・情報カレンダー
・人気ランキング
・K-POP 掲示板
・K-POP情報館
・usk(ユースケー)のCDレビュー
|
H.O.Tのメンバー(うーん、まだ「元」なんて付けるのに抵抗が・・・)、カンタのソロアルバム第一弾となる本作は彼のアーティスト宣言ともいうべき仕上がりだ!
いや、改めて彼は歌が上手いなあ、と感じずにいられないです!
しかもこんな夜が似合うアルバムを作ってしまうとは!
韓国の男の子が女の子を口説くのにけっこう使っていたりして?なんて思ってしまう(笑)。
いや、でもそのくらいおしゃれで、しかもあのカンタがこんなに自然と大人なアルバムを作ってくれるなんて本当に驚きである。
聴き所はなんといっても3曲目のタイトルトラックだが、このバラードは韓国バラードによくあるピアノやストリングスを使ったアレンジで作られているが、仰々しいなんて感じないのである。
いや、確かにそうかもしれないが、それ以上にその綺麗なメロディーと、それを完璧に歌いこなす彼の歌声についつい耳を傾けてしまう。
つまり嫌味な感じというか、いかにも泣かせてやろうというのではなく、本当に心を打つ歌声なのだ。
あの、イスマン先生がH.O.T.をかっこよさとかだけじゃなく人格を重視してメンバーを選んだというが、
それがこんなところにヒシヒシと・・・・(あ、また誉めすぎちゃった^^;でも本当です)。
他の聴き所を見てみると、11曲目の「ク ヘ ヨルム(その年の夏)」などはアコースティックギターの弾き語りで始まり、「トン、トン」なんてギターを叩いているところなんてフォークしてていいですね、なんかトンムルウォンみたいで。
今、このような曲がなかなか出てこないし、韓国のファンにも生演奏とか生楽器のよさが伝われば、より韓国音楽の深さが出ると思うので、彼がこのような路線で頑張ってくれたらなんて望んでしまう。
14曲目の「オヌル カッチ イロンジャンパッキ チョア(今日のように、こんな窓景がいいね)」はなんとシンスンフンの作詞作曲というのだけで驚き(!)
全体的にジャジーな曲がところどころにアクセント代わりに散りばめられているのが特徴だが(4曲目とかね)、同じ事務所のS.E.Sが4集目で「Be natural」でやっぱりジャズフレイバーの強い曲を打ち出したのに影響を受けたのでは、なんて考えすぎかなー?
実はこういうのもやってみたかったんだろうなーと感じてしまうんですよね。
いずれにしてもこのようなスタイルはなかなか韓国ではお目にかかれないだけに大歓迎!である^^。
そういう意味では、従来のダンス系を期待したファンには申し訳ないが、そこはぜひシフトチェンジして彼の新しい姿を見て欲しい。
新しい彼は自分で自分をコーディネートして、とても似合う服を着てますよ(あれ、ちょっと似合わない言葉?)。
※ もしこのコーナーで取り上げて欲しいCDがありましたらどうぞ私宛にメールで!
リクエストお待ちしております!! from usk
|
|