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・usk(ユースケー)のCDレビュー
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15回目の正直で・・・イ・スヨンはとうとう地上波チャートで1位奪取した。
イ・スヨン様、おめでとうございます(^^)。
そんな訳で、めでたい話なので彼女の新作のレビューをご紹介します。
ここまで来るのに感慨深いものがあったのだろう。
号泣してほとんど番組で歌にならなかったらしい。
ボクはその番組を見ることはできなかったが、たぶん見ていたら、きっともらい泣きしていたに違いない(^^;
なにせ両親を亡くし、若くして一人で弟と妹の世話をしなければならず、時には姉としてだけでなく、父親や母親代わりをしていたに違いない。
そんなことを思いながら見ていたら・・・ねえ、でしょ?!
それでもどこかトボけたキャラクターにホッとしてしまうのであるが、やはり苦労して頑張っているというイメージを彼女に持っているものだから・・・ねえ?
そんな背景の中での一位奪取した曲がタイトル曲「ラララ」である。
いかにもイ・スヨンらしさが感じられるマイナー調のバラードである。
アコースティックギターのイントロが非常に印象的で、優しげなイ・スヨンの声はどこかいつもより力強い感じを受ける。
この「ラララ」といえば、その強烈なミュージックビデオ(MV)が余りにも残忍な描写で放送禁止になったということでも話題になった(ちなみに、この4集はこのビデオクリップを含むDVDを付けているものとCDだけのものとリリースしている)。
実際に(おそるおそる)見てみると、血は飛び散るは、首吊り自殺の描写はあるは、確かに惨い。
けど・・・こんなの他の歌手のMVにもあるじゃないかよ〜!なんて突っ込みを入れたくなるんだけど、まあ、いいや。
けっこう話題になったし。
ちなみに(←こればっか)このMVの犯人はわからず最後までじまいだが、次の後続曲のMVで犯人がわかるということになっている(ってことは次のMVも放送禁止か?!)。
全体的な内容としては前作の3集の「made in winter」で確立した感があるイ・スヨン・サウンド。
それは徹底したバラード路線であったが、それに対し今回はそれを守りつつ、少し飛び出したイメージとでもいうか、色々新しいイメージの曲に挑戦している印象がある。
5曲目「Another day」は初のシャッフルビートのダンスナンバーだ。
これにはけっこうビックリした。2集でも「チェンタル(争奪)」なんてカッコいいダンスナンバーがあったけどね。
でも意外とこういう曲も自然と歌いこなしちゃう所が彼女の凄いところ。
意外となんでもこなせるお方なのだ(ラップも上手だしね)。
それは6曲目「クドゥンクドゥン(ドキドキ)」のような可愛い曲でも聴くことができる。
なんか・・・アイドル歌手みたい(^^;
あとはなんといっても14曲目「オルマナチョウルカ(どんなにいいことか)」だろう。
あの「ファイナル・ファンタジー]」の主題歌である。
いかにもイ・スヨンのために作られたかのような、郷愁的なメロディが秀逸のナンバーである。
あとは個人的には「Phantom of love」がオススメ。
彼女も一番のお気に入りなんだそうだ(^^)。
これはどういう曲かというと、一言で言表現するとマイナー調バラードなのだが、これまで以上にグッとアダルトなものになっていて、その切ないメロディに胸を打たれてしまう。
ちょっと大袈裟に言うと、この曲だけでも聴く価値があると思えるのだけどな。
ライブなどで是非とも聴いてみたいナンバーだ。
・・・・とかなり聴き所満載といった感じのアルバムである。
彼女のアルバムの中で一番聴きやすいアルバムではないかと思うので、「イ・スヨンを聴こうと思うのだけれど何から聴こうかな」とお思いの方はこのアルバムが一番のオススメです。
さらにどっぷり浸かりたい方は3集といったところでしょうか(^^)。
ところで、日本留学なんて噂を耳にしたが、なにかと日本(特に北海道)に縁がある彼女。
実現したら・・・日本公演はどうなるんですかね?
ちょっと心配。
ではまた(←疑問を投げかけて逃げるな〜!)
※もしこのコーナーで取り上げて欲しいCDがありましたらどうぞ私宛にメールで!
リクエストお待ちしております!! from usk
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