世界遺産ハロン湾

8月26日(日)

ハロン湾今日も暑い。天気は晴れ。どうやら台湾ではひどい台風に見舞われているらしく、不謹慎かもしれないが、そのおかげで、こちらは雨期なのに晴れ渡っている。今日は、ツアーで 世界遺産ハロン湾に行くことになっており、私たち以外に、ケーキ職人さんの女性も参加している。車で飛ばし、チキンレースをすること、約4時間。無事、あの世に行くことなくハロン湾に到着。クルーズ船に乗り、まずは昼食。エビの蒸したものや、揚げ春巻きなどが出て来たが、それなり満足。デザートはバナナ1本。私はサルなんだろうか。船の外の風景を見る。ベトナム初の世界遺産だけあって、湾には、中国の山水画のような奇岩が並んでいて、幻想的な雰囲気である。ただ個人的見解を述べさせてもらうと、海と世界遺産ということならば、ニュージーランドのミルフォード・サウンドで見たフィヨルドの素晴らしさの方が感動的であった気がします。ごめんなさいハロン湾。

ティエン・クン鍾乳洞船は途中で、1993年に発見された ティエン・クン鍾乳洞の近くで停泊し、我々は洞窟を見学。なかなか広くて立派な鍾乳洞である。しかし紫やピンクや青などの様々なライトアップや龍に見えるとされる鍾乳石の龍の目にあたる部分に赤い色のライトを埋め込んだり、ちょっと演出のやりすぎ感あり。ま〜、ご愛敬でこれがアジア的でいいのかもしれませんが...。加えて、日本だったら、出口のあたりに、鍾乳洞まんじゅうなんかを売ってそう。ちなみに鍾乳洞への入り口まで、ちょっとした階段をのぼりますので、歩きやすい靴で行かれた方がいいです。

クルーズ船見学後、船はもとの船着き場に戻り、また4時間程かけてハノイに戻ることになる(途中、恒例のお土産店での休憩あり)。ちなみに今回は夕食がセットになっており、ハノイ市内のレストラン、LE TONKINへ。そのレストランはコロニアル風な建物であるからにして、高級フランス料理レストランな雰囲気。ということで見かけは良いですが、食事の提供内容及び料理の盛り付けに関しては、ツアー外国人観光客向けのコース内容のためか、全く気合いが入っていない感じ。デザートに至っては、クルーズ船のランチと一緒でバナナ一本。ん〜、なんだかな。作り手の情熱が感じられない。天下のJTBさんもいったん見放したらどうでしょうか。

・26日の歩数:7,854

(写真:世界遺産ハロン湾、鍾乳洞、クルーズ船)

旅行記 第3話(ハノイ満喫)に進む】
旅行記 第1話(いざハノイへ)に戻る】