航海日誌
簡単に言っちゃえば日記です。適当にだらだらと書いております。(最近は愚痴というかコラムと化しているような……)



2/27
なんだか最近は
日記というよりも、コラ厶というよりも、むしろ解説文のような感じになってきたこのコンテンツ。
そもそも、日記となりそうな日常を送っていないのが最大の問題なんですが、時事問題や各種作品にに対する突っ込み能力も甘い今日この頃。
あとは、このやたら丁寧になっている書き方が足かせになってるような気もするけど。

まぁ、それはそれとして、米の方からのニュース。
ルパン3世が映画になるそうで……
ハリウッドによる実写で(爆)
はてさて、どういうことになるんでしょうねぇ……
最近のルパンはスケールが壮大で、確かにハリウッド向きといえば向いているんですけど、メインキャストが全員日本人という設定もどうするのやら。
まさかアメリカお得意の名前だけ借りてあとの設定は改変とか……


2/26
パイオニア、旅立つ
報道によりますと、地球製の人工物としては初めて木星以遠に達し、さらに冥王星軌道も抜けた惑星探査機パイオニア10号。
1972年の打ち上げから約30年。搭載している原子力電池の電圧降下、並びに約120億キロという遠距離に達したためにDSN(Deep Space Network:深宇宙通信網、世界の大型アンテナを使用することで超遠距離の探査機の電波を受信するネットワーク)を持ってしてもついに電波を捕捉できなくなりました。
もう一台のパイオニアであるパイオニア11号は1996年にすでに活動を停止し、
パイオニア10号も97年に更新を停止していましたけど、2002年に交信の再開に成功しました。
ボイジャーの陰に隠れて存在感が薄いパイオニアですけど、木星・土星に接近して撮影(ただし、解像度は悪い)し、各種の科学観測を行い次にくる航海者(ボイジャー)のために貴重な資料を残していったまさに未踏の地を開拓する先駆者(パイオニア)でありました。
パイオニアはボイジャーの接近の前準備として、各種の基礎的なデータ(木星が大部分を水素ガスで構成された惑星であるということを発見したのはパイオニア10号の功績である)を取得し、ボイジャーがより科学的な探査を行うための事前準備を行い、その後外宇宙へ向けて旅立ちました。

パイオニア11号は太陽風と星間ガスとの境界面の前面に向けて飛行中であり、10号は後方(おうし座アルデバランの方角)に向けて飛行中です。
つまり、パイオニアは孤独な存在になってもなお開拓者であり続けようとしているのです。
さすがに、かなり微弱になった電波だけに、再捕捉の可能性は絶望的に低いですけど、
パイオニアにはもしも異星人がこの探査機を回収した時のことを考えて、太陽系、地球、並びに人類を紹介するためのプレートがはめ込まれているのは有名な話(……だよね?)で、メッセンジャーとしての任務も帯びています。遠い将来、もしも人類が自らの行いまたは天変地異によって滅亡したとしても、その存在したという証だけはパイオニアとボイジャー(こちらは地球上の音や挨拶などを刻み込んだレコード)に託されているという事になりますね。
もう一種の惑星探査機であるボイジャーは計算上では2020年までの電力と姿勢制御用の燃料があるそうで、運がよければ衝撃波面を通過し、太陽風がない宇宙空間のデータを送信してくれることでしょう。

しかし、この時は最初のが失敗した時のことを考えて予備の探査機も一緒に打ち上げていたんですね。
最近の「一発勝負」の保険のない惑星探査はコストの面もあるのでしょうけど、ちょっとリスクが高いなと思っても見たり……。


2/25
北、またやりおった……?
韓国の新大統領への祝砲武力誇示と言えるようなタイミングで対艦ミサイルHY-2「シルクワーム(実際は改良型のシアサッカー?)」を発射しましたけど、実際のところ驚異としてはどうみるんでしょう。
このミサイル自体は第一世代の対艦ミサイル「スティックス」の中国によるコピー版であり、現代の高度化、小型化されていっているミサイルに対抗するために開発が進められてきた戦闘艦艇にとっては迎撃は容易でしょう。
射程もそこまで長くなく、マスコミが騒ぐほどの脅威はないでしょう。
改良して射程が伸びたとしても、目標を前もって捕捉できるかどうかは別ですし。

防衛庁によるとミサイル発射自体は毎年行われており、それこそ毎年恒例のことなので首相官邸への報告もする必要がなかったのでしょうか。
考えようによっては軍事関係者にはさも当たり前のことを、何も知らない民間へ大々的に報じることで北への警戒心を増やすという見方もできるかもしれませんね。
もっとも、今の時期に撃った方も撃った方ですが。


2/23
今回買ったPDA
「また」不具合起こして(今回は電源が切れなくなるというもの)買った所にもっていったら交換してくれました。
かなり自分が呪われているということを自覚してしまうのと同時に、店の人の対応も丁寧でよかったです。品物こそアウトレットでしたが(そのために新品よりも2万円近く安く買えた)、それでもきちんとサポートをしてくれたあたりはさすがカシオの直売店だけありました。
そして、勢いあまって外づけのPCカードユ二ットも購入。
構造的には、E−2000を抱え込む形で、PCカードを駆動させるためのバッテリーを内蔵しています。
このバッテリーは、設定によってPCカードだけではなくPDA本体への給電が可能という機能を持ち、これによって稼動可能時間を倍近くにすることが可能になっています。
もうひとつの特色としてはUSBポートを有するということで、特殊なドライバが必要でない機器ならここに接続させて動作させることが可能です。
そういうわけで、現在USBキーボードを接続して入力をしています。
このあと、html化してPCカードのAirH゛経由でアップロードする予定です。

PCカードユニットのない状態での使い勝手ですけど、文字の入力に関しては私の致命的に下手な文字でもそこそこに認識してくれているので性能はかなりあがってきたようです。でも、変換機能は例によってタコっぽいのでATOKの購入が計画にあがっています。
PDAは仕事には使わない(使い道がないともいう)ので、スケジュール機能や仕事表などは使い道がないですが、これから使い道を模索していきますか。
メディアプレイヤーも入っていましたが、aviやmpgは再生できず、動画はwmvのみしか再生できなかったのは痛かったです。
Poket Wordもついていますけど、いまいち使い勝手がわるいですね。

ただ、先にも書いたように、文章の閲覧にはちょうどいい感じで気軽に読めます。

2/18
ポケットPC使ってみる。
いくつかのページをぼ〜っと眺めていて、思う所あって購入。……物欲モード全開ですけど(汗
それまで使用していたPDAはCASSIOPEA A−60というもので、液晶にキーボードがついただけというようなもので、電卓のような安っぽいキーボードなどで評価がわるい所では悪いですが、なれればそんなに使いにくい訳でもなく、むしろ高い携帯性と迅速な電源のオン・オフ、そして乾電池でも動作する汎用性はかなり重宝しています。
ただ、本体メモリの少なさ(システムとユーザーあわせて8MB(涙))と処理速度の遅さ、そしてモノクロの液晶はテキストを書くだけならいざしらず、他の用途に使用するには厳しくなってきました。
購入したのはカシオのCASSIOPEA E-2000。発売から一年くらいたったもので、その上アウトレットの品だったので、ソフマップで買うよりも2万円近く安くすませることができました。
そういうわけで、持ち帰って早速起動〜

ちゃら〜ん「バックアップ電池の残量がありません……つーか、入ってません(意訳)」(当然、電池は新品を入れている)

……をい

ってなわけで、いきなり保証書持って買った店に向かうはめに。
さすがに見ただけで初期不良とわかるものだったので、その場で交換してもらいました♪

使用感は……やはりキーボードがないのがかなり厳しく、今まで使用してきたキーボードショートカットが使えないのがいたいですね。
いちおう、今回の日記はこのPDAを使用して書いていますけど、やっぱり、これで長文を書くのは腕への負負担が大きいですね(涙)
一方、その他の用途では、大きさが小さい分とりまわしが楽で、小説を読むのにはいい感じです。
他にも気がついた事がありますけど、それは改めてキーボードを使った時にでも(笑)

……これでサブノート、ハンドへルドPC、手のひらサイズのPDAと……CASSIOPEAが3台そろうという状況になってしまいました。


2/7
竹中経済財政・金融相が閣僚にある上場投資信託を買うように言ったそうで。
自分も買う上に、「小泉首相も『買わない』と言わなかったので、 期待している」と言ったそうな……
そして、記者会見で強調したらしい言葉が「絶対もうかります」……って、をい。
「絶対儲かる」って……そんなうまい話あるわけないでしょう。
というか、この決まり文句ってネズミ講をはじめとしたいろんな詐欺系の金儲け案内スパムメールで使い古された言葉なんですよねぇ……
こういうことを平気でいってくる人がこんな立場にいるって……この国の経済、もう先がないのかも。


2/4
「宇宙……それは最後のフロンティア」そして、「残された広大な冒険フィールド」

その昔、冒険家は命をかけて未知の領域に踏み込むことで新たな知識を獲得し、どのような形であれ人類に恩恵(それは感動も含む)を与えてきました。
人類の祖先、樹上生活という敵からの襲撃が少ない環境から大地に降り立ち、その行動範囲を飛躍的に広め、コロンブスもマゼランもそれぞれの冒険を行うことで新たな土地や知見を発見することが出来ました。
そこに名声と金がついて回ったにせよ、その後の世界に大きな影響を与えたのはいうまでもありません。そこに悲劇がついていたにせよ……。

確かに科学技術が発展した現在では無人探査機を用いることで学術的な調査は行えます。そして、有人宇宙飛行を行うと言うことは莫大な予算と技術を必要とすることも。
しかし、人類がそこまで行くというのは理屈を超えた説得力を持つものなのです。
そして人間の汎用性が思いもかけない知識を与えてくれることも多いです。
有名な例としてはアポロ宇宙船によって撮影された地球の写真。これは暗黒の宇宙にぽっかり浮かぶ地球。これは暗黒の死の世界に浮かぶ青く美しい生命の星地球というイメージを与えるとともに、宇宙から見ると世界は一つで国境はないという印象も与えました。
これを仮に火星へ向かう惑星間軌道で地球をとったとすると……
黒い背景にぽつんと写るちっちゃな青い点。
インパクトこそ薄いものの、地球というものは宇宙から見るときわめて小さな一点であり、この中で争うのがばからしく思え、またこのような小さな環境での環境破壊が深刻なものに思えてきます。
(惑星探査機ボイジャーによる「太陽系ポートレート」というのもありますが、あえて割愛(^^;)

今一度思い返してください
「人類は冒険をすることで発展してきた種族」ということを。


2/3
コロンビアについて

スタートレックの出だしで言われる有名な台詞「宇宙、それは最後のフロンティア」
この前の「今日の一言」でも書いたように、有人宇宙飛行がそこそこ一般化した現在ですが、これは地球低軌道を周回するだけであり、地球引力圏を周回するだけの「宇宙の入り口でまごついている」といった段階で「未開の・開拓地」という意味合いそのままの状況です。

原因究明の為の調査によりシャトルの運航が一時的にせよ中止されるのは宇宙ステーションだけでなく、宇宙開発そのものが停滞しかねません。
しかし、アメリカはそれにめげず迅速な原因究明と飛行再開、そして緊縮財政であえいでいたNASAの予算増額と次々に宇宙開発への希望の光を灯してきました。
宇宙飛行士の家族も一刻も早い再開を望んでいるようですし。

これが日本だと一歩間違えれば責任の所在を不明確にしたままで中止ということにもなりそうですが、逆にアメリカの場合は責任の所在をその理由を明確にし、そしてそれを踏み台として新たな進歩を目指すという点があります。

何か事故が起きた場合
「危険だからもうやめよう」というのが日本の政治家とマスコミであり、声高に主張するプロ市民。
「この危険をいかにして制御できるか」というのがアメリカであると思います。
このあたりはすごくうらやましいことですね。

そして、人類が本当の「未開地」へ足を踏み出す時はくるのでしょうか……。


2/2
コロンビア崩壊
日曜の朝にしては珍しく早起きして、携帯を見ると……「え!?爆発?」
あわててTVをつけると、青い空を背景に
ねぼけ眼でも「爆発じゃなくて空中分解」ということはわかりましたが、宇宙まで行ったスペースシャトルの1号機であり20回以上軌道と地表を往復している機体がこうも簡単にばらばらになったとはしばらく信じられませんでした。

原因などをマスコミがいろいろ推定していますが、そう簡単に特定できるわけでもないですから下手な邪推はさけておきます。
でも、左翼に集中していると言うことはやはり発射時のトラブルが尾を引いたと考えてしまいますね。

ただ、これだけは間違いなく言えるでしょう。
間違っても宇宙人が撃墜したとか、TMD(弾道ミサイル防衛)のミサイル実験間違って(もしくは故意に)撃墜したということだけは絶対にあり得ないということを。

でも、間違いなくこのような陰謀論まがいの本がぽこぽこでてくるんだろうなぁ……


2003年度:1月
2002年度:12月 11月 9月 8月 6月 4月 3月 1月
2001年度:12月 10月 7月 3月 2月 1月
2000年度:12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
1999年度:12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
1998年度:12月 11月 10月 8月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

戻ります。