MY MELODIC BEST 221〜240

THE STRIKE “SHOTS HEARD ROUND THE WORLD”

STRIKE小気味よいメロディーと気持ちが入ったしわがれた声がいい感じ。加えて、印象的なメロディーを被してくるホーンやアナーコパンクな感じの女性ボーカルを挟んでくるのもアルバムのアクセントになっているようでそれまた良し。音的にはTHE CLASHやOiパンクなんかの親しみやすい要素を踏まえた上での2000年前後のメロディックパンクとなっているような気がします。アルバムを象徴するような超名曲があるわけではないですが、アルバムとして飽きさせないものとなっています。SCARPER!や’TONEなどの少しだけホーンを取り入れた変わり種が好きな人はどうぞ。ちなみにアルバムクレジットによると、ベースがテナーサックスを吹いているので実際のライブではYouTubeの映像どおり、吹いていないかもしれません。ミネアポリス産の1999年作の2ndアルバム。

DOCTOR BISON "DEWHURSTS-THE MUSICAL"

doctor bisonバンジョー(?)らしきアコースティックな曲もあり、派手さはないけど、元ABS、LEATHERFACEのおっさんならではの加齢臭味で勝負の1999年リリースの1stアルバム。全8曲、元ABSのBazが書いているようで、彼の伸びやかで渋さも兼ね備えたボーカルがいい感じでございます。2曲目"Delusion Of Grace"なんか隠れた名曲。これを聴くと、気分が盛り上がります。元LEATHERFACEのDickieのギターもよく泣いて気持ち良いですが、数曲は彼に作って欲しかった気がします...。

BLOTTO "REMEMBER BUY THE VINYL FIRST.... "

blottoCRIMPSHRINEのポップセンスと疾走感(ちなみにCRIMPSHRINEの"Wake Up"のカバー収録。そういえば、"Step Back"はCRINGERのカバーですよね。)とNAVELの日本的情緒と切なさを併せて割ったかのような味わい深い彼らの編集盤であります。勿論、彼らならではの個性が溢れまくっています。SNUFFY SMILEで出したシングルやコンピ提供曲が収録されているらしいですが、勉強不足の私は全くもって詳細を知りません。超名曲はないですが、だみ声のボーカルと実直な直球チープなサウンドに、見事に胸を打たれました。2008年リリース。

THE SLOW DEATH "BORN UGLY GOT WORSE"

THE SLOW DEATH PRETTY BOY THORSON & THE FALLING ANGELのメンバーによる1stアルバム(2011年リリース)。1曲目"Ticks of the Clock"の出だしから女性ボーカル(SOVIETTESのAnnie)が始まりますが、ゲストである彼女の声はその曲のみ。その他の曲は、DEAD LANDLORDやOFF WITH THEIR HEADSなんかが思い浮かぶ男の世界。ただその周辺バンドによく見受けられるむさ苦しさと勢いだけで最後の曲まで強引に持っていこうというわけではなく、単調にならず、1曲1曲のクオリティーが高いものとなっております。ちょっぴりカントリーな味付けが懐かしさを増幅させるアメリカンなラフ・パンクロック作品であります。

THE LAWRENCE ARMS "APATHY AND EXHAUSTION"

lawrence arms元THE BROADWAYSのメンバーからなるバンドの3rdアルバム。1992年リリース。まずTHE BROADWAYSを聴く方が先ということは間違いないのですが、4曲目"Your Gravest Words"など良い曲も書いているので、もしたたき売られていたら是非。全曲を通して、かなりJAWBREAKERの影響があるような感じです。ちなみにだみ声ときれい声のツインボーカルですが、もっと絡んだ方がもっといい作品になったと思います。そこが実に惜しいと思ってます。

LEFTY LOOSIE "100 MILES AN HOUR!"

lefty loosie声量はないものの味のある女性ボーカルと軽やかなギターをはじめとする疾走するメロディーとの調和というか追いついたり、離されたりするせめぎ合いが実に魅力的な作品であります。ミルウォーキー産で2007年リリースの1stアルバムで間違いないでしょうか。7曲目"Tired"など、ポップでかつ哀愁をちょっぴりスパイスとして効かせた曲がそれぞれ良くて、漫ろ涙が流れること請け合いです。あと、声を聴いて妄想にふけて、可愛いのではと想像するのは個人の自由ですが、外見ではなく、やはり、心が何よりも大事です。心が....。

DAG NASTY "CAN I SAY"

DAG NASTYそろそろメロディック・ハードコアの古典を紹介しないといけないということで。これが1986年リリースの1stアルバム。ハードコア出身ながらの激しさを持ちながらメロディックに歌い上げる奇跡的な音です。DYS(どこかいいのかさっぱり分からん)、ALL、DOWN BY LAW(頑張っているけど、煮え切らん。)と長く活動しているDave Smalley様ですが、このときが一番と断言。それとMINOR THREATのBraian Bakerが在籍していたってことも書いておかないと。というかリーダーか。ちなみにVoが違う2nd"WIG OUT AT DENKOS"も傑作だと思います。"Safe"なんかメチャ格好いいと思います。何にせよ、歴史的価値からみると、BEST10的なアルバムでありまして、好きとか嫌いかに関係なく所有しておくべき古典的名盤であります。

TILT "'TIL IT KILLS"

TILTCRIMPSHRINEのベースであったPeteが在籍したTILT。1stアルバム"PLAY CELL"では"Fool To Blame"でPeteが唯一メインボーカルをしているのですが、もろCRIMPSHRINEって感じで感激・感涙です。とはいえ、実のところTILTの最高傑作はPeteが抜けてしまっているこの2ndアルバム(1995年リリース)なのではと思います。多少聴き飽きたところは否めませんが、ブロック姉御の声がとにかく格好良い。女性ボーカルものの中ではかなり上位の作品かもしれません。メロディー、疾走感、完璧で元気もりもりであります。ちなみに、「ここでもかっ!」のKevin Armyプロデュース。

ARMCHAIR MARTIAN "MONSTERS ALWAYS SCREAM"

TUESDAY若干かすれ気味な声や哀愁のメロディーがJAWBREAKERやHÜSKER DÜを感じさせるけど、ちょっと土臭いカントリーテイストも出してきたりして、なかなか個性的な作品に仕上がっております。とにかく曲がいいので、一度味見をしてみてはどうでしょう。特に3曲目"Crestfallen"なんか、おしっこちびり級の大名曲であります。ちなみに元ALLのChad Priceがベースプレイヤーとして4曲クレジットされてます。2001年リリース。

BLUELINE MEDIC "THE APOLOGY WARS"

BLUELINE MEDIC元JAWBOXという説明もいらない大御所J. Robbinsプロデュースによるオーストラリアのバンドの1stアルバム(2001年リリース)。1stとはいっても、メンバーそれなりの経歴(CAUSTIC SODAなど)があるらしく、おっさんぞろい。おっさんパワーを発揮して、渋くて感情がこもった演奏をしてくれます。曲が美しく、後期JAWBREAKER、ALKALINE TRIOが好きな人にはOK!と言ってもいいかなと。3曲目"Making The Nouveau Riche"や4曲目"At Least We Had The War"なんかパンクとかの視点を抜きにして、心に染みる名曲だと思います。

EFFERVESCENT "DAMNED IF YOU DO... DAMNED IF YOU DON'T!"

effervescentUKバンドということと、WATERSLIDEさんでこれを買うとちょうど総額1万円を超えて送料無料になるという理由で全くもって期待せずに買った作品。ジャケットからも駄作イメージをぷんぷんとさせています。聴くと、これまた全くUKメロディックサウンドではなく、US系B級ポップパンクといったところでしょうか。ところが、期待してなかったからかも知れませんが、地味ながら、意外といいことが判明。MYSPACEで音楽スタイルとしてALL、SNUFF、 WEEZER、DIESELBOY、JAWBREAKERと書いていますが、無視した方が安全。B級でちょっと切ないのが、好きなならOK!ま〜若干後半だれますが....。2005年リリースの3rdアルバム。で、YOUTUBEで彼らのアホ具合を楽しめます。

TRAVOLTAS "ENDLESS SUMMER"

travoltasこの音そしてこのジャケから想像できないオランダ産。この2002年リリースの3rdアルバムもBEACH BOYSやRAMONESの影響があるサーフ・ポップ・パンクと言われているのでしょう。確かにそれらを聴き、影響を受けたうえでやっているのでしょうが、とはいえ、巷のバンドとは頭一つ飛び抜けている曲の美しさとハーモニーが際立っているからこそ、広く世界で評価されているのでしょう。やっぱり世界は広い。SONIC SURF CITYやYUM YUMS等がお好きな方は間違いなく大丈夫なのでは。で、8曲目を聴いていると、なぜかTHE HOUSE OF LOVEと似ているかなと思いましたが、はい、皆さんにはどうでもいいことですね。ちなみにプレミアが付いていて、傑作とされている2ndアルバム"MODERN WORLD"については、個人的には、定価以上のお金を出してまで、買うほどでもないと思います。

SCARPER! "EVERY TURN"

SCARPERこれを紹介するの数年にわたり躊躇したのは、事実なのですが、世間(といってもすごーく狭い世界ですが...)で賑わしているLATTERMAN系なバンドより好きなんだから仕方がないということで晴れて紹介します。ホーンを生かした哀愁UKメロディックバンドなんですが、スカっぽくないところが味噌でして、1曲目"Invitation Elsewhere"からそれを楽しめ、極めつきの11曲目の名曲"Eight Million Ways To Die"なんかを聴いていると、私は、少年時代の金曜ロードショーのテーマ曲が浮かんできて、懐かしさにどうしようもなくなってしまうのです。完璧とは言えないアルバムなのですが、なんとも愛おしい。ちょっと毛色の違うのを探している人には、挑戦しては如何でしょうか。2000年リリースの1stアルバム。

MOVING TARGETS "FALL"

MOVING TARGETSかなり昔、今はなきパンク雑誌「DOLL」の別宮さんのレビューにて激賞していたので、購入した記憶があります。Kenny Chambersによる激しいながら美しいギターと感情がこもったボーカル。当時はかなりヘビーローテションで聴いておりました。4曲目"Answer"なんか感動的で私のBEST20位の中に入る大名曲だと思います。7曲目"Away From Me"もかなり良い感じで大好き。中期以降のHÜSKER DÜ好きにはたまらんと思います。1991年リリースの古典的名盤の3rdアルバムであります。

TRAVIS CUT "ANOTHER DAY ANOTHER DRUMMER"

travis cutUKメロディック・ポップ・パンクバンドのシングル・コンピです。2ndアルバム"SEVENTH INNING STRETCH"を紹介しようかとも思いましたが、最初に入手した思い入れでこちらを紹介。SNUFFY SMILE産で1,000円でした。王道UKメロディックの音より、ポップ度が高い感じで、曲作りのセンスはかなりのものだと思っています。声質も好き。21曲入りでシングル・コンピなので、散漫な印象を受けますが、4曲目"Imperfect Tense"や7曲目"No Good With Words"なんか哀愁も感じさせながら疾走していく感じが好きです。1999年リリース。

DUGONG "THE EASTMOOR RULES"

dugong2001年リリース作品。1stシングル"...I'm Not Leaving"(Bomb Outのwebサイトでは、"日本でよく売れた"と記載されています)はChopperを彷彿させる王道UKメロディックで、かなりイケてますが、それにエモ・エッセンスを多少振りかけているのが、1stアルバムである本作ですが(2nd等は未聴ですが、もっとエモ度がひどくなるらしい)、こんなエモなら私は十分オッケーです。本当にいい曲書いてます。哀愁爆発のメロディックな曲の数々に彼らの才能が窺えます。なかでも1曲目"Decide To Fall"の小気味の良い展開が好きです。

THE ARRIVALS "GOODBYE NEW WORLD"

arrivals2000年リリースのシカゴ産。1stアルバム。Webサイトでは、シカゴということでPEGBOY等の影響なんかを書かれていますが、あと、DILLINGER FOURなどの激渋メロディック・パンクバンドや昔のOiパンクの哀愁漂う香りを思い浮かべることができます。特に前半部分はグッドメロディー満載の素晴らしいできで、隠れた傑作になりうる作品だと思っております。4曲目"Last Lulaby"、5曲目"Chinese New Year"、かなり泣けます。最後の曲までこの調子でやってくれていたらBEST20位入りなぐらい完璧なんですが、6曲目以降から、個人的にはどうでもよくなります。

PSYCHOTIC YOUTH "BAMBOOZLE!"

psychotic youth1993年リリース"JUICE"と1994年リリース"POP"の中のいい曲を選曲して収録した編集盤で、私が持っているのは2枚組となっており、もう1枚はライブ盤となっております。バンドの存在自体は栄森さんのテイチク時代から知っていたのですが、実際に聴いたのはそれから大分と経ってからでした。いつも私のコメントで出てくるフレーズなんですが、なんでスウェーデン出身バンドってこんな美メロを持ち合わせているでしょうか。BUMやVACANT LOT級に匹敵するような青臭い青春ポップパンク。

W.O.R.M. "VERTICALLY UNCHALLENGED BABY"

W.O.R.MFIXING A HOLE RECORDSで4thを出したということで存在を知ったUKバンド。つまり、後追いですね。そういうことで、評価が高い2000年リリースの3rdアルバムを入手。確かにUKメロディックのメインストリートっていう感じではない地味な感じ。それほど明るいわけでも、暗いわけでも、渋いわけでも、甘いわけでもない、地味と胸がきゅ〜んとなる良いメロディーを武器に頑張っております。アルバムタイトル曲なんかとっても好きです。ちなみに疾走感を重視の方は、本作よりも軽快な2nd"MULLET IN THE HEAD"がお薦めであります。

BACK TO NORMAL "MONEY & HEALTH"

back to normal 意味が分からないセンスなしジャケが際立つ唯一のオリジナル・アルバム。1995年リリースのフィンランド産。1995年ってことは、RANDYやNO FAN AT ALL等のスウェーデン旋風が吹き荒れていた頃にひっそり隣国で産み出されていたわけね。彼らによると、影響を受けたのは、ALLやSNUFFや初期のBAD RELIGION等ということですが、やはり上記のスウェーデン・バンドなどで見られるような北欧テイストが加味されているのが、彼らの魅力なんでしょう。垢抜けない弾き切れていないポップ感は地味という言葉で片付けられるかもしれませんが、いいもんです。特に2曲目"Remember"は適度なスピード感とキャッチーなメロディー展開がサイコーであります。


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