ワインに目覚めて11年。
おいしいワインを飲んでみたい。味わってみたいという一途な心。
自己流・極主観的に飲んで感じたことを記していきますので、おかしなところなどあったら教えて下さい。
お手紙待ってます!
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評価の一応の目安は、
・・・探してでも買うべし ・・・売ってたら買うべし ・・・お金があったら買うべし
・・・飲みたい日なら買うべし ・・・買うべからず
3月30日
Chambertin Clos de Beze 89/Poulet Pere et fils 89(シャンベルタン・クロ・ドゥ・ベズ/プレ・ペール・エ・フィス)
何でもない日だけど高級牛肉をいただいたのでワインもそれなりのものをということで。褐色〜オレンジ色でみるからに古酒。飲んでみると意外に果実味たっぷり。というか、熟成しすぎ。どっしりというより身軽。不器用で田舎者風。でも光るところがあって、磨いて洗練させた姿を想像したくなる。と、特級ワインには失礼な言葉を並べたけれど、正直そんな感じでした。もちろんおいしいですよ。79点。川端酒店で8400円(2006/3/24)。
3月29日
Castell de la Comanda 2004/Cava(カステル・デ・ラ・コマンダ/カバ)
和食だけど白の在庫がないので久々にカバ。カバはすっきりして飲み心地はいいけど味を楽しむほどの個性がないのでつまらない気がしていた。でもこれはおすすめ。味に凹凸や陰影はなく、やはりブリュット一本道ではある。でも微かに感じられる薬草のようなえぐみが泡とマッチしているところがよかった。72点。ヴェリタスでスパークリング3本セット税送料込2980円(単品だと1134円。2008/3/25)。
3月28日
Regnie 2004/Andre Rampon(レニエ/アンドレ・ランポン)
優美に熟成したブルゴーニュ。思わずそうつぶやいてしまう。村名ボジョレは辻静雄やヒュー・ジョンソンが高く評価してるがその意味がようやくわかった。ただのボジョレやヴィラージュとは別物。ボディもミディアム。果実味だけで押すところがなく、タンニンと酸味が土台をつくっている。作り手は有機農法で著名な人。3年半しかたっていないけれど液漏れということで熟成が早くすすんだのかもしれない。コルクから吹きでるほどではなかったし、その上値引きしてあったしということでとてもラッキー。この値段なら超お買い得。78点。ヴェリタスで1134円(2008/3/25)。
3月25日
Guy de Saint Flavy/Champagne(ギィ・ドゥ・サン・フラヴィ/シャンパーニュ)
勤務先の卒業式ということで泡ものを。近年ワイン市場は高騰を続け、2000円台で買えるシャンパーニュはごくわずかになった。だから同じ銘柄のものを繰り返し飲んでしまう。とはいえこれは廉価版ながらボディーはしっかりしており、青りんご系の酸味が大人の味をだしている。泡のきれいさこそないけれど、やっぱりシャンパーニュ。満足感が違う。80点。うきうきワインの玉手箱で2604円(2008/2/20)。
Chateau Beaumont 2003/Haut-Medoc(シャトー・ボーモン/オ・メドック)
赤もリピートもの。どっしりとした構造をもち、メドックの渋さをちゃんと体現しながらそれをやわらかく表現しているワイン。この値段でこの内容には毎回感心する。飲み頃。80点。うきうきワインの玉手箱で2079円(2008/2/20)。
3月24日
Hecula 2004/Monastrell/Castano(ヘクラ/モナストレル/カスターニョ)
またまた久々の更新、久々のワイン。やけ酒できない性質なので、気分が暗いと飲む気になれない。ちょっと光がさしてきたかなという感じなので飲んでみたのはパーカーさん高得点ワイン。たしかに飲みやすい。南仏系のスパイシーさ、茎・土臭さと甘い果実味が共存。スペインワインにありがちな重さや過剰なヴォリュームもない。普段飲みにはお勧め。75点。お手軽ワイン館で1344円(2008/2/19)。
3月14日
Terre Feu 2004/Medoc(テール・フ/メドック)
以前一度飲んだことがあるオーガニックワイン。昨日のとくらべると地味なのはあたりまえだけど、メドックとしてはフルーツ系。でもやっぱり血の味がする渋い系。これはこれで立派。73点。うきうきワインの玉手箱で6本セット7329円(2008/1/4)。
3月13日
Coloma 2005/Garnacha Roja/Tinto Joven(コロマ/ガルナチャ・ロハ/ティント・ホヴェン)
「ぶどうジュースみたい。」辛口赤ワインにこの言葉は通常だと悪口だけど、今回はほめ言葉。「フルーツ爆弾」という言葉がこれほどぴったりなワインはない。それもトロピカルフルーツ系。グルナッシュ種でも作りによってこうも変わるとは。これも辛口といっていいのかな?75点。うきうきワインの玉手箱で1344円(2008/2/20)。
3月4日
Chateau Camplong 2003/Corbieres(シャトー・カンプロン/コルビエール)
梅ぼし的な酸味が特徴。ヴィンテージや産地的には若さと力あふれんばかりのワインを想像するけれど、むしろレンガの貯蔵庫に長いこと置かれた、無骨で少し古いタイプというイメージ。今まで飲んだ中ではモルドヴァ産ワインに近い。74点。うきうきワインの玉手箱で1460円(2008/2/20)。
3月3日
Abbazia/Spumante(アッバツィア/スプマンテ)
柑橘類系の苦味、はちみつ的な甘み、そして饐えた香りが特徴のスプマンテ。立体感や泡のクリーミーさの楽しみこそないけれど、CP的には十分に満足できるスパークリング。73点。お手軽ワイン館で924円(2008/2/19)。
3月1日
Chateau Beaumont 2003/Haut-Medoc(シャトー・ボーモン/オ・メドック)
何度も繰り返し飲んでる銘柄&ヴィンテージ。質は相変わらず高いレヴェルで安定している。樽と土壌、そしてなめし皮の香りをベースに、苦渋い「ボーモンワールド」が展開される。味、香り、ヴォリュームとどれも過剰にならず、身の丈に合った集中力をもった飲み頃の良質ワイン。おすすめ。80点。 うきうきワインの玉手箱で2079円(2008/1/4)。
2月25日
Henriot Souverain/Reims/Champagne(アンリオ・スヴェラン/ランス/シャンパーニュ)
緑色系シャンパーニュ。酸味と柑橘類の皮のような苦味中心。泡の細かさは今までで一番かも。これで甘さがほんの少しでもあればかなりクリーミーに感じるのかもしれない。華やか軽やか、でもフルボディー。80点。うきうきワインの玉手箱で4179円(2008/2/20)。
2月23日
梅酒二題。日本酒&焼酎(&グリオッティン)のスペシャリストから2本いただいたので「梅酒にてをだした」。
とろける黒糖梅酒/チョーヤ
黒糖とラム酒の味がはじめ前面にでてきて味噌とかぬかとかを想像させる。その向こうから梅の味がでてくる。とろりとした感じはスペインの甘口古酒に似た感じ。梅に到達するまでいろいろ仕組みがあり、それがいいという人、ごてごてしすぎという人、それぞれでしょう。74点。いただきもの。
Choya Ume Excellent
こちらはブランデー仕込みとのことだが、梅の味をストレートに生かしたもの。香りのなかにブランデーが織り込まれている。甘さも上のものよりは控えめ。とにかく梅の味を生かすこと第一というブレンドです。80点。いただきもの。
2月21日
Montrabech Pitt 2005/Selection Prestige/Corbieres(モントラベック・ピット/セレクシオン・プレスティージュ/コルビエール)
前にも飲んだことがあると思ったけれど「セレクシオン・プレスティージュ」というワンランク上のもの。普及品より18円も高いだけあって、味の幅がひろく、いちご的な甘さ(+苦味)主体だけれども、ただのストロベリーチョコのそれではなく、リッチストロベリーチョコのそれ。なんていうとチョコに失礼かな?正直言えば普及版との違いは全くわかりませんでした(ストロベリーチョコの違いはわかるよ)。リハビリ中の身にはいいワインでした。69点。うきうきワインの玉手箱で6本セット7329円。単品だと1099円(2008/1/4)。
2月20日
Barbaresco 2003/Produttori del Barbaresco(バルバレスコ/プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ)
とうとう体調を崩して風邪をひいてしまったが、これを底としてゆっくり回復していきたい。ちなみに体重はさらに2キロ減って66キロ。27年ぶりくらいの記録。で、久々に飲んだのはイタリアのちょいよさげなもの。生産者は直訳すると「バルバレスコの生産者たち」という普通名詞。協同組合のようなものなのだろうか?でもヒュー・ジョンソンにも載っているからちゃんとした作り手らしい。ワインそのものは残念ながらハテナもの。精神的に弱ってるせいかピンとこない。鉛筆やブランデーのニュアンスはあるけれど軽いし弱い。若さも感じられない。72点。ワイン&地酒TODAで2772円(2007/12/24)
2月10日
Torre Maria 1999/Bodega Enguera/Valencia(トーレ・マリア/ボデガ・エングエラ/バレンシア)
スペインのグラン・レセルバ。にありがちなことだけど、比較的古いヴィンテージなのに安い。けど、味は荒く薄く深みがない。上澄みだけを使っているかのよう。だから9年ももたないのかな?ときついことを書いたけれど、ワインを飲む気にもなれないほどの個人的に内憂外患が続く毎日なのでおいしくないだけかも。早く春が来ないかな。66点。うきうきワインの玉手箱で6本セット7329円。単品だと997円(2008/1/4)。(値段)3桁ワインならこんなものかも。
1月29日
Chateau Capville 2006/Premieres Cotes de Blaye(シャトー・カップヴィル/プルミエ・コート・ドゥ・ブライ)
Cuvee Prestigeとの表示があるけれど普通のボルドー。崩れかけたレンガのイメージ。赤い実の熟した感がある。最近心労激しく(この三ヶ月で体重6キロ減少)一本飲むのに四日かかったので評価は差し引いて(の逆?)ください。にもかかわらず最後まで骨格が変わらなかったのはお見事。70点。 うきうきワインの玉手箱で6本セット7329円。単品だと1354円(2008/1/4)。
1月26日
Chateau Fontenil 99/Fronsac(シャトー・フォントニル/フロンサック)
このワインを飲むのは三回目。そろそろこなれてきたかな、と期待をもちつつ。たしかにタンニンは以前より溶け込み柔らかくなった。それでも中からでるパワーが依然として過剰で味の要素をみわけるのが難しいくらい。飲み頃はまだまだ先のようです。75点。悟空で2825円(2007/12/8)。
1月25日
Denis Charpentier/Champagne(ドゥニ・シャルパンティエ/シャンパーニュ)
苦味ペースの軽やかなシャンパーニュ。あとから酸もでてきてバランスよくなってきた。77点。ミラヴィルでグラス1350円(税込みサ抜き)。
La Fontache 2005/Cotes du Rhone/Alain Paret(ラ・フォンタシュ/コート・デュ・ローヌ/アラン・パレ)
ヴィオニエ種の白ワイン。品種を反映して饐えた感じ。厚みはあるけれど重くない。少々舌を刺す感じもある。75点。ミラヴィルでグラス800円(税込みサ抜き)。
Les Fiefs de Lagrange 2004/Saint-Julien(レ・フィエフ・ドゥ・ラグランジュ/サンジュリアン)
グラスの赤は他にシラー種のものがあり、フィエフは飲んだことがあるので迷ったが、サーヴィスの方こちらを薦めたので。なめし皮や木の茎、クローブやなつめぐのハーブ香などがあるがすべて柔らかい。酒質も力強さがありながらミディアム。それでいてボルドーグランヴァンの面影が感じられる。76点。ミラヴィルでグラス1200円(税込みサ抜き)。
1月24日 Charles Lafitte/Champagne(シャルル・ラフィット/シャンパーニュ)
軽やか華やかなシャンパーニュ。食前酒として、そしてグラスシャンパーニュとしては十分なもの。ただ、アミューズのうにを食べると影が霞んでしまった。76点。シェ・トモでグラス1400円(税サ込み)。
Billecart Salmon/Champagne(ビルカール・サルモン/シャンパーニュ)
レストランで一人で飲むときにはグラス+ハーフが量的にちょうどよいので、シャンパーニュのあとはピエール・ゲランのフィサン2004(3800円)を飲もうと思っていた。が、サーヴィスの人からリスト外にこれがあると聞き、相談して選ぶ。セメンダイン、べっこう飴、りんごといった表面は揮発系、内面は濃厚系の香り。さすがに厚みが違うが重過ぎることもなく、料理を支え出しゃばることがない。80点。シェ・トモでハーフ4600円(税サ込み)。
1月22日 Jean Pernet Rose/Le Mesnil-Sur Oger/Champagne(ジャン・ペルネ・ロゼ/ル・メニル・シュル・オジェ/シャンパーニュ)
オレンジと褐色の中間くらいのきれいなロゼ。ボトルは透明。グミ系のほんのりと甘い香りと弾力性のある味わい深いシャンパーニュ。80点。みちのく岩手のワイン屋竹澤で3969円(2007/12/20)。
1月15/21日 Gouleyant 2005/Cahors(グルヤン/カオール)
カオールのワインはずっと前に飲んだことがあるけれど「黒ワイン」と呼ばれていることは最近教えてもらって初めて知った。たしかに真っ黒にみえるが、どちらかというと濃いチェリー色。味も香りも基本的に色の延長上で一貫している。ミディアムボディーで柔軟性があり、チリワインを洗練させたような紳士的ワイン。2/3飲んだ後に体調を崩したので1週間後に残りを飲んだがほとんどへたっていない生命力。最近では出色のコストパフォーマンス。78点。うきうきワインの玉手箱で1239円(2008/1/4)。
1月12日 Jean Vesselle Brut/Rose de Saignee/Champagne/Bouzy(ジャン・ヴェッセル/ロゼ・ドゥ・セニェ/シャンパーニュ/ブズィ)
ロゼといってもこれはほぼ真っ赤。食紅(死語?)か何かで人工的に色づけしたようなドギツイもの。イースト香りもクリーミーさもきりりとした酸味も味の厚みもなく、シャンパーニュとはとても思えない。まずくはないけれど、ただのスパークリングワインにこの値段は払いたくない。69点。ワイン&地酒TODAで3507円(2007/12/24)
1月10日 Les Cygnes de Saint-Julien 2004/Saint-Julien(レ・スィーニュ・ドゥ・サンジュリアン/サンジュリアン)
シャトー・ラグランジュが作るワイン。育ちのよさを感じさせる。滑らかでコクがあり、グランヴァンを軽くした感じ。平日に少しリッチなワインを楽しみたいという時にいい。飲み頃。79点。うきうきワインの玉手箱で6本セット7329円。単品だと2624円(2008/1/4)。
1月8日 Chateau Cardinal Villemaurine 77/St-Emilion Grand Cru(シャトー・カルディナル・ヴィルモリヌ/サンテミリオン・グランクリュ)
ボンダレンコ先生と今回最後の宴。古いワインを一本ということで。香りはよく、「生きている」。でも酸っぱいしちょい苦く味は正直ほめられない。ただ褐色〜オレンジ色のワインの雫がゆっくり落ちるのを見ると、時の流れを感じる。水をたくさん吸って欠けている木製の枡雰囲気。71点。お手軽ワイン館で3444円(2006/10/25)。
Clos de la Roche 2002/Vincent Girardin(クロ・ドゥ・ラ・ロッシュ/ヴァンサン・ジラルダン)
著名な作り手による泣く子もだまるブルゴーニュ特級畑もの。お花畑系の明るい香り。重たくないフルボディ。ぶどうのエキスがたっぷりと詰まっているのに軽やかなのはさすが。ただ飲み頃はまだ先かな。期待が高すぎた。83点。多久田さんから。
1月7日 Domaine de Chevalier 96/Pessac Leognan(ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエ/ペサック・レオニャン)
軽く樽や木の香り。小石の雰囲気。インパクトは強くないがミディアムボディーで飲み頃一流ボルドー。81点。 Meditation 2004/Vin de Pays Cite de Carcassonne(メディタシオン/ヴァン・ドゥ・ペイ・シテ・ドゥ・カルカソンヌ)
これも有機農法ワイン。ローヌ的な濃さが特徴。煮詰めたプルーンの香りが過剰にならないのはいいけれど、味のエキスが奥に隠れてしまっていた。76点。星野さんから。
1月6日 本日も松江でバレエセミナー。今日は懇親会で、昨日同様十先生が有機農法ワインを用意してくれました。やはり飲む人実質2人ながら4本。 Le Oieux Souchot/Vin de pays Charentais/Claudette Seguin(ル・ワユ・スショ/ヴァン・ドゥ・ペイ・シャランテ/クロ^デット・セグワン) ノンヴィンテージのヴァン・ドゥ.ペイ。さすがに軽くさらさら。だけど核もちゃんとあり、メルロー&カベソのボルドータイプ。73点。 Eugene Meyer 2005/Alsace(ユジン・メエ/アルザス) どう発音するのかめちゃ困るワイン。アルザスのピノ・ノワール。ちょうど一年前にヴィンテージ違いを出してもらった。凝縮したチェリーが優勢なフルーティーワイン。樽や土の香りはしないけれど、ブルゴーニュ的。・・・という感想は一年前と同じ。的確なのか進歩がないのか。74点。 Cabernet Sauvignon de l’Ou/Vin de pays d’Oc(カベルネ・ソヴィニョン・ドゥ・ル/ヴァン・ドゥ・ペイ・ドック) 口当たりのよい若いカベソ。茎や土のニュアンスがあるという意味ではボルドー的。72点。 Costieres de Nimes 2005/Domaine Cabanis(コスティエール・ドゥ・ニム/ドメーヌ・カバニス) もうやめておけばいいのだけど、昨日好評ワインを再び調達してくださいました。が、当然ながら感想も同じ。期待が高い分、評価は落ちます。ということで、評価は相対的なのです。75点。 1月5日 Pourchaud Larquey 2002/Bordeaux(プルショ・ラルケ/ボルドー) 引き続き松江で昼はバレエセミナー。夜は星野十先生のお招きのワイン会。フランス各地の有機農法ワインを5本用意してくださり、どれからあけようかと小考。南フランスものが多いので、無難にボルドーからはじめる。若いのに、抜栓直後はタンニンがけっこう暴れる。収斂性がきえるとエレガントでなめらか。重くなく軽くなく、やさしいミディアムボディー。今まで飲んだACボルドーでは1,2を争うおいしさ。78点。 Cotes de
Provence 2001/ Domaine Pinchinat (コート・ドゥ・プロヴァンス/ドメーヌ・パンシナ) 2本めはプロヴァンス。フルーティーなのにがっちりで密度が濃い。渋みが隠し味としてあるので骨格がはっきりしているタイプ。78点。 Saumur Champigny 2004/Domaine des Frogeres(ソーミュール・シャンピニ/ドメーヌ・デ・フロジェール) 3本目はロワール地方のワイン。しょうゆ味とぶどうの皮のえぐみを感じる。75点。 Costieres de Nimes 2005/Domaine Cabanis(コスティエール・ドゥ・ニム/ドメーヌ・カバニス) これが本日の一番。凝縮されたサクランボのニュアンス。エレガント。79点。飲む人はボンダレンコ先生とぼくの実質二人。他に大吟醸むかでを飲んだため、理性を働かせて残り1本はお土産にいただきました。79点。 1月4日 El Nino
2003/Calera(エル・ニーニョ/カレラ) 近くのお寿司屋さんにもちこみ。アメリカ産ワインの質は価格に比例するというけれど、なかなか。はちきれんばかりのシャルドネで、ヴォリュームも透明感もばっちり。73点。ワイン&地酒TODAで1449円(2007/11/21)
。 Chiroubles
2005/Marcel Lapierre(シルーブル/マルセル・ラピエール) ホテルに帰っての一本目。村名つきのボジョレ。これを購入するまでこの村があることは知らなかった。定評ある作り手になるもの。だけどブルゴーニュのそれなりの格のワインでたまにある、微発泡ワイン。本当は微発泡ものじゃないのだろうけどガスを感じる。香りはタバコ、煙、う○こ系で高級ワインなのに、ちょい酸っぱく、味は混沌。60点。ワイン&地酒TODAで1974円(2007/12/24)
。 Abadal
2003/Seleccio/Pla de
Bages(アバダル/セレシオ/プラ・デ・バジェス) 上のワインが評判悪いので、まだ1杯飲んだだけなのにもう一本別のをあけろということになり、これを。カベルネ・フラン、カベソ、シラーというフランスワイン顔負けのセバージュ。ひさびさにタンニンをたくさん感じるワイン。口が痛くなるほどでないし、濃さでうるタイプのスペイン産ではない。でも若すぎだし、将来のパースペクティヴを考えてもPP.94点というのは過大評価ではないか?結構高いし。75点。ワイン&地酒TODAで3402円(2007/12/24) 。
1月3日 Valpolicella Classico 2005/Bolla(ヴァルポリチェッラ・クラシコ/ボッラ) 松江に来ております。軒並レストランが営業してないなかで、駅前のカプリチョーザ松江店というイタリア料理店が開いているので 飛び込み。料理はかなり好感がもてるけれど、ワイン関係は正直貧弱。雪の残る松江でこのワインは普通の冷蔵庫保存?という冷たさ。かすかに花の香りがあるのみ。値段は安いが中身はそれ以下?軽く酸っぱく薄っぺらで、よい点なし。ちなみに持ち込みは厳禁。55点。1740円。 Chateau Mont-Perat
2005 /Premieres cotes de Bordeaux(シャトー・モンペラ/プルミエ・コート・ドゥ・ボルドー) ホテルに戻って口直し。話題のワインだそうです。ヴァニラ香ベースの新しい作りのボルドー。だけど過剰な濃さはなくエレガント。まだ開いておらず「固まり」っぽいながら角はなく、それなりに楽しめる。ワイン&地酒TODAで2709円(2007/12/24) 。 1月2日 Chateau Durfort-Vivens 2004/Margaux(シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン/マルゴー) 新年初ワインは昨年と同じくボンダレンコ先生と自宅で。マルゴー村二級ながら格付けほどの名声がないのでお手ごろ価格。中身はどうなのかと恐る恐るあけたが、なかなかどうして。酒質はビロードの滑らかさとシルクの軽やかさ。香りはさほど複雑ではないが黒いベリー系の味と伝統的ボルドーの渋さがうまくミックスされている。ミディアムボディで身の丈にあった佳作。80点。ワイン&地酒TODAで3664円(2007/12/24) 。 レストランみてあるきへ行く 岡山のワイン屋へ行く