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FBI公式FAQ 私的翻訳:その2。

このページは。

Lost Worlds の公式サポートページが Firelight Game Comany のページにあります。
そこにはFAQも載っています。
こちら:https://firelightgames.com/lost-worlds-fantasy-combat-game-books/faq-lost-worlds/
このページでは、上記の翻訳を掲載します。
かなり量があるので、翻訳は幾つかのページに分割しています。このページでは、キャラクター本ごとのFAQとエラッタについて、です。

翻訳は友瀬によるものです:怪しいと思ったら原文を参照してください。
(この翻訳は、本家ページの2008.May.2版を元にしています)

Greyseaシリーズ

以下に各キャラクターごとに、修正・明示化・Q&Aを記載します。なおこれらについては複数の版が存在しているため、すでに修正されているものもありえます。

GSE5001 "Arcanthus" the Sage

特になし。

GSE5002 "Daniel" the Pirate

  • 修正:カバーイラストは Rick Emond になります。
  • 修正:キャラクターシート行動42「Fake High」のダメージ修正は+1が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動12「Fake Low」のダメージ修正は+1が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動22「Parry & Punch」のダメージ修正は S が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動44「Leap & Swing Down」の遠距離行動値は50が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動16「Jump Away」の遠距離行動値は62が正しい。
  • 修正:49ページの行動制限は「次の行動は制限なし。もし得点ページを開いているならば、わたしはこのターンの間のみ有効な3ダメージを受けます。」
  • 修正:52ページにおける、行動58の結果は17が正しい。
  • 修正:58ページにおける、行動58の結果は17が正しい。
  • 修正:60ページにおける、行動58の結果は17が正しい。
訳注:49ページのコメントについて。
そのターン限りのダメージなので、このターンにこの3ダメージで相手を倒せなければ事実上効果なし。
別の言い方をすれば『1vs1であれば、残り3ダメージの状態で当てれば勝ち』。いわゆる『気絶狙い』攻撃と言えます。

GSE5004 "Chester" the Jester

特になし。

GSE5005 "Thorgal" the Wyrm Slayer

特になし。

GSE5006 "Wyrm" the Dragon

特になし。

GSE5008 - Stegosaur - Dino Series

特になし。

GSE5009 - Pachycephalosaur - Dino Series

特になし。

GSE5010 - T-Rex - Dino Series

特になし。

GSE5011 - Triceratops - Dino Series

特になし。

GSE5012 - Pinacosaur - Dino Series

特になし。

GSE5013 - Allosaur - Dino Series

特になし。

GSE5016 - "Zzz..."the Zombie

  • 修正:カバーイラストは Rick Emond になります。
  • 修正:キャラクターシート行動38「Turn&Throw」のダメージ修正値は2ではなく4が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動22「Aim&Throw」のダメージ修正値は1ではなく3が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動22 の遠距離行動値は60が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動26「Shriek Terror」の遠距離行動値は58が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動16「Jump Away」の遠距離行動値は62が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動64、遠距離「Punch」のダメージ修正値は−5が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動60、遠距離「Throw Rock」のダメージ修正値は4が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動20「Duck & Get Rock」は、「Duck」が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動8「Dodge」は「Dodge & Get Rock」が正しい。
  • 明示:Zombie はLuck,Tactic のどちらも持っていません。
  • 修正:15ページのタイトルは「Down Swing」ではなく「Thump on head」が正しい。
  • 修正:28ページにおける、行動38の結果は19が正しい。
  • 修正:29ページのタイトルは「Duck & Get Rock」ではなく「Duck」が正しい。
  • 修正:29ページのコメントは「次の手番はオレンジが選択できません。ただし青の行動で得点すれば+1されます。(P*)」が正しい。
  • 修正:30ページにおける、行動22の結果は19が正しい。
  • 修正:30ページにおける、行動32の結果は19が正しい。
  • 修正:30ページにおける、行動38の結果は19が正しい。
  • 修正:30ページにおける、行動42の結果は43が正しい。
  • 修正:29ページのタイトルは「Dodge」ではなく「Dodge & Get Rock」が正しい。
  • 修正:33ページのコメントは「岩を拾ってもかまいません。次の手番は制限ありません。もし Thump,Punchで得点できれば+1されます。(P*)」が正しい。
  • 修正:63ページのタイトルは「Shriek Terror」が正しい。

GSE5019 - "Horras" the Hobgobli

特になし。

GSE5020 - Medusa - Greek Mythos

  • 修正:キャラクターシート行動24「Down Swing Smash」のダメージ修正は+3が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動32「Thrust High」のダメージ修正は+1が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動14「Thrust Low」のダメージ修正は+1が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動38「Power: Gaze」のダメージ修正は+1が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動48「Constrict Foe」の色は青が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動6「Tail Whip」の色は赤が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動16「Slither Away」の色は黄色が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動16の遠距離行動値は62が正しい。
  • 修正:キャラクターシートの行動カテゴリ「Snake Attack」は「Power」が正しい。
  • 明示:Medusa はTacticsを持っていません。
  • 修正:29ページのコメントは「次の行動派制限ありません。もしなんらかのSkill,Powerで得点できたなら、+3します(P*)」が正しい。
  • 修正:37ページのコメントは「次の行動は青が選択できません。オレンジの行動で得点できたなら、+2できます」が正しい。
  • 修正:49ページのコメントは「もしわたしがこれまでに5点以上のダメージをうけているならば、わたしは石化され、あなたの勝利となります。次の行動はオレンジが選択できません。」が正しい。

GSE5021 - "Gildersleve" the Dwarf

  • 修正:キャラクターシートの行動6、行動48の遠距離行動値は56ではなく60が正しい。

GSE5024 - "Ursa" the Bugbear

特になし。

GSE-5007 "Felina the Tiger Lady"

訳注:公式サイトには記載がありませんが、海外YAHOO掲示板にて FBI社 Rick氏より、以下のエラッタが明示されています。
このキャラのHJ版であるQBエリナにおいても、同様の修正が示されています。

  • 修正:47ページの行動制限は「次の手番は青が選択できません。〜〜〜」が正しい。

NOVA Games シリーズ

以下に各キャラクターごとに、修正・明示化・Q&Aを記載します。なおこれらについては複数の版が存在しているため、すでに修正されているものもありえます。

訳注:ここに挙がっているもののうちいくつかは、邦訳版第二シリーズ(1009バーバリアン〜1016レッドマジックカードセット)に同封されているQ&Aにも記載がありますが、逆にそのFAQとは相反するものも存在します。
各本に振られている番号は、NOVAでの番号振りで、邦訳版とはまた違っているのも興味深いところ。Woman in scaleは番号が若い(早い時期からある)のに邦訳されていなかったり・・・Man in Chain と似ていることから後回しとされたというところか?
実用的じゃない恐竜なんて出さずに女剣士訳せよ!と思ったのは友瀬だけじゃないはずです(^^;;

Man in Chainmail w/ Sword and Shield (Nova #1001)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。
  • 修正:キャラクターカード裏面、「36:強打」の解説は無視してください。
  • 修正:全ての偶数ページにおける、行動36の結果は0が正しい。
  • 修正:28ページにおける、行動6の結果は45が、行動8の結果は19が正しい。
  • 修正:58ページにおける、行動54の結果は57が、行動60の結果は13が正しい。
  • 修正:64ページにおける、行動54の結果は53が、行動60の結果は57が正しい。

Skeleton w/ Scimitar and Shield (Nova #1002)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。
  • 修正:28ページにおける、行動6の結果は45が、行動8の結果は19が正しい。
  • 修正:58ページにおける、行動54の結果は57が、行動60の結果は13が正しい。
  • 修正:64ページにおける、行動54の結果は53が、行動60の結果は57が正しい。
  • 明示:魔法その他の効果適用について、スケルトンは「アンデッド」とみなします。

Dwarf w/Axe (Nova #1003)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。
  • 修正:キャラクターシート行動32「Thrust - Hook Shield」の遠距離行動値は54ではなく60が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動36「Downswing Bash」のダメージ修正は+5ではなく+3が正しい。
  • 修正:キャラクターシート行動24「Downswing Bash」のダメージ修正は+4ではなく+2が正しい。
  • 修正:9ページのコメントに追加「もし53ページを見ており、わたしが盾を持っていないならば、55ページを開く」

Q. 何故ドワーフは剣を使えないのですか?

A. もともと剣を使えるようにデザインしていません。イラストレータにそれを正しく伝え忘れてしまい、こちらがチェックするころにはほとんどの絵が仕上がってしまっていたのです。

訳注:要は『絵には剣があるようにみえるのに、剣を使えないのはおかしい』という指摘。
日本ソフトバンク版FAQでは『行動46(武器を拾う)を実施して「拾える」コメントを受けたら、剣を抜くことができる。剣士の本と交換して戦闘を継続』というような回答が載っていました。

Giant Goblin w/ Mace and Shield (Nova #1004)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。
  • 修正:59ページのコメントは「次の手番は緑か黄色しか選択できません。」が正しい。

Woman in Scale w/ Sword and Shield (Nova #1005)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。
  • 修正:全ての偶数ページにおける、行動36の結果は0が正しい。

Q. 第二版の Woman in Scale で「Ducking」行動が得点ページとなっているのには、何か特別の意味がありますか?他のキャラクターではDuckingページに得点はありません。-6の得点はほとんどノーダメージと同等ですが、呪文使いを相手にした場合には不利な特徴となります。

A. 調べてみましたが、原本の29ページ(Ducking)には得点はありません。再版時に修正依頼をだした記憶もありません。影響しそうな変更は、27ページへのSCORE:-6の追加があります:初期の本ではこれらが無く、後に追加されため。

Q. 両方のキャラクターが互いに23ページ(「Behind you」:相手が背後に立っている絵)になるのは、どういう結果ですか?例えば、Woman in Scaleが14、相手のキャラが8を選ぶとこういう状態になります。 結果を文字通り読むならば、両方のキャラクターは互いに背後にいる、すなわち背中合わせにたっていることになりますが、この場合この行動制限は理解できません。ページタイトルを無視して、互いに向き合っていると考えればいいですか?

A. わたしの記憶にあるかぎり(12,3年前の話ですが)理論的には、この場合両方のキャラクターは互いに不利な位置に立ち、そしてすぐに体制を立てなおしたものとしています。双方が「黄色のみ」と制限されるよりは、各プレイヤーがそこで向き直ってゲームを再開させるように決めた、ということです。

訳注:これは極端に敏捷なキャラが「普通は相手に回りこまれるが、素早いゆえに相手に背後を取られづらい」状況で見られるはず。上記の例では踏み込みをかわされているので、普通のキャラなら背後を取られるところ、Womanが素早いために見失っている、という感じ。

Hill Troll w/ Club (Nova # 1006)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。
  • 修正:16ページにおける、行動18の結果は57が、行動20の結果も57が正しい。
  • 修正:54ページにおける、行動56の結果は45が正しい。

Q. 「激怒状態/Enraged」とは、どういう定義ですか?相手がヒルトロール本の7ページ、53ページを見たとき、ということ?。

A. 行動制限によってでも自発的にでも、あなたが「激怒」系の行動を行った場合、「激怒状態である」とみなします。
問題は(そしてそれはキャラクターシート裏面にある記載ですが)もしあなたが激怒系行動を行っているときにダメージを受けた場合、その結果ページが激怒状態を反映した正しい行動制限にならないことがあるということです(例えば「緑と黄色のみ」というようなコメントになっています)。キャラクターシートの裏面を確認してください。

訳注:キャラクターシートの裏にはこうあります:
『激怒/Enrage系攻撃を選択して相手から得点された場合は、あなたは直ちに武器を失い次の行動には「武器を拾うまではジャンプ、武器を拾う、キック、激怒(武器を投げるを除く)以外の行動は選択できません。遠距離の場合は茶しか選択できません。」』
つまり言い換えると、激怒/Enrarge系の行動を実施した場合、そのターンにダメージを受けたとしても(上記コメント通り)次の行動で激怒系行動を実施することができます。

Q. 43ページで「得点されていなければ再び武器を使用できるようになります」という記載がありますが、これは「ダメージを受けていなければ」と読んでいいのでしょうか?

いいえ。どのような得点ページでも、それが実際にダメージを与えられるかどうかに関係なく、キャラクターが武器を拾うことを妨害します。実際にはこれはトロールに対して2対1もしくはそれ以上の多対1で戦っている場合に適用される話で、普通の1対1戦闘ではトロールの43ページを見ているあなたは相手に得点することはできないです(複数ターンにわたる魔法などは例外です)。

Barbarian w/ Two Handed Sword (Nova #1007)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。
  • 修正:7ページのコメントは「次の行動はジャンプしか選択できません」が正しい。

Q. バーバリアンは両手剣しか使用できないのですか?もしそうだとしたら、両手用・片手用はどう見分けるのですか?

A. 簡単にいうと、全ての剣は両手もちできるとみなしてかまいません。ただし、誰もが両手もちでの使い方を学んでいるわけではないのです。

Fighter-Mage w/ Magic Sword (Nova #1008)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。

Q. 新しいシステムでは、古いレッドマジックはどう使用すればいいでしょうか?

A. 現状の新しいシステムでは、あなたは持っているマジックポイントを事前に消費しています。その結果、あなたは魔法を選択する際にどの魔法にどれだけのマジックポイントを費やすか、明確にしなければなりません。次のような手順を踏んでください。
もし「古い」呪文を選ぶ場合には、あなたはそれをどのレベルで使用するか特定しなければなりません(そしてそれは忘れないように別の紙か何かに記録します)。また、Fireballのようなものでは、どれくらいのマジックポイントを消費するのかまで戦闘前に決めなければなりません。このようにして、呪文を事前選択します。 古いMageで新しい魔法カードを使う場合には、以下のようにコンバートしてください。
  使用スペルポイントが3以下=マイナーマジック
  使用スペルポイントが4〜6=メジャーマジック
  使用スペルポイントが7以上=グレートマジック
注記:ほとんどの「古い」魔法は、新しいカードフォーマットに同等の魔法があります。

Q. FighterMageは、まだ魔剣を使えますか?

A. もちろん。何かダメな理由がありますか?ほとんどの新しいキャラクターには1〜4つの魔法やアイテムが同梱されています。

Wraith w/ Sickle (Nova #1009)

  • 修正:9ページのコメントは以下のように続くのが正しい:「〜。もし53ページを見ており私が盾を持っているならば、55ページに行く。」が正しい。
  • 修正:21ページのコメントは「次の行動は黄色しか選択できません。体力1点を消費するか、逃亡しなければなりません。」が正しい。
  • 修正:23ページのコメントは「次の行動は制限ありません。」が正しい。
  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -6」を追加してください。
  • 明示:63ページの「接触」は、ゆうれい男、スケルトン、Mummiesなどのアンデッドに対しては無効です。
  • 明示:魔法その他の効果適用について、ゆうれい男は「アンデッド」とみなします。

Q. ゆうれい男をキックした場合、わたしの体力は吸収されるのですか?

A. そのとおり。あなたがゆうれい男と物理的に接触(キック、かみつき、つかみなど)した場合、あなたは体力2点を吸収されます。ユニコーンやマンティコア、コールドドレイクにとっては、このキャラは普通よりも手ごわい相手と言えます。さらに、ゆうれい男の吸収は、アンデッドには効果を発生しません。

Q. 63ページでは修正前の得点を参照しろとあります。この修正前というのは、例えば1ページのコメント「次の手番の得点に+2する」というものも適用しないのでしょうか?

A. 修正しないという言葉通りです。得点ページに書いてあるとおりの値です。一切の例外はありません。 ゆうれい男が騎士などの「19ページの得点が-1」のキャラクターを好まないのも、これが理由となります。

Q. わたしがゆうれい男で、相手はバーバリアンです。わたしが60、相手が50を選択したところ、わたしは13ページ、相手は17ページを開きました。この場合、どういうことが起きるのでしょう?
1) わたしは相手に5点を与えた後、実体化するのでしょうか?それとも直ちに実体化?
2) (訳注:ゆうれい男側はコメントの結果57ページを開きなおしますが、)バーバリアン側も57ページを開くのですか?それとも17ページのまま?

A. ゆうれい男は直ちに実体化し、得点は発生しません。「もし得点のあるページにいるならば」というのは単に行動の成否決定のためであり、魔法と似たような処理といえます。両方のプレイヤーが57ページを開いてください。

Q. わたしがゆうれい男で相手がバーバリアン。そしてどちらもダメージを受けていません。わたしが行動6(接触)を行い、相手が12を行ったところ、わたしは53ページ(胴ダメージ)、相手は63ページ(接触成功)を開きました。この場合はどういったことが起きるのでしょうか?
1) わたしは相手に6ダメージを与えた上で、2点吸収行えるのですか?
2) わたしは2点の吸収だけを行えるのですか?
3) わたしは2点の吸収を行い、その結果体力は(初期値の8を超えて)10まで増えるのですか?

A. あなたの3つめの質問が正しい。繰り返しますが、接触は魔法のようなもので「得点ページ」はそれが成功したか否かを判断するものです。そしてあなたはゲーム終了まで2点の追加体力を得るのです(接触のたびに何度でも)。キャラクターシート裏面の特別ルールを参照してください。

Q. 「古い」経験システムで、経験を取得して接触行動を成長した場合、接触の効果の+1は何を起こすのですか?

A. 接触は「3点吸収」になりますが、わたしは接触行動を成長させるのは、他の全ての行動が成長させるまで認めていません。これは実際少々強すぎます。

訳注:個人的には、納得のいかない裁定。
このページの他のFAQで「キャラクターシートのダメージ修正でも、接触吸収量は変化しない」とある。本のコメントでも「2」と数値明示、キャラシートも「ダメージ修正:S」となっている特殊。経験でも増えないのが妥当だと思うんだけど・・・

Cold Drake (Nova #1010)

  • 明示:どこにも記載はありませんが、Cold Drakeは「ドラゴン」とみなされます。アイテムや魔法他、ルール上ドラゴンに影響するものは Cold Drake にも影響します。
  • 修正:58ページにおける、行動58の結果は25が正しい。

Halfling w/ Sword and Shield (Nova #1011)

  • 修正:16ページにおける。行動36の結果は63ページが正しい。

Q. ハーフリング(もしくは他のキャラクター)は、「短剣を投げる」行動をすると、短剣をなくしてしまうのですか?彼が攻撃を受けて投げるのに失敗したとしても?

A. もしキャラクターがそれを投げたのを確認できた場合、それは拾うまで手元にはなくなります。 もし短剣を投げようとしたキャラクターが得点を受けた場合、彼のほうも得点をしていたときのみ、短剣を投げたとみなします。

訳注:要は、投げようとした側が一方的にダメージを食らった場合は、短剣を投げる前にダメージをうけるために短剣は手元に残り、相打ち時は短剣は投げられている・・・と考えるようです。

Q. ハーフリングと相手とが、同時に行動46(武器を拾う)と、なぜか彼は武器を拾えず、武器なしで高いスイング(3ページ)となります。どうして

A. あなたの見つけたその結果には、非常に高度な技術的理由があります。 それは・・・ミスです(笑)
よく見つけてくれました。昔のシリーズのバグは全て見つけていると思うのですが、それはおそらく誤植でしょう(その部分は43となるべきです)。他の本と見比べて、同じように修正してください。

Lizard Man w/ Scimitar and Buckler (Nova #1012)

特になし。

Man in Plate w/ Sword and Shield (Nova #1013)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。

Q.わたしのキャラクターシートにはいくつかのデータ欠落があります。どうなってるの?

A. 最初のロットでは、キャラクターシートからいくつかの情報がもれていました。 騎士は、他の人間と同様に12の初期体力を持っています。

Q.(訳注:武器を落としてしまった場合)行動制限は「武器を拾うまで、キック、黄(ワイルドスイングを除く)、緑しか選択できません」とあります。これを読む限りショルダースラムも行えないようですが、なぜそれが行えないのかわかりません。本当に行動36は武器を必要とするのですか?

A. ショルダースラムは、あなたが武器を失っていても実行可能です。それに必要なのは、あなたの肩だけです。

Q. もし騎士の盾が破壊された場合、行動56(防御しながら接近)を行えるのですか?同様に武器を失った場合は?

A. 厳密に言えば、「防御しながら接近」は単に盾で防御しているだけでなく、武器も併用しています。それらのどちらかを失ったキャラクターは、まだ行動56を行うことができます。盾と武器の両方を失ってしまうと「防御しながら接近」は行えなくなります:そうなった場合、彼が遠距離ができる行動は「身をかわす」「とびすざる」だけとなります。

訳注:ただしこの結果、盾が無いのに盾受けの得点(-5)だったり、武器が無いのに高ダメージ(修正値+4)だったりと、理不尽な点はあります。

Man w/ Short Sword & Dagger (Nova #1014)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。

47ページが『遠距離の脚ダメージ』ではないキャラクターに対して、このキャラが短剣を投げた場合、どう処理すればいいでしょうか?

ページの上部に、以下の文章を加えてください:
『もし35ページから移動してきたのであれば、35ページに戻ること。』

訳注:こういう例外本の47ページに、追記するということ。

Woman w/ Quarterstaff (Nova #1015)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。
  • 修正:キャラクターシート裏面で、このキャラクターが行えない行動(盾受け、防御しながら攻撃、フェイントのサイドスイング)を無視してください。代わりに下記の項目を追加します。
    Block & Strike - Swing: Blocking opponent's weapon with staff and swinging with the other
    Block & Strike - Thrust: Similar to the swing, but slower
    Block - High: Maneuver using upper end of staff to block opponent's attack
    Block - Low: Maneuver using lower end of staff to block opponent's attack

Winged Gargoyle w/ Scimitar (Nova # 1016)

特になし。

Unicorn (Nova #1301)

  • 修正:キャラクターシートで、緑のTrampleの情報が誤っています。これは以下のように読んでください。
    ページ26、遠距離換算58、修正値+4

Q. 魔力(Charm)には、コールドドレイクやその他のキャラクターについて制限はないのですか?魔力の効果は強すぎるようにみえます。

A. なぜユニコーンがそれほど強いのか・・・魔力が万能だからです。

Samurai w/ Katana (Nova # 1401)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。

Q. 侍の「兜割り」は、侍以外の兜をつけている他のキャラには使用できないのですか?(ドワーフやバーバリアン、Woman in Scale などなど)

A. 侍は、兜をつけている相手ならば誰にでも、兜割りを使用できます。これを行っても「恩」は得られませんが、兜を破壊したことによる「頭へのダメージ増加」は発生します(そのキャラクターの装備によりますが、8〜9ダメージになるでしょう)。

Q. 侍の9ページは「緑と黄色のみ」であっていますか?なぜこうなるの?

A. そのページ記載は正しいです。もし成功すれば、この行動は一般に致命的攻撃です:ダメージ修正+1の攻撃が頭に当たることになるので。この行動は実際には「両手持ちでの突き」となっており、侍は次の手番はバランスを崩しているのです

Ninja w/ Ninjato (Nova #1402)

  • 追加:27ページ(Weapon Dislodged)には「SCORE -5」を追加してください。

Q. 小道具と魔法との対決問題です。もし魔術師の呪文詠唱したときに忍者の小道具使用すると、両方とも成功するのでしょうか?それとも互いに打ち消しあうのでしょうか?

A. 魔法や小道具などの基本ルールは「あなたが呪文・小道具などのカードを表にするように指示された場合、それは発動します。例外は「もし得点ページにあるならば」というような特別な条件がカードに記載されている場合で、この場合はその状態に合致している必要があります。

訳注:結論から言うと、魔法vs忍者Gimmickの衝突は、基本的に『忍術側のみ発動』になります。
魔法の場合『見ているページに得点があるか、スペシャルケースならば、魔法発動』。忍術Gimmickの場合、そういう条件はありません。 そしてスペシャルケースとは『見ているページが魔法成功==両者が魔法を使用』というケース。魔法vs忍術だと、普通『魔法成功ページvsGimmickページ』になります:忍術側だけが発動できるわけです。
ただし、忍術の手裏剣などは『得点があるときのみ使用できる』ことになっているため、この場合には忍者側も使えないのです。

Manticore (Nova #1601)

  • 修正:ページ58において、行動58の結果は(61ではなく)3が正しい。
  • 修正:ページ64において、行動58の結果は 61 が正しい。
  • 修正:ページ54において、行動60の結果は 43 が正しい。

Q. マンティコアは3点の毒を持っています。毒ポイントは、相手に攻撃が命中したときにだけ、消費されるのですか?得点ページにいくたびですか?「Sting」行動を行うたび?ルール上は Sting が実際に相手に当たったときだけのように見えますが、明確ではありません。

A. キャラクターシートにあるように、マンティコアは(13ページなどで減少させられない限り)3回、Sting行動でダメージを与えることができます。ゆえに回答は「マンティコアは、Sting攻撃で1点以上の得点を与えた時ごとに、毒ポイント1点を使用します」となります。

Q. マンティコアの43ページと45ページでは「もし得点のあるページならば、あなたはわたしに毒を与えます。キャラクターシートの裏面を参照」というような記載はありません。どちらのページでも、相手に毒攻撃をしたとみなしていいのでしょうか?

A. これは言い換えると「もし得点ページにいるならば、キャラクターシートの裏面を読め」というような記載と同様です。 キャラクターシートには、もし Venimous Sting を行って得点ページを開いたならば、得点を無視してスペシャルルールを参照しろとあります。どちらにしても、結果は同じです。

訳注:43,45ページは 毒針を突き刺す/VenomousSting ですが、そこには『1以上の得点ページを開いていたら毒成功』というような記述はなく単に『キャラシートの裏面を読め』とだけあります。そしてキャラシート裏面には『毒針行動を実施して1以上の得点ページを開いていたら、その得点を無視して毒を与える』ような記述があります。
43,45に記述がないのは、VenomnusStingは『相打ち』でも効果を発揮するものであるためです。これの修整値はSですが、スペシャルルールに明示的に書かれているため、たとえ相打ちでも『1以上の得点ページ』を開けたならば、毒はあたります。

Bith (Female Mage)

Q. Bith はどうすれば手に持つマジックアイテムの変更が行えるのですか?単に新しいアイテムをつかみなおせるのか、ダメージなくかわし行動をしなければならないのですか?

A. Bith は素早いです。得点を受けることなくジャンプ行動(遠距離では茶色行動)を行えば、マジックアイテムを持ち替えたり、短剣をしまって2つ目のマジックアイテムをとりだしたりできます。相手にどう持ち替えたのかを宣言することを忘れないでください。

Q. Bithは「Stone of Amber」を持ち、もう一方の手で「Silver Wand」をもち、その状態で魔法を使えますか?

A. はい。その状態では彼女は普通の武器攻撃はなにも行えず、自分自身にかける魔法のコストは1上昇します(石によって魔法抵抗+3、ワンドによって−2となるため)。

Cal (Warrior)

特になし。

Endril (Elf)

特になし。

Hathor (Troll w/ Axe)

特になし。

Flying Buffalo Inc.シリーズ

以下に各キャラクターごとに、修正・明示化・Q&Aを記載します。なおこれらについては複数の版が存在しているため、すでに修正されているものもありえます。

Umslapagaas (Scorpion Mage) (Flying Buffalo 8601)

特になし。

Flaming Cherry (Flying Buffalo 8602)

Q. Flaming Cherry のキャラクターシートには、LuckカードのNo.1〜No.50を使用できる、とあります。 わたしはカード番号による管理は適用されなくなり、彼女は全Luckカードを使用できると思います。合ってますか?

A. 番号参照は誤植です。その番号はそれに意味をもたせようとしていた以前の版から残っている情報です。 そのような参照記載を無視してください。

Q. 25ページの「3手番の間ジャンプのみ」という制限は、少々乱暴で現実的でないと思います。相手がなぜこのような状況になるのか理解できません。

A. 乱暴、そのとおりです。しかし、これは彼女の多くの特技のうちの1つです(彼女は農家の娘さんではないのですよ!)。とはいうものの、この効果は「2本足で立っているキャラクター」相手のみ、と制限されるべきです。

Kharis (Royal Mummy) (Flying Buffalo 8603)

特になし。

Chiron (Centaur) (Flying Buffalo 8604)

  • 修正:59ページのコメントは「もし得点のあるページなら、あなたはわたしを連れ去る」と追加されます。
  • 修正:62ページにおける、行動54の結果は、59ページが正しい。
    これは、あなたがバックステップで距離を取ろうとしたとしても、Chironが「Command」行動で捕まえようとしたならば、あなたの逃走は妨げられることを意味します。逆にいえば、「とびすざる」に対して「突き」を使えば、普通は得点ページに行くため、(訳注:Command行動による)特殊効果が機能するのです。

Q. Chiron の2,14,22,42の各ページで、Chironが行動40を行うと1ページにいくようになっています。これは正しいですか?

A. ミスではありません。Chiron は強引に攻撃するか、次のよりよい攻撃を考えて状況を見極めるか、どちらかを行うのです。

Praxides (Female Gargoyle) (Flying Buffalo 8605)

  • キャラクターシートに、いくつか色の間違いがあります。
    Magic - Cast Spell - #36 は「オレンジ」であるべきです。
    Down Swing - Down Swing - #24 は「オレンジ」であるべきです。
    Special - Dislodge Weapon - #30 は「青」であるべきです。

Q. 16ページにおける、行動36の結果が41になっていますが、これは5になるのが正しいですよね?

A. いいえ。16ページの行動36は、41になるのが正しいです。 Praxides はダメージは受けないでしょうが、彼女と戦っている相手は次の手番に極めて有利になります。

Q. 52ページにおける、行動64の結果は57になっていますが、これは正しい?

A. 原本ではその結果は11になっています。どこで変わってしまったのか判りません。

訳注:指摘どおり、間違いということですね。

MacAber (Highland Warrior) (Flying Buffalo 8607)

  • 修正:2ページにおける、行動38の結果は13が正しい。
  • 修正:64ページにおける、行動38の結果は13が正しい。

Q. McAberの「Javelin Charge」について。これは遠距離行動の一番上にある行動50です。これを行った場合、39ページ「突撃」に行くことがあります。このページには「剣を振るって」突撃している絵があり、行動制限が「緑と黄色とJavelin攻撃が行えません・・・・」というようにあります。これはどう見てもマッチしていません。彼の Charge 行動は剣とジャベリン、どちらを使っているのでしょうか?

A. キャラクターシートが間違っています。Chargeは剣による行動です。

Q. MacAberや他の複数武器を持っているキャラクターについて。もし彼がジャベリンを構えている場合、彼は普通の行動(24,28,10,2,32,14・・・)を実施できますか?
(訳注:上記に挙がっている行動は、剣による行動。)

A. 彼は特に「ジャベリン」と明示されている攻撃だけを選べます。もちろん、ジャンプは普通に行えます。

Chessexシリーズ

以下に各キャラクターごとに、修正・明示化・Q&Aを記載します。なおこれらについては複数の版が存在しているため、すでに修正されているものもありえます。

Othere (Djinn) (Chessex 60150)

  • 追記:キャラクターシートに、「Djinn の初期身長は3」と記載します。

Brimstone (Fire Giant) (Chessex 60151)

Q. 11ページは、Brimstone が岩を使って防御しているように見えます。ここは得点ページですか?

A. いいえ。確かにそう言われれば見えないこともないですが、得点はありません。

Sir Percival (Mounted Knight)(Chessex 60152)

  • 修正:キャラクターシートの行動34は「Restricted Steed Kicks」となります。

Q. 45,49,51の各ページでは「次の手番Parryになったなら+2」ではなく「次の行動で得点すれば+2」と読むべき?

A. いいえ、そのテキストで合っています。彼は Parry によってあなたを追い詰め、その攻撃がより有効になるようにしているのです。

Cimeree (Female Elf) (Chessex 60153)

Q. このキャラの「パリー&ナイフ」の行動を選んでも、パリーページを見ることができないように見える。パリー&ナイフは使えないの?

A. Cimereeの49ページには誤植があります:テストプレイ時に発見・修正されたのですが、印刷時にもれてしまったようです。このページのコメントは、正しくはこうあるべきです。
「もし得点ページにいるならば、ダメージ修正を+5してください。」
またもや、マーフィーの法則炸裂ですね!

Q. 53ページのコメントは「オレンジと赤しか行えません」とありますが、これは「オレンジと赤が行えません」が正しいですよね?

A. そのとおりです。

Q. Cimereeでは、武器喪失時においていくつかのエラーがあるように見受けられます。
27ページ「武器を落とす」においてコメントは『武器を拾うまで、キック、黄色(ワイルドスイングを除く)、緑しか選択できません』となっています。これだと、剣を要求しない能力(短剣をなげる、魔法、ピックポケット)も使用できません。逆に、剣がないと無理そうなParry系行動(突きを受ける、スイングを受ける)は選択できます。ここはこういうコメントが妥当ではないでしょうか?
『剣を拾うまで、ジャンプ、キック、特殊能力、武器を拾うしか選択できません。』

次に59ページ「短剣を投げる」。コメントは『次の手番は制限なし。もし得点のあるページならば、短剣を拾うまで「投げる」行動は行えません。』とあります。 もう一度いいますが、パリー系の行動は剣と短剣の両方がなければ難しいように思います。ここはこうするのが妥当ではないでしょうか。 『次の手番は制限なし。もし得点のあるページならば、短剣を拾うまで「投げる」「パリー」行動は行えません。』

A. 27ページについては、コメントはこうします:『あなたが今使用した武器が落とされました。その武器を使用する行動は、それを拾うまで行うことができません。』 あなたが考えたものよりも少々あいまいですが、一般的な LostWorldsプレイヤーならば Cimereeが武器を持っていなければサイドスイングや突き、フェイントなどが行えなくなることは理解していると信じています。 もしコメント欄に6行ほどが記載できるのであれば、文言作成もそれを説明するのも簡単なのですが。こんなふうに。
『おう、あんたは今使った武器を落としたぜ。もしまだ短剣を持ってるなら、あんたはそれを使ってもいいが、全部のダメージ修正は-2されるぜ。もし武器を何ももってないなら、何かを拾うまでは、突き・スイング・フェイント・投げる・パリー、これらは使っちゃダメだ。』

59ページについては、あなたの提案でいいと思います。パリー系行動は、2つの武器を使った行動です。

Shadisシリーズ

以下に各キャラクターごとに、修正・明示化・Q&Aを記載します。

Veltigg (Forest Shade)

Q. Veltigg は、Wraith と同じ「物理的接触」のルールが適用されますか?キックやその他の物理的攻撃を受けた場合、体力吸収が起きるのでしょうか?もしそうならば、吸収するのは2点?3点?

A. そのとおり。Veltigg は Wraith と似ており、3点を相手から吸収します。

Q. Wraith同様、どんな物理的接触でも3点吸収されるのですか?

A. そうです。

Q. これは、魔法に関して「アンデッド」として処理しますか?

A. そうです。

このページは 友瀬 遙 が翻訳を行ったものです。
原本はhttp://www.flyingbuffalo.com/lwfaq.htmです。
このページは友瀬 遙 によるものです。
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