2017年8月13日 タシケント→サマルカンド→タシケント
ホテルにタクシーを依頼し、タシケント駅まで。8,500スム。実際は9,000シムを渡しておつりなし。
駅に着くと、端の方に入り口があり、パスポートと既に購入している切符を提示して、駅に入る。そして中央の方に行って、X検査を通過し、その後、検札し切符の裏にハンコを押してもらう。実に面倒!これも旅行に制限があったソ連時代を引きずっているのでしょうか。
一番手前のプラットホームにあったアフラシャブ号(要はスペインのタルゴ)に行き、どの車両に乗ればいいのか分からないので、飛行機の客室乗務員のような格好をした女性に切符を見せると、その場で切符を回収され(電車を降りるまでに返却してくれる)、車両内まで案内してくれた。そこはVIP席だったので、実にゆったりしている。
定時に電車は出発し、日本で購入したお菓子を食べていると、何か飲み物はいるかと言われ。コーヒーを注文。どうやらサービスらしく、その後、砂糖をたっぷり入れた牛乳にハトムギのような穀類を煮たお粥と小さなホットケーキと甘いお菓子が出てきた。
電車は、かなり揺れる。飛行機のようにシートベルト着用サインが出てきてもおかしくないような揺れ。既存の線路を使っているためなんだろうか、タルゴの実力は活かせていない感じだ。約2時間10分で到着。
サマルカンド駅は郊外にあるようで、客待ちのタクシー運転手からしつこい攻撃を受ける。でもタクシーが便利なので、ティムール廟まで依頼する。流石にサマルカンドを代表する名所だけあって、デカくて壮麗である。でも写真的にはこの時間は逆光だった(なので夕方に戻って、写真だけをとることになる)。そして、ルハバット廟をチラッと見た後、レギスタン広場へ。更にデカい。建築物として圧倒される。
お腹がすいたということで、タシケント通りにある「ビビ・ハニム」へ。B&Bに併設されているレストラン。コーラ、ウズベキのパン、サラダ、プロフ(ピラフ)、マンティ(ヨーグルトがかかった水餃子)、鶏と牛の串焼きを注文。1人当たり26,250シム。観光地なのに目茶苦茶安くて、旨い。
レストランそばのビビハニム・モスクへ。地球の歩き方によると中央アジア最大級のモスクとのこと。
その後、そばにあるシヨブ・バザールへ。段々、目が巨大な建物に慣れてきて飽きてきそうなので、このような市場は旅のアクセントになってリセットされる。
で、気力を振り絞って、しばらく歩いて、アフラシャブの丘の南嶺にあるシャーヒズィンダ廟群へ。建物自体は美しいが、段々、巨大な建物に目が慣れてきて、もうどうでもよくなってきた。いつもながら、私の鑑賞能力のなさが露呈されてしまう。
タクシーにてサマルカンド駅へ。ちなみにタクシー運転手は「トレイン」という言葉も分からなかったので、電車の写真を見せたら納得して送ってくれた。
駅ではタシケント駅と同じような手続きを経て、電車に乗ろうとするが、どのプラットホームがいいのか分からない。電光掲示板をみても英語表示もないので分からない。で、駅員らしき人に聞いても、どのプラットホームになるのかは分からないと言い、電光掲示板に表示されている情報については、「オールド」と言う始末。世界遺産を有する都市の駅とは思えない外国人ノン・フレンドリーな対応であった。
しばらくすると、駅員が手前のプラットホームを指さし、慌てて列車に。無事乗車。6人掛けのコンパートメント。懐かしい感じの車両。タシケントまで約3時間20分の予定だったが、実際は3時間40分。駅を出て、白タクに15,000スムでホテルまで依頼し、ホテルに到着。11時を過ぎていて、外に出て食べるのも疲れるので、ホテル内のBarで軽い食事をする。当然、目茶苦茶高い。 21,626歩。
(写真:車内、サマルカンド駅、ティムール廟、レギスタン広場、プロフ、市場)
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