poco a poco





Op.1 とろとろとプロローグ。
好きという気持ちの自覚症状は、頭より心の方が先らしい。
2004/11/28
Op.2 彼に関することでは、日常の小さなことでも幸せになる。
そうして、ひどく臆病にもなるんです。
2004/12/13
Op.3 この気持ちの名前とか、意味とか。それからこれからどうなるのかとか。
考えてもそれでも、やっぱり・・・好き?
2005/01/31
Op.4 彼と僕と、なにが違うのでしょうね。
どうか身構えないで、ありのままの君を・・・。
2005/02/02
Op.5 友達を呼ぶときみたいに。
何気なく、なんでもないように呼んでみればいいのに。
2005/02/12
Op.6 それがたとえ万人に向けられる優しさなのだとしても。
期待してしまう気持ちが止められないから。
2005/02/12
Op.7 受け取ってもらえないものをわざわざ渡して、どうしようというのだろう。
この想いも。不条理な苛立ちも。
2005/02/12
Op.8 こんな風にいつだって、分けられてしまうことが。
ただ、悲しくて悲しくて。
2005/02/19
Op.9 胸のうちに渦巻く激情を、どうしたらよいのか分からないのだ。
こんな想いを抱えること自体に、慣れていないから。
2005/02/21
Op.10 怒っていても拗ねていても、泣いていても愛おしいと感じるけれど。
きみには笑っていてほしいんです。
2005/02/23
Op.11 手の届く距離にある、この愛しいぬくもりを。
感じたい。確かめたい・・・。
2005/04/02
Op.12 こんなにも愛しく想う相手と身体を重ねるのは初めてのことだから。
制御できない熱をもてあましているのは、同じことなのだ。
2005/04/03 軽くHありです。苦手な方はご注意を。
Op.13 深いところに感じる鼓動に。
恥ずかしさと、嬉しさと、なにかもっと別のいろいろな想いとが混ざり合って。
2005/04/10 裏に掲載。
Op.14 近づく気配が優しい笑みをまとって。
嬉しいですねと囁く甘い声を、うっとりと聴きながら・・・。
2005/04/20


啓太と両思いになる前の七条は
自分の殻の中に閉じこもってる、後ろ向きで鬱陶しい男だと思うのです。
でも、啓太と出会って、啓太がその殻を破ってしまって
そうしてさくさくといろんなことに自由になって身軽になって
解き放たれて、突き抜けてる状態だと思うのです。
いつもはその解き放たれている七条を書いているのですが
今回はその前の、うじうじな七条を書いてみようと思ってます。
途中で焦れてぽいぽいと先に進まないように(笑)
じっくり書くぜ! がひっそりと目標です。

全体はほぼ書き上がっているので
あとは各回ごとに、ぐぐぐと詰めて書き込んで
順にアップする予定でおります。
今のところ(・・・)全14話で完結する予定です。

しばらくの間お付き合いいただけましたら幸いですv
(2004/11/28)



完結です〜。

書き始めから5ヶ月かかって
ようやくいつもの七啓に辿りつきました(笑)
私の中での七啓のイメージを
なんとなくでも形にできた感じで嬉しい!

SSの多いETUDEですが、長編というのもたまには楽しいですね〜。
一つの話に長く掛かりきりというのは
いろんな意味で大変でしたが(笑) でも勉強になりました。

楽しんでいただけましたら幸いですv
(2005/04/20)