MY MELODIC BEST 261〜280

PAINTED THIN "STILL THEY DIE OF HEARTBREAK"

PAINTED THINカナダ産の1997年リリースの2ndアルバム。音的にはUKメロディックやBONADUCES、SCARIESなんかが思い浮かぶような哀愁エモーショナル&ポップパンク。音程が怪しめの頼りないハイトーンボイスが底知れぬ哀感を深めてくれます。1st"SMALL ACTS OF LOVE AND REBELLION"より曲が練られており、曲の盛り上がりへの展開や曲の美しさとも断然こっちの方が勝っております。特に5曲目のThe WeakerthansのJohn K. Samson作の"Story You Have Heard Before"でわたしゃ泣けますよ。

RANDY "THE REST IS SILENCE"

RANDYスウェーデンのメロディックバンドの中では、RANDYが別格って思っています。高速メロコアからガレージまで、アルバム毎に曲の雰囲気というかスタイルが変わるけど、どれもセンスがいいというのがすごい。変化を恐れずバンドを維持していく力は相当非凡な才能がないと無理だと思います。どのアルバムも最高なのですが、とりあえず、1996年リリースのバランスが取れている2ndアルバム。とにかく全アルバム作品聴いて欲しい。正直、最近は聴きませんのでbest200圏外ですが、これまでに聴いてきた回数では、多分私のBest20以内バンドだと思います。ちなみに、以前は1stアルバム"THERE'S NO WAY WE'RE GONNA FIT IN"を紹介し、「世間的にはNOFXの模倣と言われ、他のアルバムに比べ、評価が若干低いみたいやけど、私に言わせれば、NOFXなんかを軽く抜いてます。」と記載しておりました。

DESCENDENTS "MILO GOES TO COLLEGE"

DESCENDENTS歴史的価値を言えばBEST10級な作品。本当に失礼な位置にランクしておりますが、許してください。ALLを紹介したからもういいかなと思っていましたが、やはりメロディック・ハードコアの元祖の一つを紹介しないのは失礼かと。なんせ1982年です。このサイトを訪れてくれた人の多くはこの世にまだいなかったのでは。こんなポップなハードコアはこれまでなかったはず。ま〜、BUZZCOCKSの流れで出てきたのかもしれませんが、とはいえ、まさにアメリカ、全く湿っぽさはなしです。好き嫌いはともかく、古典的名作として入手しなきゃダメでしょ。1stアルバム。

THE GET UP KIDS "SOMETHING TO WRITE HOME ABOUT"

THE GET UP KIDS検索したら、結構引っかかってくる日本人好みのエモなバンドの2ndアルバム(1999年リリース)。これが一番、評価高いのかな。確かに疾走感もあるうえに、珠玉のメロディーが矢継ぎ早に奏でられてきて、納得。日本人のハートを鷲づかみする抒情感溢れる曲にうっとりさせられました。とりあえず、エモって言葉が嫌いで敬遠している人も勉強のために聴いてみてはいかがでしょうか。私もリリース当初はヘビーローテーションで聴いておりました。

BAD RELIGION "STRANGER THAN FICTION"

BAD RELIGIONBAD RELIGION節を堪能したいのなら、本来は傑作とされている3rdアルバム"SUFFER"や5th"AGAINST THE GRAIN"等を紹介することになると思いますが、なぜか1994年にリリースされたメジャー作品であるが影の薄いこれを紹介。8thアルバム。フルアルバムは6枚程持っているにも関わらずどうものめり込めなかったBAD RELIGIONですが、LAG WAGONの"Angry Days"同様に、アルバムの中で奇跡的に現れる突然変異な超〜名曲である"Hooray For Me..."に泣いちゃいました。BAD RELIGIONが嫌いな人もその曲だけでもいいし、聴いて欲しい。ドラマチックな展開に感涙です。
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MUCH THE SAME "QUITTERS NEVER WIN"

Much the sameあえて細かくジャンル分けすると、高速メロコアと言われるような類の作品であります。この系統は、どちらかと言うと私はあまりのめり込めていないのですが、その中でもシリアスで哀愁が漂うので好きな作品。あちらの世界では大傑作ということになっているようです。2003年シカゴ産の1stアルバム。このジャンル、どれも同じ曲に聞こえるバンドが多い中で、彼らは単調でないというのが、私にとってプラスポイントなんだと思います。

SONIC SURF CITY "TUNE IN TURN ON WIPE OUT"

sonic surf city1989年から1993年までに残したシングルを集めた編集盤(2008年リリース)。はい、バンド名、ジャケット、曲名を見たら、鈍感なあなたでも一発で分かりますね。3曲目"Summer Is Fun"をはじめとして、あけてもくれてもがっつりサーフです。真っ青な空に、きらめく海、爽やかな風をイメージさせつつも、それらに縁遠い寒い国(スウェーデン)の人が作っているのが、なんとなく分かるのが味噌であります。劇渋、号泣とは対極にある人畜無害なクリアーな切ないメロディーが良し。6曲目"Sugarkisses"なんか曲名通りに激甘で切ない名曲であります。

65 FILM SHOW “BREATHING WILL BE ASSISTED”

65 FILM SHOW2000年作の唯一のアルバム。Waterslideさんのレビューに惹かれてCDを購入したものの、既に同じCDを持っていたという思い入れのある(?)作品。ジャンル的にはエモに一歩踏み入れているかも知れませんが、重たさがなく、耳馴染みがよいので私自身としてはメロディックパンク作品扱いとしております。言ってみれば、GARDEN VARIETYなぐらいの聴きやすさであります。2曲目"When The Canvas Turns Black"など、スケール豊かなメロディーが盛り込まれていてどれも水準以上の良い曲を揃えておりますが、水準をぶっ飛ばした極上曲を1曲だけでも入れられなかったのが、世間的に地味な扱いとなってしまっている結果なのかも。バージニア産。ちなみにSCARIESやALLI WITH AN IをリリースしていたLaw Of Inertiaからです。

BEN WEASEL AND HIS IRON STRING QUARTET "THESE ONES ARE BITTER"

ben weasel某有名サイトで絶賛されていたので、入手した2007年リリースの2ndアルバム。でも実のところ半信半疑。だって普通、有名なバンド名を捨ててソロ名義で出すおっさんの作品にろくなものはないでしょう。で、今作。想像以上に完璧でした。正直に告白すると、個人的には皆さん大好きなSCREECHING WEASELより好き。あの圧倒的な疾走感はないけど、1曲目"Let Freedom Ring"をはじめ、何より激キャッチーな曲のオンパレードで、おじさんの心が洗われます。

GREEN DAY "INSOMNIAC"

GREEN DAYGREEN DAY、おそらく私のWebサイトで紹介されている中で、最も売れたバンドでしょう。ギルマンのローカルバンドから世界中に知れ渡る存在になっていく過程は私にとっても痛快でありました。で、好きなアルバムとして、メジャー2作目でバンドとしては4thアルバム(1995年リリース)となる本作を紹介します。別にひねったり、通ぶっているわけではありません。純粋にこれが好きで、実のところLOOKOUT作品も含め、他の作品はあまりピンとこないのが実感であります。おそらくメジャー1作目の"DOOKIE"がとんでもなく売れてしまい、不安に推し潰れそうになりながら制作されたと想像されますが、これが若干の暗さを生むとともに、優しいメロディーが心を引きつける作品となっております。そういった意味では、WEEZERの2nd"PINKERTON"を思い浮かばせる作品なのかも。

KLAMYDIA "ÄLPEE"

KLAMYDIAみんな大好き(そうでもないか)なフィンランドを代表するバンドの1stアルバム。LPは1990年リリースでタイトルが"ÄLPEE"、1992年リリースのCDのタイトルは"CEEDEE"。最悪なジャケットですが、内容は結構良いです。勿論、フィンランドならではの田舎くさい素っ頓狂な楽曲があるのはあるのですが、それより私には、ビシッバシッと填めてこられるキャッチーなメロディが耳に残ります。なので、出産地と評判で手を付けていないメロディック好きの人も挑戦してみてはどうかと思うのです。ま〜曲数が多いので素人の私は途中からお腹一杯になってしまいますが..。ちなみに私の場合、よく散歩中に、心の中の口笛で1曲目”Miehet Matkalla”のメロディを奏でております。

TUESDAY "FREEWHEELIN"

TUESDAYスカコアバンドのSLAPSTICKのメンバーがスカを捨てて結成したエモーショナルなメロディック・バンド。音的には速度も抑え気味で、中途半端な感じが否めないかもしれませんが、メロディーは素晴らしいし、結構ボーカルの声が好きです。結局、ボーカル・ベースがALKALINE TRIOにも加入して、そっちが忙しくなったので、あっけなく解散したもよう。一度きりの人生なんで、人生の選択としては間違いないと思いますが…。1997年リリースの唯一のアルバム。

FARSIDE "THE MONROE DOCTRINE"

farside1999年、なぜかREVELATIONからリリースされた良質メロディック・エモーショナル・ハードコア。懐かしい〜。BAD RELIGIONの系統ではなく、DAG NASTYから連なる系統で、いわゆるエモっていうことで片付けられてしまうのでしょうか。確かに全17曲50分(LPは全15曲)はお腹一杯ですが、5曲目"Statues Of Snow"や15曲目"Too Much, Too Late"という心に響く超名曲があるので、捻くれていなければ、手に入れる必要が若干あると思いますよ。3rdアルバム。

ARMS ALOFT "COMFORT AT ANY COST"

ARMS ALOFTシングルですが、4曲入りですので、紹介します。2008年リリース。DILLINGER FOUR、GUNMOLL、BANNER PILOT、GRABASS CHARLESTONSなどに見られる渋さがありながら疾走していく感じの良バンドの1stシングル。例えたバンドが偉大すぎて、実際、聴かれると期待外れだと思う人がいるかもしれませんが、悪くないですよ。ちなみにどうでもいい話ですが私が初めて購入したダウンロードコード付きシングルでありました。

ANTI-FLAG "THE TERROR STATE"

ANTI FLAG2003年リリースの5thアルバム。一見、メジャー風なメロコアな音ではありますが、とはいえ、私のスピーカーからたまに流れてくるのは、他のメロコアなバンドとは違い、シリアスな麺があるからではないでしょうか。そこからにじみ出る格好良さは例えば、7曲目"You Can Kill The Protester, But You Can`t Kill The Protest"なんかに出てくるのではないでしょうか。音的にはDILLINGER 4を少しポップにした感じといえばあながち間違っていないのではと思います。ポリティカルな姿勢もまじめな印象を受けます。

HDQ "SOUL FINDER"

HDQDickieとLaineyがLEATHERFACEと掛け持ちをしていたバンドの4thアルバム(1990年リリース)。UKのDAG NASTY的なバンドと紹介されることが多いですが、確かにそのとおりな音です。この4thは当時DOLLで別宮さんが絶賛していたので、買った記憶がありますが(後にUK MELODIC狂必聴ディスクでも紹介されていましたね)、再発されたので、皆さんも手に入れやすくなったことと思います。歴史的にも重要なバンドですが、キッズは先に師匠であるDAG NASTYを聴いて勉強しておきましょう。

NO FUN AT ALL "THE BIG KNOCKOVER"

no fun at allこのスピード感とスウェーデンなメロディーを聴くと、懐かしさが溢れてきます。他でも書いていますがこの時期のスウェーデン王国作品は当時は本当にノリが気持ち良くてよく聴いておりました。最近、聴くことはほとんどないので、Best200圏外となっていますが、おそらく聴いた回数ランキングでは、RANDYなんかとともにBest20位近くはいくのではないでしょうか。万人に勧められる今時の作品ではないかもしれませんが、スカッとしたい時があればどうぞ。1997年リリースの3rdアルバム。

THE 'TONE "HERE'S ANOTHER REASON..."

'TONE日本ではSnuffy Smileからもリリースされた唯一のオリジナル・アルバム(2001年リリース)。1曲目からスカ・テイストで始まり、ありきたりのUKメロディックバンドではないことを感じさせます。とはいえ、巷に氾濫したスカ・コアというものでは全くなく、まさしくCLASHが持ち込んだようなスカの使い方なんです。横揺れ系UKメロディック・スカとでも言えましょうか?ジャケどおりに夜中に聴きたい哀愁漂う一作。ちょっと自分の所有CDに独自のアクセントを付けたい人は是非入手してみてください。

JEJUNE "THIS AFTERNOONS MALADY"

JEJUNE本Webサイトの掲示板にて、私にお薦めってことで、紹介があったバンドのアルバム。本当にありがとうございます。で、本作品。コマーシャルな仰々しいメロディーがあるわけではないですが、アルバムを最後まで聴くことで、じわりじわりと盛り上がってくる作品であります。一つ一つの曲自体は、派手ではないものの、男女のボーカルを巧みに使い分けた美しいメロディーが散りばめられており、ちょっと眠れない夜に、ウイスキーをお供にしながら静かに聴きたいときなどに、最適であります。1998年作のエモというよりかインディーロックな2nd。

QUEST FOR RESCUE “TURNIP”

QUEST FOR RESCUE人類は地球上の他の生物よりどうやら知能が高いらしいので武器を作り、軍隊を組織し、いまだに同じ生物同士で殺し合っています。そんな馬鹿なことをやめてみんな仲良くなったらいいのでしょうが、人類はまだまだ生物として未熟な存在なんだなって思います。で、駄文で字数が稼いでから、本題。RISE、SAMIAM、GAMEFACE、POLITICAL ASYLUM(実はこれらのバンドよりもっとこの雰囲気を感じさせるバンドがあるはずで思いだそうとしたのですが見事に挫折)など、速さに頼らないながらも疾走感を感じさせるのが好きなのであれば、このドイツ産の1998年リリースの2ndアルバムはどうでしょうか。ちなみ先ほど紹介したバンドに比べ、もうちょっと穏やかでほっこりする感じです。決定的なグレートソングはないのかも知れませんが、このアルバムの中には”Seasons”など、透き通った美しい曲が盛り沢山なので、彼らの才能を感じながら是非このアルバムを楽しんでもらえたらと思います。


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