◆病名別分類(医療用医薬品<成分名>)ー早めの予防・治療を!◆



※このページでは病名についての簡単な解説と使用されるお薬の成分について記載しています。医師・薬剤師の指示に従って、早めの予防・治療を心がけましょう!( 記載内容につきましては担当の医師・薬剤師にご確認の上、判断なさるようお願いいたします)



★てんかん★

これまで多くの人たちによって、研究が行われてきましたがてんかんが、なぜおこるか、その原因についてはいまだに解明されていません。

てんかん発作は、脳の神経細胞のはたらき(電気活動)が異常になっておこりますが、脳の外傷、脳腫瘍、脳炎などの病変があっておこる症候性てんかんと、原因がわからないものとがあります。原因がわからないてんかんを真性てんかん特発性てんかんなどと呼んでいます。

◆てんかん発作の症状

大型運動発作(大発作):からだの一部か、全身をけいれんさせるてんかんです。ほとんどの場合、意識を失って倒れ、からだをつっぱる強直性けいれんと筋肉がぴくぴくと動く間代性けいれんの両方がおこりますが、どちらか一方のこともあります。おとなにも子どもにもおこる発作です。

小型運動発作;筋肉の不随意的な収縮のために、筋肉がぴくっとしたり、ぴくぴくしたりする症状を主体とするてんかんです。生後二〜三か月から二歳ぐらいの乳幼児にみられる発作で、五歳をすぎるとまれです。

小発作;瞬間的に意識を失うてんかんです。四〜八歳の子どもにおこる発作で、おとなになるまでつづくことはまれです。

精神運動発作;急に意味がわからない動作をはじめますが、その間のことを覚えていないてんかんです。年長の子どもとおとなにおこります。

自律神経発作;急に頭痛、吐き気、腹痛などの症状がおこるてんかんで、年長の子どもやおとなにおこります。

◆てんかんの治療

治療の主体は抗てんかん薬の内服です。医師の指示にしたがって毎日正しく服用することによって、ほとんどの人は発作がおこらなくなります。

<使用される薬物>

1.バルビツール酸系;脳内には刺激に対する反応を抑える働きをする神経伝達物質(GABA)と結合しやすい場所がありますが、その場所はバルビツール酸系薬物の結合しやすい場所でもあると考えられています。この場所にバルビツール酸系薬物が結合するとGABAが多量に放出され、刺激に対して過敏であった神経の反応が抑えられ、けいれんの発作をやわらげます。

フェノバルビタール

2.ヒダントイン系;一般的な服用量では、けいれんを抑える作用だけで、バルビツール酸系薬物のように催眠作用などを示さないことが特徴です。

フェニトイン

3.イミノスチルベン系;ヒダントイン系薬物と似た薬理作用を示します。

カルバマゼピン

4.ベンゾジアゼピン系;バルビツール酸系と似た物質のため、GABAが多量に放出され、刺激に対して過敏に反応していた神経の反応が鈍くなります。

クロナゼパム

5.バルプロ酸ナトリウム;脳内でGABAの代謝を抑え、逆に量を増加させることで、過敏な神経反応が抑えられ、けいれんを防ぎます。

バルプロ酸



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