渋谷区の税理士 中川尚税理士事務所
       
【東京都渋谷区の会計事務所】中川 尚税理士事務所 税理士 中川 尚 (東京税理士会 渋谷支部所属)              



                                                                                                                                                                                                    
渋谷の税理士事務所
TOPページ


税理士から社長への
質問状


渋谷のオフィス紹介
&お問合せ


所長税理士略歴

著書・ビデオの紹介

顧問料について

仕事の
具体的な進め方


当会計事務所に
関心を持たれた方へ


生命保険の
正しい加入の仕方


税理士事務所
グループ概要


クライアント対談

税務相談室

印紙税相談室

官公庁の窓口

当税理士事務所の
求人案内


生前相続対策

飛耳長目
(税理士読書日記)


飛耳長目
(バックナンバー)


企業再生についての
ご相談


コ  ラ  ム

不動産管理会社とは

経営者のための
お役立ち情報


租税判例研究

スピーチ集
(経営のヒント)


渋谷の名所
渋谷の観光スポット







                                                                 渋谷の会計事務所                       中 川  尚 税理士事務所                       東京税理士会渋谷支部所属                       東京都渋谷区桜丘町13-11                              的場ビル2F                         TEL 03-3462-6595
   
(渋谷インフォスタワー向い)                       
                                             JR線渋谷駅 徒歩5分
  [出口:西口]
                      東急東横線渋谷駅 徒歩7
 [出口:西口]
                      井の頭線渋谷駅 徒歩8分
 [出口:マークシティ正面口]
                      半蔵門線線渋谷駅 徒歩8分
 [出口:ハチ公口]
                      銀座線渋谷駅 徒歩8分
 [出口:西口]
                      副都心線渋谷駅 徒歩10分
 [出口:14番]
                      東急トランセ(バス)代官山線 渋谷インフォスタワー下車0分
                      

会計参与の活用 3



そもそも決算書とは?

 

 ここまで、決算書の作成について、会計参与が取締役と共同して作成することをみてきましたが、具体的に決算書にはどんな書類が必要なのか、法律ではどう定められているのかみていきます。

 

■「決算書」(計算書類)とは

 そもそも「決算」とは、一会計期間における会社の「経営成績」と「財政状態」を確認する作業のことをいいます。その「決算」を行うために作成する書類を「決算書」といいます。「決算書」に似た言葉で、「財務諸表」や「計算書類」等がありますが、両者を区別するのであれば、「財務諸表」は金融商品取引法(上場会社を対象)で扱われる言葉、「計算書類」は会社法(すべての会社を対象)で扱われる言葉だと解釈するのがよいでしょう。両者を総称して一般的に「決算書」と呼びます。会計参与の規定を定めているのは会社法であり、ここでいう「決算書」とは「計算書類」だと理解ください。

 

■「計算関係書類」とは

 会社法(435条)の規定によれば、株式会社の「計算書類」は、@貸借対照表、A損益計算書、B株主資本等変動計算書、C個別注記表の4つであり、会社法施行規則(2条-3-11)で、「計算関係書類」は計算書と附属明細書であると定めています。

 

 わかりやすく簡単にまとめると、下記のようになります。

(1)計算書類

 @貸借対照表(B/S)

 :期末における会社の「財政状態」を表す書類。

 A損益計算書(P/L)

 :ある1期間中の会社の「経営成績」を表す書類。

 B株主資本等変動計算書

 :主に株主資本等の期首と期末の間の増減を示す書類。

 C個別注記表

 :主にその会社の会計方針や経理処理に関する注記を一覧表にしたもの。

 

(2)附属明細書

 附属明細書とは、計算書類や事業報告をより詳しく明らかにするため、会社法に基づいて作成する書類のことをいいます。計算書類の附属明細書としては、主に固定資産、引当金、販管費の明細など、計算書類の内容を補足する資料などがあります。

 

 次回は、実際に会計参与を設置した場合、自社の決算書はどう変わってしまうのか、その中身についてみていきます。



       

                 渋谷の会計事務所 中川尚税理士事務所
〒150−0031 東京都渋谷区桜丘町13−11 的場ビル2階 (渋谷駅西口より徒歩5分)  03-3462-6595

Copyright(C)2004 HISASHI-NAKAGAWA All Rights Reserved.