Alfa Romeo 164
トラブル&メンテナンスレポート(No.10)


1999年 1月

ショップにてボディーの磨きとコーティングを行う。今回が二回目。前回もちょうど一年前の1月。コーティングはもちろん半永久的ではなく(半永久的なものも有るらしいが・・)一年おきにやれば効果が高いそうである。毎年やらなきゃいけないと考えると多少億劫になるが、それにしてもコーティングされた車体は洗車が楽である。もちろんワックス掛けなどこの一年やったことがない。水洗いの後はワックス掛けをしたかのごとくピッカピカ!磨き傷の侵攻もこの一年は少なかったようである。こんなに優れものなら新車の時にやっておけば良かった。欲を言うならば2年は楽に持って欲しいところ・・・。実施ショップは桶川のGAPさん。

1999年 2月

突然ウインカーが点滅しなくなる。左右ともレバー動作に反応しない。最初はバルブ切れを疑ったがハザードもつかない。四隅のバルブが一斉に切れることはまず有り得ない。とりあえず配線関係から調べることにする。まずリレーを確認する。(場所は運転席のヒューズBOX)

原因はどうやらリレーらしい。一度抜き再度差し込むと治った。コネクター部の接触不良かな・・?と思った。ところがその後も症状は続き接点復活剤の効果も無いようなのでリレーの内部をチェック。左図はリレーのカバーを外した写真。コイル部の焼付きやスイッチの固着とかではなく原因は基盤の半田の不良。基盤上の半田ののりが悪く、部品からでるピンと基盤に隙間が出来ていた。新品のリレー交換も考えたが半田なら自分で出来そうだと工具箱からコテを持ち出し挑戦。そういえば子供の頃よくラジオを組み立てたっけ・・と昔を懐かしみ作業を行う。無事完治する。 


1999年 2月

冬タイヤの交換の際に誤ってネジ山をなめる。(深夜酔って会社から帰っても、勢いで行うタイヤ交換は注意しましょう。特に暗い駐車場では・・・・)(笑)
なめた個所は左リアーのハブ(凹)側。

右図でおわかりかと思うが現在のイタ車の大半がハブにボルトをねじ込みタイヤを装着する方式らしい。国産のようにハブから突き出たボルトにホイールを引っかけナットで締め込むタイプではなくホイールのセンター出しが少々面倒である。そんなことからどうやらやボルトを斜めに差し込み締め込んだらしい(良い訳モード炸裂)(笑)。それにしても常識的にはハブより鉄の柔らかいボルトの山が壊れるはずであるが何故かハブ側なのか・・・?。
安全性を考えると本来ならハブのAssy交換が必要であるが、幸いにもなめた個所は入口のごくわずかの部分であった。よってタップで山を修正することに決めた。早速タップを購入しようと考えたが・・・サイズが分らない(爆)

そこで164オーナーズクラブのBBSで状況を説明し質問したら、すぐにRESがついた。本当にありがたい!感謝しています。サイズは径12mm、ピッチ12.5mm。  ハンズに走る。ところが12mm径のタップの標準ピッチは17mmらしく在庫していない。ホームセンターを数件ハシゴしたがどの店も在庫無し。結局取り寄せなければならなかった。作業は1週間後。
タップ(980円)とハンドル(980円)。合わせて約2000円
作業は簡単。ネジのあたりを確認しながらタップをねじ込む。その際垂直に差し込んで行くことが重要。ネジを締める要領で山を修正する。ゴリゴリと鉄屑が出始めるが自分を信じ一気にネジ切る(笑)

ネジ切修正後。手でボルトだけを締め込んでみた。遊びも他の個所と変わらない。次にホイールを装着しトルクを徐々にかける。13キロまでかけて滑ること無く締まった為大丈夫!


1999年 2月

走行距離6万Kmを越え、ますますエンジンは快調!。相変わらずドキドキする4千回転からの咆哮と併せ、右足の踏み込みに対しリニアに反応してくれる不思議なV6ユニット!  しかしながらご機嫌なエンジンと裏腹にボディーのヤレは徐々に気になりはじめてきた。まずショック。スカスカ状態。またショックマウントのラバー類も死んでいるようである。些細な突き上げに対し「ゴトッ!」とうるさい。
暖かくなったら足回りのリフレッシュを考えている。またオイル関係(ATF)もそろそろ交換時期に来ている。

次回をお楽しみに!!

 

お知らせ

社命により沼津に転勤にすることになった。引越しは3月末。新天地(?)はドライブするにはとて良い場所のようである。箱根には約20分、富士山は目の前、そして美味しい魚が食べられるらしい。だた腕の良いショップと巡り合えるかどうかが少し不安。落ち着いたらショップ探しに出かけよう!


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