変更点
○身長ルールの変更
ナナエルが飛行しかつ相手が地上にいる場合、通常の身長ルールの代わりに以下のルールを使います。
- その身長差の値と同じだけ、すべての行動の修整値を大きくします。
普通の人間は身長4ですから、多くの場合『修整値+2』ということになります。 - その身長差の値と同じだけ、相手からのダメージを小さくします。
多くの場合、被ダメージ−2ということになります。
そのこころは
ナナエルは現状でもそれなりにバランスの取れているキャラクターです。
地上ではともかく、売りともいえる飛行状態の性能はそれなりに優れており、第二世代のキャラとも勝負はできます。
ただ、その飛行にまつわって苦しい要素がいくつかあるため、その部分に手をいれます。
ナナエルの苦戦の理由は、実は時代に大きく起因しています。
実はナナエルの元キャラである WingedGargoyleが作られた時代のルールと現状のLWのルールとの間に差があり、その差ゆえにナナエルは『意図せぬ性能低下』を強いられているのです。
具体的には、身長ルールに差があり。
現在では『身長が高ければ自分の赤行動の威力が上がる』というこのルール。
昔は『身長が高ければ自分の赤とオレンジの威力が上がり、相手の赤の威力が下がる』という、攻防両面でもっと広い範囲だったのです。
上記を省みて、ナナエルについては飛行時の性能を改善することで、バランス確保を行うことを提案します。
時代格差も考慮して、飛行中の身長差ルールそのものを特例扱いとし、過去よりも強い効果を持たせます。
これにより飛行しているナナエルは、高い戦闘能力を持つことになります。
なお、ナナエルにはそもそも『離陸前が苦しい』という課題もあります。
が、この点については『鳥が地上で弱いのは当たり前』という理由で、特に手を打ちません。
現状の初期体力の大きさと言うメリットで妥協できる範囲だと思います:相手が健全なら離陸はできなくても、一度「相打ち」してでも相手の隙を作れば、離陸はできるのです。
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