Alfa Romeo 164
トラブル&メンテナンスレポート(No.6)


[ホイール購入] [オイル交換] [マイクロフィルター交換] [ヘッドライト清掃] [バッテリー交換]
[パワステ不良] [プラグ交換] 

 

1998年 4月

ホイールを購入する。たまたまNETにて掘り出し物を見つけた。なんとNewGTV純正のAW。
メーカーは(もちろん)スピードライン。7J・16インチ。オフセット35mm(?) 気になるインプレは次の通り。まずルックス。今までの同社チャンプRはウエッジが効いたシャープなデザインに対しGTV用はラウンドデザイン。164の車体からすると前者の方が違和感が無いが、どっこいなかなか相反したデザインも斬新である。履き始めは失敗したかと思ったが、見慣れたせいか、今ではカッコ良いと思ってしまう。流石に両者共にピニンデザイン!相性が良いのだろうか…。デザインは後からじわじわと良くなったが(笑)、肝心の乗り味の変化には履き始めから驚かされた。オフセットの違いからかどうかは定かではないがハンドリングが軽快になり、また単体重量が軽くなった為だろうか(これも未確認)出足の軽快感が向上した。オフセットについてはチャンプRに比べプラス5mmになり164純正の35mmに戻った。やはり「イタ車は吊るしが一番!!」なのであろうか。


1998年 5月

E/Gオイル交換。走行距離52,000Km 今回は6,000Kmのインターバル。汚れはあまりひどくないが粘度に経たりが感じられる。6,000Kmが限度か?使用オイルは英国DemonTweeksより個人輸入したセレニアレーシング(10W-60)。エレメントは交換せず。7.5L使用。

1998年 6月

マイクロフィルターの交換を行う。部品代5,500円
いつも感じるが、交換後エアコン風量の増加は絶大である。かなり冷えが速くなる。またダクトからの吹き出し音も心なしか静かになるようだ。
エアコンの効きが悪い場合はフィルターの目詰まりが原因している可能性が有り!点検を!

1998年 7月

右側ヘッドライトガラス内部の曇りが気になり脱着し清掃を行う。
尚、左側は過去雨水流入によりシールド強化の際清掃済(No.4 1998.1)
手順は次の通り。
(すべての作業を写真を使い説明しようと考えたがページが重くなるので一部のみ写真のみ)

[ライト脱着]
まずライト上部のラバーシートを外す。
次にライト左部分のネジ2点を外す。
後方部のネジ2点を外す。写真はすでにライトを外した状態。作業がやりやすいようにリレーBOXは事前に外しておいた。

上記4点でライトボックスは固定されている。あとは配線のコネクターを外せばOK!

目を細くさせているカバー(?)を外す六角レンチ(かなり小さいサイズ)使用

次にガラスを外す作業。ガラスは上下6個所クリップ→
で圧着されている。ラジオペンチでクリップを挟みスライドさせると外れる。
逆につける際はクリップを上から押えつけた。

上記作業でガラスと本体が外れる。パッキンはガラス側に接着されているが、多分剥がれている個所が有ると思われる。雨水の流入はこうした部分から起こるのだろうか??。シリコン系ボンドもしくは合成ゴム系ボンドで再接着させる必要あり。今回は3M、G17を使ったが大失敗!ガラス面に黄色い色がくっきり付いた(笑)。くれぐれも有色ボンドは使用しないように!
後は外れたガラスを洗浄するだけ。組込み手順は今までの逆。注意する点はクリップでガラスと本体を合わせつけるところのみ。パッキンに隙間ができないようにむらなく合わせる必要あり。尚、クリップは錆が見られる場合があり、その場合は無理に押し込まない方が無難!

1998年 8月

バッテリーの交換を行う。ディーラーで交換すれば簡単なのだが、あえて自分で探した。(金欠/笑)
純正の規格は次の通り、12V、60Ah、320A、外寸(mm)高さ190〜170、幅240、奥行175である。高さ差は端子側と充電液注入側で段差がある形状の為。新しく購入したバッテリ20mmのーは次の通り。メーカー名はPanasonic 価格19,000円 品番56618 規格は12V、66Ah、外寸くなり頼もしくなった。これは最たる問題ではな190×303×175である。容量が6Ahほど大きかったが上部面の形状が変わった為取付けに苦労した。つまり新しいそれは上部がフラットである。問題となったのは取付金具である。取付け金具は旧バッテリーの上部の段に合わせた形状でありフラット面に対しては窪んだ部分が邪魔になり取り付ける事ができない。鉄ノコとハンマーを駆使しなんとか取り付ける事ができた。
また在庫日数が長かった為か充電不足。補充電を行う。やはりホームセンターに在庫としてある外車用バッテリーは回転が遅いのか・・・・

1998年 8月

重大トラブル発生!!・・・か?
パワステがおかしい。ハンドルを切りパワーをかけると「ウィーン」というかなり大きなモーター音が聞こえハンドルに振動が伝わる。パワーはかかっている様子であるがすごく辛そう。また、同時にパワステフルードの漏れが見られる。特にパワーをかけた時の漏れる量はおびただしく駐車場にフルードの池を作った。今回この症状について各方面(特に164オーナーズクラブの皆様には大変お世話になりました)から情報(アドバイス)いただいた結果、音の原因はパワステラックのシール、もしくはホースからのフルード漏れが原因である事がわかった。なるほど・・!ではシールやホースを交換してやれば良いのか、と思いきやパワステラックはAssy交換であると言う事がわかった。OHやリビルト品はないらしい。ちなみにAssy価格は約20万、工賃約5万、計25万コースであるということが分かった。絶句・・・。
その後、ショップ(桶川GAPさん)にて原因を調べた結果、幸いにもフルードの漏れはラックからではなくホースの亀裂部分からであることが分かった。悪運強く(笑)今回は重大なトラブルではなかったが、それ以来ハンドルの据え切りとロックが恐くなった。ただでさえ旋回半径が大きい164について、据え切りロック禁止という事は厳しい注文であるが車の事を考えると切り返しも致し方ない!

1998年 8月

プラグの交換をおこなう。 
車検の際交換されたプラグはNGK BPR5ES−11であった。車検後約12,000Km走行。まあ別段この時期交換する必要も無いがなんとなく交換したくなった。今回はちょっと奮発しプラチナプラグを付けた。メーカーは同じNGK 品番はBPR6EVX−11 価格2,080円/2本である。また熱価を5→6に上げた。交換後のフィーリングはまずまずである。この手の交換は昔からびっくりされられた験しが無いが今回はちょっと「イイ!」 特に3000からのピッキングが良くなった。またブリッピングした際の回転の落ちる速さが心持ち速くなった。(なんでだろ・・)まあ、ES30のフィーリングには程遠いが・・・・(あれは同じエンジンとはおもえないくらいふけ上がりが早い)

こんなに変化が有るならプラグコードも代えちゃおうかな・・・なんて些細な適正化はつづく(笑)

 


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