それ行け!アンパンマン |
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2013年10月17日 |
アンパンマンの作者である、やなせたかしさんが亡くなった。私の子供の頃の漫画と言えば、鉄腕アトムであるとか秘密のアッコちゃんであるとか、まだテレビが白黒の時代から見て育って来た。 昔からある、勧善懲悪で貫かれているはずが、悪キャラも実は憎めない一面を持っている。やなせたかしさんが出会って来た多くの人達がそこに描かれているのではないだろうか? 子供のアニメーションなのに、時に、弱っている人々や震災の被災者の方々を支える働きを担っている。 お腹がすいて困っている人々を見逃すことの出来ないアンパンマンはこともあろうに、自分の顔を与えることによって、その空腹を満たしてあげようとする。この犠牲的な姿は、人々の心を打つ。 ドラえもんみたいにポケットからあんぱんを出しても良さそうなものなのに、やなせたかしさんはあえてそうはしなかった。人間が生きるために大切な事は、時には自分のことをさておいてでも、他の人に奉仕することの出来る、優しさを持つことこそ重要だと、子供達に伝えたかったのではないだろうか? |
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