競争相手はロバ−�樺}水キャニコム

 

この頃は株価もかなり回復し、今後景気も良くなるみたいだからと、明るさを望めるようになり、きっちりしまっていた財布の紐がゆるみ始めているそうですが、非常に明るい代表者様を見つけました。

　草刈機や農業・林業用の小型運搬車などの製造販売を手掛ける�樺}水キャニコムですが、その製品のネーミングが、「ものづくりは演歌だ。義理と人情をお届けします。」の企業スローガンに立脚してのことなのか、下手をするとおやじギャグの延長線上ともなりかねない程非常にユニークで、「草刈機まさお」や、芝刈機の「主役芝耕作」、四輪電動バイクの「おでかけですカー」など、ものによっては販売店さんから「ふざけすぎだ。」とお叱りを受けたこともあったそうです。ですが、ともすれば地味になりがちな農業機械等に、かわいい又はかっこいいデザインを施し、カラフルな配色をし、愛らしいネーミングを与えるところに、会長の、農業・林業に対して若い人達に興味を持ってもらいたいという熱意が見え隠れします。

　「競争相手はロバ」と表現されていますが、農作業の効率化が求められている国は世界に多く存在し、今後のますますの同社のグローバル展開に、どこまで同社の良さを失わないでいられるかがポイントだと感じました。