写真のプリント 2005/6/5
デジカメが増えてきた。私の場合、盛っているデジカメはコンパクトタイプなので、画質を必要とする際はフイルムの一眼レフを使っているが、そうでない場合はデジカメを多用するようになってきている。やはり、手軽であるし、パソコンに取り込んで使うなら、やはりデジカメの方が都合が良い。
とはいえ、写真としてプリントすることも少なくはない。私の場合、パソコンのプリンタもよく使う。プリンタ、写真印刷も考慮して、そのときの家庭用最上位機を使っている。プリンタの場合、年末の年賀状に合わせて需要が高まるので、その販売時期の最後、あるいはそれをだいぶすぎた頃、値が落ちた時期に買っている。最上位機だから印刷の質は良い。但し、インク代が高いのが欠点である。
さて、デジカメのプリント、カメラ店でプリントしてもらうのも一つの方法である。手軽だし、質も良い。色あせもしにくい。多数の写真をプリントするには手早く出来る。そして、最近はインターネットでの注文も可能になってきている。写真としてはお勧めできるプリント方法である。
とはいえ、カメラ店でのプリントは、少なくとも1度、店に足を運ばなくてはならない。ということは、営業時間に左右されてしまう、ということになる。夜中のプリントはできない・・・。
さて、私の場合、凧の祭りなどで凧仲間を写すことが少なくない。写真、写っている人に後でおくることが時々ある。多くの場合、凧を揚げていると写真なんて写せないし、まして自分の写真なんてない。だから、喜ばれることも少なくない。
写真、今までは郵送していた。だけど、デジカメならば、その日の晩に印刷することも可能である。凧の祭り、大抵は前夜祭がある。その日も、ある程度は凧が揚がっている。だから、写真も写している。その写真を翌日渡せる、というのはやはり魅力がある。受け取る方も、その日のうちに、という面白さもある。但し、凧を揚げているときに渡すとしまう場所も難しいので注意が要るが・・。
自宅での写真プリント、最近はデジカメなどから直接印刷も可能なプリンタが出てきている。
配布目的の写真、デジタルはちょっと控えていたのだが、プリントを前提にするとしても、利点も結構あるようだ。
雪とオートフォーカス
今日も東茶屋街に行った。雪が降っているときの写真を撮りたかったのだが、ようやく雪模様になった。しかし、午前中は風も強く、吹雪いている。こうなると傘が効かないから、カメラが雪まみれになりそうで、風が収まるの待って出かけた。
3連休の最終日の午後、そして雪が降っているからか、観光客はそれほど多くは無かった。それでも適度に歩いているので調度良い。雪の中、傘を差しているが、雪は軽いのでふわふわと漂ってくるから、うっかりするとカメラに雪が積もってしまう。だから、撮影しないときは上着の下に隠すようにしながら歩く。また、レンズ交換も屋根の下などで行う。不自由だけどしょうがない。
さて、雪の降る中での撮影である。被写体との間に適度に雪があると霧がかかったようになり、また色彩も薄まり、独特の写真になる。白黒写真ともまた違った感じになる。だけど望遠で距離を取りすぎると今度は全体が真っ白になってしまい、何を写したか分からない写真になってしまう。この加減が難しいのだが、雪の強さにもよるのである程度枚数で稼ぐしかない。
この日、和傘を差した人が何人かいた。デザインが同じものだし、3〜5万円の和傘を買う人がそんなにいるとも思えない。(私ならもったいなくて旅行程度では差せない・・・) どこかで貸しているのかもしれない。それはさておき、茶屋街での和傘、これは被写体としてはとても良い。調度目の前で記念写真を撮っている人がいたのを避けながら何枚か写す。帰って早速見てみたところ・・・手前の雪にピントが合い、傘がぼけている。これは予想外だった。あわてて構図を決めて細かい所を確かめなかったからか・・・。それとも、雪の降る中でのオートフォーカス撮影が久しぶりだったからか・・・。いずれにしても、失敗である。それでも、最初の狙いとは違うけど、1枚、ほぼピントがあった写真がある。これで良しとするか・・・。
冬の北陸の天気は変わりやすい。帰る頃には一時青空も。青空の下で輝く雪。これは非常に美しい。
フルマニュアルで撮る
久しぶりにマニュアルカメラを持ち出した。もちろんフイルムカメラである。
最近は、フイルムカメラと共にマニュアルカメラもほぼ消えつつある。デジタルカメラでは、マニュアル撮影は可能であるが、マニュアル専用機なんてない。マニュアル撮影が出来ればよい、とは思うものの、やはりどこか違うな、という気持ちもある。
さて、久しぶりのマニュアル撮影である。マニュアルだから、ピント合わせと露出、絞りとシャッター速度を手であわせる。ピントはスクリーンのプリズムで確認できるし、露出は露出計を見ながら合わせればよい。だから、ちょっと時間をかければ誰でもできることである。難しいことではない。ある程度素早く行うには多少の慣れは必要であるが、同じような撮影を続けて行う場合は明るさがそんなに極端に変わる訳ではないから、絞りなどをちょっと変えれば済むことなので思ったほど手間ではない。
今回は白黒フイルムを入れていたこともあり、撮影はフイルムの半分程度だった。撮影、心配したほど手間取らず、まあまあの素早さで撮ることができた。マニュアルカメラを使いながらもたもたしているとちょっと恥ずかしい感じがあるが、幸いそれはなかった。
マニュアル撮影、写していてオートとはちょっと撮り方が違うな、と感じた。古いカメラなので巻き上げも手で行う。デジタルのような連写はできない。撮影も自然と時間をかける。被写体をあちこちから眺め、構図を検討、更に色を抜いて考えて、レンズを決め、シャッターを切る。デジタルの場合、とりあえず撮っておこうか、見たいに写してしまうことがあるが、マニュアル撮影ではそれがない。写真への気持ちの込め方が違うような気もする。たまにマニュアルで写しておこうか、と思う。もっとも、それでよい写真が撮れるわけではないが・・・。
ところで、フイルムカメラのレンズ交換、手順はデジタル一眼レフと全く一緒である。でも、フイルムカメラの場合、自然と太陽などに背を向け、日陰を作って行う。昔からの儀式である。
望遠でのマニュアルフォーカス、さすがに少々厳しかった・・・。
カメラマン同士 2005/12/22
金沢、雪が降り積もっている。生活には不便な雪ではあるが、雪景色としてみるなら、これは美しいと思う。また、雪国独特の風景でもあるので、やはり写真にとっておきたいと思う。
ということで、外出のついでに東山の茶屋街に行った。さすがに大雪の後だけに、観光客は少ない。ただ、昨日の雪が少なかったこともあり、融雪や除雪が進んでいてそれほどの雪景色ではない。やはり観光地なので、観光客が歩きやすいように、というのは必須なのだろうか。おかげで雪景色らしくはない。それでも、裏通りに行くと、雪は多い。雪の中の茶屋街の雰囲気がある。
さて、似たようなことを考える人、やはりいる。観光客とは明らかに違う雰囲気の人である。私同様、雪の中の景色を写しにきた人である。大きなカメラを持っていたり、写し方が記念写真的でないからすぐにわかる。私もカメラを2台使って写していたので、相手も同様に思ったらしく、どちらからともなく挨拶した。二言三言話してその場は別れたのだが、その近く、浅野川の橋でまたお会いした。やはり、写す狙いが似ていると行くところも同じ、となってしまうのだろう。同様に浅野川で写していた比較的若い女性。ちょうど私が写そうかと思っていた場所に立っていた。だけど、あまりにも真剣に写していたので、とても話かけられる雰囲気ではなかったけど・・・。
さて、今回、久しぶりにマニュアルカメラを使った。ピント合わせはもちろん、露出もマニュアル。撮影に多少時間はかかるが、景色中心ならそれほど気になるわけでもない。リバーサルフィルムを使ってじっくり撮りたかったのでマニュアルカメラを取り出したのである。ピント合わせ・・・。これは、オートフォーカスカメラでもたまにやってはいたが、さすがにマニュアル専用。同じレンズなのにずいぶんと合わせやすい。まだまだマニュアルフォーカスで写せることがわかってちょっと安心した。
しかし・・・露出あわせを忘れてしまう。ネガフィルムならそれでも救われるが、リバーサルでは・・・。もっとも、多くの場合、シャッターを切った直後に気がついているので、フイルムを何コマか無駄にしただけであるが・・・。
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