99’4.7〜4.27
- 4月27日 「ラ・カージュオ・フォール」
- 市村さんって年間にどれだけの舞台に立つのだろう…始まる前にふと思った。 別に市村さんをおっかけているわけじゃないが、何回かの舞台に1回はみかけるぞぉ〜(^^ゞ。 これがかなめさんだったらどんなに嬉しいかぁ〜なんて(笑)(だったら私は破産してるからいいけど)。
なーんの予備知識なしに行って来ました。名前は耳にしてたし、市村さんがオカマちゃんの役だってことも 知ってたけれど、あとは全く白紙。舞台みるの好きなわりにゃ知識に乏しいなぁと実感しちゃった。 映画「Mrレディ・Mrマダム」のミュージカル版なんだぁ・・・
3階の一番前で観劇。この劇場、ミュージカルするにはやっぱり大きすぎるなぁって実感。 天井も高いし、スコーンと抜ける気がする。日生劇場や青山劇場ぐらいの大きさまで のほうがみやすいよね。市村さん3階までがんばって気ィ配ってくれてましたけど(笑)外も暑い日だったけれど、それ以上に熱い舞台でしたね。この間の「ATOM2」に続いてこれまた大笑い。 今月は何見ても笑ってばっかりだわ(^^ゞ。
1幕のラストの「I am waht I am」には不覚にも涙しちゃったの…。 アルバンの傷ついた心がかわいそうで、 そして、板ばさみになってそれを伝えなければならかったジョジュルの気持ちが痛くって… (2幕見ながら、泣いて損したって思ったけれどね(笑)。)
こんなに極端じゃなくても、親と子の関係ってこんな感じなんだろうね。 「親の心子知らず」ってよく言うけれど…我が身に置き換えて反省^^;。2幕の最初にジャンの感情が爆発するんですが、 きっかけがあったとはいえ、あそこで叫んだことは本心なんだよね。普通の家庭が良かった…って。 でも、アルバンを愛しているということも事実なんですよ。だからこの話切ないの(;_;)。
舞台中の「アル中の母親の方がホモよりも理解しやすい」っていう台詞には納得したもの、 やっぱりびっくりしちゃうよね。いきなりアルバンが母親ですーって出てきたら。 まあ、結局そう言う状態になちゃうんだけれど(笑)。
最後は、ドタバタハッピーエンド。ほんともうドタバタって感じなのぉ〜。 性別なんて関係ない、いちばん何が大事なことかそれを見失うことなければ、幸せになれるよーって、 メッセージもらったよ。
「Time of Life」(曲名違うかもしれません)の合唱はなんだか、元気がでる!!。 いっしょに歌って…手拍子して、手痛かったよー。千秋楽前日ってことも あってか、異常に盛り上がったカーテンコールでした。出演者の方もにぎやかでした。まずは… 市村さん、オカマの役やらしたら右に出るものはいないわね(笑)。つぼを得てるっていうかぁ…
そして、こんなにやたらサービスのよい人も…いないかもしれないなぁ。
岡田さんも素敵でしたね。悲しいかな3階にいるとちょっと台詞が聞き取りにくい…それと、 もうちょっとだけ歌が上手いということないですね。雰囲気が抜群でキザな台詞が似合う、 出てきただけでパリの香りがぁ〜。いいすぎか(笑)。 「分かっちゃいないのよ、私も分かっちゃいない」アルバンに言っているのだけれど、 自分に言っているみたいなこの辺りのくだりが好きでした。若いカップルのおふたり。この作品の中では唯一清涼感あふれる二人でしたねェ。 ジャン・ミッシェルの吉野圭吾さんは、 ゛分かっちゃいない゛やつではありますが、どこか憎めないかんじがよかったです。 人気のある方らしいのですが、お顔と名前が一致したのは始めてでした。なんか人気あるの分かるような気がする …。アンヌ役の風花舞ちゃん。クルックルッって・・・踊れるのは分かってますがぁ…なんで 登場するたんびに踊ってんでしょうか…いつもシェネして出てくるの??と突っ込みいれたくなりましたが、 可憐でよかったんじゃないでしょか。まあ、この手の役は宝塚の娘役がもってこいですね。
日向さーんも、舞台みるの久しぶりなんですが、あいかわらず楽しそうなお顔してぇ〜(^^ゞ。 市村さんのテンションに負けてないのがよかったっす。設定がご本人とだぶるのですがぁ…(笑)
してから、忘れられないのがぁ^^;ダンドン婦人の森公美子さん。厳格な夫の隣で、羽目をはずしたくって うずうずしている様子がおかしくてねぇ。最後にみせてくれたダルマ姿にゃびーっくり(゚o゚)。 その後のダンドン議員のいかつい女装が落ちのはずなんですが、その前に落ちてて、ものすごいかっこ させられてんのに負けてましたからねぇ(笑)。大笑いして、とぉーっても言い気分で劇場を出た私。帰りの電車の中では「I am What I am」の曲が ずっと流れてた。「私は私」…そう言いきって生きていくのは理想だけれど、同時に そう言い切れるだけの強さが必要なんでしょうね。
- 4月23日 「ATOM2」
- いつまでも少年の心を持った男達(笑)、そしてちょいと頭切れてんちゃうかーてな男達(失礼!!)。 ステージは熱くて、テンポ良く2時間歌いっぱなし、しゃべりっぱなし、踊りっぱなしの笑いっぱなし・・・・ものすごくエネルギッシュ!!
次から次へと出てくるのぉ…いろんなものが…
小道具の使い方もすごくて、たて笛がホロポロ出てきたときには やられたぁって思った。
もうねおつかれさんですといいたい(^^ゞザ・コンボイ・ショーの舞台観てきました。彼らの舞台は2回目です。この前の時は、ダンスショーだと思って 行ったもんで唖然として見てた。オペラグラス忘れてあんまり人の顔も見えなかったんで、 笑ってるんだけれどどっかに?マーク飛ばしてるみたいな(笑)感じでした。
ここ最近ものすごい勢いで人気が出てきているようだし、、 ロビーに入るとオリジナルグッズや、 CDやビデオまで売ってあるし、警備員の数もすごくなってて、なんかロビーのテンションも熱かった。 ビデオが流れてて、なんかスマップのプロモーションビデオの様だとなんか笑っちゃった ・・・いや野猿か・・・
客席は80%以上が女性なんじゃないかしら…。うちの弟もあれのどこがいいのーとかのたまわったから、 男の人には受けないのかなぁやっぱり。今回もね、どーだったって聞かれたら大笑いしてきたって言うだろうねェ。もちろんすごーくかっこよくて、 ところどころすっごーって感動してきたんだけれど、なんせお腹痛かったもの(笑)。
でも、それがいいのだろうね。かっこいいだろうーって押されるとかえって暑苦しくなるかもしれないし。 どーやらキャラクター分担ははっきりしているらしく、お約束ってかんじのギャグもあって、 そういうのになると客席の反応もものすごい(∩.∩)。待ってましたって感じの笑いでね。
ほろっとさせておいて笑いにもってく…舞台構成的にも、パターンがあるらしく、ところどころ 前回の舞台がフラッシュバックしてくる。これが偉大なるマンネリとなるか・・・それとも またかぁ〜って感じになるのかは、この先わからないが、とりあえずまたみたいなぁって思った。
とおーってもみやすいお席で見せていただいたので、顔もちゃんと判明。橋本拓也さんの声と、 黒須さんの踊りがなんかね好きみたい。タップもすごかったっす。この間からの42ND のタップとはとは雰囲気が全然ちがってシンプルでかっこよかったなぁ。
男の人ってある程度年齢いって、8人でつるんでてもも渋くってかっこよくっていいねぇ・・・ 女性だと、若い時はかわいらしいけれど、30も超えると8人並んだ舞台なんてあんまりみたくないよなぁ (10年後のモーニング娘なんぞみたかない)(笑)。 4人ぐらいの芝居はよくあるが…ただもっと現実感ある出し物になっちゃいますものね。
ちょっとはまっているんじゃないって??(笑)いやいや、これを何回も見る体力は私にはないです。余談ですが…山下達郎の「アトムの子」って曲を踊っていたが、この曲最初に気いた時はアトムぅーって あの鉄腕アトムをすぐさまイメージしちゃたんだけど、アトムって原子のことだったのねぇって 舞台みて納得しました(笑)。でも、舞台でも鉄腕アトムのかぶりものして踊ってたね…
- 4月20日 「プラクティカル・マジック」
- サンドラ・ブロックとニコール・キッドマンの映画の試写会みてきました。
試写会始まる前のおねーさんのお話じゃあ。 「プラクティカル・マジック」とは直訳すると゛実用的な魔法゛だという…。さて実用的な魔法とは… と見始めたんだけれど・・・・
B級ホラーかオカルトか、それともコメディか…ってな雰囲気(笑)。でも、最後はなんだか ほっこりかわいくって、おもしろい。2人とも魅力的だしねェ。
もらったチラシには「ふたりは特殊な能力をもっていた…」って書いてあるの。「恋した男性を振向かせる ことができる不思議な力と…」しかしねぇそれが魔法だとは思わなかったね。 魔女よ魔女。ほんまものの・・・・。んなアホなぁって思っているうちに惹き込まれてた(笑)。ちっちゃな島の海の見えるお屋敷。魔法を使える家系なんだけれど、その家の女性に惚れた男は 必ず不幸になってしまうといわれ、村八分。それでもたくましく生きる二人の叔母さんがとてもいいの。 見るからに魔女ーってかんじで(笑)。とぉーってもコケティッシュ。お屋敷もいかにも魔女の館って 感じにつくってあって可愛いよ。そういうところだけ見ているとファンタジックなお話なんでけれど、 人が死んだり生き帰ったり…気持ち悪い(笑)。ヒキガエルがぞろぞろとか…(^_^;)
自由奔放な恋をするニコール・キッドマン(この人こんな役ばっかりねぇ。確かに官能的ではあるけど) の男性が原因で、事件が起きるのだけれど、 最後はハッピーエンド。皆で魔女のかっこして、屋根から傘持って降りたりしちゃうのよ〜。 ほんまばかばかしいが、とおーっても楽しかったァ(∩.∩)。
なんだか感想になってませんね(^_^;)。- 4月17日 「仮定の医学」
- 清水ちみなさんの「家庭の医学」ならぬ「仮定の医学」。友人に勧められて読んだんだけれど・・・ もう笑っちゃう。私もお薦めします。でも、冗談の通じない人は読まないほうがいいかも。 理屈っぽい人には特にお薦め(笑)。
日常の生活の中で、こういう時ってなんでかしらこうなっちゃうよなぁって、それについてとりたてて 考えずに感じていることってたくさんある。それが偶然のことなのか個人差があるのか… 単なる思いこみなのか・・・
そんな知らなくてもいいけれど、気になるぞっていう体についてのうんちくです。はっきりいって馬鹿馬鹿しいんですが・・・(失礼)。
例えば、「怒りやすい人は骨も折りやすい」なんて仮定を立てちゃうわけです。その根拠っていえば、 (怒りやすい人はカルシウムが足りない(これよくいいますよね)→カルシウムが足りないと骨折しやすくなる。) =怒りやすい人は骨も折りやすい。なんだそうです。
ここまでなら私でも書ける(笑)が、これを専門の先生のところに行って、ちゃーんと調べているんですよ。 それがおもしろいっていうか・・・こういう医学にかかわる先生って、なかなか味がある(笑)。 反応がね、すごく真っ直ぐで真面目なんですよ。YESもNOもね。
このカルシウムの話ぐらいならまだ良いが、「耳毛のはえている人は肝臓が悪い」だとか「胸の 大きい人はばかだ」とかってどう切出して聞いたんだろう…
一応医学的なことをちゃんと答えとして出してあるので、体のことで知らなかったこととか思い違いしていた こととかもあって、なかなか為になるかもしれないぞ。でもね、そういった話だから… 先生の話、頭がウニになるの(笑)。 だから、いっぺんに読むよりもちょっとずつ読んだほうがいいかもしれない。もともとは何かの雑誌に企画 として掲載されていたものらしい。その掲載時に読みたかったなってちょっと思います。
医学的根拠はなくても、専門の先生違うといわれても、そうだよねぇっていうような仮定もあるもんで、 やっぱり人間って、これはこうだって割り切れない部分が多いのかもしれないね。
ここにはなかったんだけれど、この本読んで私が気になっているいい伝え、 「おへそのゴマをとると お腹をこわす」っていうのホントなんだろうかねェ・・・・聞いてみたくなった。- 4月7日 「エバー・アフター」
- またまた、試写会に出かけて参りました。今回は「エバー・アフター」、有名な童話「シンデレラ」のお話です。 現代のシンデレラは、たくましい。ドリュー・バリモア扮するチャーミングな 表情にすっかりとりこになってしまいました。
ストーリー的にもものすごく面白かったです。グリム兄弟がある老婦人から、民話「灰かぶり姫ーシンデレラー」 のモデルとなった女性を知っているといって、話はじめるところから始まります。 そう、ダニエルのお話なのです。
童話の中のシンデレラは、いつまでも少女なのです。いつか王子様が迎えにきてくれると、信じて待っている少女。 でも、ダニエルはどんどん成長していくのです。まあ、あの継母にいぢめられながら よくもこれだけ素直に育ったものです。よほど幼少期のお父様の育て方がよかったのでしょう。
゛じっと耐えていれば、よいことがある゛ではなく、幸せは自分の手でつかむのだとばかりに行動的な ダニエル。2人の出会いから、舞踏会までの流れに無理がなくていいのです。
結末はご存知のとおりハッピーエンド、でも、それにいたるまでの紆余曲折はなかなか見ごたえありですよ。そして、なんといっても衣装、セットの素敵なこと。ドリュー・バリモアが仮装舞踏会で 着るドレスはもうまばゆいばかりです。少しアンティークなドレスがまた良く似合っているの… 彼女の衣装を見ているだけでも楽しめます。
継母はアンジェリカ・ヒューストン。この人がやるということを前提にこの継母を書いていった と言うだけに、まさにはまり役でした。鬼のような継母というよりも、 自分の子供のことに一生懸命になりすぎている おろかな母親。今でいう教育ママ的なつくりになっています。
まったくぅ〜ひどいわぁ〜って思う行動ですが、このぐらいなら本当にいそうって思えるぐらいなのが よかったと思います。映画の中ではフィクションとして語られているのですから…
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