MY MELODIC BEST 141〜160

辛けりゃ、やめればいいんだけど...。作っちゃいました。誰も望んでいないかも知れませんが、200位までは期待してもいいようです。

DYNAMITE BOY “SOMEWHERE IN AMERICA”

DYNAMITE BOYテキサス産の2001年作の3rdアルバム。ノリの良い楽曲が盛り沢山で楽しくなれるキャッチーなポップパンクの佳作。スピードだけでいくと1stの方があるのですが、それが初期衝動的で勢いだけの感があるのに対し、この3rd、アルバムを単調にしないように各曲をよく練って、全体としてもかなり完成されております。音的に違えども疾走感とキャッチーさはFACE TO FACEやGREEN DAYを思い起こさせるものがあります。女性ゲストボーカルを入れた3曲目”No Way Out”はかなりの名曲であります。ちなみに4thはちょっと大人になっちゃってますが、これまたFACE TO FACEの3rdが好きな人ならお薦めです。

CORN FLAKES "CHILDISH"

cornflakes売り込み広告では、スペインの伝説的なメロディック・バンドの名盤2ndアルバム(1992年リリース)とのことですが、私はノーマークでありました。このバンドの音をどう表現したらいいのでしょう。メロディーはDOUGHBOYSを思わせ、FACE TO FACEの疾走感とひねくれたALLのエッセンスを混ぜて、水で薄めたような気が...。とはいえ、このスピードで、哀愁をこんなに盛り込むとはかなりのいいセンスしており、最後まで一気に聴けます。ちなみに英語のためかスペインのポップパンクのあの感じは見受けられません。90年代初期っぽくて今どき感はないですが、格好よくて痛快であります。

KIDSNACK “FIRST STEPS”

KIDSNACK青くてハイトーンな声に、WALKERに比肩するようなヘタレかつ甘く切ないメロディーを連発でぶち込んできます。まさにモテなそうなそして悶々とした日常生活を過ごしていそうな若者から出てくる音。そしてたまにSAMIAMなんかが思い浮かばせるような感傷的なフレーズも…。それでいて実際以上に疾走感が感じられるのがこのバンドの色なんでしょうか。”Just For A Day”、”Goodwill”などキャッチーで良い曲が散りばめられている良作。テネシー産の2001年作のファースト。

THE TATTLE TALES "HEARTS IN TUNE"

tattle tales2006年リリースの1stアルバム。非常に伸びやかで爽やかなボーカルが何よりも魅力的なポップなパンク。この心温まる甘酸っぱいメロディーを聴いていると、これはパンクというよりパワーポップと言った方が正確な表現であるのかもしれません。LOCAL BOYS好きなんかは確実にハートを掴まれるかと。古くはBEACH BOYSからWEEZER、ERGS、UNLOVABLESなんかを混ぜて割ったアメリカのお菓子のような極甘な作品となっております。勿論、良い意味ですよ。

PARKWAY WRETCH "HOMESICK"

PARKWAY WRETCH通販での危険なキーワード"CRIMPSHRINE、FIFTEEN直系"という言葉に、毎回、騙されてきた私。大抵、そういったブツは、FIFTEENではなく、Aaronの係わったSHOTWELLやBLANK FIGHTのような感じのものばかり...。CRIMPSHRINEはともかく"FIFTEEN直系"って言葉を使われると必ず買わないといけないので、販売される方には、安易に使って欲しくありません。で、2006年リリースの本作。"CRIMPSHRINE、FIFTEEN直系"認定マーク付きです。曲のできは、師匠に遠く及びません。しかし、あの雰囲気を醸し出しているバンドは、なかなかいません。ちなみにAGE OF DISTRESSさんで紹介されていました。これまたナイスです。

THE DOPAMINES "THE DOPAMINES"

the dopaminesジャケの全くモテなそうな感じのメンバー写真からいって、期待できそうな2008年リリースの1stアルバム。ルックスがこうだと悲しくて切ない感じを予想させますが、予想どおりERGS!とかCOPYRIGHTSとかを思い浮かばせるような青臭さを吐き出すポップパンクであります。この心をがっちり掴むキャッチーなメロディーを嫌うようなポップパンク好きはいないのではないでしょうか。インパクトは先ほど記載したバンドにはかないませんが、熱い部分もあるし、いいところ取りな良バンドで、良盤です。

THE MURDERBURGERS "HOW TO RUIN YOUR LIFE"

THE MURDERBURGERSスコットランド産の2012年リリースの3rdアルバム。本作には、超名曲っていうような曲はないかもしれませんが、アルバム全体のクオリティーは高く、だれる感じはなく最後まで一気に終わります。スコットランド産ということでUKメロディックという趣を期待されるかもしれませんが、どちらかというとSCREECHING WEASELやTEENAGE BOTTLEROCKET、SICKOなどのアメリカンな感じに、皆さんがコメントされているとおりスペインポップパンクをスパイスとして振りかけた感じ。つまり、スピード感溢れるキャッチーなポップパンクで、ほんのちょっとだけ青春の酸っぱさをアクセント代わりに振りかけられております。ずっと聴きづけられる傑作。4thもいいですが、とりあえずこっちかな。

PEEPLE WATCHIN' "SOMETHIN' TO TELL YA"

PEEPLE WATCHIN THE CREDENTIALSのメンバーによる1stアルバム(2013年リリース)。THE CREDENTIALSも勢いや雰囲気は好きだったのですが、如何せん曲自体のメリハリがさほどなく、グッとくる決めの曲がなかったので、このwebサイトで紹介せず仕舞いでしたが、このアルバムは自信を持って紹介できます。THE CREDENTIALS時代で感じられた、「どの曲も一緒」状態ではなく、個性ある各曲がそれぞれに泣きに至る盛り上げポイントを設定するとともに、臨場感溢れる録音がダイレクトに脳みそに衝撃を与えてくれます。実に見事な隠れたラフ・メロディックの傑作であります。

JETTY BOYS "JETTY BOYS"

jettyboysご機嫌な曲"The Way It Goes"から始まり、そのままイノシシかサイの如く、前のめりに突っ走っていくウィスコンシン産の1stアルバム(2008年リリース)。曲が実に巧く練られている、パワーポップパンク・ロックです。メンバーの足の入れ墨としてMINOR THREATが記載されているのが見えますが、音的にはまったく関係はなく、とことんキャッチーであります。DEVIL DOGSをもっとポップにして、哀愁スパイスをちょっと振りかけた感じで、いい塩梅です。ちなみに再発版のジャケットは、バンドのマークだけになっていますね。

GREY AREA "GREY AREA"

GREY AREAJUNCTION 18同様、一回聴くだけでは、メロコアって言われそうな感じなのですが、やはりこのバンドは、メロディック・ハードコアと紹介したい。メロコアと省略したくないですね。前歴がWARZONEなどのNY HARDCOREなので、浮ついた感じがしません。FACE TO FACEとかのフックの効いた疾走系を求める人には、かなりよろしいじゃないんでしょうか。ハイトーンの伸びやかな声が気持ちよい。多分、叩き売られ系なので、数百円あればゲットできそうな気がしますので是非。1998年リリースの1stアルバム。ちなみに2nd"FANBELT ALGEBRA"はボーカルが変わっておりますが、結構いけますよ。

BEATNIK TERMITES "BUBBLECORE"

biatnik termitesこの酷いジャケットを見ればなんとなく音が分かると思います。そして、タイトルがバブルコアって分かりやすい。消費者を騙していない想像通りのラモーンなポップ・パンク。この種のバンドには一見厳しめの私ですが、いやー、こんなに糖尿病確実な甘酸っぱい音で攻めたてられると、降参であります。最初から最後まで、意外と飽きさせない巧みな構成に、口ずさみたくなるような心わしづかみなメロディーが、日頃のイライラをひとときの間、解消させてくれることでしょう。1996年リリースの2ndアルバム。

THE CAPITALIST KIDS "TOO BIG TO FAIL"

CAPITALIST KIDSジャケットにはRAMONESやSCREECHING WEASELが出てきておりますが、なぜか私の第一印象は、初期の頃のGREEN DAYが浮かんでまいりました。ポップでちょっぴり切ない11曲を16分程度にぶち込んでくる潔さが格好良すぎであります。こんな風に書くと、金太郎飴的な曲ばかりかと思われるかもしれませんが、曲作りの才能がかなりのもので、飽きさせません。上手いこと作ってますわ。THE FAKE BOYSやTHE ERGS好きなんかにもお薦めのテキサス産の1stアルバム(2010年リリース)。

BRAVER "STAY BUSY!"

BRAVER盛り上がりまくる展開が魅力的な1〜2分台の曲で構成されているので、さくっと12曲を満喫することができます。短いのに切ない哀愁エッセンスを各曲に振りかけられており、Green Dayな鼻に抜けたボーカルに味があります。ポップパンクとメロディックパンクのええとこどりの快作であります。UNWELCOME GUESTS好きなんかはイケるのではないでしょうか。2012年作のミネアポリス産の1st。

LOVEMEN "CHILDREN EAT A NIGHTMARE"

LOVEMEN日本を代表するエモーショナル・メロディックバンドの名作とされている2ndアルバム(1998年リリース)。最初の1曲目"Drive Back"では傑作を予想させる挨拶代わりのジャブ的なパンチを繰り出し、次の2曲目"Line"以降、更に本気出しております。UKメロディックを彷彿させる哀愁があって、高音域で展開するボーカルに、スピーカーから放たれる、よく歌って泣くギターの洪水が被さって、いいミックス具合であります。5曲目"Scenety Of Town"なんかはJAWBREAKERなんかを連想させる号泣ソングであります。世界に誇るSNUFFY SMILEからのリリース。

ANDREW JACKSON JIHAD "CAN'T MAINTAIN"

ANDREW JACKSON JIHAD 皆さん、何となくお気づきのことでしょうが、私は、それほどPLAN-IT-Xなフォークなパンクに興味がないのですが、私にとってこれは別格で好物であります。ちなみにAsian Man Recordsからのリリースです。牧歌的ではありますが、土埃とバーボンの臭いが漂う泥臭ささより、物悲しいキャッチーなメロディーが際立っており、日々の煩わしさに疲れまくりの我が心にじわ〜っと染みるのです。人の良さが滲み出た何とも言えないボーカルが実にナイス。アリゾナ産の3rdアルバム(2009年リリース)。

HÜSKER DÜ "NEW DAY RISING"

HUSKER DUDAG NASTYとともに、好き嫌いに関わらず、メロディック・ハードコア史において教科書的存在なので誰もが入手する必要ありです。私にとってHÜSKER DÜのベストソングはミニアルバム"METAL CIRCUS"に収録の"Real World"ではありますが(あのLIFETIMEがカバーした"It's Not Funny Anymore"も収録されているので、後で入手してください。)、アルバムのできとしては、この3rd。大好きな"Books About UFOs"等、激しさと美しさが見事に同期したバラエティーに富んだ素晴らしい曲ばかり。これが1985年のリリースと想像できない。メロディックなパンクの元祖の一つである彼らの才能が溢れています。

PEGBOY "STRONG REACTION"

PEGBOYメンバーには言わずもがなメロディックなハードコアのオリジネーターの一つである元NAKED RAYGUN出身もいて、おっさんの哀愁がぷんぷんと漂う偉大なバンドのいぶし銀的傑作1stアルバム(1992年リリース)。CDにはボーナストラック(EP"THREE-CHORD MONTE")もあり、"Strong Reaction" "Field Of Darkness" "My Youth"など、涙なしでは聴けない名作ぞろい。とにかく曲が良くて渋いので、90年代前半の哀愁メロディックが好きな人にはどんぴしゃだと思います。好きでも嫌いでも入手しておきたい珠玉の名作。

GAMEFACE "THREE TO GET READY"

GAMEFACE 以前は2000年リリースの"ALWAYS ON"を紹介しておりましたが、最近、GAMEFACEを聴き直すと、2ndアルバム(1995年リリース)の"THREE TO GET READY"の方が今の私の好みに合致するのでこちらに変更します。"ALWAYS ON"は切なさ満載の4曲目"Angels On The Wing"など、よりエモーショナルな楽曲が聴ける魅力があるのですが、後半が少しだれることがマイナスポイント。比較して、"THREE TO GET READY"のエモーショナルでありながら、よりパンキッシュなノリ(勿論、メロディック!)と最後まで飽きさせない構成がプラスポイントかと。ジャケットもこちらの方がいいし...。正直、その時の気分でどっちでもいいです。どちらにしても意外とびっくり影響力大なこのバンドを無視しては如何かと思います。で、2018年2月13日の京都GATTACAでのライブ、名曲揃いで良かったす。

MR. ORANGE UNDERCOVER "GO PUNK YOURSELF"

MR. ORANGE UNDERCOVER2000年リリースのハワイ産。90年代のメロコアな雰囲気とB級ポップパンクなノリの絶妙なミックス具合が個人的には非常に安らぎを感じてしまいます。これを人は中途半端ととるかも知れませんが、アルバム内のどの曲も水準以上で、爽やかなハワイのそよ風が顔を撫でていきます。中古レコード屋で床に落ちていたら、拾って買ってあげてください。2曲目"Next Week Thursday"や7曲目"Wasting My Time"なんかは軽快で気持ちいいです。

GLEAM GARDEN “SINGLES 2006 - 2013”

GLEAM GARDEN基本アルバムを紹介する本サイトでは、本来彼らのミニアルバムやファーストの方を紹介すべきなのでしょうが、そっち側はSAD PUNKなのかもしれませんが、どちらもざらざらとした緊迫感があまり感じられず、印象が薄いのです。私としては無理矢理細かくカテゴライズするとSAD MELODIC HARDCORE PUNKが好みなので、どうしてもこちらのシングルコンピを取りあげざるを得ません。多分、本サイトの掲示板で私にお薦めしてくれていたバンドだったと思うのですが(バカなことに過去の掲示板のデータを謝って消去してしまった)、そりゃ〜私に薦めたくなるバーニングな楽曲の数々。ダミ声ボイスで、ノイジーで哀愁があって、ハードで駆け抜けていくって。盛り上がりまくるツボの押さえ方が見事!"Everything, One More TIme"なんか目茶苦茶格好いいじゃないですか。


疲れた〜。ブログで頻繁にディスクレビューしている人ってとっても偉いです。


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