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6月30日「ニ短調〜白鳥の歌〜」
舘形さんのソロ・プレイです。
舞台の上にピアノとドラムコーナーが作ってある。真っ暗ななか上から四角い額のようなものが降りてきた。 なんでか、この中に死に顔のようなタテさんが無表情で立っている姿が思い浮かぶ。それはちょっとこわいよぉ。。と、でも、 さすがに違い(笑)シルエット。
下半身固定されて上半身のみ動く。照明のせいで上大きくて、下がうごかないので、ちょっとツボからでてくる男のよう(失礼^^;)。
あいかわらず、どんな肩関節してるのかってポーズ^^;。失礼ついでにいうと、 下向くと、金髪の髪が広がって丸くて、耳掻き思い出す。
動く前のタメの状態からのエネルギーがすごい。体内のエネルギーを出そうとしている状態の動きがなんとなくいいかな。 しかし、いつもよりは動く狂気だった(笑)。
エレガンスな動きもいいが、途中、鷲だか鷹だかの面をかぶってシャープに動くシーンがあった。 ここが今回の舞台で印象的。
ピアソラの曲に乗せてのタンゴ・・・。熱い動きなのに体温低そうなのがおもしろい。
そしてつくつぐ絵になるオトコだと(笑)息きらしてへたばってる姿も絵におさまめちゃうもんなぁ・・・

多少わたしの状態が悪くて^^;いつもほど集中できなかったのが残念だった。なんどか決めのポーズ見逃してる^^;
そのせいなのかはわからないけれど、 全体の流れが少しわかりにかった。いつもはもう少しラストに向かっての高揚を感じたりするのだが。 まあ、いろいろな踊りというものを堪能したような気はする。

ラストコールのような形で「愛の夢」を踊る。このときの笑顔が・・・とっておき(^^)V。幸せを感じておどっている雰囲気が 伝わってきて嬉しくなった。あんまり作品の中で笑顔をみることができないので貴重だ。 まあ、この部分は見ているほうも緊張感なくみてられるからなぁ〜
あくまでも作り出す世界は狂気の中ってことか・・・

6月27日「クイルズ」
その創作活動や行動から精神病院で人生の多くを過ごしたマルキ・ド・サドという作家 の晩年を描いたもの。
道徳的な矯正を受けるために 精神病院で過ごしているサド伯爵だが、クルミエ神父の温情により、特別待遇だった。贅沢なベットやワイン、 そして、クルミエ神父は書くことによってサド伯爵の精神を静めようとしていた。しかし、 サド伯爵は小間使いのマドレーヌを使って、書いたものを出版してしまう。
後にサディズムやサディストという言葉のもとになったというその作品らは、売れていくが、 皇帝はそれを許さず、コーラル博士を修道院に送り込んだ。
クルミエ神父とは違いコーラル博士は力づくで、彼を矯正しようとする・・・

なんともはや。。。。すごい映画だった^^;。壮絶というか生々しいというか。暴力的な小説を書くことに 命をささげたようなサド侯爵の生き方もさることながら、 その、官能的というよりも暴力的な作品に目を輝かせ、人の噂に花を咲かせる民衆たち・・・(いきなり、首切りのシーンになったときにゃ・ この先どーしようかと思ったよ)も怖かった。
この時代の映画を見ていて思うのは、今よりももっと本能的に人が生きてきたのだろうなぁと・・・ 道徳的なとこにしばられることが多かった故のひずみだったのだろうか。。。他に 楽しみがなかったっていうのもあるか・・・
コーラル神父は内に、サド伯爵と同じものをもちつつも、権力と知力で押し殺しうまい具合に(若い奥さんに 逃げられはしたけど。。。あの、聖女のような女性もまた、こわかったよぉ・・・) 世をあざむいていく。 道徳観に正直に生きようとしたクルミエ神父は崩壊してしまう・・・←この人が一番気の毒かも^^;
正直なんだかすごく不快感の残る結末だった・・・。人はみんな同じということを言いたかったのだろうか・・・ うーん???。

6月22日「東京マリーゴールド」
いきたいなぁ〜〜と思っていたら公開最終日。田中麗奈ちゃんの映画ってなんでこんなヘンピなところ(失礼)でしかやってくれないんだろぉ。。。。 ぶつぶつ。。。
個人的になんか好きな女優さんです・・というか、顔がねきゅっと締まっててうらやましい・・・^^;。 こんな娘だったら親はかわいいだろうなぁと思わせるところが・・・あります。けっしてただの良い子 じゃなくてもね。
林真理子さん原作の「一年ののち」の短編小説らしい・・・1時間30分ちょっとぐらいだったかな。 それでもだいぶ伸ばしたなぁ・・という印象(笑)。真理子さんらしいお話でした。
これは監督さんの取り方なんでしょうが、無言の表情を追っているのが多い。 微妙ですね。これ以上それが長いと・・・どうにかしてくれぇって言ってるかも(笑)ギリギリ。
だだ、それがなんか人の恋愛を覗き見してる気分にさせる。ちょっと不思議な感覚。
話は単純で、恋人がアメリカに1年の短期留学に行ってるという男タムラに出会ったエリコはが「帰ってくるまでの1年でいいから わたしとつき合って」といってしまったところから始まる恋愛物語。
失恋して、なんだか生活がおもしろくないところで出会った男性。まじめで仕事ができて優しい・・・。 むこうから携帯の番号を教えてくれたにもかかわらず、彼女がいると堂々という男・・・。 じぃっと絵を見て考えながらこの言葉を言っちゃうの。いっちゃったんでしょうねぇ・・・。
しかしなぁ・・やはりそんなに気持ちってうまくコントロールできるもんじゃないから、結局は、やりきれなくなっちゃう。 そして「彼女と別れて」って言っちゃうんだわさぁ・・・。あぁ。。それを口にしたらもっと自分が悲しくなるぞっと思いつつ・・ 見てました。
わたしは女だから、彼女の気持ちは想像がつく(実際に自分がその立場になったらどうするかは別)、でも、 1年間限定でつきあって、もちろんタムラだってエリコのこと嫌いで分かれるわけじゃないだろうに 元の彼女のもとにあっさり戻れると思ってつき合っていたのだろうか・・・。
彼女からEメールや電話がよくあるから、それに遭遇するのはイヤだろ。ってこころなげに言いながら部屋借りちゃうし・・ (それならさいしょっから部屋につれてくるなって・・・Eメールコピーして壁に貼ってるし(▼▼)) そう思うと彼の心、生活にはほとんどスポットがあたってないんですよね。ラストちかくの1シーンもかなり微妙で・・・(~_~;)
その期間限定の恋が終わって、なんだかさばさばした表情のエリコで終わるのが救いかなぁ・・。

こういう恋愛映画は、見る側の恋愛感とか、そのときの状況によってえらく感想がかわってくるもんなろなぁ・・・ とえらい客観的なわたし^^;。
個人的には、合コンのシーンとかがなんかね、実生活にないもんだから新鮮だったりしたわ(笑)。 集団見合いみたいなのねぇ。。。^^;
お母さんが樹木希林さん。「ほんだし」のCMそのままのシーンもあったりなんかするのが笑える(笑)。

6月19日「A.I.」
予告では不思議な雰囲気がなぞめいていた話題の「A.I.」の試写会にもぐりこむことができましたぁ・・・フェスティバルホールのてっぺん(笑)。さすがにこれは・・^^;と思ったけど、案外気にならないもんです。前の方で見るほうがつらいかもしれませんねぇ・・・
今からどのぐらい先の話だろう・・・ロボットの技術が進み、雑用や労働は軽くこなすようになっている頃・・・子供をつくる許可がもらえない夫婦などを対称に、子供のロボットを開発しようとしていた。
実の子が治療不可能の病気で悲しんでいる夫婦にその第1号ロボットデイビットが託される。 外見も人間とほとんど見分けがつかず、「母親を永遠に愛し続ける」 とプログラムされたディビットは、かわいらしく、本当の子供のように過ごすが、ある日本当の子供の病気に特効薬がみつかり、 家に戻ってくる。
最初は兄弟のよう過ごしていた二人だが、互にやきもちを焼き始め、事故を起こしてしまい。結局ディビットは、 捨てられてしまう。
母親に読んでもらった童話の「ピノキオ」はラストには女神に出会い人間の子供になった。そんなピノキオに 自分を重ねたディビットは、女神を探すためにでかける(このピノキオの話の挿入の仕方がせつないです・・)。
『プリーズ メイク ミ− ア リアルボーイ』くぅ・・この言葉泣けます(T_T)。

ロボットというよりもアンドロイドって雰囲気ですねぇ・・・。未来やはりこういうロボットたちが活躍するようになるのだろうか。 すごくファンジックなかわいい面と、これから起こりうるであろう問題とがうまくかみ合わさって、 優しいけれど残酷な映画になってました。
未来のお話ってことで、ある程度なんでもアリ的部分にちょっと突っ込みいれたくもなるのですが、 オスメント君の活躍がそれを帳消しにしてくれますね。
主演のオスメント少年。相変わらずかわいいですわ。いつもの愛くるしい笑顔とはちょっとちがう控えめな笑みだったりするんですけどね。 彼の独壇場でしたね。一人舞台に近いものがありました。
最初はね、気持ちわるかったんですよ、この映画はホラーかと・・・。人のすることを学習しようと足音立てずに ついてまわって・・・じっとみて、振り返るとそこにいるぅ・・・まるでストーカー(笑)。 それをみながらいくら子供がいなくなりそうで、母性本能をもてあましていると言っても、代わりを作ってもいいんかぁ・・ 状態だったのに、ニコルが母親だと認識させてからは、もっと人間に近くなっていくんです。それが微妙であり、はっきり違うのが すごいなぁって思いました。
あらすじを見たときに、実の子が生き返ったから、ポイって捨てられたのかと思ったらそうではなく、 人間のようで、やはり人ではない部分が彼の不幸のもとかもしれない。
深層意識の部分で開発がされていて、人を愛すること、自分の意見を主張することはできても、 相手の気持ちを理解する、想像するという部分がやはりかけてるんですよね(~_~;)。
物語の最初に、感情をもつロボットを作るのならば、それをもらう人間にも責任が生じるって意見を述べる人がいるのですが、 その言葉が映画を見ている間中頭の中を離れませんでした。この夫婦にしても、 母親は完全に自分の子供としてみている、しかし、夫の方はロボットとしてしか見ていないところが象徴的かな。自分の子供だったら、 どんなにいたずらが過ぎても(完全に誤解なんですけど)、捨てるという感覚にはならないはずですから。
途中、ジゴロ・ロボットで出演のジュード・ロウ・・出演しているの知らなかったので、ちょっとラッキーだったりして(笑) 。透き通ったブルーアイが人間味を消していて、ロボット役がはまってましたね。 こちらは、頭カパってあけられそうなタイプ。
最新の技術を使っているって言われても、詳しくはわからないけれど、どれをとっても違和感なく実際にそこに存在するもののよう。、 実際の撮影はもしかして、何もないところでしゃべったりしなくてはならなかったのかなぁ・・なんて考えると(ラスト近くは 絶対にそうですもんね)なおさら、オスメント少年のすごさを実感してました。

ニュータイプの精巧なロボットのデビットですが、デビットと共に旅をするくまロボットのテディがすごい。 なんでか声だけはかなり機械的な声にしてありますが、こちらの方が感情や知能を一杯もっているのじゃないかと・・・(笑)。 自分で自分のほころびを縫ってる姿がかわいかったぁ・・・

6月13日「デンジャラスビューティー」
何度か予告を見ていて、これは絶対に面白いぞぉ〜〜と期待していきましたっ。ちょっと笑いたい気分だったので^_^; これしかないっと映画館に飛び込んだっ。女性1000円の日ってことで女の子が一杯でした。
かなりの期待をうらぎらず、主演のサンドラ・ブロックにぴったりの楽しい映画。これはおすすめ

FBI捜査官のグレイシーは、かなりの男勝り・・・。周囲もほとんど女性扱いしていない。そんな時、ある 連続事件の犯人からの手紙により、次のターゲットはミスコンだと絞りこんだ。舞台の上の女性を保護するために、 捜査官の中から出場させることになった。
その事件の主任は、グレイシーにその役をふる。コンテストを馬鹿にしているグレイシーは、いやいやながら コンテスト出場のために、磨きをかける・・・

対比を出すため?か、このグレーシー正直言ってかなり汚い女性(笑)。身なりを構わないだけではなく、 歩き方、しゃべり方・・そして食べ方がかなりワイルド。男性でもあの食べ方されたら私はヤダ^_^;。おまけに鼻鳴らして笑うし(笑)
そんな彼女が、美容コンサルタントの強烈な力(笑)のおかげで(この先生のキャラクターもかなりいけてます)、 どんどん綺麗になっていく・・・サンドラ・ブロックが綺麗なのかそうでないのか微妙なところなんで^_^;かなりこの設定 無理がない。ぶさいくっていわれりゃぶさいくにも見えるし、きちんと女性らしくしてればかなりゴージャスな美女。 日本人の感覚でいえばかなりごっついが、コンテストにでている他の候補者もそんなもんだから基準が違うのだろう。
そして外見だけでなく、一匹狼ばりに突っ張って生きてきた彼女の角がどんどんとれいてくのがわかる。 それと共に、彼女の頭の回転のよさが、いいようにでてきてたちまち人気者になっちゃう(ちょいと毛並みの違うのが めずらしかったんかもしれないけどなぁ・・・(笑))。 ほんの数日の話なのだが、人ってこんなに変われるものなのかとも思った。
ジェニファーロペスとは180度違う魅力だがかなりキュートで魅力的。人の魅力ってほんとひとそれぞれ。 くらべるもんじゃないわねぇ・・・なんて思ったりして。
ラストはとってもハッピー・・・最初から最後まで充分に 楽しませていただきました(^.^)。

6月5日「ウェディング・プランナー」
ウェディングプランナーとして一流の仕事をするメアリーは、恋する暇なく多忙な日々を送っていた。ある日、事故にあいそうなところを小児科の医師のスティーブに助けられる。偶然の出会いだが、ふたりはそれとなく心惹かれあっていることを感じる。
しかし、そのスティーブは現在最も大きな仕事である、実業家の娘の婚約者だった・・・・。

「恋してはいけない 花婿だけには・・・」
いやぁ・・そのまんまの映画でした(笑)。 しかし、ジエニファーロペスの魅力が満載の楽しい映画でした(ジェニファーロペスって鈴木杏樹に似てると思った)。 ウェディングプランナーとしては、花婿に恋してはいけない・・でも、 既にしてしまっている切ない恋心を軽やかに演じ、 バリバリと仕事をするキャリアウーマン風でありながら、夢見る心を人一倍もっている繊細なと ころが、とても魅力的。
最後はもちろんハッピーエンド。先は見えるけど、過程がなかなか洒落ててたいくつしません。
メアリーに恋心をよせる幼馴染も一見ヘンだけど(笑)。とっても心やさしい持ち主、 スティーブの婚約者も素直なお嬢さん。悪い人がでてこないのもいいです。
娘に結婚を勧めるお父さん、よかったですね。母親とは結婚式の当日に出会って、 最初はいやだったけど・・・尊敬がすばらしい愛に変わったって・・・いいお話もありました。

メアリー作品でもある結婚式の風景もとってもロマンチックで素敵。 かなり豪華で・・・でも本人はジミ婚がお望みのよう・・・結局は、結婚式の形ではないのでしょうね。「愛は、一夜のためのものではない・・」つぶやいた言葉が印象的でした。
しかし、夢のある結婚式の風景をみて、綺麗なドレスを見て、 結婚っていいなぁって思うよりも、メアリーの仕事の方に惹かれる私はいったい・・・・(ーー;)

6月1日「センターステージ」
ニューヨークのトップバレエスクールが舞台。各地からいろいろなバレエ学校のトップクラスが集まるオーディションを突破した。 ここで、1年間学んだ後、発表会でその成果を披露しその進路が決まる。彼女たちのあこがれである アメリカンバレエシアターに入れるのは男女各3名という。
彼女たちの夢の入り口がはじまった。
ジョディは入学早々、スターダンサーのクーパに出くわし夢見ごこち。しかしレッスン場ではイマイチ成果があがらない。 完璧をもとめる先生方からは、足の形がわるいからと考えるように言われてしまう。
ルームメイトの優等生のモーリーンは、母の夢とともにバレエ一筋できたようだが、楽しそうに踊っている仲間たちをなにやら羨ましそうに見つめる。 エバァは、レッスン態度が悪い・・・そしてモーリーンとはなにやらウマがあわないよう。
エリック、セルゲイ、チャーリーら男子生徒と意気投合し、踊ることの意味と楽しさを考えながら レッスンに励む。すべては夢のために

映画監督のニコラス・ハイトナー氏が、あのミュージカル「回転木馬」の演出家とは知りませんでした(笑)。 バレエの舞台のバックグランドものとして、舞台芸術的な要素が抜群な映画に仕上がっていると思います。 ヨーロッパのバレエ学校を舞台にしたものよりも、おしゃれで、開放的に感じるのは国民性なのかなぁ・・・。
踊ることがなによりも好きな彼女らの青春模様・・・。落ち込んだりもするけれど、決して卑屈にならないところがなんだか微笑ましい。 バレエっていう職業は、どの職業よりも天性のものが優先されるものだと思う。ジョディは足の形が悪いから、伸びないだろうといわれる。 足の形が悪いって訳し方にちょっと疑問があるんだけど(笑)。結局は骨格的に向いていないのだろう。 一見すると綺麗なのにねぇ^^;。
トウシューズをがんがんつぶしてるシーンが、最初の方にでてきます。友人が怖かったと・・・(笑) こういう風景って・・・象徴的なんでしょうねぇ。 しかし、ほんと怖いです(笑)。床にたたきつける人、がんがん踏んじゃってる人・・裏を削っている人・・・客観的にみると面白いです(笑)。 実際は、あんなことみんなで一度にやらないでしょうからねぇ・・・^^;
個人的には素直に見れない部分っていうのもどうしてもあるんだけど^^;・・・ それぞれの悩みがはっきりしていて見ていて感情移入がしやすかった。
ドラマとしてもとても面白かったんですが、やはりこの映画の一番の見所は、ちりばめられたバレエシーンでしょう。 マクスミラン演出の「ロミオとジュリエット」のバルコニーシーンが、こんなにゆっくりとみれるとは・・・。 これだけでもわたしゃ幸せでしたよ(笑)。
ラストの卒業公演だけでも、20分近くあって・・・レッスン場の風景がライトや衣装でこうなるのか・・と。 特に「時代遅れの振り」のような台詞があった作品の方はびっくりしました(笑)。
この物語のなかのクーパが振付けた新作は、物語り仕立て、歌や踊りはないですがミュージカル仕立てになっていて、 むちゃくちゃ面白い。おどるジュディもセクシーだし・・・。ちょっと、映像だからできるってな演出もあったようにみうけられましたが、 実際に舞台を見てみたいと思いました。

主役のジュディ、スターダンサークーパ、そしてエリックは、プロのバレエダンサーだそうです。でも演技もそんなこと 関係ないほど上手でしたねぇ・・・クーパ役のイーサン・ステーフフェルはちょっとバリシニコフを思い出す?そんなかっこよさ がありました。
ロシアからきたって設定でイリア・クーリックが出ていたのにびっくり。長野オリンピックではほっぺ赤くして(笑)、 銀盤の上で輝いていたのに・・・プロになったって聞いていたけど・・これが映画デビューだそうです。
一番優等生の役をやってらした女優さんは、バレリーナではないんですねぇ。そういわれてみると、 踊るシーンはほとんどなかったな(笑)。でも、一番バレリーナらしかった・・・。最後には「ママには私の足がなかった。でも 私にはママの情熱がないの」っと言って一流のバレエ団に入るチャンスを捨ててしまう。この親子のやりとりはつらかったですね。 ダンサーになりたくて、でも、無理で・・子供が生まれたらこの上もなくバレエ向きの子供だった・・・ そりゃ夢託したくなりますね。でも、それが重荷になってしまう・・・。バレエをするためにすべてを犠牲にするには、 やはり自分の意思ではないとつらいだけなんでしょうね。いくら・・・踊れても。この子の話がなんとなく一番悲しかったです。
ちょっと興奮して帰ってきました。やはりこういう映画大好き!!

過去のDiary
97’10.23〜12.30/☆98’1.3〜3.30/ ☆98' 4.5〜5.30
98' 6.7〜7.28/ ☆98’7.29〜8.30/ ☆98’9.1〜10.30
98’11.1〜11.29/ ☆98’12.4〜12.31/ ☆99’1.4〜1.30
99’2.3〜2.26/ ☆99’3.3〜3.29/ ☆99’4.7〜4.27
99’5.2〜5.31/ ☆99’6.5〜6.25/ ☆99’7.4〜7.30
99’8.1〜8.24/ ☆99’9.4〜9.29/ ☆99’10.2〜10.29
99’11.5〜11.27/ ☆99’12.2〜12.31/ ☆2000.1.1〜1.31
2000’2.1〜2.29/ ☆2000.3.4〜3.31/ ☆2000.4.1〜4.30
2000’5.1〜5.30/ ☆2000.6.5〜6.30/ ☆2000.7.4〜7.31
2000’8.2〜8.28/ ☆2000’9.4〜9.25/ ☆2000’10.12〜10.31
2000’11.5〜11.27/ ☆2000’12.3〜12.312001’1.6〜1.31
2001’2.14〜2.232001’3.2〜3.282001’4.3〜4.26
2001’5.4〜5.25