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Kaname /Kageki/Diary/link


11月28日「バンディッツ」
「「明日に向かって撃て」の疾走感と「スティング」を彷彿させるスリルを・・」 という、ふれこみの犯罪映画。
・・というよりも足して2を割って時代を現在にしたか?というものだったように思う。
どちらの映画も見てはいないけれど、あまりにも有名だからなんとなくは知っていて、そのなんとなくしっている部分がそのままと・・(笑)。
ルースウィリス扮する ジョーは銀行強盗のプロ。刑務所で知り合ったテリーと、メキシコで事業をするんだという夢を持ち、 脱獄して、銀行強盗をしながらお金を作っていく・・。
ジョーは考えるよりも行動が先、テリーは神経質で病気持ち。性格のまったく違うふたりが ケイトという女性をこの計画の途中で拾って?しまうところから、計画がくずれていく。

銀行強盗の手口が「お泊り強盗」と名づけられるなんともあっさりした、 とても友好的な手口なのが笑える。でも、それだけに緊迫感があまりない。
しかし、先日からなんだから単純に笑える話ばかりみていたせいか、 地味な話に感じてしまった。ふたりのやりとりはユーモアに富んでいる。 ドキュメンタリー番組に出演した二人の映像を、途中にまぜこんで、結末を予測させながら、 それを裏切ってくれる。その裏切り方が、 そうでなくっちゃぁ(笑)っていう感じなのは嬉しかった。
ただ、あんまり終わった後に残らない映画だなぁと思ってしまう。
それでも、薄くなってしまった髪(笑)を振り乱しているプルース・ウィルスと、赤毛のケイトはなかなか魅力的で・・・こういう肩肘はらない映画もいいかなって感じです。

11月22日「ハリー・ポッターと賢者の石」
23日から始動するMOVIX京都の先行試写会でした。他にも試写会がいっぱいあって・・引換場所はものすごい混雑。 こういう複合型の映画館が次々とできるのですねぇ・・
新しい劇場なので、あたりまえですがとても綺麗で、椅子と椅子と間もゆとりがあり、傘やジュースなどが、 ちゃんと置けるようになっているのがうれしい。
ただ、試写会だというのに通常業務と同じ口調で「満員ですのでお席はこちらに」とか云々・・・という説明付きで、 席を渡されるので・・時間がかかって仕方がなかった。それも、マニュアルどおりにしゃべってるだけっていう のがちょっと、この先心配でしたよ。

音もすごくよくて、体中で聞くという感覚。しかし、音が大きくて私はちょっと辛かった。最初は耳半分押さえて聞いていましたから。 周りをみるそうでもないので、私だけなのかなぁ・・・。終わったあとも耳がウォンウォンなってましたが。
それだけに映画は迫力満点でした。これぞ映画館で映画をみる醍醐味ってやつでしょうる
「ハリーポッター」といえば、ベストセラーの小説で、この映画も既に話題になっていますが、 乗り遅れた私は、読んだことはなく、映画化を待ってました。

偉大な魔法使いの子供であるハリーが、11歳の誕生日の日、魔法魔術学校の入学案内が届く。それまで、 自分の親のことを全然知らなかったハリーはびっくりするが、あるがままの魔術学校に入学する。
ハリーの両親を死に追いやり、そして、なぜかハリーだけは殺せず逃げてしまった 不思議な魔術学校の行ってはいけない場所の謎や、ヴォルデモードという悪い魔法使いとの対決。 ハリーポッターと、仲良くなった友人たちの好奇心が突き進んでいく。

これはおもしろいぞぉ〜〜と、言いたい(笑)。
映像にものすごく夢があって・・わくわくする少し暗い目のロンドンの町並みが、とても幻想的だし、 学校に着くまでの道もどんどんと謎めいてきて、どきどきする。
ポッター自体は何をするというわけではなく、やってくるものに対して凛と立ち向かう。いっしょにいる とてもおしゃまでかしこい美少女と、なんだかちょっと頼りなげな男の子とのバランスもいい。この3人の 友情と、好奇心、ポッターの物怖じしない度胸・・これが謎に立ち向かう。
そして、ここの校長がいいんです。
なりたい自分を映す鏡のエピソードや、 敵に立ち向かい成果をあげた3人を誉めるだけでなく、その3人を 規則破ってはいけないって、止めにはいった子供もちゃーんと、 「敵に立ち向かうのも勇気がいるが友達に立ち向かう勇気もすばらしい」と誉めてあげるんだよねぇ・・
ほのぼのする場面とスリルと両方たのしめて、2時間30分ちょっとと、決して短い映画でなくとも あっという間に終わっちゃいます。 もう一度見たいというよりももっと違う話がみてみたい。 そう思わせるものでした。続編も既に予定されているらしいので、楽しみです。
「モモ」や「はてしない物語」そんな小説にはまっていた頃を思い出す映画でした。

11月9日「シュレック」
ドリームワークスのアニメ映画です。 キャメロン・ディアス、エディーマフィー、日本語版では浜ちゃんと藤原紀香がやっているっていう声の方でも話題になってます。
シュレックという緑の怪物が、自分の沼をとりもどすとの約束で、フォークアード卿が本物の王になるために必要な后、フィオナ姫を 火を吹くドラゴンがいる塔のてっぺんから救い出すために旅をします。 行きがかり上おしゃべりなロバといっしょに・・・(笑)。

笑いました!。興業収入云々といつものように、映画のすばらしさを語る司会の人を かなり冷めて聞いていたのですが・・・(見る前におもしろくないとは言わないですもん)(笑)。ガセではないな・・と。
粘土でつくつたような人形がアニメとなってうごくのですが、日本人の感覚からするとちょっとグロテスクな キャラで、気持ち悪いとかわいいは紙一重ってかんじのシュレックですが、 なんともいえずかわいくて、おかしくて・・・。
おこりんぼうの淋しがりやの怪物と、とにかくずっとしゃべってるロバのやりとりが絶妙ですっ。
そして、何よりも・・フィオナ姫が・・・・(笑)。
王子様が助けにきてくれて、塔から出てのろいを解くためのくちずけを待ち続けている可憐なお姫様・・のはず(笑)なんですが、 これまた意表をつく展開で・・・この姫に一番笑わせてもらっかたかも。
フォークアード卿はディズニー代表だったかモデルらしいのですが、これでもかぁ・・ってぐらいコケにしてあって・・ いいんでしょうか(笑)。
ともかく笑えるハッピーエンドのお話で、浜ちゃんは大阪弁でやってるらしいので、 吹き替え版もみたいなぁ〜〜と思ってます。途中、流行のダンスなんかも出てきて楽しいですよぉ・・

11月7日「千年の恋−ひかる源氏物語−」
お正月映画の試写会に行ってきました。完成披露ってことで?場所は新歌舞伎座。入ったことないし・・舞台挨拶あるっていうし楽しみでした。
外観はとってもでっかいのですが、中はわりとせせこましいつくり(失礼^_^;)ですね。 舞台はかなり横長で、客席に奥行きがないのです。どこからみても舞台には近いかな。 せっかくだから桟敷にでも座ろうかと思ったのですが、やめておいて正解(笑)。 横長の舞台の真ん中にスクリーンがあって、きっとものすごくみにくかったんじゃないでしょうか。 結局、端っこに座っていたので正面向いたら何もなかったですから。あんまり 試写会には向いていない場所でした^_^;。
雰囲気的にはばっちり。お琴の生演奏があって、十二単のお姫様と自称光源氏殿がご登場。 そして、朝日放送のアナウンサーの方と、ゆりちゃんっ(天海)。
赤いワンピースに茶色いブーツで華やかでした。そして、やはり・・・おっきいの(笑)。
時間的にホントに挨拶程度のことしか話しませんでしたが、 退団後6年経って、今までやってきた経験があってのこの役でよかった・と。NYのプレミア試写会では、女性だとは思われなかったとかって話に、よろこんでいいのやら・・・と。
今年のお正月はこれで決まり!とおっしゃっていましたが。。。。。

映画は2時間20分、壮大な大河ドラマでした。紫式部の生涯と、源氏物語の物語をシンクロさせながら、当時の゛愛゛の形が描かれていました。
夫に先立たれ、その弟に呼ばれて彰子を天皇の后になれるように、教育してくれと頼まれ、 まだ幼い少女に源氏物語を使って愛とは。。。と教えるのです。
何人もの女人をかこうことが普通であった、女性は一応にして受身だった平安時代。 「男の愛と女の愛は、男と女ほど違うのです」って言葉どおり、男性が与えようするものと、 女性が求めようとするものの違いから来る、淋しさやつらさなどが伝わってきて、 豪華な映画ではありますが、なんだか淋しい気持ちになりました。
大切にされていながらも、満たされない紫の上の気持ちと、紫式部の状況が重なってくる と同時に2つの物語が1つになる・・・そのシーンは感動でした。
紫式部は、いつも淡々としているけど。。。その奥にある空洞みたいなものを感じましたね。 吉永さん素敵だったなぁ・・・(^^ゞ。

紫式部の物語の方はよかったのですが・・・源氏物語の方がちょっと・・。というか、 私の中の源氏物語は、高校生ぐらいの時にわかってんだかわかってないんだかって状態で読んだ本と、 10年以上も前に、宝塚で演じられたもの、そして、漫画「あさきゆめみし」。 宝塚にしても漫画にしても、現代の女性を対象にしていかに光源氏を主役に素敵な男性で、 あこがれるようになってる。そのイメージを裏切られたショックがぁ・・・(笑) これ光源氏に恋できない設定なんだわなぁ・・
当時の女性の気持ちに入ってみちゃうと ものすごーく自分勝手な人物に見えちゃうんですよねぇ。抜粋ってことで、 女人たちと交わるシーンばかり並べてあるせいもあるんですが、 ただの女好きかい?単なるマザコンかい?と・・
過程もその後もないし、光源氏の愛される理由、そういう女性遍歴をもってしても 魅力的なという部分が描かれてないんですよねぇ・・・^_^;
「こんなに与えているのに何が不満なんだ」みたいなコト言った時にゃなぐろうかと・・・(笑)。 本当に紫式部が書きたかったのは、女人たちなんだなぁ・・・としみじみ。

それでも天海源氏は美しくてりりしくて・・・
宝塚メイクではなく、男性に交じっていられるのってすごいですわ。 さすがに、ひとり色白いし(笑)、きゃしゃなので全く違和感がなかったというのは嘘になるけど どの殿方とも違うオーラをもつ男性という設定にこれほどはまる人もいないと思う。
蹴鞠をしたり、舞っている時が特に綺麗だった。ひさしぶりに歌う声も聞けたのはちょっと回顧モードで(笑)嬉しかったりする。
回顧っていえば。。せりふがねぇ・・重なって笑えた。そりゃま原作あってなんですから当たり前ですが、どしょっぱなのシーンが「ふたりして罪に落ちてしまいました」ってアナタ(・_・)σ。 そのまま歌ってくれぇ・・と(笑)
ゆりちゃんはファンタジーだと言ってましたが、ファンタジーにしては 御伽噺にしては、生々しかったよ\(-.-メ) ォィォィ

豪華な女優陣。似合うのかなって思っていた人もわりと似合ってて・・・特に朧月のナンノちゃん (南野)がよかったなぁ・・・藤壺さまも意外にはまってた。個人的には、 一同がそろうシーンなんぞがみたかったなぁ・・と思う。
明石の君がちょっとイメージ違って・・・また、演出も浦島太郎って言った方がいらしたが・・ ほんとにそんな感じで・・(ラストも浦島さん状態だったよ・・(T_T))、ここに代表される凝りすぎなんじゃないかなって演出がイマイチ好きになれませんでした。
浮いてでてくる聖子ちゃんも・・・なぁ・・・。好きなんですっ聖子ちゃん。でも、 歌声だけでいいです・・・。せめて最初のシーンのみにしてくださいっ。そーすりゃ2時間ぐらいで 映画は終わります(笑)。監督ぅ・・(T_T)

見終わった直後は、これは・・1度みれば満足ですって、言ってたんだけど。。 時間をおいて思い起こすとなんだか、もうちょっとみたい部分もでてきて・・・(笑) やっぱり好きみたい、紫式部の描く世界が・・・

10月30日「ムーラン・ルージュ」
久々に試写会に行ってきました。この映画は絶対にみたかったのでみせていただいた方に感謝(自力ゲットはできなかったもんで^_^;) 。
ニコール・キッドマンとユアン・マクレガー主演のミュージカル仕立ての映画です。
1899年の巴里。ナイトクラブ゛ムーランルージュ゛のスターであるサティーンと、 若い作家クリスチャンの恋物語。
ナイトクラブを劇場にして、サティーン主役の芝居を作るのにかかる費用をだしてもらうパトロンの ウースター侯爵とクリスチャンとの三角関係を、クリスチャンが描く脚本になぞらせて、 描かれている。

知らなかったんですが、ニコール・キッドマンって舞台にも出演されてるんですねぇ・・・。この映画のためにはかなり歌を勉強されたそうで・・・
これまでの、ミュージカル映画は、音と演技とは別撮りが多かったらしいのですが、今回は、 演技から歌とそのままつなげて撮る、そして音もそれをひろうという形でつくられたそうなので、 本当に、ミュージカルをする力がいるわけです。
歌に関しては、高音がすごく優しくて綺麗。英語がわからないので、歌に の表現力があるかどうかっていうのはちょっと判断しにくいのですが、違和感はぜんぜんなかったです。
でも、何よりもはまってましたねぇ・・・この役。 笑顔がねぇ・・さわやかじゃないんです(笑)。それが、普段はいやだったりするのですが、 娼婦として男を誘惑してきて、ほんとうに、初めて恋することを知った。でも、 その時には、自分の魅力でお金をださせなきゃいけない立場にあって、ヘタすると愛するひとも 殺されてしまう。その葛藤がとてもいじらしくて、 今回は素敵にみえました。こういう演技もできるんだなぁ・・って部分もあってね。
そして、ものすごく綺麗なんですよ。 白いし細いし・・・むこうの女優さんって体格よいってイメージでそれがかっこよかったりするのですが、ものすごく華奢でそれでいて女性らしくて・・・どこか芯強くて。ちょっとあこがれました。
アンジョリーナなんかとは全然違うタイプなんですけど、かっこよかった。

CGを使ったディズニーアニメのようなスピーディさと、おもちゃ箱ひっくりかえしたような色合いのセットと衣装。まず、これらが可愛くって しかたがないっ。愛を語る?象の部屋なんかものすごくロマンチックなんだなぁ。。。。
「真実」「愛」「美」・・・この思想はボヘミアンと呼ばれるそうなんですが、 それがぎっしりつまってともかくものすごく濃い。宝塚も まっつぁおの純愛もの。よいよい(^^)V
天井の高い劇場はすばらしくて、そこで繰り広げられる舞台も豪華絢爛でものすごいです。
話題の音楽は、あっちからこっちから取ってきた規制のものが使われていて、 頭の中がちょっとうにゃにゃ・・・といろんなものが駆け巡りまして、これまた楽しいような 忙しいような・・・洋楽はあんまり知らないのですが、それでも聞いた曲が一杯あって 楽しい。いちばんの盛り上がりのなかで歌われるラブソングは、 メドレーで・・・ちょっと間違えればパロディのようになってしまうところを 上手くまとまっていておもしろいです。
ラスト近くのタンゴのシーンはとてもかっこいいいし、 侯爵を無理やりパトロンにするくだりや、ドタバタとした劇中劇の大騒動などは、 かなりコメディ色は濃いのですが、ふたりの愛に泣けます(笑)。
みる部分が満載で、なんだか見落としている部分が多いような気がして・・ これはもう一度みなきゃなぁ・・・

10月14日「おばかさんの夕食会」
陣内孝則さんの舞台を見せていただきました。あほーな私は、30強遅刻いたしましたが、 ストーリー的には簡単だったので、すぐについていけて、かなり笑って帰りました。
出版社に勤める(ベストセラーに入るものを出版してるとか言ってましたね)ピエールは、 毎週火曜日に、ちょっとお馬鹿かなぁという人物をゲストに、夕食会を開いていた。
今回のゲストは、マッチ棒でミニチュア製作を趣味とするフランソワ、もちろん彼は なぜ自分が招かれたのか知らない。
しかし、どういった過程か分からないのだが(遅刻のせいで)奥さんに家出をされて、彼はぎっくり腰、 そして、フランソワに手伝ってもらって、奥さんの居所を突き止めようとしていた。

ほとんどが2人芝居。膨大な量の台詞。ピエールの陣内さんは半分くらい怒っているので(笑) かなりハードなんじゃなかろうか・・・
フランソワは・・馬鹿というか(笑)どんくさい・・いやむちゃくちゃどんくさい。 最初はおもしろかったが、多少イライラしてくるよ(笑)。
そして、とぉってもいいやつ。だから困る(笑)。ピエールの役に立とうとすればするほど裏目にでて・・・。電話番号を間違えて元愛人の(またすごい役になってましたねぇ・・白木さん)ところに 電話しちゃったり。その奥さんを愛人とを間違えて、追い返してしまったり・・・。
そこにピエールの友人やら、査察官やらが登場して、もうとんでもなくコメディ・・・
1幕が終わったときにゃ、 この話、いったいどうなるの?終わるのだろうかぁ・・・と思った。 うその重ね塗りって言葉あるけど、ドジの重ね塗りだぁ(-_-;)。
でも、そのラストがとても好きだった。奥さんとのことはどうなるのかは未定のままだったが、 (うまくいきそうになって、またフランソワがドジったから^_^;)ヒトのことを笑いものにして いたピエールは、フランソワに来週の火曜日には自分を、ゲストとして「おばかさんの夕食会」に 一緒にきてくれって・・
ピエールは反省しましたぁ〜〜チョンっていうのじゃなくて、 ちょっとおしゃれだなぁと思って・・・
この二人けっこういいコンビかもなぁ。ピエールはずっと怒っていなければならない だろうけど・・・。

9月21日「トゥームレイダー」
5000年に1度の惑星直列の日を目前、「イル・ミテーナ」と呼ばれる秘密の組織(なにやら、その直列の当日に、 破滅した古代文明の残した、トライアングルを完成させると時を支配できるとがんばってる謎めいた方々でした )は、謎の解明のかぎを探していた。
ララ・クロアは、20年前行方不明になった古代学者の父のメッセージにより、そのカギになる時計を、 見つける。それを知った組織の人間は、屋敷を襲い、それを手にいれ、トライアングルの片方を求めて、ベトナムの遺跡へ・・。 しかし、そこには先回りしたララ・クロアが既に潜入していた。

アンジェリーナ・ジョリーの最新作。もうアンジョリーナが抜群にかっこよい!それだけなんだが(笑)それが とって重要で、なおかつ偉大なこと充分に楽しめた。
元が大ヒットとなったゲームらしいからか、 あまり細かい説明的な部分がなく、周知の事実として書かれている部分があって、わかりにくい部分もある。 同業者の男性は、ちょろちょろと出てきてなにやら意味ありげな台詞を残し、ラスト近くはどうやら二人は 好きなんだとおもわれる。なんとなく、1作目をみてなくて、続編をみた気分。「また世界を救いますね」って ゛また゛ってなんだぁ゛また゛ってって・・・って突っ込んでしまったぞ^_^;
まあ、そんなところはすっとぱしても、みごたえがあるんだ。あまりに強すぎて、ものすごい危険にさらされていても、 絶対に逃げるだろうと安心してしまってハラハラ感は少ないけど(笑)。そういう意味じゃ水戸黄門ばりかも(笑)。
でもね、逃げ方がねぇ・・戦い方が凝っていて、別にアクション映画が好きじゃない私も引き込まれる。既に part2製作が決まっていてアンジョリーナもサインしたって、説明してくれた方が言っていた。 何も考えずにすかぁっとしたい時には、こういうのもいいから大歓迎だ。

9月14日「スウィート・ノーベンバー」
キアヌ・リーブスとシャリーズ・セロンという綺麗なカップルの恋愛映画です。
広告業界に生きエリートとして仕事が命化しているネルソンは、ひょんなことが原因でサラという女性に出会う。さらは、ネルソンのことを不幸な男性だといい。自分は不幸な男性を癒す 特技がある。明日からの1ヶ月間自分の家で一緒に暮らそうといいだす。その日は10月の最後の日だった。
最初は抵抗するネルソンだったが、そのうちにサラのペースに巻き込まれ、サラの家でのふたりの11月が始まる。

最初の1時間がつらかった^^;。この二人の性格がね、とぉっても自信満々で強引で、見ていてイライラしてくるの。 そりゃネルソンは、分刻みに仕事して、婚約者のことも本当に思っているのか思ってないのかよくわからないし、イライラしてて、 えらそうで幸せそうには見えない。しかし、全然関係のないサラが(そりゃネルソンのせいで1ヶ月車運転できなくなっちゃうんですが) それをとやかく言うことは出来ないはず。全人格を否定して、仕事もなにもかも休んで1ヶ月一緒に暮らせというなんて。別に 仕事しか趣味がなくてもそんなに不幸なことだとは思えないんですがねぇ・・。仕事をまっとうするのだって それに生きがいを感じるのだって悪くないと・・・
でも、ネルソンはあたりまえのようにサラに惹かれて、サラと一緒に住む羽目になっちゃうの。 そんな上手くいくはずねーだろぉ。。人の心の中なんぞ・って(笑)思いながらみてました。
しかし、途中以降の展開はなんだかびっくりで・・・こういう展開になるとは・・・。文句つけたってサラの奔放さや人間観には 一理あるとは思うし、そゃリーズ・セロンはとても魅力的だった。サラと出会うことによって女性にとっては素敵な男性に変わっていくのだろうと思ってみていたんですが。彼女のその笑顔の裏の秘密が話を覆っていくとは・・・。
それでもラストは納得いかなかった。ネルソンに対してストレートに人に向き合って付き合えというわりには、彼女は自分の綺麗なところだけ見ていて、その笑顔だけを覚えていて欲しいと・・・そして別れ・・。
エンヤの曲が、とても心を和ませてくれる。それでも、この1ヶ月のラブストーリーはなんだかちょっと絵そら事のようで、 心にひびくことがなかったなぁ・・。
シャリーズ・セロンは映画によっていろんな顔を見せてくれて、素敵な女優さんだなぁとつくづく実感。あんな風に笑えたらいいよなと思ってみてた。キアヌ君は、途中からいやに顔がシャープになって 男前になったような気がしておかしかった・・やはりあんまり太らないほうがよいよ(笑)

9月11日「ハムレット」
行ってきましたよ2人目のハムレット下村さん版。ついでに言うならこっちが本命だったんですけどね(笑)。
なんと一番前のど真ん中!。一番前っていうのははじめてじゃないけれど、この舞台、舞台の前方の高さが低くて、舞台と客席が少し離れてる。すると、足元かがすごーく開放感があって(笑)、丸みえ・・ ものすごーくお行儀よくみてなくちゃいけない気分になってちょっと疲れちゃいました。
でも、やはり正面からみるように作れらているのだなぁと、感心したこともしばしば。満点の星空に飲み込まれるような感覚は前回味わえませんでしたもの。ドライアイスのえじきにもなりましたが(笑)

ハムレット様ですが・・・怖いよぉ。。ハムレット様1幕終わった時につぶやいちまいました^^;。なんで 下村さんにハムレットさせたんだろ・・というのが正直な気持ち。
「浅利慶太は何故タイプの違うハムレットを・・・」って大げさな見出し思い出しましたよ(笑)。
比べて語れるほど石丸さんの演技を鮮明に覚えているわけじゃないのですが、ハムレット様と呼ばれるたびに覚える違和感は、最後まで消えませんでした。見た目も演技も王子じゃないの・・
復讐に燃える男デシタ^^;。それをのぞけば感情の幅は幅広く、こちらに迫ってくる迫力はものすごいものでしたが・・・そういう柄って大切なんだなぁと痛感した観劇となりました。
私が先入観にこだわりすぎなんだろか^_^;。

9月7日「カルテット」
「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「キッズリターン」など数々の映画音楽を手がけている久石譲さんの 第1回監督作品です。この方の音楽はどこかノスタルジックな匂いがして、 すごく好きなのでちょっと期待していきました。
物語は、学生時代カルテットを組んでコンクールを目指したものの、思う結果にならず、 その後卒業して離れ離れに・・そして3年。第1バイオリンの相葉は、コンサートマスターをしていた楽団が統合され、 それを期に楽団を辞める。第2バイオリンの坂口は、演歌歌手のバックで演奏していたが、セクハラがきっかけで そこを辞める。チェロの漆原は、お嬢様、練習をしつづけてコンクールに出場はしているが、 結果はでない。ヴィオラの山田は、講師になっていたがリストラされる。
そんな4人が、偶然の再会から、もう一度カルテットを組んでコンクールに出場することに決まった。練習をはじめはするが、 相葉のワンマンぶりについていけず、なかなかまとまらない。
そんな時、演奏で各地を回るという仕事が入り、4人はツアーにでる。 その旅を通して、4人の心は少しずつ歩み寄り、バラバラだった演奏もひとつの方向に向きつつあったのだが・・ ツアーが終わって帰ってきた彼らに問題が持ち上がってきた・・・

音楽って不思議なものだなぁ・・と思った。そして、やっぱりすごいやって(^^ゞ。
演奏のシーンに力を入れたというだけあって、演奏シーン盛りだくさん!淡々と各地を演奏してまわる シーンは、多少のエピソードとその演奏姿のみ・・それでもそれぞれが何かを感じているのがわかるからねぇ・・
そして、ちょっとした瞬間ですごく感動しちゃったりもする。
海辺の花火大会。最初は誰も聞いちゃいないっ。譜面を変えて、 「となりのトトロ」の曲が流れる・・・。するとそばにいた子供たちが1人また一人と演奏している彼らの方を みていくってシーンがある。
ワンマンだった相葉の心が、ちょっと解けてきたそのタイミングだったから・・なんかやられたぁ・・って思った。 トトロの曲をバックに花火があがるっていう、シュチュエーションも感動させられちゃう要因なんだが・・・
それはないだろぉ・・っと突っ込みたい部分もあるのだけど(笑)、 それよりも単純に、音楽を愛している4人が、生きることに不器用ながらも必死になって生きている姿やその演奏。 人生の先輩が 彼らに語る一言の味わいに酔いしれて見ているととってもいい気分で帰れるとても優しい映画です。

そして、袴田くんかっこよすぎですわ! エキセントリックに陶酔しながらバイオリンを弾く迫力はものすごかった。

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