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・usk(ユースケー)のCDレビュー
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アーティスト名：
DAISY アルバム名： 1集 Alone 試聴：「Alone」[試聴] |
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ＤＡＩＳＹ・・・すでに解散が決まってしまった彼女たちだが、だからといってこのアルバムを聴かないでいるのはあまりにもったいない！と思うのでぜひここで紹介したいと思います！！ 実際、作品としてのクオリティーはアイドルグループのものとは思えないくらい本格的なＲ＆Ｂサウンドで、クールさと優しさが感じられる二面性がかっこよすぎる・・・ そう、女の子三人組みのデビューアルバムとは思えないほどハイレベルなのだ。 メジャースケールのダンストラックがないので、一見愛想がないように思えるが、それだけクオリティーにこだわったスタッフの力の入れようを感じるのだ。 しかも、だ。歌の上手さはグループのレベルで言うとこれほどのグループは滅多にお目に掛かれないほどである。 それぞれがソロを取れるだけでなく、3曲目の「イジェン（これからは）」などで見られるような三人のコーラスワークが実に心地よいのだ。 どちらかというとスギョンの高音をフューチャーした楽曲が多いのだが、これまた信じられない声なのだ。それは8曲目の「Ｅ−ｍａｉｌ」のラストなどでも見られ、しかも計算して出した、というよりアドリブか気持ちが高ぶってつい出てしまったかのような、非常にゴスペルチックなフィーリングの持ち主と見たが、いかがだろう？ ちょっと難しいと思う方は、ウーピー・ゴールドバーグの主演した「天使のラブソング」辺りを見ていただいて、わかっていただくとしよう（笑）。 話が反れたが、彼女はまだ、18歳という若さ。本当にすべてはこれからだというのに・・・できることであれば次のアルバムを聴きたい・・・そんな思いにさせられるのである。 では、他の二人の魅力は？というと最年長のユナは低く、太い力のある声でこれまたソウルチックな声で、ナヨンは優しい女性らしい声ながら、その一方でユナとは違うパワーを感じさせるのだ。 声以外にも、もちろん聴き所はまだまだある。活動曲の３曲目「Ａｌｏｎｅ」はソン・ヨンチェの曲作りのセンスが光る、アルバムのイメージを象徴するクールなＲ＆Ｂ。 ６，７とバラード続きで思わずシンとして聴いてしまうような曲の流れ、アレンジも「Ｂｏｙ ｓｔｏｐ」のようにロックマナーのギターをフューチャーしたり、「チョンサエヌンムル（天使の涙）」ではアコースティックなサウンドも見せるなどプロデューサーのシム・ジェゴンのセンスに惚れ惚れしてしまうのだ（ん・・・。ちょっとまた誉めすぎか？）。 しかし、それほどこのアルバムが良く出来たものなのだ・・・。 それだけに解散のニュースは愕然とした。 なんで、こんなに素晴らしいグループなのにね・・・。 もう一度言うが、アルバムのクオリティー、三人の実力、プロデューサーのセンス、どれをとってもすばらしいので、このＣＤは是非確かめていただきたい一枚なんですよね。 数多いグループの中で彼女たちのようなグループがあってもいいんじゃないかなあ・・・と思っていたのだ。 しかし、そんな中でスギョンのソロアルバムが出るなんて噂がある。ぼくはこれに期待したい！ ※もしこのコーナーで取り上げて欲しいＣＤがありましたらどうぞ私宛にメールで！ リクエストお待ちしております！！ ｆｒｏｍ ｕｓｋ |
| 文：usk 装飾：yojiji |
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