ワインに目覚めて20年。

おいしいワインを飲んでみたい。味わってみたいという一途な心。

自己流・極主観的に飲んで感じたことを記していきますので、おかしなところなどあったら教えて下さい。

 

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今までの金賞ワインたち

評価の一応の目安は、
GOLD・・・探してでも買うべし SILVER・・・売ってたら買うべし BRONZE・・・お金があったら買うべし
NOTE・・・飲みたい日なら買うべし  SKELTON・・・買うべからず


2017年9月のワイン

2017年8月のワイン

2017年7月のワイン

 

9月30日

����NOTELes Fiefs de Lagrange 2013/Saint-Julien (レ・フィエフ・ドゥ・ラグランジュ/サン・ジュリアン)

鉄板銘柄が安く売られていたので2本購入してはや1年。1本めは早々とココで飲み、もう一本は熟成してから飲もうと思ったけれど我慢できなかった。が、見事に閉じていて残念。なめし皮やリコリス、ラム酒のような香りはあるけれど、口に含むと収斂性がつよくあれれ?デキャンタージュして少しは開いたが、大柄で若いグランヴァンにあるような本格的な苦味がめだち、そのくせ中身はスカスカでボディーとのアンバランスが際立っている。ワインは飲み頃に飲んでこそということを再認識。70点。ヴェリタスで1980円(2016/9/25)。

 

9月28日

����SILVERLe Cirque 2014/Cotes Catalanes(ル・シルク/コート・カタラーヌ)

ブラックチェリー、黒ベリーの果実系と黒こしょうやクローブのスパイス系の香りがモワモワとわきあがってくる。味は複雑な苦味系の果実がメインで後味に酸味の混合。味、香りともにインパクトが強いが、ボディーもそれにみあったものなのでバランスのよさを感じさせる。この銘柄はパーカーポイント90点以上の常連だが、このヴィンテージはいま飲み頃で特においしい。フルゴと並んでウルトラ3桁台ワインです。800円台ではトップかも。いずれにせよ、いつも常備しておきたいワイン。82点。うきうきワインの玉手箱で896円(2016/10/29)
800円代では云々と書いたけれど、今回の購入先通常価格は2000円弱でした。それくらいの価値はあるワインです。ワインセラー専科で5本セット6258円(2017/7/22)。単品価格は1944円。

 

 

9月27日

����BRONZEVeuve de Belrose Brut Rose/Vin Mousseux(ヴーヴ・ドゥ・ベルローズ・ブリュット・ロゼ/ヴァン・ムス)

ロゼのスパークリングを飲むと、いつも赤い実のようなほんのりと甘いニュアンスを感じる。ということで、これもその一つだけど、残念ながらそれ以外の特徴がでてこない。泡はそこそこ、ミネラルっぽさを感じるブリュットで、ロゼらしさもしっかりあるので普段飲みスパークリングとしては十分だけど、単品価格2000円近くなので少し物足りない。70点。ドラジェでスパークリング3本セット3434円(2017/8/24)。単品価格は1944円。

 

9月26日

����BRONZEDark Horse Big Red Blend 33・1 NV (ダーク・ホース・ビッグ・レッド・ブレンド)

アメリカのワイン。アメリカのどの地域かは記載なし。いろいろな地域、ヴィンテージのぶどうをブレンドしたワインらしい。雰囲気としてはワインを飲みやすくしたような チリワイン。でも、味やぶどう品種の個性がない点が決定的に異なっている。よく開いていて近づきやすいことは確かで、色々混ぜているだけあって幅広い料理に合いそう。ただ残念なことに、飲んでいて楽しくない。うき袋で赤ワイン10本セット16200円(2017年9月)。単品価格は1382円。値段を考えたら中身のは相応なので銅賞としました。

 

9月23日

����BRONZELes Hauts de Castellas 2013/Vacqueyras(レ・ゾー・ドゥ・カステラス/ヴァケイラス)

南ローヌの赤ワイン。干しプルーンに加えてクローブや黒胡椒などローヌらしい香り。少しオレンジも。よく開いていて、苦味と果実味が中心。甘さはほとんどなく、苦味、渋みが中心なのに全体的にはバランスがよく、飲みやすい。アルコールは14%。ローヌのよさを安い価格帯で楽しむにはいいワイン。6月に10本セットの福袋を買って、これが最後の1本。9月に買った福袋にも同じワインがあったので急いであけた。でも、これならもう一回飲みたいと思えるほど良質のワイン。75点。うき袋で赤ワイン10本セット16200円(2017年6月)。単品価格は2138円

 

9月20日

����BRONZEBarolo 2013/Terre da Vino(バローロ/テッレ・ダ・ヴィーノ)

バローロは高級なイメージがあるが、そんな雰囲気を全く感じさせないラベル。外向的かつやや軽めのミディアムボディーなので飲みやすい。よく熟したぶどうを使って甘めをおさえ、苦味からエグみをとってバランスよく、でもその結果個性が薄くなったようなワイン。バローロとしてはともかく、デイリーワインとしてぴったり。72点。うき袋で赤ワイン10本セット16200円(2017年6月)。単品価格は1922円

 

9月18日

����BRONZEFantasie 2014/Pays d’Oc/Lemarie(ファンタジ/ペイ・ドック/ルマリエ)

赤一本で通せるか尋ねてから注文。赤のリストで一番安いもの。南仏らしい凝縮感がありながら、軽めなので前半の料理にもバッチリ。ねっとりしたジャムまではいかないけど、煮詰めた果実感が南仏を主張していて、その他の要素はバランスよくまとまっている。外向的ですぐに楽しめるし、2時間ほどでゆっくり飲み干す感じで飲めば飽きることもない。1人で飲む場合、レストランでこうしたワインがリストにあるとありがたい。75点。La Bonne Tacheで4800円。

 

9月17日

����SILVERMontes Alpha Syrah 2014/Colchagua Valley(モンテス・アルファ・シラー/コルチャガ・ヴァリ)

下のワインととてもよく似ており、こちらの方がより個性をはっきりしているので、たとえれば下がセカンド、こちらがファースト。シラーのお手本みたいでスパイシー。いい意味で青くささく、どろりと煮詰めたジャムの甘さがほどよく感じられる。コンチャイトロやコノスルと同じ系列で、より洗練させ、(こういわれて嬉しくはないかもだけど)ローヌワインにより近づいた。消費者としてはローヌを3/2以下の値段で飲めるようなものなので、もちろん嬉しい。80点。ドラジェで1782円(2017/8/24)。

 

9月15日

����BRONZECayrol 14/Jean-Claude&Anne Beirieu/Roquetaillade(カイロル/ジャン=クロード&アンヌ・ベリュウ/ロクタイヤード)

メルローカベルネという表記のスペイン国境に近いフランスワイン。カベルネはソヴィニョンなのかフランなのか、記載なし。それはともかく、徹底的なオーガニックワインでSO2すら使われていないとのこと。濾過もないとのことだけど、澱はほとんどなし。とても素朴。自然のままならぶどうの味がストレートに来るのでは?という先入観があるけれど、味はシラーやカリニャンに近いけれど、全体的に薄く焦点があっていない感じ。ちなみにアルコールは14%。夏の暑い時に飲んでも、しつこさ、重さ、濃さがないので、さわやかに飲めそう。72点。星野さんからのいただきもの。

 

9月13日

����BRONZEVeuve de Nozac/Champagne(ヴーヴ・ドゥ・ノザク/シャンパーニュ)

独特な味わい。表現が難しいけれど、若い木の皮をむいた時にでてくるような生々しい植物香とそれに続く苦味。ちょっと苦手かもと思い3日に分けて飲んだら、そうした個性的な味がうまく溶け込んで、クリーミーななかに厚みのある味わいに変化。ゆっくり飲んでよかったです。77点。ドラジェで2240円(2017/8/24)。

 

9月10日

����BRONZECedro 2009/Chianti Rufina Riserva/Fattoria Lavacchio(チェードロ/キアンティ・ルフィーナ・リセルヴァ/ファットリア・ラヴァッキオ)

食事がピッツァなのでイタリアワインを開ける。凝縮感はあるけれど、これまた味も香りも内向的。バナナやキウイなど南国の果物とブランデーのような香り。後味は酸味。どちらかといえばむっつり系なので、ブラインドで飲めば産地がわからない(サンジョヴェーゼです)。時間がたつと端正なマスクにしっかりした構造に変わり、まるでボルドー右岸みたい。ラベルは赤ワインを水で薄めたようなピンクでダメワインっぽい雰囲気(偏見です)なので期待してなかったし、抜栓直後はいかにもという感じだったが、ゆっくり飲むと形が整ってきたのは意外な誤算。ただ閉じているとはいえないにしても、飲み頃のごく初期。71点。ヴェリタスで1706円(2017/7/23)。

 

9月8日

����������������"����NOTE"Morgon 2012/Domaine de Javerniere/Georges Duboeuf(モルゴン/ドメーヌ・ドゥ・ジャヴェルニエール/ジョルジュ・デュブッフ)

ブルゴーニュ(ピノ・ノワール)を飲みたいなと思ったが適当なものがないので、代用品としてあけてみた。ボトルの真ん中にはパーカーポイント90点というシールが貼ってあり、「ボジョレーの帝王」デュブッフの名前もあるので間違いないだろうと思ったら大間違いでした。ワインの液体の中には凝縮したなにかがありそうだが、香りは弱く、注意深く味わってみたが渋みや酸味も感じられず、なんだかよくわからない。風邪をひいてしまったかなと思うくらい。半年前に同じワインを飲んでおり、その記録をみるとほぼ同じ感想。今回の方がもっと閉じている。その時のことをすっかり忘れていた自分も自分だが。65点。ワインセラー専科で5本セット6258円(2017/7/22)。単品価格は3218円。

 

9月7日

Absidis Brut/Cava(アブシディス・ブリュット/カバ)

何度か飲んだことのあるカバ。ほんのりとグリーン系で、カバらしいドライで金属的な味のほかにレモンやグレープフルーツのような酸味が感じられる。例によって2,3日にわたって1,2杯ずつ飲み、この飲み方をする限り満足感が高い。でも変化はほとんどないので、一気に飲み干すと別の感想になると思う。73点。ヴェリタスで999円(2017/7/23)。

 

9月5日

����BRONZEChateau Larose-Trintaudon 2009/Haut-Medoc(シャトー・ラローズ・トラントードン/オ・メドック)

ブルジョワ級の2009年。いまが飲み頃かなと思ってあけてみると・・若い、若い!全面的に苦味ばかりだけど煙や樽香があるボルドーではなく、よく味わうとキャラメルを煮詰めた甘味の昇華系。なめらかといえばなめらかながら、カベルネがキャラメル味に振れる際にみられる苦味。ちなみにカベソ60%、メルロ40%とのことなので納得。もっと熟成したらどう変化するのか興味津々。ちなみのちなみながら、アルコールは13.7%。こういう表記は初めてかも。76点。うき袋で赤ワイン10本セット16200円(2017年6月)。単品価格は2138円

 

9月1日

����BRONZEMenguante 2012/Arinena/Pablo(メングアンテ/アリニェーナ/パブロ)

スペインのガルナチャ。キャップシールにパーカーポイント90点がデカデカと。海苔の佃煮のような香りに梅のような甘酸っぱい酸味。ちゃんと味わって飲めばおいしいけれど、ザっとと飲めば、スペインに時々ある少しゴテゴテとした田舎臭いタイプ。飲み方やシチュエーション次第で評価が分かれるワイン。74点。ワインセラー専科で5本セット6258円(2017/7/22)。単品価格は1598円。

 

8月31日

����SILVERChateau de Nages Vieilles Vignes 2013/Costieres de Nimes(シャトー・ドゥ・ナージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ/コスティエール・ドゥ・ニム)

泡物の代わりに白ワインを食前酒として何日かにわたり飲みました。色は濃く、味の個性がはっきりした好ワイン。はちみつや焦がした砂糖のような香りに続いて、トロピカルフルーツやリンゴの酸味を中心とした果実味がはっきりと。個性が強いので料理を選ぶかもしれないけれど、単体で飲んで楽しめるワインがこの値段で飲めるというのはすごいこと。80点。ヴェリタスで1382円(2017/7/23)。

 

8月27日

����NOTEVolnay 2014/Coste-Caumartin(ヴォルネイ/コスト・コマルタン)

若いブルゴーニュらしい果実味と、ボーヌっぽい暗さがうまく合わさり落ち着いた味になっている。でも閉じ気味(?)なのか味の要素が固まっていて立体感があまり感じられない。飲み頃に飲めばまた違った感想になっただろうけど、単品価格で購入していま飲むとガッカリだったと思う。村名ブルゴーニュは結構高いので普段買わないから、飲む機会を与えてくれた福袋には感謝。70点。うき袋で10本16200円(2017年6月)。単品価格は3866円

 

8月25日

����BRONZECharles Monrency Brut Reserve/Bethon/Champagne(シャルル・ドゥ・モンランシー・ブリュット・レゼルヴ/ベトン/シャンパーニュ)

夏は泡を2,3杯、その後に赤という感じで飲んでいる。普段はカバだけど、たまにはということでシャンパーニュを平日に。この銘柄は2000円台前半で売られていることもあり、何回か飲んだことがある。やはりシャンパーニュは違うと実感。というのは、抜栓して2日目のできごと。いつものようにまずはカバから、とグラスに注ぐと泡がやけに細かくきれい。これならシャンパーニュと変わりないなぁ、カバの進化はすごいなぁと思ってラベルをよくみるとシャンパーニュでした。前日あけたばかりなのにもう忘れている私はバカですが。味も香ばしさと苦味がうまくからみあい、膨らみや複雑さが違う。80点。うき袋でシャンパーニュ4本10800円(2017/6)。単品価格は2138円。

 

8月23日

����BRONZEClos des Fous 2013/Cauquenina(クロ・デ・フ/カウケニーナ)

普段飲み用のワインを買う際には一応いろいろ考えて選んでいるけれど、いざ飲む際にはそんなことをすっかり忘れている。このワインのボトルの形やラベルをみるといかにもフランス産なのでそのつもりで飲むと何となく違和感がある。産地を読んでみるとスペインっぽい。そうなのかとあらためて飲むが、やはり違和感が。と思って裏ラベルをみるとなんとチリ産!それは意外や意外。確かに濃いけれどボリュームにみあったコクで、チリにしては洗練されており、却ってフランスやスペインにありそうな味。ということで、絶対舌感(!?)をお持ちの人は違うだろうけど、私などがワインを飲む時には結構先入観に支配されていることをあらためて気づかせてくれるワインでした。75点。セラー専科の赤ワイン5本セット6226円(2017/7/22)。単品価格は2538円。

 

8月20日

����BRONZEDepreville Brut/Doue La Fontaine(ドゥプレヴィル・ブリュット/ドゥエ・ラ・フォンテーヌ)

オレンジのようなほんのりとした甘さが後味にあるのが特徴のフランス産スパークリング。フランス産というのは、いま記録を書くためにボトルをよくみてはじめて知りました。一口、二口飲むとブリュットで食前酒としては十分に働いてくれる。それ以上飲むと平板で単調で飽きるので金属的なところはないけれど、カバかなと思っていました。フランス産スパークリングとしては特徴もあるし、良質。72点。ヴェリタスで969円(2017/7/23)。

 

8月18日

����BRONZEDomaine Galevan "l’Esprit Devin" 2014/Cotes du Rhone Villages(ドメーヌ・ガルヴァン・レスプリ・ドゥヴァン/コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ)

苔むした赤レンガ系の古びた感じの味わいが特徴。若いのに落ち着いている点や、ローヌ特有のスパイシーさやコクが過剰すぎないところはメリット。重みと味のバランスもよく、客観的にはいいワイン。でも私の好みではない。72点。ヴェリタスで1706円(2017/7/23)。

 

8月16日

����BRONZETottori SKY Brut (鳥取スカイ・ブリュット)

師範にあやかって、私も日本のワイン。というわけじゃなくてたまたまいただいたので。どのようなグレードのものなのかわからないけれど、日本ワインは「高かろう薄かろう」のイメージがあるので、抜栓するまでは半信半疑。泡は勢い良くシュワーっとグラスにあがる。でもすぐに、泡はポツ、ポツっと消える直前の線香花火状態に。ということで期待なしに口に含むと苦い。ほとんど苦味のみ。だがここから挽回。この苦味はいうまでもなく果実由来で、リンゴやぶどうの皮を思わせる。その後はずっと苦味だけど、慣れてくるとりんごの酸味もあるし、なにより味とヴォリュームのバランスがよく、ミディアムでしっかりした味。スパークリングというアドヴァンテージがあるが、少なくともカバとは張り合える。75点。倉吉の福嶋さんからのいただきもの。

 

8月12日

����SILVER������������������ Terrunyo Cabernet Sauvignon 2013/Pirque Vineyard/Concha y Toro(テルニョ・カベルネ・ソヴィニョン/ピク・ワインヤード/コンチャ・イ・トロ)

重いボトルのチリワイン。チョコレート、タバコ、樽、ブレンデーなどの香りが次々と。少々粉っぽいが重さと骨格、エキスのバランスが抜群なのでものすごい安定感があり、よく開いているので飲みやすい。良いヴィンテージじゃないにしても、メドック2級といわれてもなるほどと納得してしまう程の高い品質。値段を考えると単品で買う勇気はないけれど、セットで入っているとお得感に思わずニッコリしてしまう。82点。うき袋で10本16200円(2017年6月)。単品価格は3002円

 

8月8日

����BRONZEBarons de Rothschild Brut/Reims/Champagne(バロン・ドゥ・ロートシルト/ランス/シャンパーニュ)

松江から岡山に移動して最後の晩餐。おなじみのシャンパーニュだけど、今回は印象が少々異なる。黒ぶどうの比率が多いのか色が濃いめなのはいつも通りだけど、味は軽やか華やかでとても外向的。泡もキラキラと細かく立ち昇りプレゼンテーションはさすが。クリーミーさはあまり感じられず、酸と苦味中心のエキスがたっぷりで大人の味。80点。 ヴェリタスで4752円(2017/5/21)。

����SILVERClos de la Roche 2010/Roux Pere&Fils(クロ・ドゥ・ラ・ロシュ/ル・ペール・エ・フィス)

抜栓直後は酸が立ち、苦味はあっちに行ったりと全体的にバラバラ。大丈夫かなと思っていたが、だんだんまとまってくる。若めなので果実中心ながら重心が低く、ボディーはさほど重くないのに安定感がある。ということで、味の変化も楽しめるところがやはり特級。82点。うき袋でブルゴーニュ3本3万円(2015/1/1)。単品価格は22032円。

 

8月7日

����BRONZERoger Goulart Brut Rose 2012/Cava(ロジャー・グラート・ブリュット・ロゼ/カバ)

恒例の「アルヒーポワ先生を囲む会」。於エクセル東急ホテル松江。ロゼの泡ものを探しに近くの酒屋に行くとこれがあったので購入。カバといっても金属っぽさはなく、まったり系。ヴィンテージいりだからか、少し熟成感があるような気もする。いずれにせよ、乾杯にはいいワインでした。75点。酒ゴリラ松江学園通り店で2035円(2017/8/7)。

����BRONZECuvee Constance 2013/Thunevin-Calvet(キュヴェ・コンスタンス/テュヌヴァン・カルヴェ)

赤はいろいろ迷って、結局1年前と同じ銘柄。相変わらずいい味をだしてます。はじめて飲んだ頃だと味はいいのに構造がスカスカだった印象だけど、いまは中味もしっかり詰まっており、2000円台前半ボルドーとしてはファーストチョイスの一つ。年々高くなってきているが、中味に値段が追いついたのかもしれない。でもこれ以上値上げとなると考えもの。76点。酒ゴリラ松江学園通り店で2462円(2017/8/7)。

 

8月6日

����BRONZEHidden Pear 2016/Semillon Sauvignon Blanc(ヒドゥン・パール/セミヨン・ソヴィニョン・ブラン)

オーストラリアの白。あっさりとした中にも梨やりんご系の果実味があり、すっきりとした後味。それでいて重みもある。72点。松江のPasta Factory Ortaggioで2800円くらい。

Cabernet Sauvignon 2015/Sartori(カベルネ・ソヴィニョン/サルトリ)

キャラメル的な甘さのあるカベルネ。冷えすぎのせいか立体感は感じられず、単体だったら飲み飽きそうではあったけどイタリア料理を食べながら飲むにはいい選択肢。74点。松江のPasta Factory Ortaggioで3200円くらい。
本日は多久田さやかさんと。ちなみに2日は山もと、4日は桃仙閣で中華を食べながらビール。5日は牛豚馬鶏でフランジア。以上、備忘録。

 

8月3日

星野さんご夫妻に松江の蓬莱でごちそうになる夕べ。

����NOTEEl Valdio/Cerro da Barca(エル・バルディオ/セッロ・ダ・バルカ)

無農薬のぶどうを使った有機ワイン。SO2は普通に使われているのでワイン作りの伝統にかなった健全な有機ワインだと思います。味はかなりあっさり。印象もあっさり。でもミネラルはそこそこ効いているので、和食料亭の前菜やお刺身にはちょうどよかった。69点。

����SILVERChateau de Brau 2012/Cabardes(シャトー・ドゥ・ブロ/カバルデス)

これも有機ワイン。凝縮した黒系果実のジャムみたいな味で、骨格はしっかり、果実味と苦味が売り。調べてみると私の好きなランドックのAOC。教科書的に言えば、シラーが果実味を、メルロがなめらかさ、カベルネがしっかりした構造をつくっているのかもしれない。80点。  

8月1日

����BRONZESophie Baron Grande Reserve/Champagne(ソフィ・バロン・グランド・レゼルヴ/シャンパーニュ)

色はやや濃いめのシャンパンゴールド。味はシャンパーニュにしては平板で、カバやクレマンとあまり変わりない。冷蔵庫で冷やし過ぎたのかもしれない。違いは泡のクリーミーさと粒子のまるさ。でもブラインドで飲んだらシャンパーニュかどうかわかる自信がない。75点。うき袋のシャンパーニュ4本セット10800円(2017/6)。単品価格は3542円。

 

7月30日

����BRONZEBourgogne Pinot Noir 2014/Frederic Magnien(ブルゴーニュ・ピノ・ノワール/フレデリック・マニャン)

久々に飲むACブル。このグレードにしては濃いめの色。ルビーが暗く、ボーヌっぽい。若いのに酸味ではなく苦味に味の中心があるところに好感がもてる。単品で買っても後悔しないお値段。73点。うき袋の赤ワイン10本セット16200円(2017/6)。単品価格は2138円。

 

7月29日

����NOTERaventos I Blanc/Conca del Riu Anoia(ラベントス・イ・ブラン/コンカ・デル・リウ・アノイア)

メニューにはスペインのスパークリングが4種類。お店の人と相談して、一番高いものよりも複雑味が上ということで、値段的には真ん中のこれを選ぶ。1,2杯飲む分にはいいけれど、味が単調で変わらず、飲み飽きてくる。普段家で飲む800円のカバより平板。68点。大阪のエニェで5400円。

����BRONZEAl Muvedre 2015/Alicante/Vinos Telmo Rodriguez(アル・ムベドレ/アリカンテ/ビニョス・テルモ・ロドリゲス)

上のボトルが全然なくならず、アミューズ、ピンチョス、タパス、魚料理と11品食べてようやく空になる。ある意味いいタイミング。肉料理に合わせて赤をグラス1杯ずつ。これは兎に合わせたもの。モナストレルでじんわり喉に果実味がくるコクがあるけれど重くはないタイプ。いい意味で田舎臭い、素朴で若さがとりえ。72点。グラス価格は不明。大阪のエニェで。

����SILVERVina Muriel 2010/Rioja Reserva(ビーニャ・ムリエル/リオハ・レセルバ)

羊に合わせた赤ワイン。ボルドータイプの端正さ。骨格がしっかりで構造が緻密。香りはうっとり系。ちょうどよく熟成して今飲み頃なんでしょう。ここまでのワインが何だったんだというワイン。最後に間に合ってよかった。82点。大阪のエニェで単品価格は不明。

 

7月23日

����SILVERCune 2012/Rioja Reserva(クネ/リオハ・レセルバ)

クリアンサグラン・レセルバを飲んだので、今度はレセルバ。これが一番おいしかった。リオハというよりリベラ・デル・ドゥエロみたいで、ブランデーの香りを嗅ぎながらプルーンや黒系ベリージャムの豊かで落ち着いた味。表面は粒子が細かいというより、何度も濾したような滑らかさで、厚い果実の層があるみたいで、味や香りだけでなく、ワインと口腔が触れ合う感触も楽しめる。セラー専科の赤ワイン5本セット6226円(2017/3/19)。単品価格は3218円。同じセットを再購入しました。
Hjには「クーニー」と発音するとあり以前そう書いたけれど、スペイン人の教え子に聞いたところ、「カタカナの『クネ』そのものです」とのことでした。

 

7月21日

����BRONZEFizz Fizz Fizz/Cava(フィズ・フィズ・フィズ/カバ)

ヴェリタスのスパークリング5本セット、最後の1本。といっても何回か飲んでいる銘柄なので普段の食卓に十分な満足を与えてくれることは知っている。この時期はスパークリングを2,3杯、そのあと赤という感じで飲んでます。セットを比べてみると798円から999円と単品価格に多少の差があり、これは高い方。でも5本並べて比べながら飲まないと差はわからない。共通項は金属的なブリュットで泡も十分。このボトルはやや果実味を感じたかなという感じ。75点。ヴェリタスのスパークリング5本セット4299円(2017/5/21)。単品価格は999円。

 

7月16日

����BRONZE Regina Viarum 2012/Ribeira Sacra (レジーナ・ビアルム/リベイラ・サクラ)

少し古風な雰囲気をもつラベル。メンシアというぶどうから造られたスペインの赤ワイン。品種のためか、珍しい味。普段飲むワインと傾向が違っていてなんとも形容し難い。黒ベリーやプルーンを煮詰めた系の香りだけど、味はなんとなく水で薄めたような感じがあり、しかしよく味わうと十分にコクがあるという不思議な感じを体験できる。調べてみると、テンプラニーヨとくらべてタンニンや酸味が少ないとのこと。積極的にリピートしてみたい気はおこらないけれど、面白い経験でした。75点。うき袋で赤ワイン10本セット16200円(2017年6月)。単品価格は1922円

 

7月15日

����BRONZEEnterizo Brut/Cava (エンテリツォ・ブリュット/カバ)

スペインスパークリングで定評あるヴェリタスさんのセットから。以前にも飲んだことがあります。金属的な冷たさと泡、酸味がしっかり、でも出過ぎないというカバの見本のようなワイン。これが800円以下となると1000円以上の泡を買いたくなくなります。十分に満足。だけどそろそろ新規銘柄もセットに組み込んで欲しい気もします。76点。ヴェリタスでスパークリング5本セット4299円(2017/5/21)。単品価格は798円。

 

7月14日

����BRONZEChateau Teyssier 2014/Saint Emilion Grand Cru(シャトー・テシエ/サン・テミリオン・グラン・クリュ)

普段飲みにグランヴァンを楽しみたい時にぴったりのワイン。3年前のヴィンテージながらもう飲み頃。メルロベースだからかまったりした雰囲気で角はなく、干しプラムや黒系ベリーの苦い甘い果実がほどよく効いていて、第一特別級に通じる深ささえ感じる。高くなる前のフォージェールを思い出す。80点。6月のうき袋の10本赤ワインセット10800円(2017/6/18)。単品価格は2570円。

 

 

7月12日

����SILVERJean-Marie BANDOCK "La Seduisante"/Bouzy/Champagne (ジャン・マリ・バンドック・ラ・セデュイサント/ブズィ/シャンパーニュ)

少し赤みがかったシャンパーニュ・ゴールド。このワインの特徴は泡のシュワシュワ感。とてもクリーミーなことはいうまでもないが、多すぎず少なすぎず、そして長く持続する。イースト香ははっきり。味は少し酸が多めかなという気はするけどバランスよく、軽やかながら重みがある。さすがグランクリュ。81点。6月のうき袋シャンパーニュ4本セット10800円(2017/6/18)。単品価格は5162円。

 

7月9日

����BRONZERuche "Laccento" 2011/Castagnole Monferrato (ルケ・ラチェント/カスタニョーレ・モンフェッラト)

どういうワインか知らないまま飲んだので一口含んでびっくり。甘く、濁ったいちご酒という雰囲気。ジャムのような甘い香り。もちろん辛口なので、甘さが強いというより酸味がかなり低いのだと思う。ボジョレは(若いということもあって)酸が強いので、熟成させてもここまで甘く感じられないだろうと思う。で、その甘さが上品でソーテルヌに通じる。好みは分かれるだろうけど、珍しいタイプの面白いワイン。79点。うきうきワインの玉手箱で3654円(2013/12/8)。

 

7月7日

����BRONZECarnivor 2015/California(カニヴォール/カリフォルニア)

カルフォルニアのカベソ。通常のカベソの色ではなく、マルベックの黒ワインみたいに真っ黒。味も香りもインパクトありすぎ。チリのカルメネールをローヌのやり方で造ったみたいな超ドロドロ濃いワイン。味や香りは裏ラベルに書いてある通りでブラックベリー、キャラメル、焙煎コーヒー、ヴァニラのニュアンス。当然果実の糖度を高めた甘さがあり、酸味も負けずにあり、喉が痛くなる。でもそれでも飲みやすく作られているところがさすがアメリカ。進んでリピートしたくはないけれど「ものは試し」という意味で一度は飲んでみると面白い。単品価格は適正だと思う。72点。6月のうき袋で赤ワイン10本セット16200円(2017/6/18)。単品価格は1771円。

 

7月5日

����BRONZEGran Pasion Brut/Cava(グラン・パシオン・ブリュット/カバ)

前にも飲んだことがあるかもしれない。中庸で良質なカバ。色は濃すぎず薄すぎず。味は金属っぽいところは少しあるけれど、果実味もあり、泡がそれなりにあるので中和されてスパークリングとして十分に満足できる。特筆すべき特徴はないけど、夏の普段飲みの前座として必要な要素をすべて持っている。73点。ヴェリタスでスパークリング5本セット4299円(2017/5/21)。単品価格は798円。

 

7月2日

����BRONZEBourgogne Pinot Noir 2013/Pascal Marchand(ブルゴーニュ/パスカル・マルシャン)

若いけれど酸っぱいということはなく、お花畑系の香りで味には苦味が適当な濃度であるから熟成感がある。重さはミディアム。ACブルゴーニュとしてはレヴェルが高い。と思ったら、単品価格がかなり高いのでびっくり。購入価格なら75点。ワインショップソムリエでピノ3本セット5918円(2017/5/21)。単品価格は4428円。

 

7月1日

����BRONZECharles de Monrency Reserve/Bethon/Champagne(シャルル・ドゥ・モンランシー・レゼルヴ/ベトン/シャンパーニュ)

リンゴ味で軽めに作られたシャンパーニュ。ブリュットなのでもちろん酸味中心だけど、よく味わうと上品な甘みもあり、それが味の幅とバランスを作っている。ピノ(ノワール・ムニエ)とシャルドネの割合がとてもいい。泡はよくでるけれどさほど細かくはないけれど、その点は廉価版なので許容範囲。78点。うきうきワインの玉手箱で2138円(2016/10/29)。

 

 

 

 

 

 


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