
この名がついたと思っている方も多いでしょうが、
葉の柄の部分が浮き袋のように膨らんでいて、その様が、
布袋さんのおなかと似ているからで、とてもユーモラスな名です。
それなら、布袋さんでなくても、自分の名を付けて、○○葵と別名で
呼べるような、立派なおなかの持ち主もいるかもしれませんね(笑)
よく見れば、カエルのおなかのようにも見えます。
しかし、花は薄紫の涼しげな色で、英名は「ウォーター・ヒヤシンス」。
和名より、ぐっと上品に思えるのは、日本人の悪い癖?
花言葉は 「揺れる思い」 「温かい心」





9月28日



バラ
ハガキ(15×10cm)



最近はF4サイズの作品が多くなりましたが、
ハガキサイズは手軽で、それなりに楽しい構図がとれます。
久し振りに バラを描いてみました。





9月19日



ヤブラン
F4(33×24cm)



名は、藪に生え、葉が蘭に似ているためだが、ユリ科ヤブラン属。
日陰でも育ち、常緑の葉を持つため庭や公園によく植えられる。
この時期になると、葉の間から30〜50センチの花茎が伸び立ち、
その上部に淡紫色の小さな花が 数個ずつかたまってつく。
秋風に揺れる線状の葉を、やさしく表現してみました。





9月17日



ガマ
F4(33×24cm)



騙したサメに皮をはがされた因幡の白うさぎは、このガマの穂にくるまって
傷を癒したと言われるが、蒲黄という花粉に止血などの薬効があり、
漢方薬に利用されます。また昔は、この葉や茎で、すだれや敷き物を作った。
ソーセージのようなのは、雌花穂で、その先についているのが雄花穂。
花期は6〜8月で、緑色の柱頭が、花後赤褐色となる。花弁も蕚もない。
花言葉は 「慈愛」 「救護」など





9月12日



ヘクソカズラ
F4(33×24cm)



花や葉を傷つけると便臭がすることから、この名がついているのだが、
へ(屁)とクソ(糞)の両方がついているのだから、かなり臭いイメージである。
1cm程のラッパ状の花は、先が5裂して、その中央部の紅紫色が可愛い。
可憐な花に、ヘクソとはかわいそう・・・と、自分なりに別名を付けて呼ぶ人もいる。
だが、こんな雑草が注目されるのは、名がヘクソであるからだろうと思う。
花の赤い中央部を、お灸のあとに見立てて「ヤイトバナ」とも呼ばれるが、
私は「ヘクソカズラ」という名の方が、好きなのである。
でも、いくら花が可愛いからと、摘んで来て部屋などに飾ってはいけません。
この絵を描く為に、悪臭が漂い、咳き込むし 気分が悪くなるし、
どれだけ苦労したことか・・・絵を見ただけでは分からないでしょうねぇ (^_^;)
花〜青い実、そして深まる秋とともに褐色になる実を 1枚にまとめて描きました。





9月8日



シュウメイギク
F4(33×24cm)



秋の明るい菊(秋明菊)という名からは爽やかな秋の気配を感じますが、
菊の仲間ではなく、イチリンソウやアネモネなどと同じキンポウゲ科の花で、
英名は「ジャパニーズ・アネモネ」。
楚々とした花容に日本的な風情を感じますが、元は中国原産の古典的園芸植物。
花言葉は 「淡い思い」 「忍耐」など。

花色は、ピンク、赤もあって、その方が可愛いのですが、
透明水彩では難しいという白色の花を 清々しく描いてみました。
ところで、「四季の花絵」へのアクセス数は、9/6に、50000を越えました。
皆様方のお陰だと心から感謝しております。有難うございました。
そして、これからも「四季の花絵」をご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。








2000年4月〜2001年3月の作品は、「花の絵はがき」に110点、そして、
2001年4月〜2002年3月の作品は、「花日記」に101点を収録しております。


ボタニカル 友達の作品 絵はがき 花 日 記 花めぐり愛 花語らひ
ボタニカルアート お友達の作品 花の絵はがきINDEX
花ときめき 花絵サークル メッセージ メール リンク TOP
花絵サークル「お花畑」の案内 メッセージ送信ページ メールはここから リンク仲間を紹介 TOPページ