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LOST WORLDS:よくある勘違い。

このページでは?

Lost Worldsは、非常に独特なシステムなゲームです。

基本的にはそれほど難しいゲームではないのですが、独特なために、とっつきが悪いことは否定できない事実だと思います。
そしてその結果、『うまく遊べない』で、あきらめられてしまうことはあると、思っています。

このページでは、今までに友瀬が見てきた「よくある失敗・勘違い」について記載をします。

判定ルール勘違い

今まででもっとも見てきたパターンは、そもそも「処理の仕方を勘違いしていて、正しい判定が行えない」ようなパターンです。
判定がうまくできなければ、ゲームにならないのは当然です。 よくあるのは以下のような話。

本の交換を忘れる。
例えば:レイナvsリスティで、自分がレイナなのに、レイナ本を手に持っている状態でゲームをしようとしている。
LWシステムは「相手のキャラの本を見る」のが基本です。ゲーム開始時に本を交換しないとなりません:上記のような対戦であれば、レイナプレイヤーは『リスティ本』を持ってゲームをします。
今見ている奇数ページの下側にあるマトリクスで判定する。
例えば自分が「57ページ」を見ている状態で「50」を宣言したとき、「58ページ」のデータを使って判定をしてしまう。
「自分が宣言した行動番号のページを開き」、「そのページ内にある相手の宣言番号を探す」のが判定方法です:上記の例ならば、まず50ページを開いて、そこで判定します。
判定につかう、番号の使用順を間違える。
例えば「自分が50」「相手が56」と宣言したときに、『56ページの50欄』で判定してしまう。
前述の通り、「自分が宣言した行動番号のページを開き」、「そのページ内にある相手の宣言番号を探す」のが判定方法:上記の例ならば、 『50ページの56欄』を見なければなりません。

判定方法はあっているのに、間違ったと勘違いする。

LWシステムでは、自分が実施した行動からは一見関係なさそうな結果が発生することがあります。 そのため、正しく判定はしたのに『変な結果、判定を間違えたかな?』と誤解して、困ってしまうことがあります。
リプレイ風に例を挙げましょう:プレイヤー1とプレイヤー2(以後P1、P2)

ここでの問題は
「P1が、P2が身をかがめたことを理解できていない」
「P2が、P1が上段サイドスイングしたことを理解できていない」
・・・ということです。
上記が理解できて&それを想像すれば、どんなことが起きたかは想像できるはずです:P1がサイドスイングで武器を振り回したところ、P2はタイミングよく身をかがめ、相手の背後に回りこむ、という図ですから。

これを避けるためには、行動の際にちょっとコメントをつけるだけで話が変わってきます。例えば・・・

・・・という具合に。

宣言ルールの勘違い

LWに少し慣れた人が、たまに陥る勘違いの1つがこれ。
「慣れてくると相手の行動宣言を聞くと、どの行動をとればいいかわかっちゃうから、ゲームになってない」という類。
もう少し正確に言うと、
「相手の宣言番号を聞いた瞬間に、その番号に一方的に勝てる番号がわかってしまうので、それを宣言されたらゲームにならないよ」という筋書き。

当たり前です:LWシステムの基本は「互いに行動を同時宣言」という、じゃんけん的なもの。 『後出しじゃんけん』がOKならば、ゲームにならなくて当然でしょう。

もちろん『後だししない』という紳士協定は当然ですし。
しかも実は、LWシステムのルールに従ってきちんと処理すれば、こういう要素は阻止できるようになっています: ルール上「次に何を宣言するのかは、記録してから宣言」するようになっています。
よくルールを読んでみましょう。こうあるはずです。

つまりもし相手がずるしているようならば、宣言時に一切ページめくりせずに互いに開いているページを見せ合うことで、かなりの部分でそれは解消できます。見せる前にページをめくるようであれば、それはずると断言してしまっていいくらいです。
もしそれでもだめなようならば、宣言用のカードでも作りましょう。 今の世の中ならば、それもそんなに大変なことではないはずです。

このページは友瀬 遙 によるものです。
URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~tomose/howto_play2.htm (tomose@mua.biglobe.ne.jp)