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突然の解散が決定してしまったS#arp。
原因は女性メンバー二人のケンカという、なんともあっけない幕切れである。
しかもつい最近5集を出したばかりというのに、ファンにしてみれば、「そりゃないぜ〜!」といったところだろう。
男女4人というメンバー編成から、一見してカップル2組のようにも見える。
実際、新譜の5集ジャケットには結婚式のイメージでのものだったり、なんだか傍から見ると、グループ交際しているように見えてとっても仲が良さそうな感じだ。
しかし、ソ・ジヨン(八重歯で金髪のほう)とチヘ(黒髪でホッソリしたほう)の二人はデビュー当時から相当仲が悪かったらしく、業界でもかなり有名な話だったようだ。
本当かどうかわからないが、あるグループがメンバー同士でケンカをしてるとマネージャーが「そんなにケンカばかりしてるとS#arpみたいになっちゃうぞ!」なんて言っていたとか。
いつ解散してもおかしくなかった状態だった、ということらしい。
もうちょっと無駄話を続けさせてもらうと、同じグループに女性二人というのはやっぱり基本的に難しい。
ひとつの城にお姫様は二人いちゃいけない、ということなのだろう。
しかも、二人とも可愛いとくれば、ちょっと相手がチヤホヤされると気になってしまうものなのねん・・・・・。
さて、そんなわけで今回紹介させていただくのはS#arpの4・5集「♭(フラット)」だ。
全体のイメージは発売当時が冬ということもあって、今作のタイトルのように、寒い季節についついほしくなる、暖かいコーヒーのような内容だ(無理やり持っていっちゃった ^^;;)。
そんなわけで、スペシャルアルバムという意味合いからか、ダンスグループのアルバムというよりバラードを中心に編集されているような気がする。
いや、もちろん3曲目「Kiss me」のような楽しさいっぱいの曲もあるのだが、やはりオープニングを飾る2曲があらゆる意味で突出した出来だ。
1曲目「サランハルケ」はファンタジックなストリングスのアンサンブルのイントロが印象的なストレートなバラード。
つづく2曲目の「ネイプスル タットゥッタン コピチョロム」はラップを盛り込んだバラードで、コーラスワークの掛け合いも素晴らしいものがある。
どちらもメロディのセンスに優れた曲である。4曲目「Sunday kiss Monday love」は・・・アニメの「うる星やつら」一番最初の主題歌に似てる、と思ったのはボクだけ?
(だよね〜!?)といっても最近の若い子には分かりにくいか(^^;;
妙にポンポンしてるエレキパーカッションといい、80年代っぽい可愛い曲だ。
ちょっとエスニックっぽいイントロが印象的な5曲目「パボヤ パボ」、ペク・チヨン張りのアツ〜いラテンナンバーの6曲目「Never」、シンプルで、なおかつオシャレなエレクトリックピアノをバックに、静かな夜にしっとりと聴いてみたい7曲目「ソンイン」、クールなビートの8曲目「シルルエッ」、再び明るく楽しい曲調の9曲目「All for you」、彼らにしたらちょっと珍しいハードロック調の10曲目「Bye bye」、そして最後は「Lying」のリミックスで締めくくっており、ご覧の通り(?)バラエティに富んだ内容となっている。
ところで最後に・・・メンバーのソ・ジヨンのファンが彼女のソロ活動の署名運動を行っているなんてニュースが入ってきている。
これが実現すれば、チヘのほうも黙ってはいないのではないか。
男二人もラップやダンスで十分やっていけると思うので頑張ってほしいと思う。
まあ、女子メンバーの二人はもう喧嘩をやめて(^^;;
お互いに刺激を与えながら、いいライバルになって、二人で発展していけるような活動をしていけたら、なんて切に願うばかりである。
※もしこのコーナーで取り上げて欲しいCDがありましたらどうぞ私宛にメールで!
リクエストお待ちしております!! from usk
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文:usk 装飾:yojiji(う〜ん、今回の装飾はイマイチだったかも... ごめんねuskさん)
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