アスタナ万博2日目

2017年8月11日 アスタナ

カザフ館またタクシーに乗って(1,500テンゲ)、万博へ。今日は、事前にインターネット上で買ったeチケットで入場。4,000テンゲ。平日のためか、窓口に行列はなく、正直、eチケットの購入の必要はなかった。なお、eチケットの購入。英語版のページがあったのですが、最後のeチケットの出力に至る画面が突然ロシア語になって、さっぱり分からなくなったのには困った。とりあえず手当たり次第リンクを押して出力したのですが、駄目ですね〜。詰めが甘い!

で、足が棒になるぐらいに色々なところを回りましたが、個人的にはインターネット等で世界中の情報が瞬時に入手できる世の中で万博ってどれだけの価値があるのかという疑問がますます増大してきました。

カザフ館また、今回の「未来のエネルギー」という万博のテーマに本当に対応できて展示できる国がどれだけあるのかというのも気になりました。先進国はなにか新しい技術を紹介できるのかもしれませんが、多くの途上国はどうしても太陽電池発電を国内でしていますといったような展示にならざるを得ない。前回のミラノ万博は「食」をテーマにして各国は問題なく展示ができたと思いますが、今回はちょっとテーマに無理があるのではと思う。

メインのカザフスタン館は球体の建物を上の乗せた8階建ての建築物で、その回りを各国のパビリオンがある構造となっている。この建物の構成は自国民にカザフスタンの偉大さを示すことに貢献していることになるのだろう。

カザフ館展示物の内容は各階ごとに異なるエネルギーを展示したものとなっているが、資源大国で輸出国のカザフスタンが、世界が本当に新エネルギーで対応することになれば、自国が破綻することになるとおもうのだが、どう思っているのだろう。

タイ館の3階にある食事スペースに行き、タイカレーをいただきお腹を満たす。2,500テンゲ。各パビリオンには3階スペースがあり、主催者としては、各国のレストランが出店して欲しかったのかもしれないけど、営業努力が足りなかったのか、実際に営業していたのは、私が確認した範囲では、チェコ館、ドイツ館、タイ館ぐらいでありました。

ミーゴレン更に色々なところを回り、ベトナム館に入る。そこでは、館内にテイクアウトのお店があって、生春巻きやミーゴレンなどのベトナム料理がかなり安く売っていたので、麺を購入。1,000テンゲ。食べるために、売店のそばで座っていると、モジモジした女子高生らしき可愛い女の子2人のうち1人が、一緒に写真を撮っていいかとのこと。勿論、承諾し、もう1人の子に写真を撮ってもらうと、ずっと私の目を見つめて、「グー」、「グー」と言っている。ジャンケンをしようとしているのかと思ったが、その後「グッド」だと気付く。正直、若くて可愛い子に長い間見つめられる経験が全くなかったので動転して、彼女の写真を撮らしてもらうことを忘れてしまった。ミーゴレンなんか撮っている場合じゃなかった(なぜか割り箸が「ありがとうございます」と書いてある)。お〜、一生後悔しそう。

このままではお腹がすくかもということで、イタリアンカフェでビールと4人で1枚のマルガリータを注文。1人当たり2,172テンゲ。

麺結局、万博に思い入れのない私の想い出はこれで終わってしまった。

タクシーでホテルに戻って、歩いて15分ぐらいのところにあるキシラークというレストランへ。伝統的なサラダ、お肉の前菜、ピラフ、平麺に茹で肉を載せたものを食べる。全体的に濃いめの味付けである。なお、ピラフと麺は2人前を頼んだが、麺の方のボリュームはかなり多いので注意。1人当たり4,188テンゲ。

ダンスタイムで、このお店では、二人の男女のプロらしい歌手がカラオケで歌っていたのだけど、だんだん途中から客が盛り上がって、皆で踊りまくっている。これがもしかするとカザフスタンのナウなヤング達の金曜日の夜の盛り上がり方なのかもと想像した。 27,855歩。

(写真:カザフ館、ミーゴレン、麺、ダンスタイム)

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