第26回大会中央委員会報告・決議の行間を読む

 

長期データなし→前回比党勢力5分野全面減退の黙殺

 

2014年1月現数のみ 新鮮味 党改革方針皆無

 

党大会直後2月度早くもH2146減・N5763減

 

(宮地作成)

 〔目次〕

   1、中央委員会報告−党勢力5分野の新データ有無 (表1)

   2、第26回大会志位報告−5分野実相の長期比較で検証 (表2〜7)

     〔実相1〕党員−40.6万人30.5万人=4年間で10.1万人・24.8%減に沈黙

           党費収入総額・党費納入率激減に沈黙。65歳以上50%の超高齢化政党

     〔実相2〕読者−34年間大量連続減紙に沈黙、355万部→124.1万部現数のみ

           4年間で145.4万部→124.1万部21.3万部・14.6%減に沈黙

     〔実相3〕支部−沈黙。2.8万→1.5万支部に、1.3万支部・46.4%崩壊・解党

     〔実相4〕財政−沈黙。党費収入・機関紙収入とも激減・党財政の破綻に沈黙

     〔実相5〕民青−沈黙。250崩壊/315地区=民青問題に具体的コメントなし・沈黙

   3、新鮮味0、党改革方針皆無、統一戦線破壊=分裂史に沈黙・隠蔽の「一点共闘」

      1、新鮮味0、党改革方針皆無=党内民主主義抑圧・破壊組織原則堅持

      2、統一戦線破壊史=共産党指導権狙い分裂犯罪史に沈黙・隠蔽の「一点共闘」

      3、「未来社会」論の詭弁=一党独裁・党治国家3党との共産主義友党関係継続

   4、常幹22人の生活保障+老後保障の自己保身・無変化人事

 

 〔関連ファイル〕     健一メニューに戻る

    『日本共産党余命6年・2019年説=党機関財政破綻』

       資本主義世界で最後に生き残っているコミンテルン型共産党の余命

    『9中総+第26回大会決議案』

       荒唐無稽な目標6年間でP50万・H50万・N200万に

    『第26回大会−34年間連続減紙・衰弱死突入政党』

    『8中総−参院選総括、第26回大会と党勢拡大大運動』

       第2次党勢拡大大運動4ヶ月半めぐる志位のウソ・隠蔽手法

 

    志位報告『第26回党大会報告』2014年1月15日 『26回大会結語』

    共産党 『共産党』 『しんぶん赤旗』 「不破綱領」 「新規約」

    『第25回大会中央委員会報告・決議の行間を読む』2010年1月

 

    『日本共産党政治資金2012年度報告の表裏』

       1年間で、党費収入−4955万円機関紙収入+3億5681万円

       公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人

 

 1、中央委員会報告−党勢力5分野の新データ有無

 

 志位和夫は、2014年1月15日、党大会代議員830人+評議員95人にたいし、第26回大会中央委員会報告をした。()決議案と中央委報告とを比べると、また、()従来の党大会中央委報告と比べても、今回は明白な特徴がある。従来は、簡単な決議案にたいし、中央委報告はかなり具体的データを公表し、党建設の諸分野についても総括を述べていた。

 

 それにたいし、今回は具体的データにほとんど沈黙し、前大会比での総括をまったく回避している。新しいデータ報告なく新鮮味がまるでないという不可思議な中央委報告になった。

 

 わずかに、党員拡大について4年間の新入党員数3.7万人現在の在籍党員数30.5万人、および、前回比なし・比較%だけ現在赤旗部数124.1万部だけである。それらを()にして見る。

 

(表1) 中央委報告−党勢力5分野・参院選の新データ有無

 

党員・読者数とも大量減に沈黙・隠蔽現数のみ

 

5分野

新方針や、20141月時点の新データ−青太字のみ

1、党員数

4年間で、党員数大量減データ沈黙。在籍党員406万人→318万人→305万人=101万人・248%減に沈黙。ただし、3.7万人の新入党員305万人という現数のみ

2、読者数

34年間連続減紙データ沈黙4年間で、HN1454万部→130万部→1241万部=213万部・146%減に沈黙1241万部という現数のみ

3、支部数

沈黙5割超支部が新入党員拡大成果−5割未満支部は4年間党員拡大拒否=その支部の党員数101万人以上激減沈黙

4、財政

沈黙−党費納入率に沈黙。党財政破綻度合にも沈黙

5、民青数

沈黙再建地区数沈黙。青年支部数・問題も沈黙。青年・学生問題言及のみで、民青問題にコメントなし・沈黙

 

 党大会代議員830人は、反対0・保留0・賛成830人満場一致で承認した。日本共産党は、1961年第8回大会以来、2014年第26回大会まで、満場一致党大会を54年間続けた。これは、資本主義国のコミンテルン型共産党史における世界的新記録であり、ギネスブックに載るレベルの記録である。これら5分野については、それぞれの実相で検証する。

 

 

 2、第26回大会志位報告−5分野実相の長期比較で検証

 

 〔小目次〕

   〔実相1〕党員−40.6万人30.5万人=4年間で10.1万人・24.8%減に沈黙

         党費収入総額・党費納入率激減に沈黙。65歳以上50%の超高齢化政党

   〔実相2〕読者−34年間大量連続減紙に沈黙、355万部→124.1万部現数のみ

         4年間で145.4万部→124.1万部21.3万部・14.6%減に沈黙

   〔実相3〕支部−沈黙。2.8万→1.5万支部に、1.3万支部・46.4%崩壊・解党

   〔実相4〕財政−沈黙。党費収入・機関紙収入とも激減・党財政の破綻に沈黙

   〔実相5〕民青−沈黙。249崩壊/315地区=民青問題にコメントなし・沈黙

 

〔実相1〕、党員−40.6万人30.5万人=4年間で10.1万人

 

     24.8%減に沈黙 党費収入総額・党費納入率激減に沈黙

 

     65歳以上50%の超高齢化政党

 

 志位は、2010年1月第25回大会において、1党員数40.6万人と報告した。(2)その後、「実態のない党員」解決をしたとし、31.8万人とした。(3)2014年1月第26回大会において、さらに1.3万人減=30.5万人に減らした。その党費納入党員実数はどうなのか。

 

 彼は、党費納入率激減に沈黙した。党費納入総額激減にも沈黙している。4年間で、日本共産党員は、10.1万人・24.8%も減った。しかも、マスコミ報道によれば、30.5万人中、65歳以上が、97年20%→2014年50%の超高齢化政党になった。志位報告は、この党員構成の劇的老齢化にも沈黙した。彼は、報告文書において、意図的にこの劇的老齢化データをカットした。

 

    (党員数のウソ)31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人

 

 党費収入総額機関紙誌書籍収入総額繰越金預貯金残高について、()総務省データと()共産党HPデータは同一金額である。ただ、共産党HPは年間党費納入者数を意図的に削除していて、総務省報告にしかない。

 

(表2) 共産党政治資金収入分17年間の総務省公表データ

 

党費収入激減=党費納入党員数激減

 

党費収入

機関紙誌書籍収入

収入合計

繰越金

預貯金残高

1995

13.4

277.9

311.0

69.4

52.9

96

14.

270.4

304.0

69.2

59.1

98

13.7

272.6

308.5

83.0

68.0

99

13.6

256.0

302.3

86.0

71.2

2000

13.2

281.1

327.8

74.1

62.5

01

12.6

291.7

342.8

67.5

56.8

02

12.6

282.1

334.2

53.2

15.2

03

12.1

260.0

307.1

44.4

11.1

04

11.3

251.2

300.6

20.7

11.1

05

10.9

240.7

284.1

11.3

5.9

06

10.0

230.9

281.9

22.0

8.2

07

9.5

221.5

264.8

22.7

7.1

08

9.1

215.5

249.6

22.2

15.1

09

8.9

214.1

246.2

16.2

6.9

10

8.2

206.2

237.4

10.6

4.5

11

7.7

199.4

234.1

12.6

4.5

12

7.2

203.4

245.5

10.4

6.4

単位は億円。収入合計は、寄付・借入金などを含む

00年不破規約綱領路線・赤旗年度途中値上げ増収01年赤旗年度当初からの値上げ増収

繰越金とは、その年度から翌年への繰越金額・百万円以下切捨て―99年最高から連続激減

12年度機関紙誌の増加額は、12年赤旗日刊紙2900円→3400円への500円値上効果

預貯金残高増加額1.9億円は、「残高100万円超の借入金」6億1139万円との関連

 

    総務省日本共産党中央委員会(1/10)〔表紙、収支の総括表、収入(1)PDF

         日本共産党中央委員会(6/10)〔支出(1)PDF党員数掲載13年11月30日

    共産党『2012年政治資金収支報告』党員数隠蔽

    共産党『日本共産党の財政−政治資金収支報告』95年〜09年度

 

 〔実相2〕、読者−34年間大量連続減紙に沈黙、355万部→

 

    124.1万部現数のみ 4年間で145.4万部→

 

    124.1万部=21.3万部・14.6%減に沈黙

 

 志位は、1赤旗部数の34年間大量連続減紙に沈黙した。また、(2)4年間で145.4万部→124.1万部=21.3万部・14.6%減にも沈黙した。(3)彼の報告は、124.1万部という現数だけだった。

 

(表3) 34年間=党大会毎の読者大量離脱政党

 

80

82

85

87

90

94

97

00

04・1

061

101

141

大会

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

HN

355

339

317.7

317.5

286

250

230

199

173

164

145.4

124.1

内H

54

50

40

35

30

28

25

21.8

内N

232

200

190

164

143

136

120.4

102.3

増減

16

21.3

0.2

31.5

36

20

31

26

9

18.6

21.3

25回・第26回大会は、HN部数の区別なし→それ以前の比率で推計

志位は、第25回大会比で、H87.5%・N85.0%と報告−唯一の長期データ

 

 党大会比較で、1980年第15回大会〜2014年第26回大会までの12回の34年間、赤旗部数は毎回激減している。宮本・不破・志位は、賽の河原の石積み運動に執着し、衰弱死突入政党に変質させた。

 

http://www.npa.go.jp/archive/keibi/syouten/syouten269/img/s02_0102.jpg

【創立90周年】共産党が政権に最も近づいた頃を調べてみた

 

 このグラフは、外部HPのリンクである。グラフを見る限り、党員数のピークは昭和62年(1987)であることがわかる。ちなみに機関紙数のピークは昭和55年(1980)。2012年時点、党費納入党員数実態は、21.5万人に激減している。赤旗部数は、2014年1月第26回大会志位報告のように、124.1万部に激減した。

 

 〔実相3〕、支部−沈黙2.8万→1.5万支部に、

 

    1.3万支部・46.4%崩壊・解党に沈黙

 

 志位は、第26回大会中央委報告において、支部数について沈黙した。あいもかわらず、「支部が主役」と唱えているだけである。2.8万→2.0万=8000支部崩壊の原因についても総括を回避した。

 

 第25回大会決議は、22000支部数の増減について沈黙した。しかし、13年間6000支部の崩壊・解党行動テンポアップから見れば、崩壊支部が増えていると思われる。かつ、09年3月時点における党員不拡大13728・62.4%支部、読者不拡大15400・70.0%支部という幹部会決定データは、それらの支部の内、かなりが、()党勢拡大サボタージュ()支部活動の事実上の停止()支部解党行動へと進行している可能性が高い。

 

    (支部数のウソ)=2万支部でなく→3月20日赤旗の実質支部数1万5158支部 (表8)

 

 第25回大会決議案は、共産党後援会員が380万人になったとした。しかし、後援会不結成は、地域支部で72%、職場支部が34%もあるとした。地域支部の72%もが、不結成とは、何を意味するか。

 

(表4) 支部組織の歯止めのない崩壊現象

 

志位は、第26回大会報告において、支部数データに沈黙

 

年・党大会

支部数と実態

1995年、中央委報告

28000支部。それ以前は、党組織防衛名目で、支部数隠蔽

2000年、第22回大会

26000支部

2003年、中央委報告

25000支部

 

 

2005年、第23回大会、4中総・5中総

24000支部  1995年から10年間で、4000支部が崩壊

()、「政策と計画」を持った支部−22大会90%→23大会52

()、週1回支部会議の支部 22大会25%→23大会19

()、総選挙で支部会議を開いた支部82%、一度も開かなかった支部18

   24000×18%≒4320支部は、事実上すでに崩壊している

   24000432019680支部が残存しているのが、共産党基礎組織の実態

()10年間の支部崩壊度 19680÷28000703%。297%の8320支部が崩壊

20061月、第24回大会

「政策と計画」を持った支部−22大会9023大会52

24回大会50%に後退。「計画」とは党勢拡大数値目標のこと。半分の12000支部が、()「計画」を立てられないレベルに崩壊的ダウンしたのか、それとも、()「計画的党勢拡大」という宮本・不破・志位路線を拒絶し、意識的に「計画の具体化・数値化」をサボタージュする構えに突入したのか。

08年中央委員会報告

22000支部に減少と報告

20101月第25回大会

後援会不結成は、地域支部で72%、職場支部が34。中央委報告は、支部数データに沈黙→その後20000支部に減少と報告

20141月第26回大会

志位は、中央委報告において、支部数データに沈黙。ただ、「5割超支部が新入党員37000人拡大」と報告=5割未満支部が4年間、党員拡大を拒否

8000支部崩壊後の20000支部なら、10000支部が4年間党員拡大拒否実質支部数15158支部なら、7579支部未満が4年間党員拡大拒否

 

    『支部活動部分停止→全面停止→解党行動の広がり』末端から党崩壊・解党の進行

    『選挙で動く党員と反発サボタージュする党員』選挙活動の拒否・不参加

 

 〔実相4〕、財政−沈黙。党費収入・機関紙収入とも激減

 

    党財政の破綻に沈黙

 

 不破哲三は、2000年規約全面改定、2004年綱領全面改定をした。別ファイルに書いたように、不破規約・不破綱領路線の実質的な確立は、2000年第22回大会だった。それ以降における党員数、党費収入、機関紙部数、機関紙誌書籍収入の13年間増減比較をする。

 

 機関紙収入だけは、2001年からとする。01年とは、赤旗カラー印刷導入により、赤旗年度当初からの値上げ増収となった時点だからである。増減といっても、一貫して党員数・機関紙部数減少→いずれも収入減収となっており、増えた年度は一度もない

 

    『不破規約路線の確立経過と本質−中国べったり・3回訪問不破の3人独裁政党』

 

(表5) 党費収入・機関紙収入・党員数増減の13年間比較

 

総務省への報告12年度

共産党公表141月第26回大会時点

期間

年間党費収入12年度

年間機関紙収入

 

党費納入党員数

機関紙部数

2000年・第22

13.2

291.7

2000年・第22

386517

199.0

2012年度1311月末

7.2

203.4

1311月末

318000

130.0

14115

305000

124.1

減少数・減収額

6.0

88.7

 

81517

74.9

減少率・減収率

45.4

30.4

 

21.0

37.6

党員納入党員数は毎月平均、年間党費収入・年間機関紙収入は億円

年間党員収入・機関紙収入は、13年11月30日総務省政治資金報告書数値

党費納入党員数31.8万人は、12年8月志位の都道府県委員長会議報告

機関紙部数は、13年8月機関紙部長の赤旗公表数値=H23万割れ・N101万

 

    (党員数のウソ)31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人

 

 年間党費収入の減少額・減収率機関紙部数・機関紙収入の減少数・減収率は、何を示しているか。この()は、資本主義世界で最後に唯一残存するコミンテルン型共産党において、()党員の党内離脱=党費納入拒否実態と、()赤旗読者の共産党からの大逃散連続=赤旗購読拒否実態13年間の比較データによって証明している。

 

 2001年赤旗年度当初からの値上げ増収後の10年間、()党費収入額・()機関紙収入額は一貫して減っている。増えた年度は一度もない。今後2019年余命期間まで、減り続ける03年〜12年まで9年間の減収値が、2019年余命まで続く機械的にシミュレーションをした。ただ、2019年の減収率は、2012年度収入との比較である。赤旗日刊紙発行費用内の固定支出項目・額とのアンバランスの破裂=赤旗新聞社倒産臨界点は、何年に来るのか。

 

(表6) 余命6年・2019年説の収入シミュレーション

 

03年〜12年の減収額・率→6年間後2019年の想定

 

党費収入

機関紙誌書籍収入

収入合計

党費増減・率

機関紙増減・率

2003

12.1

260.0

307.1

2012

7.2

203.4

245.5

4.9億円・40.4

56.6億円・21.7

年平均

 

 

 

0.49億円

5.6億円

 

 

 

 

 

 

2019

2.8

153.0

 

4.41億円

50.4億円

単位は億円。収入合計は、寄付・借入金などを含む

総務省の2013年度政治資金報告書公表は、14年11月末の予定

2019年度収入想定額は、2012年度×年平均減少額の9年分

 

 志位は、2011年7月3中総において、日刊紙発行赤字が毎月2億円・年間24億円になったと公表した。その赤字解消のため、日刊紙2900円→500円値上げ=毎月3400円・年間40800円にするとした。一般商業新聞より毎月約400円以上も高くなった。その結果はどうなったか。7月4日3中総以降5月24日「全活」までの「党勢拡大大運動」期間10カ月半もかかわらず、通算累計日刊紙H3500部減紙・日曜版N14000部減紙へと大量減紙をした。

 

 ただ、私の試算によれば、値上げにより、日刊紙24万部を維持できるままなら、発行赤字毎月2億円→8000万円に縮小したところが、時代錯誤「大運動」期間中、日刊紙通算累計で3500部減紙になった。赤字削減策として、日刊紙印刷2版→1版化に後退させたので、発行赤字毎月6000万円・年間赤字7.2億円に縮小した34年間大量減紙データが証明するように、赤旗HNとも今後増えることはなく、大量減紙を続ける

 

 2013年8月3日赤旗において、岩井機関紙部長声明は「日刊紙23万部を割る事態。日曜版は101万部に減った」とした。2010年1月第25回大会志位は、HN145.4万部と報告した。→3年7カ月後HN合計124.1万部へと、21.3万部の大量連続減紙政党を続けている。

 

 年間党費収入の減少額・減収率、機関紙収入の減少数・減収率は、何を示しているか。この()は、資本主義世界で最後に唯一残存するコミンテルン型共産党において、()党員の党内離脱=党費納入拒否実態と、()赤旗読者の共産党からの大逃散連続=赤旗購読拒否実態12年間の比較データによって証明している。

 

    『日本共産党政治資金2012年度報告の表裏』

       1年間で、党費収入−4955万円機関紙収入+3億5681万円

       公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人

    『日本共産党余命6年・2019年説=党機関財政破綻』

       資本主義世界で最後に生き残っているコミンテルン型共産党の余命

 

 〔実相5〕、民青−沈黙。250崩壊/315地区

 

    民青問題に具体的コメントなし・沈黙

 

 志位は、第26回大会中央委報告において、民青再建地区数についても、沈黙した。2004年からの青年支部数にも沈黙した。民青実態への無知から、生まれた代々木内の机上の空論青年支部は、ほぼ全滅したと思われる。

 

 第25回大会決議は、民青再建65地区−共産党315地区中250・79.3%地区崩壊のままとした。民青同盟員数・班数についても、沈黙・隠蔽している。共産党青年支部数について、04年1000支部結成→05年400支部に減退=600支部崩壊→09年決議案は支部数に沈黙・隠蔽をした。実質的にもっと崩壊していると思われる。

 

 そもそも、共産党青年支部とは、民青体験がない共産党常幹が代々木から発想した机上の空論だった。私の民青名古屋地区委員長1年半体験から見ても、それは二重の誤りを持っていた。第1の誤り=民青同盟員の数が、青年党員の数倍いればともかく、ほとんど同数になった現崩壊状況では、二重組織になり、民青班側の方が先に壊滅する。第2の誤り=青年党員だけを分離・分割すれば、残るのは、高齢者党員だけになり、次第に不活動→支部自体が消滅する。

 

 民青体験がない志位・不破でなければ、1972年新日和見主義分派事件=対民青クーデターに次いで、こんなにも誤った二度目の民青破壊路線をとらなかったであろう。

 

(表7) 宮本・不破による民青破壊犯罪と民青壊滅

 

第26回大会志位報告−民青問題への言及・具体的コメント一切なし

 

共産党党大会史上初めて沈黙民青組織ほぼ壊滅か?

 

民青同盟員数と実態

1972

民青同盟員数200000と最高値

 

 

1972

宮本・不破による民青・新日和見主義分派事件

(第1回方針転換)1)民青に事前相談もしないで、民青幹部30歳→25歳への年齢制限引き下げという共産党の独断決定。2)1972年沖縄返還闘争位置づけへの批判。3)朝鮮労働党分派疑惑

 →民青内に党中央批判勃発、民青中央の過半数が反対→批判者を2人分派・3人分派とでっち上げ→全国で600人査問、100人を1年間党員権停止処分・1人除名→その全員を民青専従解任・民青から追放→宮本・不破忠誠派への総入れ替えクーデター強行

これは、日本共産党史上、最大規模の冤罪粛清クーデター事件だった。

1995

民青同盟員数23000人に激減。宮本・不破忠誠派への総入れ替えクーデターによる民青破壊犯罪により、民青崩壊

(第2回方針転換)民青崩壊により、党中央は、199510月、315民青地区の廃止指令→民青都道府県委員会と民青班の直結命令

2003

民青中央委員会において、同盟費納入率40と報告。ただ、その実態を民青大会に報告せず

在籍23000人×40%≒実質同盟員数9200人にまで崩壊

2004

(第3回方針転換)崩壊度が止まらないので、共産党支部内で、民青指導の共産党青年支部分離方針を決定。

志位和夫は、青年支部1000結成と自慢報告

 

 

2005

民青同盟員数在籍20000人未満に転落と推定。というのも、2001年後の民青大会は、同盟員数を報告するなという党中央命令で隠蔽中。同盟員数報告の禁止という異様な共産党指令によって、その壊滅度が推定できる。

(第4回方針転換)党中央は、民青地区廃止命令を撤回→民青地区委員会再建方針に逆転換

5中総で、志位は、47都道府県・約316廃止地区中、8都道府県において、共産党命令で26地区の再建に成功と報告

(第5回方針転換)青年支部分離方針が頓挫→1000の青年支部も活動停止状態→5中総報告で400支部に減退=1年間で600支部が崩壊→共産党青年支部分離方針の逆転換・廃止か?

2007

11月民青33回大会。前回大会より同盟員数1100人減と報告。共産党中央発表禁止命令→13年間同盟員数・同盟費納入率隠蔽

2009

1121日、民青第34回大会。315地区中250崩壊のまま=共産党地区の79.3が民青地区機関壊滅のままで、都道府県と班直結1994年大会同盟員数23000報告以降、共産党中央の発表禁止命令により、15年間同盟員数・同盟費納入率隠蔽、再建地区数のみ公表

2010

共産党第25回大会決議。再建65地区−共産党315地区中250崩壊のまま青年支部数に沈黙・隠蔽。中央委報告はすべて沈黙

2014

共産党第26回大会志位報告。民青問題への言及・具体的コメント一切なし。共産党党大会史上初めて民青組織ほぼ壊滅か?

 

 民青は、共産党の指導を受けるという特殊規約を持ち、共産党員候補の最大の貯水池である。宮本・不破による1972年新日和見主義分派事件は、民青中央委員会幹部や都道府県委員会専従たちが、共産党からの自立傾向を示した諸運動・言動にたいする一大粛清・犯罪事件だった。たしかに、その対民青クーデターは、民青幹部トップたちを、宮本・不破忠誠派に総入れ替えすることに成功した

 

 しかし、そのツケと反動は、強烈だった。その犯罪的な2人分派・3人分派でっち上げクーデターは、同時に、共産党貯水池20万人という民青ダムを爆破した。20万立方メートルの党員候補者たちは、見る間に、2万立方メートル未満へと枯渇し、貯水池は干からびた。宮本・不破らは、民青という青年組織の未成熟さ・不安定レベルにまったく無知だった。彼らは、その行為が、ダム決壊を誘発し、民青が、共産党指導規約の科学的社会主義テリトリー(領域)から「大逃散」する事態想定にも入れていなかった。

 

 私は、1962年から1年半、名古屋市の民青地区委員長だった。その個人的な体験から見ても、宮本・不破の民青実態への無知からくる傲慢な一方的決定のごり押しと民青破壊の誤りは、日本共産党史上最大規模の冤罪粛清だと位置づけている。

 

 被査問者600人・被処分者100人は、全員が民青幹部内の共産党員だった。よって、この事件の性格は、()対民青クーデターであるとともに、()青年学生分野における党内クーデターという二重の犯罪となる。党中央側の共同正犯は、他に2人いる。600人査問・100人処分の実務統率者下司順吉と、思想検事役の上田耕一郎である。上田の犯罪的役割は、別ファイルに書いた。

 

    『新日和見主義「分派」事件』その性格と「赤旗」記事

    『上田耕一郎副委員長の多重人格性』新日和見主義分派事件での思想検事役

 

 

 3、新鮮味0、党改革方針皆無、統一戦線破壊史=共産党

 

    主導権狙い分裂犯罪史に沈黙・隠蔽の「一点共闘」

 

 〔小目次〕

   1、新鮮味0、党改革方針皆無=党内民主主義抑圧・破壊組織原則堅持

   2、統一戦線破壊史=共産党指導権狙い分裂犯罪史に沈黙・隠蔽の「一点共闘」

   3、「未来社会」論の詭弁=一党独裁・党治国家3党との共産主義友党関係継続

 

 1、新鮮味0、党改革方針皆無=党内民主主義抑圧・破壊組織原則堅持

 

 第26回大会志位報告に新鮮味はあるか→報告全体を読んでも、共産党問題に関するテーマでは、新鮮味がまるでない党勢力5分野における全面的後退を詭弁で隠蔽するばかりが目立つ。前進した分野は一つもない。あるのは、2013年7月参院選における「一時的軒下雨宿り」議席倍増だけなので、前進の他報告のしようもないが。しかも、「雨宿り」の実態は、1「赤色家屋内」に入らない、(2)「軒下だけ」だった。

 

 党改革方針も皆無である。今後とも、党内民主主義抑圧・破壊組織原則を堅持し、放棄しない。この党内犯罪的組織原則とは、1レーニン創作のdemocratic centralism+(2)分派禁止規定+(3)上意下達の軍隊的規律+(4)支部・党員など下部や外部からの党内外批判によっても、指導部が絶対に転覆させられないレベルの暴力団的政治犯罪システムなどである。資本主義世界において、この党内犯罪システムを放棄していないのは、日本共産党とポルトガル共産党だけである。

 

 ただし、ポルトガル共産党は、1874年、ヨーロッパ共産党において一番早く、プロレタリア独裁理論をレーニンの根本的に誤った原則とし、党大会において、放棄宣言をしたので、もはやレーニン型のコミンテルン型共産党ではない。日本共産党だけが、それを何度も訳語変更→隠蔽しただけで、堅持を続ける唯一のコミンテルン型共産党として残存している。

 

    『フランス共産党の党員激減とユマニテ危機』

        プロレタリア独裁放棄、民主主義的中央集権制放棄、M・L主義放棄だが

    『ポルトガル共産党の経緯と現在』−民主主義的中央集権制堅持

 

 もちろん、志位は、この暴力団的政治犯罪組織原則放棄しようものなら、1常幹22人の生活保障+老後保障どころか、(2)日本共産党そのものが、ヨーロッパ共産党のように、瞬時崩壊することを、恐怖に怯えつつ、完璧に理解している。

 

 2、統一戦線破壊史=共産党指導権狙い分裂犯罪史

 

    に沈黙・隠蔽の「一点共闘」

 

 第26回大会志位報告は、「一点共闘」とか「統一戦線」をさかんに唱えている。党史は、日本共産党が戦前・戦後にかけ、一貫して「統一戦線」破壊政党だったことを証明している。その犯罪党史を認め、自己批判表明した上での「一点共闘」主張ならよい。ところが、その「統一戦線」破壊史沈黙し、隠蔽したままでの主張なら、それは有権者・他政党騙しのペテンである。その犯罪史をHPリンクで確認する。

 

 宮本・不破・志位らは、「反戦平和でたたかった戦前共産党」と宣伝してきた。その実態はどうだったのか。戦前のコミンテルン日本支部は、スターリン・コミンテルンの「社会ファシズム」論盲信・隷従した。それは、犯罪的な統一戦線妨害・破壊理論だった。コミンテルン日本支部は、1軍部ファシズムとたたかうのでなく、(2)「社会民主主義政党=最大の敵」とした。そして、反戦平和運動統一破壊に狂奔した。

 

    『反戦平和運動にたいする共産党の分裂策動の真相』

       「反戦平和でたたかった戦前共産党」史の偽造歪曲

    田中真人『日本反帝同盟の研究−共産主義運動と平和運動』

 

    『日本共産党90周年の根本的な逆説、第1期』

       ソ連共産党支配下の反国民的隷従政党

    『日本共産党90周年の根本的な逆説、第2期』

       ソ中両党支配下の反国民的隷従政党

 

   日本共産党の原水禁運動分裂犯罪史脱原発運動反対した「平和利用」論の分裂犯罪

    『核・原子力問題にたいする共産党3回目の誤り』()1963年→()1984年

       ()2011年 運動・理論面での反国民的な分裂犯罪史

    長島功『日本共産党の原子力政策の批判』

       「原子力の平和利用」路線堅持→「原発ゼロ」「原発からの撤退」

       「反原発」「脱原発」は「平和利用」拒絶=反科学だ排斥→分裂路線

    加藤哲郎『日本マルクス主義はなぜ「原子力」にあこがれたのか』共産党批判と資料

          『反原爆と反原発の間』日本マルクス主義から、

            なぜ高木仁三郎や小出裕章が生まれなかったか

          岩波現代全書『日本の社会主義ーー原爆反対・原発推進の論理』発売

            第七章 平野義太郎と日本共産党の「平和利用論」

              1 講座派の論客から「大アジア主義」を経て日本平和委員会会長に

              2 共産党の六一年綱領と「原子力の平和利用」

              3 原水禁運動を分裂させた共産党の「社会主義の防衛的核」

              4 脱原発運動に反対した共産党の「平和利用」の論理

 

 3、「未来社会」論の詭弁=一党独裁・党治国家3党との

 

    共産主義友党関係継続

 

 志位は、第26回大会報告において、「未来社会」論をさかんに唱え始めた。従来は、不破などの「社会主義」論だけだった。しかし、社会主義のイメージといえば、1崩壊した東欧・ソ連10カ国とその前衛党、および、(2)生き残りの一党独裁・党治国家3党しか思い浮かばない。北朝鮮を含め、それら14カ国は理想の体制と程遠く、嫌悪・拒絶の対象でしかない。

 

 不破式「社会主義」論・「レーニン賛美」著書多数にたいし、青年・学生は見向きもしない。民青組織もほぼ壊滅状態になった。焦った志位は、1)「社会主義」論だけでなく、(2)「未来社会」論併用しなければ、党勢力5分野すべての全面的減退→共産党衰弱死スピードを食い止められないと悟った。支部・党員騙しの新詭弁として、社会主義展望をぼかした「未来社会」論の大宣伝を始めた。

 

 それだけでない。第26回大会志位報告は、(3)「ソ連」「レーニン」用語を見事なまでに抹殺した。そして、(4)何回も「マルクス」「資本論」引用のみに後退させた。なぜか。レーニンのウソ・詭弁犯罪、ロシア革命・ソビィエト勢力数十万人の大量殺人犯罪データが、さらに広範に知られてきたからである。(5)「スターリンは悪いが、レーニンは正しい」という日本共産党独自のソ連史に関するウソ・詭弁・偽造歪曲はもはや通用しなくなった。

 

    『ウソ・詭弁で国内外の左翼を欺いたレーニン』

         基本テーマに関するレーニンのウソ・詭弁7つを検証

    『レーニンが追求・完成させた一党独裁・党治国家』

    『「赤色テロル」型社会主義形成とその3段階』レーニンが「殺した」ロシア革命勢力

    『レーニンの大量殺人総合データと殺人指令27通』大量殺人指令と報告書

 

 不破・志位らは、中国共産党と共産主義友党関係を結び、現在も続けている。中国共産党とは、一党独裁・党治国家を私的所有する政治犯罪政党である。それは、他政党禁止・人権侵害政党として、日本の有権者すべてに知られている

 

 ところが、尖閣諸島領海侵犯+無法な防空識別圏の中国共産党の国際的犯罪行為が急浮上した。日本共産党は、1998年以来、16年間にわたり、国際的犯罪行為政党共産主義友党関係を続けてきた。不破哲三は、中国を3回も訪問し、「社会主義をめざす国ぐに」と賛美してきた。

 

    (不破哲三と中国共産党との関係経緯)

     『不破哲三と中国共産党との関係経緯』

     『日本共産党と中国共産党との和解劇』998年 wikipedia日中共産党の関係

     加藤哲郎『「社会主義」中国という隣人』共産党一党独裁・民主主義以前の党治国家

 

     共産党『不破哲三議長の中国訪問』02年8月 『学術講演「レーニンと市場経済」』

     共産党『中国共産党との会談終了/日本の情勢について不破議長が発言』05年

     新日本出版社『不破哲三102冊』『日中理論会談で何を語ったか』06年3月

     日本共産党『不破哲三−「学術講演」内容』全文、06年5月訪問

     しんぶん赤旗『不破所長−中国社会科学院で「学術講演」』06年5月記事

 

     『不破規約共産党と尖閣諸島・ノーベル平和賞問題』中国べったり・3回訪問不破

     高木純吉野川市議会議員『日本共産党を離党しました』2012年4月10日

       「理論交流」=人権弾圧の中国共産党と友好関係、「一党独裁」容認と批判

 

     不破哲三団長『第5回日本ベトナム両党理論会談始まる』13年12月16日

     google『不破哲三 中国共産党』 『文化大革命 日本共産党』

     google『中国共産党』ファイル多数

     google『中国共産党のインターネット摘発・管理』

 

 たしかに、志位和夫は、赤旗紙上においてのみ尖閣諸島領海侵犯+無法な防空識別圏などの中国共産党の国際的犯罪行為批判した。しかし、共産主義友党関係政党として、中国共産党や、日本の中国大使館に直接乗り込んで、犯罪批判・撤回などを要求したことがない国際的犯罪行為・他政党禁止・人権侵害政党にたいし、「内政問題」という詭弁で逃げている。

 

 日本の有権者は、志位和夫の腰が引けた紙上のみ批判のずるさ、「内政不干渉」という詭弁を見抜いている。それが、2013年12月共産党支持率の急落に現れた。1安倍内閣支持率の47.1%への9%激落原因と、(2)日本共産党支持率の1.3%への急落原因とは、まったく異なる。

 

    共産党支持率 時事共産党13年6月1.5%→8月2.0%→9月1.8%

           →10月2.3→11月1.6→12月1.3%→14年1月1.5

 

 それは、有権者が、国際的犯罪行為政党・中国共産党との共産主義友党関係政党・日本共産党にたいする拒絶感を表明した結果である。

 

 

 4、常幹22人の生活保障+老後保障

 

    の自己保身・無変化人事

 

 日本共産党の党内民主主義抑圧・破壊システムはどうなっているか。軍隊的上意下達ルートは何層にもなっている。1常任幹部会22人→(2)幹部会→(3)中央委員会→(4)47都道府県委員会→(5)315地区委員会→(6)残存する1.5万支部である。レーニン以来分派禁止規定があるので、下部組織からの批判によっては、絶対に覆させられない政治犯罪機構である。

 

 トップは志位・不破+新書記局長の3人独裁者であり、党内全権力を占有している。

 

 志位は、第26回大会において、常幹22人を任命した。すべての役員選挙は、「選挙」の形式を装った「任命」である。第25回大会も、常幹22人だった。老齢交代以外、顔ぶれはほとんど変わっていない。不破哲三84歳の常幹・社会科学研究所長再任を含め、まったくの無変化・マンネリ人事になった。

 

    第26回大会『新中央委員会/中央委員会の機構と人事』常幹22人

    アルチュセール『共産党のなかでこれ以上続いてはならないこと』任命

    『地区財政破綻政党+党資金横領常幹政党=?』

       地区専従13年間で458人・33.2%リストラ+毎年6000万円横領常幹

 

 常幹の年収はどうなっているか。1常幹手当月50万円→年収600万円+(2)常幹の専従基本給約30万円→年収360万円+(3)年齢給1年1000円→65歳以上で6.5万円+(4)専従歴給1年1000円→専従40年以上で4万円=(5)総計年収970.5万円になる。ただ、(2)の金額30万円は推計である。50万円以上かも

 

 次回第27回大会までの約3年、常幹22人は、年収合計2911.5万円を手に入れる。それ以外に、(6)常幹・中央委員・党本部専従・赤旗記者には、退職金制度がある。さらには、(7)引退後、常幹全員に、党中央名誉役員手当都道府県委員会名誉役員手当がある。それは、赤色老齢年金制度である。ただし、(7)は都道府県委員会専従・地区委員会専従にはない。もちろん、(8)通常の厚生年金は貰える。

 

 もう一つある。(9)志位、および、国会議員兼任の常幹は、多額な議員歳費が入る。党中央強制徴収の寄付金額を差引しても、年収数百万円増加になる。

 

 これだけの年収制度があれば、常幹をとてもやめられない。3人独裁者100%服従し、態度でも忠誠を示す、赤色思考停止人間になりきる。これが常幹22人にとって最良の生き様になる。

 

 志位は、第26回大会において、1新鮮味0+(2)党改革方針皆無+(3)常幹22人の生活保障+老後保障の自己保身・無変化人事システムを見事に完成させた。

 

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 〔関連ファイル〕

    『日本共産党余命6年・2019年説=党機関財政破綻』

       資本主義世界で最後に生き残っているコミンテルン型共産党の余命

    『9中総+第26回大会決議案』

       荒唐無稽な目標6年間でP50万・H50万・N200万に

    『第26回大会−34年間連続減紙・衰弱死突入政党』

    『8中総−参院選総括、第26回大会と党勢拡大大運動』

       第2次党勢拡大大運動4ヶ月半めぐる志位のウソ・隠蔽手法

 

    志位報告『第26回党大会報告』2014年1月15日 『26回大会結語』

    共産党 『共産党 『しんぶん赤旗』 「不破綱領」 「新規約」

    『第25回大会中央委員会報告・決議の行間を読む』2010年1月

 

    『日本共産党政治資金2012年度報告の表裏』

       1年間で、党費収入−4955万円機関紙収入+3億5681万円

       公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人