クイーンズランドの熱帯雨林

ケアンズ旅行記 9月22日

アーミーダック今日は、世界遺産の一つであるクイーンズランドの北東部の熱帯雨林を観察することとする。お勉強によると、世界で最も古い熱帯雨林であるとのこと。今回のツアーは、カンガルーサイトシーイングツアーの「キュランダと高原列車の1日観光」Bコース(スカイレール付き)である。一人175A$である。高い。

まずバスで出発し、スカイレールの駅へ。スカイレールとはケアンズ〜キュランダ間を結ぶ世界最長7.5KMのロープ・ウェイである(ガイドによると、最近日本のどこかに世界最長記録は抜かれたとのこと)。このロープ・ウェイの特徴は、できるだけ環境に配慮して、全ての建材をヘリコプターで運び、大きな木は6本しか切らなかったとのこと。本当かどうかは分からないが、乗ってみるとなるべく木を切らないようにしている努力は見て取れる。

頂上に着くと、レインフォレストステーションのワイルドライフパークへ。ここではアーミーダックという第二次世界大戦中にアメリカで作られた6輪の水陸両用車で熱帯雨林を見て回るのがメインである。45分間、普通の車では困難なところをグイグイと進みながら、植物や動物の話を聞かしてくれる。川に入るとスクリューで進む。ワニが出てきたりしたら、USJみたいで面白いのにと思っていたが、見られたのはトカゲぐらいであった。なんてことはないが、先ほどまで車だったものが、川を進んでいるっていうのは楽しい。

アーミーダックが終わると、コアラの小屋に行く、相も変わらず、気だるそうに生きているコアラ。いいなー。カンガルーやワニの餌付けの見学の後、コアラの抱っこ写真を撮ることにする。13A$であるが、K嬢はお構いなしである。気持ちは分からないでもない。コアラの抱っこは他の州では禁止されているところもあり、今後経験できないかもしれないからである。

バスはキュランダ村に行き、そこにあるレストランで昼食。俗にいうバイキング形式である。その後、自由行動と言われたのだが、土産物屋さんには全く興味がない私には、時間をつぶすのに苦労した。ただ、赤い屋根のアイスクリーム屋はかなり美味しいと書いておこうと思う。

そこから、高原列車に乗ってケアンズに帰ることになる。この列車は木造でレトロ感覚にあふれたもので雰囲気はある。窓には渓谷の美しい景色が流れている。途中でバロン川の滝が見られるが、今は乾季のまっただ中なので、ちょろちょろって感じである。

今日のツアーはこれで終わりである。

ディナーはギリシャ料理のヤニーズ・グリーク・タベルナにした。ギリシャ料理っていうものを食べたことがなかったので、興味があったのだ。

セットメニューを頼んだ。まず、蛸などの前菜が出て、チーズの焼いたものとイカのフライをマリネっぽくしたものが出てきた。うまい。ホタテの料理(目茶旨い)とサラダが出てくる。もう、腹が一杯だなーと思っていると、とどめにメイン料理メインの羊と鶏のグリルがやってきた。もういらないと思っても、残せない性分の私。頑張って食った。最後は無理矢理食ったがそれでもうまかった。こんなに美味しいとギリシャに行きたくなってきた。ビールも頼んだが、二人で58.5A$。6時に店に入って、6時45分までに注文していたので、25%引きになった。目茶安い。皆さんもここに来るときは6時に行きましょう。大満足。ギリシャ料理は、人の話によると、イタリア料理をあっさりさせた感じとのこと。なるほど、そのような感じである。

帰り途のソフィテルでスロットマシーンをする。2セントでやっていたのだが、かなり楽しめる。劇的に儲かりはしないが、損にもならない。結局チャラで終わった。グー。

(写真:アーミーダックとメイン料理)

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