MY MELODIC BEST 181〜200

とうとうここまで来ました。

OSKER “IDLE WILL KILL”

OSKER2001年リリースの2ndアルバム。エプタフでのリリースですが、それっぽさというのはあまり無く、好きな言葉ではないですがメロコアな感じではないです。歌い上げるメロディー重視なボーカルによる巧みな旋律が全体を引っ張っていって、見事に涙を誘ってきます。アコギ一本でも完結できるぐらいの見事な歌声。4曲目の"Contention"なんかを聴いていただけると涙腺大解放かと。ちなみに1st”TREATMENT 5”は、もう少しスピード感はあるものの、2ndほどキャッチーな曲はなく、個人的には若気の至りな惜しい作品となっております(でも才能を感じさせる良い曲もあるので手に入れて損はないと思います)。どちらにしろ、おそらく中古でクソ安い値段で放出されていると思うので是非手に取って頂ければと思うのであります。

DENOMI “IT’S NEVER TOO LATE,GO FORWARD”

DENOMI2019年リリースの1stアルバム。ダミ声の男性ボーカルと心が洗われる伸びやかな女性ボーカルを組み合わせることによって曲にメリハリが生まれるとともに、気持ちの良いエッジの効いたギターの音などが加わってどの曲も水準以上で気に入っております。中でも女性ボーカルがメインな”Move on”や”Cream Soda”は盛り上がざるを得ないキャッチーなハート掴みまくりの名曲でして、そして男女ボーカルが絡みあう”In The Future”もPEAR OF THE WESTやFIFTH HOUR HEROが思い浮かんでくるような、これまた良い曲であります。で、2019年6月22日のライブ(京都西院ネガポジ)に行きましたが、良かったすよ。

OL'DORIS "A MURDER OF FOUR"

OL'DORIS 2012年リリースの2ndアルバム。とりあえず聴いた第一印象は、スピード感のある"AGAINST ME!"でした。このアルバムを推しまくっていたHYPER ENOUGH RECORDSさんはボーカルが我が愛するSTIFF LITTLE FINGERSのJAKE BURNS似だとしておりましたが、個人的には、半分賛同するもののJAKE師匠の燃えたぎった魂から溢れ出た圧倒的な叫びとは違う別の魅力があると思います。ちなみにライブのビデオでは、ボーカルの兄ちゃんはCRIMPSHRINEのTシャツを着てました。これまた高得点であります。ジャケットのデザインは若干ハテナですが、LP盤に、同内容の印刷されたCD-R盤と歌詞とイラストが載った24ページのブックレットがついており、購入しがいのあるブツであります。

THE LEFTOVERS "ON THE MOVE"

leftovers2007年リリース。THE STEINWAYSやTEENAGE BOTTLEROCKETをよりパワーポップに傾けた感じといっていいのかな。ただただ、2曲目"Dance with me"や5曲目"Camel"など英語が喋れないにも関わらず口ずさめられるのではと思えるほど、親しみやすくて甘酸っぱいポップ・パンクがアルバム中に散りばめられています。ちなみにBen Weasel師匠が制作に関わっているそうです。かわいいジャケもかなりの高評価。

TEAM STRAY "GENDER STUDIES"

TEAM STRAY買う気を削ぐジャケットからは想像できない意外と見事なポップ・パンクの佳作。ERGS!やCOPYRIGHTSの様な神がかったポップ度最高、スピード感最高ってもんではございませんが、ときおり耳を通り過ぎる切なさと心が洗われる爽やかなメロディーは悪くないでころか良いです。どの曲も水準以上ですが、3曲目のアルバムタイトル曲なんかは彼らの魅力が詰まった曲といえそう。絶対必聴というアルバムではないかもしれませんが、無視するにはもったいない!2008年リリースの2ndアルバム。

CAMUS “APRIL”

CAMUS日本語の歌詞でロックができるのかということは何十年も前から議論されきましたが、当然、ロックをどのように捉えるかは人それぞれなので、統一的な結論は出ていないし、今後も出てこないことでしょう。で、このバンド、日本語詞です。サビに”ステイ・ウイズ・ミー”など、「そこだけ英語かいっ!」と突っ込むこともない歌詞です。聴いている音楽に占める日本語詩以外の割合が99%な私には、その日本語によるいつもとは違うリズムが妙に心地良いのです。脳科学については全くの門外漢ですが、英語詩の場合、私にとってボーカルも楽器の一部に過ぎないのに対し、意味が分かる日本語詩の場合、言語を取り扱う脳の一部に刺激がいくので、それがいつもと異なる不思議な感覚を生じさせるのかもしれません。なので、ネットでEAST BAYな音と記載されていても、ご本人達や世間的にはそれが間違っていなくても、私にはCAMUSスタイルのロックとしか言いようがない気がするのです。ともかく、各曲が練られていて、アルバムとして満喫できる作品であります。

DEAR LANDLORD "DREAM HOMES"

dear landlord実のところ、私の趣味にばっちしはまっている傑作だと思います。なにせ、OFF WITH THEIR HEADSやTHE COPYRIGHTSのメンバーが参加しているので、悪かろうはずがありません。熱さ、渋さ、疾走感、哀愁全てが包含されたグッドメロディーに、さすがと納得。本来BEST50以内級のできなんですが、このバンドならではの独特の音ってものが薄いので、とりあえずこの位置に置いておきます。メンバーから予想された音が聴けるのは安心といえば安心なのですが...。2009年リリースの1stアルバム。あ〜そういえばボーカルが犯罪者になってしまいましたね。残念。

WITCHES WITH DICKS "MANUAL"

witches with dicks京都市の姉妹都市・ボストン出身のひどいバンド名の1stアルバム(2007年リリース)。仮に馬鹿売れしてもこんなバンド名でメジャーに行けるのでしょうか(そういえば、DICKSっていうハードコア・バンドもいましたねー)。この1stを聴いてまず思い浮かぶのはDILLINGER FOURでした。激しいギターに、しわがれた声。まさにイースト・ベイな影響を感じさせます。好きなだな〜こういうの。熱くて哀愁があって、曲もいいし、10曲で20分以内なので、スカッ〜と小気味よいテンポで一気に聴けます。

GOOD MEN DIE LIKE DOGS "GOOD MEN DIE LIKE DOGS"

GOOD MEN DIE LIKE DOGS8曲入り10インチ。素晴らしいブツを発掘してくれた、今は亡きAge Of Distressさんにて購入。で、本サイトでも紹介しているPARKWAY WRETCHが前身バンドだそうで、期待通りの出来具合であります。PARKWAY WRETCHのところでも記載しましたが、巷にFIFTEENライクなバンドは少ないので、とっても貴重な存在であります。3曲目"Dreams Change"の曲の展開なんかは、FIFTEENの影響がもろで、微笑ましくて、顔がにやついてしまいます。勿論、単なるコピーバンドではないのでありまして、8曲目"Westbound10"等、格好良くて燃え上がる曲が散りばめられています。2010年リリース。

THE STROOKAS "DEAF BY DAWN!"

STROOKAS 既に紹介した最重要UKメロディックパンクコンピ"THE BEST PUNK ROCK IN ENGLAND,SON"でも収録されていたバンド。ということで重要バンド。当初、編集盤"WHAT YOU WANT TO HEAR"(11曲目"Emmerich"最高!")を紹介していましたが、とうとう1992年リリースの1stアルバムが入手できる世の中になりました。北朝鮮で生まれなくて良かった。マンセー。この時期のバンドならではの、HÜSKER DÜのフィルターを通しつつ、いかにもUKな哀愁泣き泣きサウンドが炸裂し、いやーええもんです。海外のサイトには、DINOSAUR JRの影響も書いてあったが、それもなんとなく分かります。

DIGGER "POWERBAIT"

DIGGERペンシルベニアのバンド。1996年リリースの1stアルバムですが、数百円で中古で売っているようだったら買っておきましょう!WESTONの元メンバーが在籍していただけあって、とにかく、全曲キャッチーで、心地よいスピードで最後のMadonnaの"True Blue"のカバー(これまた良し)まで駆け抜けていきます。ちょっと切なくて安っぽい90年代メロディックが好きな方はどうぞ。ショボいですが曲自体のクオリティは高いので結構いけると思いますよ。ちなみに2nd"THE PROMISE OF AN UNCERTAIN FUTURE"も期待を裏切らないできです。

VANILLA POD "POETS ON PAYDAY"

VANILLA PODVANILLA PODの5thアルバム(2009年リリース)。これまで、あまりいい印象がなかったというか無視していたこのバンドが産み落としたこの作品は、間違いなく突然変異の傑作であります。今までとは全く違う、最高傑作との宣伝を信じ、購入したのですが、本当にそのとおりでございました。長く活動してきたバンドならではのいぶし銀満載の哀愁汁がしたたっておりながらも、落ち着いていないところが、ツボであります。メロコアではなくUKメロディックになってます。4曲目"Promise"のギターイントロを聴いて泣き、5曲目"Walk Of Shame"のギターイントロを聴いて笑う、なんとも楽しいアルバム。MILLOYやGREAT ST.LOIUSなんかが好物な人はいけるのでは。

WEEZER "PINKERTON"

WEEZER私が紹介している中では、極めて有名なバンドの2ndアルバム(1996年リリース)。どうやらWEEZERとしては暗すぎたためか評判が悪くてアメリカでは売れなかったアルバムらしいけど、私にとってはこれが初めて買ったアルバムで、かつ気に入っていたので、他のアルバムを聴いたときに、逆にポップで明るすぎて違和感を感じてしまいました。陰鬱な雰囲気が漂う、感情を込めたいい作品だと思うけど、いかが?ジャケットもいいしね。

AGAINST ME! "AS THE ETERNAL COWBOY"

against me傑作と認識しつつも、なぜか載せてこなかったこの2003年リリースの2ndアルバム。久しぶりに聴きましたが、非常に極上な曲の数々に感服した次第。抒情性豊かなボーカルに切れ味鋭い演奏が絶妙に絡み合うことによって、熱さと切なさが同期し昇華するという名作。紹介するという表現としては、アコースティック・メロディック・パンクと記載するのが適切なのでしょうが、フォーク、パンク、FAT等の言葉を陳腐化させてしまう説得力。ただ者じゃありません。

CHESTER COPPERPOT "POEMS & SHORT STORIES"

CHESTER COPPERPOT1996年のスウェーデン産。しかもSTARMARKETやRANDYと同じレーベルのDoloresからのリリース。彼らよりパンク度は高くなくWEEZERなパワーポップよりなものの、個人的にスウェーデンの実力に魅了されていた時代の産物だけあって、地味ですがじわじわと心が盛り上がってくるところが流石と言えます。なぜも彼らはいとも簡単に遠く離れた日本人の琴線に触れる曲が生み出されるのでしょうか。学校教育がいいのか、音楽環境がいいのか。泣きながら歌っているのかと妄想してしまうような8曲目"Lyrical Gangsta"なんかで撃沈でしょう。

THE MUFFS "THE MUFFS"

muffsKim嬢を擁する偉大なポップ・パンクバンド。久しぶりに引っ張り出して聴いてみたら、やっぱり良かった。女性ボーカルとしては、私にとっては理想的なハスキーな声質です。ドスを効かしてシャウトしつつ、なぜか切なく悲しくも思わせるってかなりの力量だと思います。9曲目"Big Mouth"なんか涙ちょちょぎれの彼女らの魅力が詰まった名曲。OFF WITH THEIR HEADSもカバーしてますね。3rdアルバムの"HAPPY BIRTHDAY TO ME"の方が評価が高いようですが、私はこちらの1993年リリースの1stの方に思い入れがあります。ワオ〜。安らかに

ZERO FAST "BAY CITY LOUD VOICES"

ZERO FASTだみ声混じりの見事なツインボーカルとFIFTEENやJAWBREAKERを彷彿させるイーストベイな曲の展開が魅力的な2002年作の1stアルバム。曲によってはJAWBREAKERのパクリかと思えるようなどこかで聴いたフレーズが流れて来るので、強烈な個性を感じることはできないのですが、先に挙げたバンドが好きだという可愛い部分が私には感じられて、微笑ましくなってしまいます。それに加え、LEATHERFACEも好きな感じもするので(トリビュートにも参加してますよね)、勝手な推測ですが、結構、私と好きなバンドが被るじゃないんでしょうか。アルバムを通して、スピード感溢れながらもメリハリのある良い曲の連続で、一気に最後まで聴きと通せるので、なんだかんだで熱くて渋い名作なんだと思います。いや〜、目茶苦茶格好いいわ。

BACKWOOD CREATURES "LIVING LEGENDS"

BACKWOOD CREATURESドイツのポップパンク・バンドによる2ndアルバムで、2003年リリース。ちなみにドイツ臭さは感じません。METHADONESやQUEERSを足して割ったような90年代のRAMONESよりのポップパンクの流れを踏襲していると思うのですが、曲のキャッチーさが他の似たようなバンドに比べ頭半分抜けております。7曲目"Dance'til Dawn"なんか、うきうきして最高ですね。また、ボーカルの声質がPEAWEESやDEVIL DOGS等のガレージパンクな感じのロックンロール魂があって、この点も良しであります。アルバムタイトルどおり"生きる伝説"とは到底言える代物ではありませんが、気持ちよいですわ。

THE FIENDZ "REDEMPTION"

THE FIENDZ 2002年リリースの5thアルバム。SPさん的には、この5thが最高傑作だそうですが、世間的(web上)には、2ndの"WACT"の方がどちらかというと、評価が高いようです。確かに"WACT"は名作であることは疑いないですが、よりサッドな哀愁好きな私には、より嗟嘆に暮れる声を張り上げる5ndの方が好みなので、SPさん案に一票入れてししまいます。CRUZIAN好き、特にPORCELAIN BOYSなんかのどこか影のある感じが好きな方なんかは美味しく味わっていただけるのではないのでしょうか。

FINE BEFORE YOU CAME "CULTIVATION OF EASE"

FINE BEFORE YOU CAMEイタリア産。ということからか、同郷のMILES APARTがお好きならどうぞという紹介文にまんまと降参して購入した次第。確かに全体を覆う切ない珠玉のメロディーは、MILES APARTを思い浮かべることができますが、日本のバンド的な旋律の使い方も感じさせます。もう少しエモ度をアップした感じですが、充分、私の許容度の範囲内で、ときおり激情ボーカルが挟んでくるのは、格好いいと思うぐらいです。似ているかは別として、THE GET UP KIDS等もお好きな方にもお勧めです。私が持っているのは2004年リリースの国内再発盤。オリジナルはおそらく2001年リリース。


疲れた。あとは、最強BEST200にすべく、たまに更新していきます。


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