プロのあえぎを聴く

カンタチャナブリー→バンコク旅行記 7月18日(土)晴れ

おばはんと少女暑すぎて、ほとんど寝たという感覚がないまま、起きて、朝食(汁ソバと紅茶)をとる。チェックアウトをし、大通りに出る。3輪自転車に乗る。後部座席には2人乗ることができる。2人で30バーツ。値段が高いのかどうかは分からないが、おっさんは一生懸命こいでいた。

バスステーションにいき、チケット(エアコンバス)を買う。こちらにきたときより安い55バーツであった。しかし、乗ってみると以前あった水と濡れティッシュのサービスはなかった。昨日は暑くて寝られなかったので、車内で睡眠をし、バンコクに着く。路線バスに乗り、カオサンロードに行く。何件かの宿にあたるが、熊ちゃんの宿泊許可が下りず、少し離れたところにあったKS HOUSEにする。1部屋390バーツである(エアコン、シャワー付き)。部屋は思ったよりきれいである。 熊ちゃんナイス。休憩した後、30番、8番の路線バスを乗り継ぎ、東急デパートに行き、あのドリアンの切り身を100バーツ程度で買い、次に腹が減ったので、COCAという店でタイスキを食べる。結構美味しかったが、2人で500バーツ近くとられたのには、納得がいかない。

また、とぼとぼ歩き、ジムトンプソンの店でおみやげを買い、今日の目標であるムエタイを観に行くためにルンピニスタジアムに行く。1階席(500バーツ)か2階席(200バーツ)かを聞かれて2階席にしたが、十分よく見えるので正解であった(ちなみに1階席は日本人団体ツアー客によってほとんど占められていた)。試合を何試合か見たなかでは、いずれもKOシーンがなくて寂しかったが、本場の雰囲気(おっさん連中が、賭事に夢中になって、わめいている)を楽しめた。

帰る途中で、あのドリアンを食べてみようということになり、試食する。印象としてはまずくはないである。冷やして、レモンの絞り汁なんかをかければ結構いけるような気がする。味は比較のしようがないが、まったりとした濃い味であった。

宿に戻って、屋上のビアガーデンにいき、シンハービールを飲んだ後、寝ようとするが、数時間後、前の部屋からシャワーの音が聞こえ、「あーん」とエッチをしている声がかなり大きい音として、耳に飛び込んでくる。「これって売春でやつか」と思いつつ、耳をダンボにして、そのプロのあえぎを聞いてしまった。

(写真:おばはんと少女)

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