【東京都渋谷区の会計事務所】中川 尚税理士事務所 税理士 中川 尚 (東京税理士会 渋谷支部所属) |
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スピーチ集(中小企業経営のヒント)30純利益率20%のATMに特化した銀行 セブン銀行の預金量は約4,000億円と銀行の規模としては小さいが、経常収益に対する純利益の割合は約20%と最大手の三菱東京UFJ銀行の約18%を凌ぐ水準。 セブン銀行は、ATMによるビジネスを収入の柱とし、休日や夜間の時間帯にATMを利用する客から時間外手数料を得る、その利用料は1回105円や210円といった金額だが、ATM1台の1日平均の利用客が110人ほどで1回あたりの手数料の平均が約130円なので、1台のATMが稼ぎ出す収入は1日あたりで約14,000円。 この14,000円の収入からATMを設置しているグループ内のコンビニやスーパー等へ設置・管理の対価として支払う手数料が1台1日1,600円台から1,700円強。 つまり、収入から費用を差し引いても、ATM1台ごとに、毎日1万数千円を稼いでいるわけだ。1年間では400万円を超える。 年度におけるATM増加台数と投資額から推測すると12年度は1台あたり893万円の投資になるが、前述の計算によれば、約2年で投資額を回収できることになり、3年目以降は年400万円超が利益になる計算だ。 これが窓口で人の手による作業であれば、これほどの高収益を確保することは難しい。 対顧客の場面ではこのような単純作業を機械化、システム化することによる、顧客の利便性向上と経費削減が行われていることは珍しくはないが、その他の場面でも単純作業の部分を機械化、システム化することによって事業の全体の収益性を向上させることも可能ではないか。 |
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