ウニの顕微鏡写真

 ここでは、高校の2年生の生物の実験で「動物の発生」を取り扱っているので、そのときについでに撮影したウニの発生の様子の顕微鏡写真を載せています。ウニを捕ってきて産卵させ、受精させて生きたままの発生の様子を見るのが一番いいのですが、岐阜県は海がなく、新鮮なウニも手に入らないし、ずっとウニの発生を見続けるのは高校では難しいので、しょうがないので、ウニの発生のそれぞれの段階でホルマリン漬けにしてある試料を用いています。顕微鏡写真をきちんと撮るのは初めてなので、やや映像が不明瞭かもしれませんが、その辺はご容赦を。
 大学時代は能登の臨海実験所で生きたウニを使って発生の様子を徹夜で観察しましたが、とにかく目が疲れたことと、お酒を飲みながらの悪酔いで苦しんだ思い出が残っています。ちなみに二日酔い状態で顕微鏡を覗くと像が2つに見えてうまくピントが合いません。

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ウニの発生の観察

未受精卵です。

ウニの発生の観察

受精卵です。受精膜があります。

ウニの発生の観察

2細胞期の様子です。

ウニの発生の観察

4細胞期の様子です。

ウニの発生の観察

8細胞期の様子です。

ウニの発生の観察

桑実胚です。

ウニの発生の観察

胞胚の拡大です。

ウニの発生の観察

胞胚です。

ウニの発生の観察

原腸胚の様子。少し陥入してます。

ウニの発生の観察

原腸胚の様子。

ウニの発生の観察

原腸胚の拡大。原腸が分かります。

ウニの発生の観察

プルテウス幼生です。まだ腕はあまり伸びていません。

写真のデータ

 いずれもオリンパスの顕微鏡を用いて、拡大以外は対物レンズを10倍、接眼レンズを10倍で撮影。その後フィルムスキャナで取り込むときに約2.5倍に拡大したものです。また拡大としてあるものは、対物レンズ40倍、接眼レンズ10倍で撮影したものです。フィルムはふつうのネガフィルムを用いました。本当はポジフィルムの方がいいのですが。おかげで色がちょっと変になりました。

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