愛すべきその他のMELODIC G〜L

THE GASLIGHT ANTHEM "SINK OR SWIM"

gaslight anthemとにかくブルース等のアメリカの土臭さを感じたいうのが第一印象。UKものではあり得ない音。AGAINST ME! meets SAMIAMと記載すると過大評価となってしまうけど、イメージ的にはそんな感じです。海外サイトではBruce Springsteen(確かに"明日なき暴走"は格好いいけど)という名前まで出てきました。メロディーはしっかりしているし、アルバムとして優れています。2007年リリースの1stアルバム。その後、それなりにメジャーな存在になったようです。

THE GIFTHORSE "FROM THE FLOOR UP"

THE GIFTHORSE6曲入りなので、ミニアルバムと言ったらいいのでしょうか。1stアルバム"THE GIFTHORSE"は、私が大好きで巡るWebサイトの皆さんが大絶賛していたのですが、なぜか私は、そこまでの印象はなく(勿論、良作ですが...)、「なんで皆が激賞しているのに、その素晴らしさに気付いてあげらないのだろう...」と、なんか仲間はずれにされた気分になっておりました。しかし、このミニアルバムは、見事に私のハートを打ち抜くことに成功し、やっと皆さんチームに仲間入りできました。UKメロディック6割に、FARSIDE2割、STARMARKET1割、GAMEFACE1割な感じと記載して、皆さんを困惑させて終わります。2006年リリース。

GUITAR GANGSTERS "POWER CHORDS FOR ENGLAND"

guitar gangsters1989年頃から地道に活動しているギターパンクロックバンドの1994年リリースの3rdアルバム。疲れた時のおっさん用のパンク。衝撃度とか疾走感とか皆無だけど、とにかく渋さと哀愁で勝負。再結成後のSTIFF LITTLE FINGERSやLUKERSと一緒にツアーをしただけに、ちょうど、UKメロディックの王道の音と初期パンクの音の中間な感じです。若い衆にはちょっとだるいかもしれませんが...。

HELEN LOVE "THE BUBBLEGUM KILLERS"

helen loveタイトルどおりバブルガム・ニューウェーブ・ガール・ポップパンクとでも称せられるような音で胸をキューンとさせてくれる2005年リリースの6曲入りミニアルバム。おもちゃのような機械的でチープでありながらもなぜか切なくなるような音が所々に出てくるのは、かなりの才能の持ち主であると想像されます。心のとっても深くには、入ってはきませんが、意外とイケますよ。ちなみにウェールズ出身のバンドだそうです。

HOT WATER MUSIC "FOREVER AND COUNTING"

HOT WATER MUSICレビューでの必須表現の一つである"LEATHERFACE風"と同様によく出てくるが"HOT WATER MUSIC風"というのがありますね。つまり、哀愁漂う汗くさいおっさんエモーショナルなパンクを表現する際に使われると思うのですが、ちなみにどっちも聴いたことのない人にはBYOから便利なスプリットが出ています。LEATHERFACE至っては再結成後の録音ですが、熱気ムンムンでいとよろしです。で、本作の紹介、忘れてました。皆さんは、私の趣味からしてHOT WATER MUSICのことを大好きだと思われているかも知れませんが、実のところ、もうちょっと疾走感がある方が好きなので、こんな位置にいらっしゃいます。個人的にはちょっとしんどい。とはいえ、影響力がデカイ、1997年リリースの円熟味溢れる3rdアルバムであります。

IPANEMA "IPANEMA"

ipanema言わずもがなMEGA CITY FOURのフロントマンWizによるバンドのコンプリート(2008年リリース)。MEGASでの"ガラスの17歳"的な繊細な青春の響きってものはここにはありません。立派な大人によるロックです。勿論、彼の声質は昔の面影があるのですが、メロディーを含め昔の方が良かったと思ってしまうのは、私の懐古趣味なのか、彼の実力なのでしょうか。とはいえ、誠実にロックそして音楽を愛して逝ってしまったのは間違いないようです。R.I.P.

I WALK THE LINE "DESOLATION STREET"

I WALK THE LINEMANIFESTO JUKEBOX、WASTEDらのメンバーによる2ndアルバム(2005年リリース)。来日もしてましたね。フィンランド産とはいえ、THE PHOENIX FOUNDATIONや前述したMANIFESTO JUKEBOXらと同じようにUKメロディックな傾向が強いというわけではないです。ハードコアな感じはなく、土臭いロック度が高い感じがするだけあって、スピード感で勝負ではなく、男的な渋さや曲自体の良さで勝負といったところでしょうか。ちょっと趣向を変えてみたい時なんかにどうでしょう。本作の中では3曲目"Grand Collapse"がお気に入り。

THE JONES "GRAVITY BLUES"

the jonesご存じUKメロディック界のスーパーギタリスト兼ビール腹親父のDickieが在籍したバンド(なお、H.D.QのGollyやABSのRichieも在籍)の2000年リリース。彼がいるとある程度の水準以上なので、安心して聴けるはずなのですが、最初はどうもあまり感想が思い浮かばないうちに最後の曲まで辿り着いてしまうことが数度。しか〜し、聴き込むと味わい深くなってくるんですな〜。まるで、うまみ調味料がかかっていないスルメのように。伸びやかに表情豊かに歌い上げるボーカルがいとよろし。H.D.Qだし当たり前か。

JAYVEE "HOPE SPRINGS ETERNAL"

jayvee音楽に関しては、日本的なものは後回しにしてしまう私。本や映画等は日本的なものが好きなのに...。昔からロックと称しながら歌謡曲の枠からはみ出していない多くのバンドには興味がありませんでした。で、疾走しまくりながら、イーストベイの積もりが知らぬ間に日本的な情緒を醸してしまっているこのアルバム(違っていたらすいません)。なんかややこしいこと書きましたが、大好きです。日本の伝統の男女ボーカルの絡みがなんとも格好いいです。2008年リリースの1stアルバム。

JON COUGAR CONCENTRATION CAMP "'TIL NIAGRA FALLS"

JON COUGAR CONCENTRATION CAMPジョン・クーガー・メレンキャンプをおちょくっているとしか考えられないバンド名。RAMONESのカバーアルバムを出しているバンドのため、アルバムの曲も聴かずにRAMONES風って書いてある場合もありますが、この2ndアルバム(1997年リリース)に関しては全く違います。曲によってはNINE POUND HAMMERやVACANT LOTを一瞬感じさせる、ポップなハードコアな感じ(書いてて意味分かんない)。しわがれたボーカルが良しです。8曲目"Exchage"なんて結構泣ける大名曲だと思います。

JOE NINETY "LIFETIME OF EMPTY THREATS"

joe ninetyDAUNTLESS ELITEのメンバーが以前にやっていたバンド。個人的にはDAUNTLESS ELITEの完全勝利なのでありますが、やっていること自体はあまり変わっていないので、結構いけていると言ってもいいのでしょう。イギリス産なのですが、ギターの音を聴くと、THE BROADWAYSのザクザクギター(?)を思い浮かばせます。DAUNTLESS ELITEに比べ疾走感はありますが、渋さに欠けるきらいがあるかもしれません。とはいえ、かなりのレベルにあります。2001年リリースの1stアルバム。

KICK JONESES "STREETS FULL OF IDIOTS"

kick joneses1曲目"No Heart II"から2曲目の大名曲"If There Was A God"の展開がとっても好きな私。ドイツ産ですが、UKメロディックに近い雰囲気を持ち合わせており、1997年リリースであるものの"メロコア"ではなく、ちゃんと"メロディック・ハードコア"と呼びたいおっさん世代のハートを掴む内容。但し、後半部分はそれほどっていうことで、ランキング外な位置にいるわけなんです。もうひと頑張りが欲しかった。1stアルバム。

LAGWAGON "DUH"

LAGWAGONベテランバンドの1stアルバム(1992年リリース)。アルバムとしての完成度とかはともかく、4曲目"Angry Days"の素晴らしさを堪能して欲しい。私のベスト・メロディック・ソング10にランク入り間違いなしの哀愁ビックバンの超々名曲であります。これを聴いて泣かずにいられるでしょうか?異常にB面の曲数が多いシングルやと思って買っても決して悔いはないはず。LAGWAGONにそれほど興味がない人もこの曲だけは聴いてから判断してほしいです。

THE LEIF ERICSSON "THE LEIF ERICSSON"

LEIF ERICSSONSNUFFやLEATHERFACE、はたまたCHOPPER(TOUR EPでは"Blandford"をカバーしてます)、HOOTON 3 CAR等の王道UKメロディック直系の音を出すキャリアのある連中。Best10級な超々大名曲である2曲目"Göttingen"なんて出だしから、あまりの格好良さに泣きそうになります。いやー、この曲のせいで、他の曲の印象が薄くなってしまい、アルバム全体の評価は、ぼちぼちとなってしまい、LAG WAGONの1stアルバムでの超々大名曲"Angry Days"での扱いと同じようなものが思い浮かんでしまいます。ということで、A面1曲、B面10曲のシングルとして購入してみてください。2007年リリース。


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