◆病名別分類(医療用医薬品<成分名>)ー早めの予防・治療を!◆



※このページでは病名についての簡単な解説と使用されるお薬の成分について記載しています。医師・薬剤師の指示に従って、早めの予防・治療を心がけましょう!( 記載内容につきましては担当の医師・薬剤師にご確認の上、判断なさるようお願いいたします)



★狭心症・心筋梗塞★

酸素と栄養素を供給してくれる血液の流れが少なくなると、筋肉は痛くなります。心筋も同様で、なんらかの原因で冠状動脈から送られてくる血液量が著しく減少すると、胸の痛みがおこります。この痛みが狭心痛で、このような状態を狭心発作といいます。これが狭心症です。

心筋へ流れる血液が極端に少なくなったり、途絶したりする状態が長くつづくと、酸素や栄養素がいきわたらずに、エネルギー不足におちいって心筋の細胞は死んでしまいます(壊死)。この状態が心筋梗塞です。このときは、狭心症に比べると胸の痛みが強く、持続時間も長くなります。

狭心症と心筋梗塞の最大のちがいは、この心筋細胞の壊死がおこるかどうかで、症状もちがいます。

◆狭心症・心筋梗塞の原因ーもっとも頻度の高いのは冠状動脈の動脈硬化

T。狭心症;動脈硬化、攣縮(スパスム)、炎症、その他

U。心筋梗塞;粥種(アテローム)、線維化、血栓、攣縮(スパスム)、その他

◆狭心症・心筋梗塞の危険因子

T。狭心症;遺伝的因子、高脂血症、糖代謝異常、肥満、高血圧,喫煙、性格とストレスなど

U。心筋梗塞;遺伝的因子、高脂血症糖尿病・高尿酸血症などの代謝異常、肥満、高血圧,喫煙、性格とストレスなど

◆狭心症・心筋梗塞の予防

・規則正しい生活

・食事の注意

・タバコの吸いすぎ、お酒の飲みすぎに注意

・便秘に注意

・ストレス、過労を避ける

・適度な運動をする

◆狭心症・心筋梗塞の治療

狭心症の治療は、狭心発作を予防したり、発作を緩和するための薬物療法が基本になります。薬物療法で効果が現れない場合、外科的療法が行われます。

心筋梗塞の治療は、家庭や心臓病専門の施設のない病院では困難です。CCU(冠状動脈疾患集中治療室)などの専門の施設をもつ病院での入院治療が理想です。

<使用される薬物>

1.硝酸剤;冠状動脈の拡張により冠血流量を増加し、また末梢静脈の拡張により心臓への負担を軽くします。

・ニトログリセリン、硝酸イソソルビド

2.カルシウム拮抗剤;心筋が収縮するための電気刺激を発生し伝える部位に作用して徐脈や房室伝導を抑制し、不整脈を抑えます。

・アムロジピン、ジルチアゼム、ニソルジピン、ニトレンジピン、ニフェジピン、ベニジピン、ベラパミル

3.ベーターブロッカー;心拍数の増加を抑えて心臓の運動量を減らし、心筋の必要酸素量を軽減して、心筋虚血を改善します。;アセブトロール、アテノロール、アモスラロール、アルプレノロール、アロチノロール、インデノロール、オクスプレノロール、カルテオロール、チモロール、ナドロール、ニプラジロール、ビソプロロール、ピンドロール、ブニトロロール、プロプラノロール、ベタキソロール、ペンブトロール、メトプロロール、ラベタロール

4.血栓溶解剤

5.抗凝血剤;ワルファリン

6.抗血小板剤;アスピリン、ジピリダモール



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