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愛車プリウス(30型)、100,000キロ   (2016.5.7)

我が家のトヨタ・プリウス(30型)の走行距離が100,000Kmを超えました。使い始めてから、5年半です。
50,000Kmと60,000Kmと70,000Kmなった時に、この車の感想を書きました。 (50000km、60000km、70,000Km
100,000Kmになった現在でも、さほど変わっているところはないので、以前と重複するところが多いのですが、再度この車の気に入っているところや、気に入らないところ等を以下に書いておきます。

以下は、30型プリウス100,000キロ走破の総決算です。
 
(1)走行距離100,000キロ(2016/5/3)
(2)平均燃費:23キロ/L
(3)主な消耗品の交換は次の通り
   補機バッテリー交換:1回、5万キロの時
   タイヤ(4本共)交換:2回、5万キロ時(BlueEarth-1)と、9万6千キロ時(BlueEarth-A)
   エンジンオイル交換:12回、ほぼ半年の点検毎
   ミッションオイル交換:1回、5万6千キロの時
   ワイパーブレード(前後)交換:2回
   車体のポリマーコーティング:3回、納車時・3万キロ・6万キロの時
   前面ガラス撥水コーティング:3回、納車時・3万キロ・6万キロの時
(4)不具合の修理:リコール1回(2014/2)。その他なし。
 
(T)100,000キロ走破は、5年6ヶ月
100,000キロを5年6ヶ月間で走ったので、月間にすると1,515キロですから、月に一度、およそ東京・青森間を往復した計算です。 年間で18,180キロ。保険会社の話では、個人使用の乗用車の走行距離は年間10,000キロ以内の人が大部分だそうですから、 普通の人よりはるかに多く走ったことになります。
(U)燃費は、夏季 25km/L・冬季 23km/L
30型プリウスの10・15モード燃費は1リッター当り35.5km。 これは街中を走っての燃料消費量ではなく、10の市街地に近い走行パターンを想定したテストを3回行った後、15の条件の良い道路を想定したパターンのテストを1回加えたテスト結果による燃費の表示方法。 私のプリウスの実際に走っての燃料消費量は、夏季 約25km/L、冬季 約23km/Lというところです。 冬季に燃費が悪いのは、暖房はエンジンの熱を使うので、冬はエンジンの回転が増加するからでしょう。 夏季に消費量が少ないのは、一般の車がエンジンで直接エアコン(クーラー)を回しているのに対し、 プリウスはハイブリッドバッテリーの電力でエアコンを回しているので、冷房の為にエンジンを回すことが少ないからでしょう。 なお、高速道では速度で燃費が大きく変わり、時速80〜85kmくらいが最も燃費が良いようで、90kmhを超えると燃費は下がってきます。 100Kmでは瞬間燃費でも20Km/Lにも及びません。エンジンへの負担が大きいからでしょう。
(V)気に入っている付加機能や装飾品
新車購入時も含め、様々な付加機能(オプション)や装飾品(ガーニッシュ)を付けてきました。 この中で特に気に入っているものについて記述します。
(1)レーダー・クルーズコントロール (純正パーツ(メーカーオプション))
よく通る首都高速道路湾岸線は制限速度80Km/hですが多くの車は85〜90Km/hで走っています。 私は通常85Km/hあたりにレーダー・クルーズコントロール(レーダークルコン)をセットして走ります。 こうするとアクセルにもブレーキにも足を触れなくても、車はほとんど先行車両のスピードに追従して走るので自然に最適の車間距離を保てます。 隣の車線から急な割り込みがあっても自動的にブレーキがかかるので、追突防止にも役立ちます。この状態での瞬間燃費計の表示は常時30〜35Km/Lなので、 燃費アップにも貢献しているようです。 レーダー・クルーズコントロールは、プリクラッシュセーフティシステムとセットで約15万円増しのオプションでしたが、運転が楽になる上に安全性も高まり、 価格以上の価値のある優れた装備だと思います。 フロントエンブレムの奥にミリ波レーダーを装備しているため、このオプションが付くと、ミリ波の透過の妨げを防ぐために、 フロントのエンブレムが凸凹のある通常のものからノッペリデザインのものに変わります。
(2)リバース連動ミラー (純正パーツ(ディーラーオプション))
リバース連動ミラーは、シフトレバーをリバースに入れると、助手席側のミラーが下を向き、 シフトレバーを、リバース以外のポジションにすると、通常の状態に復帰する装置です。 バック時に左後輪近くの障害物が見えるようになり、後方確認が楽になりました。 ディーラーで取り付けてもらいましたが後に取付説明書を見てビックリ。オートリトラクタブルミラーの取付と合わせて大変な作業だったようです。 足元のジャンクションボックスとグローブボックス内の配線に加え、コントローラー本体の設置の為に、センターコンソール、コンソールボックス&シフトレバーまで取り外したようです。ハーネスの擦れ防止への配慮など、設置方法もメーカーが良く検討した結果のようで、やはりメーカーの純正品だけのことはあります。

リバース時
ミラーが下を向く

リバース以外
元の位置に戻る
  
(3)オートリトラクタブルミラー (純正パーツ(ディーラーオプション))
駐車時にドアをロックするとサイドミラーが倒れ、開錠すればミラーが開く装置です。プリウスのドアのロック・アンロックはキーを使わないスマートエントリーで、ドアノブに手を触れるだけで施錠と開錠ができるので、とても便利なのですが、 反面、老化ボケもあって?、施錠したかどうかを忘れたがちです。 オートリトラクタブルミラーにより、サイドミラーを見ただけで、離れたところからでもドアロックの状態を確認できるようになりました。


開錠でミラーがオープン

施錠でミラーがクローズ
(4)オートドアロックシステム (サードパーティー・パーツ)
以前乗っていた車は走り出して一定のスピードになると全部の扉が自動的にロックしたのですが、プリウスにはこの車速連動オートドアロックが付いていません。 もしもの時にロックした状態でドアが開かなくて逃げられなくならないよう、最近の車は標準では付けていないそうなのです。
最近、幼い孫を乗せることが多くなりロックを忘れると危険なので、ディーラーでKIRAMEKのSCIBORG Safty Speed Lock(TSL20plus)という製品を 見つけて取り付けることにしました。 ネットでは数千円のものも見かけるので、取付費込み約2万円はかなり高いですが、ディーラーお勧めの安心料と思って良しとしました。
車内のOBD2カプラーの近くにコントローラーを固定し、配線はカプラーへのポン付けだけなので、自分でも取付けられそうですが、 安全性に関わる部品ですし今後のメンテナンスも考えて、取付はディーラーに依頼しました。
ギアをD(ドライブ)ポジションに入れて発進すると、ドアは約20km/hで自動的にロックします。 ドアのロック解除ボタンでアンロックしますが、停止してP(パーク)ボタンを押してもロック解除になります。 また急減速を検知した場合、バザードが自動点滅しロック解除になるそうですが、これはまだ体験していません。
(5)ボンネットダンパー (サードパーティー・パーツ)
アルミで軽いボンネットにはダンパーは不要ということなのか、プリウスにはボンネットダンパーが装備されていません。 ボンネットを開くには手で持ち上げる必要があるし、開けたままにするには片手でボンネットを持って、 別の手で付属のつっかえ棒をしなければなりません。 日常の点検やエンジンルームの掃除の時だけとは言え、この操作は面倒なので、 LX-MODE製のボンネットダンパー を付けました。 この結果、ボンネットオープナーを引いてボンネットの先端に軽く手を添えるだけでボンネットが開き、 ボンネットは左右のダンパーに保持されるので、付属のつっかえ棒を立てる手間から解放されました。 閉めるときは、以前のように押し込むようなことをせず、ボンネットから手を離してを軽く落とすだけでも閉まります。 ボンネットを開けることは多くないけれど、開閉は楽な方が良いし、 何より、ハイブリッドの先駆車としてのプリウスには、大衆車とは一味違うプレミアム感も欲しいので、 こんな装備は最初から付けて欲しいものです。
(6)COXボディダンパー (サードパーティー・パーツ)
購入時、首都高速横羽線の急カーブで、車体上部が外側へ大きく傾き恐怖を感じたことがありました。そこで、 ディーラーに薦められて、COXボディダンパーという車体制振ダンパーを装着した結果、 少なくとも高速道路での直進安定性やカーブでのふらつきの改善がみられ、カーブがきつく上下のうねりが多い道路でも軽快に走り抜けられるようになりました。 この車体制振ダンパーは、走行中のボディの小さなたわみや微振動を吸収し、乗り心地の向上と静粛性もアップを図ろうというもので、 「パフォーマンスダンパー」という名で レクサスCT200hにも搭載されているそうです。これで「100万円も高いレクサスCT200hの走りに、 多少とも近づくいたかな?」と、自己満足に浸っています。

リアーのCOXボディダンパー
(アンダーカバー取付け前)
(7)TOMMYKAIRA フロントダクトカバー (サードパーティー・パーツ)
最近プリウスがやたら多くなりスーパーの駐車場で自分の車を見つけるのに苦労するようになってきました。 そこで、パッと見、自分のクルマと分かるようにイメージを変えられないものか・・・と、思いついたのが、 トミーカイラのプリウスRRで使われていたフロントダクトカバーでした。 所詮何の変哲もないダミーのガーニッシュですから自己満足といえばそれまでですが、フロントマスクの印象は大きく変わりました。 ホワイトパールにブラックカーボンがほどよいアクセントになり、引き締まってスポーティな感じになったように思います。 1ヶ月半待ちの受注生産で値段も高かったけれど、個性的なデザインと妥協なしのキッチリとした作りはさすがトミー・カイラ。それだけのことはありました。 トミーカイラのパーツは全て車検適合品ということなので定期点検整備や車検にも問題ないでしょう。
(X)その他の追加装備や装飾品
プリウス(30型)は、「移動の道具」としては、とてもよく出来た車ですが、インテリアやエクステリアにはコストダウンを図って手を抜いていると感じた箇所が随所に見られました。 乗用車としての完成度がいまいちで、不満に思うところが多々あります。 それゆえに、逆に、いろいろ手を加えて、いじくる楽しみを味あわせてくれた車でもありました。 一層の安全性や快適さを求めて装備を追加したり、より個性的に、また安っぽい部分を補おうと車内外に装飾を施したり、 便利グッズの装着したり、いろいろ手を加えました。 以下に、装備を追加したり装飾を施したりしたことを、一覧表にまとめました。 

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