Page14

 

ここでは、吸血姫美夕・夕維についての感想・意見などちょっと気がついたことを話していこうと思います。

あくまで、私の個人的な感想(たいそうなものではないよ)なので軽い気持ちで見てください。


2004年8月8日(日)

「突然、鮮赤の池、現る!」

 

 サスペリア9月号を読んでの感想をひとこと。

 冒頭、突然に鮮赤の池が、夕維たちの前に現れます。そこに、 先月号で、嵬那が、首を一刀両断して倒したは

ずの鬼(偽者の嵬那)が、突然の池の出現に戸惑っている夕維にこう言います。(しかも自分の首を手に持ちその

首が喋っているのには驚きです。)「どうした?おまえの池だぞ?」「桜舞い、心は迷い漂う。おまえはいつまでそう

しているつもりだ?」と。そして、夕維はその言葉に吸いこまれるように池に向かって歩き始めます。しかし、それを

嵬那が夕維の腕を掴んで制止させます。夕維が我にかえると池とともにその鬼は消えてしまいます。いったい、あ

れは本当に鮮赤の池だったのでしょうか?それとも、夕維が創り出した第2の池だったのでしょうか?嵬那も池が

現れることを望んでいたのに何故、夕維を止めたのでしょうか?(まだ覚醒していない夕維が池に行くことは危険だ

と感じたからかもしれませんね)

 なにはともあれ、やっと嵬那と再び会うことができ、いつもの明るい夕維が戻ってきて何よりです。(嵬那と夕維の

会話をみていると何かほのぼのしますねえ。寝てしまうとまた嵬那が何処かへ行ってしまうので寝たくないという夕

維が言っていますが、よっぽど嵬那のことが好きなんだなあと思います。)

 一方、真乃はというと、碧(みどり)の頼みもあって夕維とこの先一緒に旅をすることを決意します。(これで、夕維

も少しは寂しさから解放されるかな?それにしても、碧もやさしいところありますね。)それにしても、真乃は男にも

女にも自由自在に一瞬で変わることができるようで便利なものですね(笑)。

 夕維が望んだか望まないかは別として、夕維が鮮赤の池の出現を導いたというのは、重大なことだと思います。

池とともに消えた、鬼ですが、何か嵬那と深い関係があるような感じですし。この先もまた、夕維達の前に現れるの

は確実だと思います。また、夕維も嵬那も池が実際に出現したことによって、池に対する想いに迷いが生じている

ようです。とくに、嵬那は兄を池から助けたいという望みもあるので心境は複雑です。

 次号からの新編を楽しみに待ちましょう。 


2004年7月4日(日)

「嵬那(本物)、やっと登場!」

 

 サスペリア8月号を読んでの感想をひとこと。

 先月号の最後に、夕維は、嵬那(?)が真乃に血を吸わせているところを目撃してしまいます。(かつて、自分が

嵬那にしていてもらっていたように)ここで、なぜ、真乃が血を必要としていたか?というのは、やはり真乃とあの

真乃によく似た男子生徒は同一人物だったからです。真乃は以前、夕維に「私、あなたに会ったことあるんだよ」

と言っていましたが、これは真乃が鬼(シ)に目覚める前のことでしかもこの時は男の子の姿だったので夕維は

気が付かなかったようです。鬼に目覚めた真乃は、池の呪縛から逃れられないことを知って、もう一人の(人間界

をうまく渡り歩く事のできる女の子)真乃を創り出していたのです。だから、女の子の真乃が夕維に血を与えた時、

男子生徒の真乃も気分が悪くなったということです。(人間でいう二重人格のことですね)

 ついに、嵬那(?)は、夕維を始末しようと襲いかかります。真乃も夕維を助けようとしますが、嵬那(?)には到底

かなわず、絶体絶命というその時、ついに本物の嵬那が現れます。どうやらこの偽物は、夕維の人の心の弱い部

分が創り出した嵬那の姿をした鬼だったようです。(うーん、神魔みたいなことをしますね)そして、いつもの様に嵬

那と夕維の鮮やかな連携でこの鬼をあっさりと倒してしまいます。それにしても、嵬那の登場は引っ張りすぎです

ね。(笑)もう少し早くから出てきてくれれば、夕維もあんな想いをしなくてもよかったのにと思うのですが。何はとも

あれ嵬那が戻ってきてめでたしです。

 話は戻りますが、今月号の冒頭に真乃は夕維に次のような説明をしています。鮮赤の池の夕姫、そしてその双

子の早姫も自分の池が欲しかった。しかし、早姫は人間のまま目覚めることなく一生を終えた。夕良と早良の二人

の子供を残して。その後、早良は、水の都と共に消えてしまい、残った夕良に早姫の血が引き継がれた。その血を

引き継いでいるのが夕維であるということです。だとすれば、偽の嵬那が言っていましたが、夕維には第二の鮮赤

の池を作ることができるのではないでしょうか。夕維がいつまで経っても池が見えないのは、早姫の血が、夕維に

第2の鮮赤の池を作ることを欲しているからではないでしょうか?

 今後、2人はどうなるのか、次号のサスペリアを楽しみに待ちましょう。


2004年6月5日(土)

「真乃とは同一人物?」

 

 サスペリア7月号を読んでの感想を今回もひとこと。

 6月号で、虚無僧(こむそう)姿の嵬那(?)に相対した時、夕維に「逃げて、今のあなたでは対抗できない」といっ

た声の主は真乃ということがわかりました。しかし、夕維は、嵬那の姿を見て逃げることができずに肩を嵬那に刀

で切られてしまいます。(傷の痛みよりも嵬那に切られたことのほうがショックは大きいですね・・・。)

 真乃は、怪我を負って倒れている夕維を見つけ介抱します。そこで、自分も夕維と同じ元は人間で、ある時、鬼

(シ)に目覚めてしまい永遠の時をさまよう境遇であることを打ち明けます。そして、夕維に自分と一緒にこの先、

生きていこうと言います。この真乃の誘いに夕維は、嵬那に切りつけられたショックが大きく返事をすることができ

ません。真乃はこの時、夕維の肩の傷を慰めるように舐めるのですが、この後の場面で6月号にも登場した正体

不明の男子生徒が気分が悪そうにして、真乃のクラスメートの寿々(すず)、可恵(かえ)の前に現われます。これ

は、真乃と男子生徒が同一人物ということを示しているのでは?と思います。夕維の血を吸ったために(血が強す

ぎて)気分が悪くなったのではないでしょうか?この後の虚無僧との会話でも「まだ、血をやっているのか?」と聴

かれていることからもわかります。そうだとして、夕維の血を吸うことの目的はなんでしょうか?虚無僧も含めて、

この二人には「鮮赤の池に帰る」というような目的もなさそうですし・・・。

 次号を楽しみに待ちたいと思います。


2004年5月9日(日)

「夕維連載再開!そして、つぶやきも再開(笑)」

 

 前回のつぶやきから3ヶ月余り、HPの更新自体もさぼっていましたが(スミマセン!)、夕維の連載の再開を機に

「つぶやき」も再開したいと思います。

 ついに待望の新章「桜舞漂泊」編がスタートしました。「水の都」編の最終話を見逃したのでなんとも言えませんが

嵬那とは離ればなれになってしまったようですね。夕維の登場は、雨が降る池の上(ほとりに能楽堂がある)で夕維

が悲しい顔をして佇んでいる場面から始まります。(雨という天気も今の夕維の心を表しているようで・・・)その能楽

堂で、能楽師と名乗る男と夕維は出会います。男は能を舞っているうちにその物語の中のヒロインの女性に恋をし

てしまいます。しかし、それは時代(とき)を越えた恋であり能を舞っているときしかその女性と心をひとつにすること

ができなくて苦しい。などということを夕維に打ち明けます。夕維は、その男性の心境が今の自分の嵬那への想い

と重ね合わせて、彼に永遠の眠り(吸血ですね)を与えます。ここまでが、「桜舞漂泊」編の第1回のあらすじですが

夕維が殆ど喋っていません(悲)。「水の都」編でどういう終わり方をしてこの場所にいるのかさっぱりですが、一件

落着で終わっていないことは明らかにわかります。また、この回の最後には以前、夕維と会ったことがあるという鬼

(シ)が出てきていますし、鬼との因縁はまだ終わっていないようです。

 さて、ここからは「桜舞漂泊」編の第2回についてです。第1回の最後に登場した鬼(シ)である女生徒(真乃(まの)

)との再開の場面から始まります。夕維の方はすっかり忘れていたみたいですが、ここからは夕維の回想シーンが

始まります。(この回想は、第1回の話でも所々でてきています。寿々(すず)、可恵(かえ)、真乃がでてきているシ

ーンは、回想だと思います。)真乃の友人である寿々は、能楽堂の池の橋で通りすがった男子生徒に恋をしてしま

います。しかし、その男子生徒は、付合っている(ふりをしている)他の女生徒を自分の主人(?)である鬼に生贄

として差し出すということをやっていました。彼自身は人間か鬼かはわかりませんが、真乃と髪型が違うだけで顔が

とてもよく似ていることからこの二人は無関係ではないように思えます。(そういう意味で寿々の感は鋭い!)そし

て、女生徒が虚無僧(こむそう)の姿をした鬼に襲われそうなところで夕維がでてきますが、虚無僧が帽子を取る

となんと嵬那そっくり(というか本人?)の人物でした。そこへ、夕維の耳に「逃げて、今のあなたでは対抗できない」

との声が・・・。この声は一体誰なのでしょうか?また、虚無僧の姿をしたのは本当に嵬那なのでしょうか?わから

ないことだらけです。連載再開からいきなりの超難解なストーリーでわくわくさせてくれますねえ。新章「桜舞漂泊」

編の今後の展開が楽しみです。


2004年1月25日(日)

「2003年冬コミ日記」

 

 ここ最近、つぶやきをしておりませんでしたが、サスペリア1月号を買い逃したために夕維の完結話を読むこと

ができませんでした(←何やってるのか)。この感想については、夕維のコミックスがでしだい書きたいと思います。

 今回は、去る2003年12月に開催されたコミックマーケット65に参加しましたので、その様子を美夕同人誌サー

クルさん関係を主に書いていきます。拙い文章ですがコミケの様子がわかって頂ければ幸いです。

 今回の冬コミは12月28日(日)〜30日(火)という年の瀬も迫った変則的な日程で開催された。コミケカタログ

には、「ビッグサイトがほかのイベントで埋まっていて、この日しかあいていなかった」と書いてあったが、コミケほど

多くの入場者を集めるイベントはないはずなのにどうしてと思ってしまう。(いつかは、クリスマスをはさんで開催し

たことも・・・)愚痴はさておき、幸いにも今回は28・29日と2日間参加することができました。
 
 

12月28日(第2日目)


 第2日目は、美夕サークルさんが多数参加する日である。10時の開催前に並ぶのはすっかり億劫になってし

まったので、今回もビックサイト前の広場や駐車場で入場を待って並んでいる人の列も解消されたであろう12時

頃にりんかい線の国際展示場駅に着いた。駅はアニメのポスターや垂れ幕が掲示されておりすっかりコミケモー

ドになっていた。この時間になると、10時から参加したであろう人達とすれ違うが一様に疲れた顔をしている。(

朝早くから並んだのだろうなあ)ビックサイトに入る前に途中にあるマクドナルドで昼食を取ることにしたのだが、

店先の張り紙にはなんと「12月27日夜〜12月30日の期間中はハンバーガー・チーズバーガーの販売は致し

ておりません」とあった。おもいっきりコミケの客を意識しているのか、利潤が薄いこの2つのバーガーの販売を

やめて高いセットを買わせようというのがみえみえである。腹立たしく思ってはみたもののビックサイト内のお店

はもっと高いので、あきらめてここで昼食をとった。

  腹ごしらえが済んで、体力をつけたところでビックサイトに乗り込んだ。3日間開催なので人も分散して混雑も和

らいでいるのではと期待していたが、そんな様子もみられずいつもどうりの人の多さであった。美夕サークルさん

のスペースがある東4・5・6ホールに入った。やはり女性向け漫画のサークルが多い第2日目だけあってすれ違

う人は女性が多いように感じる。美夕サークルさんのスペースの場所は事前に調べてあったが、なぜか今回は見

つけるのに苦労してしまった。(混雑していたからかな)

 美夕サークルさんは全部で8つあった。最初にすっかり顔なじみになっているサークル「あいむなむ」さんを訪れ

た。コミケにしか即売会に行かない私にとって、年2回しか作家さんと直に顔をあわせてお話することができない

が、あいむなむさんのHPで近況がわかっているため、久しぶりのような気がしない。冬コミでは、初の夕維本「凍

る月」を新刊として出されていたので購入した。あいむなむファンの私としてはいつもの美夕に代わって夕維がど

のように描かれているのか楽しみであったのだが、夕維のやさしさと強さがよくあらわれている良い本であった。

また、同人作家さんと顔を合わせて買った本というのは読んでいる時に、作家さんのことを思い浮かべながら読

めるという何ともいえない醍醐味があるので、即売会というのは今更ながらいいものだなと思う。

 この後はいつものとおり片っ端から美夕サークルさんの新刊を立ち読みしてしていった(いつもながらに迷惑

な・・・)。ここで、その中でも気に入って購入したものを幾つか紹介します。

 一つ目は、サークル「デイジー・ラック」&「花に風」さんの合同本「千年王国」です。今回の冬コミが美夕本の第

2作目ということで(これまではほかの漫画で描いていらしたらしいです)、美夕サークルとしては新しいのですが、

絵の線がとても綺麗です。本は漫画&小説で構成されていて、ストーリーもシリアスもありギャグもあったりと内

容盛りだくさんで読み応えがあります。これからも、この調子で美夕本を出して頂きたいなあと思う、今後注目し

ていきたいサークルさんでした。

 二つ目は、サークル「WONDER☆LAND」さんの「愛と勇気」です。今回は美夕のギャグ本で他の漫画のキャラも

でてきたりと賑やかなものとなっています。3つ目は、サークル「赤い雫」さんの「過ぎ去りし季節の夢」です。美夕

サークルさんとしては珍しいデジタルノベル(CD-ROM)です。今作で2作目となります。まだプレイしてないのです

が前作が面白かったので購入しました。楽しみです。

 同人美夕サークルさんを廻り終えたあとは、いよいよ本家の垣野内先生の関係のサークルを訪れた。2日目の

今日はいつもの「平野屋本舗」では無く、「しーな村」という先生の関係のサークルで新刊を販売していた。このし

ーな村は、あまり知られていないらしく人もまばらであった。今回も新刊を確実に手に入れる為に通販を申し込ん

であったので購入しなかったが、つい先日、新刊が届いたので紹介する。1つは、夕維のゲーム版キャラクター設

定集「夕維 千夜抄」でゲーム登場キャラの設定集であるが、巻頭にはゲームキャラが登場人物の漫画がありお

買い得な感じです。もう1つは、美夕と夕維の絵柄の便箋&ポストカードです。普段、手紙など書かないのですが

絵がきれいだったのでつい購入してしまいました。

 美夕関係を一通り廻り終えたので、会場内を一巡りすることにした。すると見覚えのある大きなポップがとある

サークルのスペースに・・・。それは、あずまんが大王のキャラクターであった。実は、この漫画の大ファンなのだ

が(DVDも全巻購入しました)、去年(?)連載が終わってしまって残念に思っていたところ、見渡すとあずまんが

関係のサークルさんがかなりあることにとても驚いた。その中のとあるサークルさんの本を読ませて頂いた所、原

作と同じ4コマ漫画でネタもなかなか面白いものがあった。ということで、幾つかのサークルさんで4冊も本を購入

してしまった。(美夕サークルさんで購入した冊数に匹敵するなあ(笑))

 次に、西ホール3階の屋上展示場で行われているコスプレ広場に向かった。今日は、天気も良く温かな日和な

ので、コスプレイヤーさんにとっても、一般参加者にとっても条件はとても良い。美夕関係のコスプレを探したとこ

ろ、なんと美夕が4人も集合しているのを目撃した。こんなに一度に沢山見たのは初めてであった。

 最後に、企業ブースを一巡りして、16:30頃ビックサイトを後にした。この日は、東京で泊まって次の第3日目

もコミケにいったが、ここではその内容は省かせてもらう。
 
 コミケに参加し始めてから6年目となりますが、まだ1回も休んでいない(全開催日参加ではないですが)ことが、

我ながらすごいなと思います。それだけ美夕サークルさんが頑張ってくれているということではないでしょうか?

もし、美夕サークルさんが無くなるか、数が極端に少なくなったとしたら、コミケに行こうというパワーは沸いてきま

せん。これからも、美夕が盛り上がるように同人誌を出して頂きたいなと思います。


つぶやきRoom Page1へ つぶやきRoom Page2へ  つぶやきRoom Page3へ つぶやきRoom Page4へ つぶやきRoom Page5へ

つぶやきRoom Page6へ つぶやきRoom Page7へ  つぶやきRoom Page8へ つぶやきRoom Page9へ つぶやきRoom Page10へ

つぶやきRoom Page11へ つぶやきRoom Page12へ つぶやきRoom Page13へ

このページに関するご意見、ご感想をお気軽にお送り下さい。