ホーチミン堪能

ホーチミン旅行記 2月20日

バイクの群れ朝起きて、ホテル1階のレストランで、バイキングスタイルの朝食を食べる。その中の一品で、ビーフンのラーメンがあったので、それを注文する。スープにちょっと酸味があって美味しかった。

ホーチミン観光一発目としてまず、旧大統領官邸に行ってみることにする。外はそれなりにどっしりとして、威厳があったのだが、中は以外と質素で、ちょっと寂しい。インパクトに欠ける感じである。

ちなみにホーチミンの街には車は少なく、とにかく、バイクだった。タイとは違い、スーパーカブがメインなため、タイと比較して、時速にして10km以上のろくて、死ぬほどの恐ろしさを感じない。しかし、ここホーチミンでは信号はほとんど意味をなさず、大きな通りでも、信号機に関係なく、我々歩行者は渡っていかなければなりませんでした。とはいえ、いつまで経っても横切っていくバイクはとぎれないので、一定の速度で強引に前に進んでみると、バイクがよけてくれることに気が付いてきました。最初はかなり怖いが、慣れてくると、何とかなってくる。そして役に立たない信号機は日本製であった。経済援助なんでしょうか。

次に、戦争博物館に行ってみる。ベトナム戦争の資料を展示してあり、中庭には当時の戦車や飛行機が置いてあった。この博物館は規模的には小さいけれども、それなりに見応えがある。しかし結局、あの戦争はなんだったんだろうか。

次はベン・タン市場に行った。休みの店も多く、ひっそりしていたが、庶民の市場らしく、野菜の売っているのを見ているだけで私には楽しかった。

その後、宿に戻って仮眠をした後、ホーおじさん記念館に行く。ホーおじさんとは、当然ホーチミンのことである。さて、この記念館であるが、外観はピンクでラブ・ホテルのような雰囲気である。中の展示物はこちらの勉強不足でなんのことかよく分からなかった。その後、外国人の集まる安宿街に行ったが、バンコクのカオサン通りをせこくした感じで、これといったものは目に入らなかった。

ホーチミンの市場ディナーは豪勢に行ってみようということになり、ブルージンジャーという店に行く。生春巻き、エビのすり身の下に餅をしいて油で揚げたものにたっぷりのゴマと刻みネギをかけたもの、鶏肉の炒め物、魚の酸味のあるスープ、豚の照り焼きとご飯、オリジナルカクテル(ジンジャーウェルカムという名のカクテルはすごく美味しかった)、タイガービール、ジン・トニックを頼んで3人で60万ドン。日本人の感覚では安いけど、多分現地の9割以上の人はこんな値段の料理を食べたことも見たこともないのではなかろうか。僕らが吉兆にいくようなものなのだろう。さすがに値段がはっているだけあって、繊細な味のごちそうを楽しめた。だけと、昨日の晩の15万7千ドンとどれだけ味がちがうのかと言われると、それほど味の違いはないといえるだろう。若い4人の女性が民族音楽を演奏してくれたり、従業員のサービスなど全ての雰囲気の差がこの値段になってくるのだろうが、もう一回行くとするならば、昨日の晩の店に行きそうだ。

その後、無名ホテルの屋上で酒を飲むが、広いスペースに私たち以外に客はないし、併設しているネオンが寂しいマッサージ小屋もどうも胡散臭いので、一杯だけジン・トニックを飲んでホテルに戻って寝ることとした。

(写真:ホーチミンの街の風景)

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