ヘッドホンアンプ

高性能なヘッドホンが多数発売されていますが、携帯ヘッドホンオーディオに使うだけではもったいないので、本格的なヘッドホンアンプを製作しました。最近のオペアンプは、高い駆動能力を持っていますので、現在発売されている50Ω前後のインピーダンスなら,、オペアンプ単体で、そのまま駆動できます。このためオペアンプ単体でのヘッドホンアンプが機器組み込では主流ですが、ガンガン鳴らしても音崩れしない、さらに大きな駆動能力を持ったヘッドホンアンプにするには、トランジスタで強力にドライブする必要があります。オペアンプ単体駆動で、定評あるOPA134＋ミドルパワートランジスタでヘッドホンアンプを製作しました。自作機器組み込みにも適しています。オーディオ用電解コンデンサー、無鉛すず銀半田を使用し、高級ボリュームRK27を使用し特に音質考慮しています。この基板で無鉛はんだと鉛はんだで実際音質比較して無鉛銀はんだに決定した経緯があります。

ヘッドホンアンプはなぜ必要か

プリメインアンプのヘッドホン出力はパワーアンプ出力に抵抗を直列に介して駆動しています。ここでの音質低下が著しいことは、大昔から分かっていました。CDプレーヤー、MDプレーヤーなどに付いているヘッドホンアンプはオペアンプによるヘッドホンアンプで、非力な場合があります。また低音ブーストしてあったり色付けは否めません。そこで素性の良いヘッドホンアンプが必要になります。