ワインに手を出した
        

ワインに目覚めて23年。

おいしいワインを飲んでみたい。味わってみたいという一途な心。

自己流・極主観的に飲んで感じたことを記していきますので、おかしなところなどあったら教えて下さい。

 

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今までの金賞ワインたち

評価の一応の目安は、
GOLD・・・探してでも買うべし SILVER・・・売ってたら買うべし BRONZE・・・お金があったら買うべし
NOTE・・・飲みたい日なら買うべし  SKELTON・・・買うべからず



2021年

2021年9月のワイン

2021年8月のワイン

2021年7月のワイン


9月30日

Chateau Gilbert & Gaillard 2017/Saint Chinian(シャトー・ジルベール・エ・ガイヤール/サン・シニアン)

フランス最南部サン・シニアンのワイン。セパージュはGMS。味はぶどうを反映しているけれど、梅っぽさが特に強い。喉にくるくらいの過剰すぎる果実とスパイスがむんむん。口の中が苦いのか痛いのかわからないくらいの激しさ。有名なワイン専門誌のシャトーだけど、これでいい点を取れるのか大いに疑問。確かに酸味も苦味も渋みもマックスで評価には親和的だけど、全体のバランスが全く考えられていない。まだ飲み頃じゃあいだけなのかな?70点。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/9)。単品価格は2079円。

9月28日

Elisabeth Avril Brut/Ay/Champagne(エリザベト・アヴリル・ブリュット/アイ/シャンパーニュ)

9月最後のシャンパーニュ。表示はただのブリュットだけど、味の成分は酸味と苦味だけで100%といってもいいくらいで、実質エクストラ・ブリュット。口の中でころがすと酸味がじゅわっと広がり、後味はじわーっとビールのような苦味。少しだけラム酒のニュアンスもある。インパクトの強い個性はだけど、そういうわけで味は単調。シャンパーニュとしての豊かさや立体感はもちろんあるけど、口に合わないのか、あえてこれを選ぼうとは思わない。ただ毎回違うシャンパーニュをいれてくれるウメムラさんには感謝です。75点。ウメムラの福袋4本で11000円(2021/9/1)。単品価格は5148円。

9月26日

Amarone della Valpolicella 2017/Costa Mediana(アマローネ・デラ・ヴァルポイチェッラ/コスタ・メディアーナ)

チェリーやブルーベリーの果実味に加えて、後味にミントやシナモンのようなツーンとした刺激が残る。GMS系の辛口に似ているけれど、甘さがあるところがイタリアらしさなのかな。さらに、味の重心は低いのに、オレンジ、バナナ、トロピカルフルーツの香りが鼻腔から抜ける。粒子は細かく密度は濃いので安ワインじゃないことがすぐにわかる。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/9)。単品価格は2849円。

9月24日

Clos Pegase 2018/Carneros/Napa Valley(クロ・ペガス/カーネロス/ナパ・ヴァリ)

飲み終わって軽い衝撃。メルロ?福袋ワインは半ば意図的にラベルをよく見ずに、あーだこーだ考えながら飲んでます。濃厚なブラックベリー、ラズベリー、ザクロ、いちごのジャム味。間違いなくグルナッシュ、シラー系でしょと思ってラベルをみるとメルロ。確かに味の重さに比べてなめらかすぎるなと思ったけれど、ヴォリュームも(ボトルも)重いし、80%の確率で南仏、20%の確率でスペインのガルナチャかと思って飲んでました。まさかのカリフォルニアで、もっとまさかのメルロ。まだまだ修行が足りません。78点。ウメムラの福袋4本で11000円(2021/9/1)。単品価格は4620円。

9月22日

Sekeida 2018/Garnacha Iberica/Calatayud(セケイダ/ガルナチャ・イベリカ/カラタユド)

色はグラスの向こうがみえないくらい濃い。ヴァニラとポマードの香り。他に何かないかとよく嗅ぐと、アルコール臭がむんむん。口に含むとフルーツ爆弾でヴォリュームもたっぷり。でも赤なのでトロピカルフルーツというわけにはいかず、暗いタイプの爆弾。パーカー90点、サックリング93点。後者はほめすぎだけど、前者はなっとく。名前もエキゾチックでいい。おいしいワインを想像するとちょっと違うけれど、魅力的。76点。京橋ワインで赤ワイン6本セット7678円(2021/9/1)。単品価格は1628円。

9月20日

Paul Dolan 2018/Zinfandel/Mendocion County(ポール・ドラン/ジンファンデル/メンドシノ・カウンティ)

赤いベリー優勢ながら、ブラックベリー、煮詰めたプルーンの香り、つぶつぶした黒胡椒っぽさもある。アメリカには行ったことないのでわからないけれど、メンドシノは寒いのかあるいはヴィンテージが悪いのか、品種由来の濃い味はあるが余韻がなく、さばさばしており深い味わいにはなっていない。プリミィテーヴォならイタリアの明るく人懐っこい雰囲気があるのに、これはまるで北ドイツ人みたいに論理的かつ合理的だけど、それだけという感じ。ポテンシャルあるし生まれはいいんだけど、サービス業には向いていないお育ちというか・・・。例えが悪かったらごめんなさい。72点。ウメムラの福袋4本で11000円(2021/9/1)。単品価格は3850円。

9月19日

Fixin 2008/Maison Roche de Bellene(フィサン/メゾン・ロッシュ・ドゥ・ベレール)

ブルゴーニュらしいきれいなルビー色。だけど光にかざすとオレンジがかっていて年月を経ていることがわかる。口に含むと元気で酸味もしっかり。少しミントのニュアンスがあり、残りは赤い果実でいかにもブルゴーニュな味。余韻に古漬け。色を除くと13年も経っていることはわからない。そこそこの値段なので選んで買うことはないし、熟成ワインを味わいたい人にはがっかりかもしれないけれど、福袋にはいっていると嬉しいワイン。78点。ウメムラの福袋5本で16500円(2021/7/1)。単品価格は2948円。

9月18日

Cochon Volant 2019/Corbieres(コション・ヴォラン/コルビエール)

昔のコルビエールはもっと軽いワインだったように思うけど、気のせい?ローヌと比べても負けないくらいグッスリと中身が詰まっている。セパージュはシラー、グルナッシュ、カリニャン、サンソーと知って納得アルコール臭もムンムン(14%)。濃縮したぶどう、クローブ、プルーンの滑らかな苦味。スペインの同価格帯のガルナッチャと区別がつかないほど似ている。75点。京橋ワインで赤ワイン6本セット7678円(2021/9/1)。単品価格は1958円。

9月16日

Gran Troya Brut/Cava(グラン・トロヤ・ブリュット/カバ)

梨味のカバ。高めの温度で飲むと金属的な酸味がキーンとしないことがわかった。白い花や金木犀(?)のような花粉の香りもしてきて、カバではめずらしく果実由来の甘味も少し。突出したところはないけれどアペリティフとしても魚料理なんかに合わせてもいいスパークリング。75点。京橋ワインでスパークリング6本セット4950円(2021/7/18)。単品価格は1408円。

9月14日

Bozeto de Exopto 2019/Rioja(ボセト・デ・エクソプト/リオハ)

銀玉鉄砲のような火薬の香り。リオハだけどボトルの形状がブルゴーニュやローヌなので、味まで若いローヌに似ている。ブラックベリー、プルーンのような黒系果実味やクローブ、フェンネル、西洋杉のような香りで、味も香りも楽しめる。ヤニや醤油っぽさがベースにありながらボディーが軽くて、なんともアンバランスなところが残念だけど、全体的にはいいワイン。74点。京橋ワインで赤ワイン6本セット7678円(2021/9/1)。単品価格は1848円。

9月12日

Alois Lageder 2016/Sudtirol Alto Adige/Lagrein(アロイス・ラゲデル/ズュトティロル・アルト・アディゲ/ラグレイン)

焦がした樽やタバコの香り。ビターコーヒーの苦味と渋みがべったりと口の中に広がる。一昔前の若いボルドーグランヴァンを思い出させる。カントメルルとかブラネール・デュクリュ。ブルーベリーやリコリスのような果実ニュアンスもあるけれど甘さは一切なく、あくまでも硬派。名前からはどこの国のものかわからなかったけれど、よくみるとドイツ語で南ティロルと書かれている。イタリア産なのにそれっぽさが全くない理由がわかりました。ラグレインという土着品種を持続可能性とかホリスティックとかいま流行りの製法で作ったワインです。現時点ではそのメリットは全然分かりません。とはいえ、福袋じゃなきゃ出会えないワインだったことには販売店に感謝です。73点。ウメムラの福袋4本で11000円(2021/9/1)。単品価格は3179円。

ちなみにこのときのワインは以下のとおり(要望はシャンパーニュ1本、スペイン以外の赤3本)
Elisabeth Avril 5148円
Alois Lageder 2016/Sudtirol Alto Adige/Lagrein 3179円
Clos Pegase 2018/Carneros/Napa Valley 4620円
Paul Dolan 2018/Zinfandel/Mendocino County 3850円
合計:16797円(1.527倍)

9月11日

Chateau de Corneilla 2017/Cotes du Roussillon(シャトー・ドゥ・コルネイラ/コート・デュ・ルスィオン)

好きな産地。タンニンはまだしっかりしており、かなり苦い。でもタンニンの角が丸いので後味はまろやか。余韻がたっぷりなのにキレがいい。ラズベリーとプルーンが半々くらいの果実味。ボルドーみたいなしっかりした構造とローヌの果実感がうまく合体している。味はしっかりだけど濃すぎず、ミディアムなボディーとバランスがとれている。アルコールは13.5%。78点。京橋ワインで赤ワイン6本セット7678円(2021/9/1)。単品価格は1564円。

9月9日

el Galayo 2018/Cebreros(エル・ガラージョ/セブレロス)

マドリードの西セブレロスのワイン。ガルナチャ100%。ピアノの香り(笑)。味は濃いのに軽く、キレがいい。果実たっぷり。でも赤系か黒系か区別がつかない程度の個性。あくまで辛口。悪いワインとは思わないけどパーカー90点は明らかに過大評価。76点。京橋ワインで赤ワイン6本セット7678円(2021/9/1)。単品価格は1650円。

9月7日

Germar Breton Brut/Colombe La Fosse/Champagne(ジェルマール・ブルトン・ブリュット/コロンベ・ラ・フォス/シャンパーニュ)

レモンと蜂蜜の味のエッセンスをかんじさせるシャンパーニュ。直接そういう味がするわけではないが。明るい色だけどブランドブランではないなと思いつつ裏ラベルを見ると、65%シャルドネ、35%ピノノワール。95%ブリュットで5%だけ甘みがある。シャンパーニュらしい味ではないのに、シャンパーニュ的な質の高さを感じさせるのは何でだろう?と考えてみると、粒子がきめ細かく舌触りがいいことや、味を構成する要素の数の多さとしかいいようがない。特別においしいというわけではないけど、確かにシャンパーニュの素性のよさがある。80点。京橋ワインでシャンパーニュ4本セット11000円(2021/6/24)。単品価格は4620円。

9月5日

Castillo de Poto Gran Reserva 2012/Valpdepenas(カスティーヨ・デ・ポト・グラン・リセルバ/バルデペニャス)

10年くらい経った安スペインのグラン・レセルバは値段なりの中身だということをワイン好きなら知っている。なので当然ながら偏見をもって飲んだ。味はヤニ臭く、おっさんが加齢臭隠しにつけているポマードのような甘い香り。やっぱり・・・。でもこのワインは9年経ったなりの熟成感がしっかりあり、味も香りも重さもすべてまろやかになって、バランスよく、すっと舌のなかに溶け込むような感じがする。と思って嗅ぎなおすとブルーベリー、そしてダージリンの香りもしてきた。特別においしいとまではいえないながら、熟成感あるワインを安く楽しみたい時には思い出していいワインだと思う。75点。タカムラで赤5本セット5602円(2021/8/5)。単品価格はフランスで8ユーロ。

9月3日

le Caillou 2018/Cotes du Rhone(ル・カイユ/コート・デュ・ローヌ)

プルーンやブラックカラント、そしてブランデーの香り。アルコールは14%なのでいまどき普通だけど、いい意味で結構たっぷりに感じられる。そしてぶどうの味。ワインでブドウ味はなかなかない。シャインマスカットを食べながらのめる。さすがに甘味の強いピオーネにはドライすぎてラメ。粒子が細かく舌触りがいい。たっぷりとフルボディー。銀賞にギリギリ届かない。80点。ウメムラの福袋5本で16500円(2021/7/1)。単品価格は2948円。

9月1日

Finca El Carril/Ienista/Manchuela(フィンア・エル・カリル/イエニスタ/マンチュエラ)

果実系の味ながら、甘さがほとんどない。口当たりはザラザラ。木の皮や赤い味の香り。味はしっかり系の割には飲み口は軽い。ローヌ?いや、ちょっと違うのでスペインのガルナチャかなという感じで飲んでいた。悪くないけどよくもない。69点。京橋ワインで定番おすすめ赤ワイン6本セット5478円(2021/7/18)。単品価格は1078円。

8月31日

Gryphe Les Accoles 2017/Florence et Olivier Leriche(グリフ・レ・ザコール/フロランス・エ・オリヴィエ・ルリッシュ)

最初から最後までバナナの香りが印象的。そして熟成したリヴァロのようなアンモニア臭とソーテルヌにある饐えた香りの金剛。金属っぽさもあるけれどむしろ火薬。ボルドーみたいな革の香りもでてくる。カリニャン100%というのは興味深いし、他に比較できないので断言できないけれど、厚さも重さもあるこのワインが高品質なのは作り手が凄腕だからだと思う。ゴビーのムンタダを思い出した。82点。ウメムラの福袋5本で16500円(2021/8/18)。単品価格は3278円。

8月29日

Goutorbe Extra Brut/Ay/Champagne(グトルブ・エクストラ・ブリュット/アイ/シャンパーニュ)

ニッキ、赤りんご、トーストの順番で香りがあがってくる。味は濃く、飲み口は重い。エクストラブリュットだけあって甘味がほとんど感じられず、酸味がキューっと効くけれど、苦味が同じくらいあるのでうまく中和される。黒ぶどうが多いのか色も濃く、ゴールド。普段飲んでいる廉価版とはグレードの違うことがはっきりわかる。飲みごたえのあるシャンパーニュでした。銀賞よりの銅賞。81点。ウメムラの福袋5本で16500円(2021/7/1)。単品価格は5478円。

8月27日

Les Larcins 2019/Cotes du Rhone (レ・ラルサン/コート・デュ・ローヌ)

2000年におこなわれた二つのワインコンクールで金賞受賞。という以外、とりたてて特徴のないワイン。普通に飲めて、普通にコクあり、葉の青臭さはないし、スパイシーでもない。2019年産のローヌでここまで飲みやすいのが特徴か。それは確かにメリット。翌年のワインコンクールにむけて飲み頃になるようにつくったのかもしれない。71点。タカムラで赤5本セット5602円(2021/8/5)。単品価格は1320円。

8月25日

Ethicus Brut/Cava(エシカス・ブリュット/カバ)

梨の香りと味がおいしいスパークリング。ブリュットながらほんのりとした甘さが感じられる。そしてカバとわかりやすい金属的な酸味。泡もよくでてビール代わりになる苦味もあり、普段飲みとして「中の上」の部類です。75点。 京橋ワインでスパークリング6本セット4950円(2021/7/18)。単品価格は1518円。

8月23日

Hautes Cotes de Nuits "La Corvee de Villy" 2017/Thibault Liger-Belair(オート・コート・ドゥ・ニュイ・ラ・コルヴェ・ドゥ・ヴィリ/ティボ・リジェ・ベレール)

最近は家でPCあけるのが面倒くさくて、ipadのメモ帳に書いておしまいになっちゃうので更新が滞っています。ワクチン副反応その後は特に問題がなかったけれど、異物混入のおそれがあるロットを注射していたことがわかりました。もう打っちゃったからどうしようもないけれど。
ということで、3日ぶりに飲んだのがこれ。表面に軽いミント、そして木苺の甘酸っぱさとジャムのような熟々さ、杉、ユリ系の香水、さらにウン○と妖艶な香りの混合。このクラスとしてはかなりエキスがたっぷりで押し出しが強い。味は若いブルゴーニュらしく相対的に酸味が強いけれど、苦味とうまく中和してアタックは柔らか。買値(1本あたり3300円)を考えると銀賞。久々に香り天国なブルゴーニュでした。80点。ウメムラの福袋5本で16500円(2021/8/18)。単品価格は5445円。

今回の内訳は以下のとおり。シャンパーニュ1、赤4で南仏かブルゴーニュ希望。
Canard Duchene Cuvee Leonie Brut Rose 7700円
Fixin 2008/Roche de Bellene 3960円
Gryphe Les Accoles 2017 3278円
Hautes Cotes de Nuits 2017/Thibault Liger-Belair 5445円
Chorey les Beaune 2017/Dominique Laurent 4928円
合計25311円(1.534)


8月22日

8月20日15:15に二回目の接種。その日はなんの変化もなし。普通に飲めただろうけど、副反応を意識してがまん。寝る前の体温は36.6度。
翌朝も変化なし。起きた時の体温は36.8度。朝の9時から微熱がはじまり、しばらく37度台前半だったけれど、徐々にあがって12時過ぎには38.3度で、これが頂点でした。食欲は普通にあるので朝昼晩と食べたけれど風邪のしんどさが続くので一日中寝ながら本(川田稔『木戸幸一』文春新書、2020年)を読んでました。寝る前まで38.0度がつづく。ワインはもちろん飲まず。
夜はよく眠り、二日目(今日)に起きると36.5度と平熱にもどりました。接種した日に飲んでたらどうなったのかは、もうすぐお誕生日の方にまかせたいと思います。腕の腫れは一回目よりひどく、いまもまだ小さなお団子くらい膨らんでいます。

8月20日

Galia Syrah 2019/Vin de France(ガリア・シラー/ヴァン・ドゥ・フランス)

草っぽいシラー。それに加えてフェンネル、ミント、そして火薬のようなスパイス香がムンムン。味のベースは赤い果実と黒い果実の混ざった紫の果実(ってぶどうか)。これも平板だけど、味はしっかりしているし、香りがいいので飲ませます。スペインのガルナチャみたいな感じもしたけれど、ガリアだしフランス産です。73点。タカムラで赤5本セット5602円(2021/8/5)。単品価格は不明(他店で1650円)。

8月18日

Dignite Prieur 2018/Bordeaux(ディニテ・プリウール/ボルドー)

樽をもやしたような柔らかな煙の香り。その後に赤い実の果実味。若いボルドーなのによくこなれていて、既に飲みやすい。飲み口は軽めのミディアム。ボルドーグランヴァンの片鱗(樽とかチョコとかブランデーとか)と安ボルドー味(鉄とか血とか)がうまくマッチした、普段飲みにありがたいワイン。73点。タカムラで赤5本セット5602円(2021/8/5)。単品価格は不明。

8月16日

Libertes 2019/Pays D’0c(リベルテ/ペイ・ドック)

水曜日にワクチン2回目の予定だったけど、副反応を考えると週の後半がつぶれてしまうので金曜日に変更。休肝日も金曜日に変更。草っぽさのあるわかりやすいシラー。スパイシーさは味の厚みの影に隠れている。味は割と単調に思えるけれどベースがしっかりしているので気にならない。味に合った濃い青紫色は好感をもてる。75点。京橋ワインで定番おすすめ赤ワイン6本セット5478円(2021/7/18)。単品価格は不明(他店で1639円)。

8月14日

Nit del Foc/Cava(ニット・デル・フォック/カバ)

ちびちびと食前酒として何日かにわけて飲んでます。スペイン語はさっぱりなのでわからないけど、花火のラベルなので名前もそれ系の意味なんでしょうか。火の織物とか!?セパージュはマカベオ90%、シャルドネ10%。金属的な酸味がベースになっているけれど、はっきりとした梨味で、質の高いカバです。粒子の細かさがもう少しあれば、廉価シャンパーニュに届くのに。74点。京橋ワインでスパークリング6本セット4950円(2021/7/18)。単品価格は1408円。

8月12日

Yallingup Reserve 2016/Margaret River(ヤーリングアップ・リザーヴ/マーガレット・リヴァー)

西オーストラリアのワイン。ヴォリュームはさほどではないけれど、トロピカルフルーツ感マンマンで、飲みごたえがある。裏レベルによればカシス、チェリー、クミン、チョコレートなどのブーケと書かれているが、むしろりんご、バナナ、パイナップルの雰囲気。カベルネ、メルロでこんな味になるのは記憶にない。ブラインドで飲めば産地を当てられないが、オーストラリアといわれたら、なるほどねとは思う。76点。タカムラで赤5本セット5602円(2021/8/5)。単品価格は不明(他店で1499円)。

8月10日

Vessier Cuvee Decouverte/Talus St. Prix/Champagne(ヴェスィエ・キュヴェ・デクヴェールト/タリュス・サン・プリ/シャンパーニュ)

赤りんご味のシャンパーニュ。甘酸っぱさはもちろんだけど、後味はむしろ苦味が中心で、それがこのワインの魅力を増している。はちみつやイースト香といったシャンパーニュにお約束の香りもたっぷりで、他のスパークリングワインと一線を画している。飲んでいて贅沢さや豊かさを実感できるワイン。しかも2000円そこそこで飲めるのがありがたい。81点。タカムラで2035円(2021/8/5)。

8月8日

Cotes du Rhone 2019/Rocca Maura(コート・デュ・ローヌ/ロッカ・モラ)

グルナッシュ、シラーズにカリニャン。青臭い葉っぱというよりチェリーやプラムの厚い果実中心。グラスからだとわからないけど、ボトルから直接嗅ぐと梅の香りもする。若いローヌなのに荒々しさがなく、濃い味なのに普通に飲める。おすすめ。75点。京橋ワインで定番おすすめ赤ワイン6本セット5478円(2021/7/18)。単品価格は1738円。

8月7日

Chateau Bourdieu 2019/Blaye Cotes de Bordeaux(シャトー・ブルデュ/ブライエ・コート・ドゥ・ボルドー)

滑らかなメルロベースのボルドー。2019年産なので若さからくる力強さがあり、少し収斂性もありながらちゃんと開いていて、いまでも楽しめる。味や香りはミント、フェンネル、西洋杉に鉄分や血が主なものだけど、後味には黒系ベリーの果実味もある。といっても甘さは背後に隠れていて、苦味と渋みがメインの硬派。71点。京橋ワインで定番おすすめ赤ワイン6本セット5478円(2021/7/18)。単品価格は2200円。

8月5日

Vin Yet Brut/Cava(ビン・イェット・ブリュット/カバ)

明るめの色だけどブラン・ドゥ・ブランではない。色の割にエキスたっぷりの梨味。泡もよく出る。でも先日飲んだベルモンほどではない。良質なスパークリング。ただ、残念な意味で飲む順番が重要ということを思い出させてくれました。74点。京橋ワインでスパークリング6本セット4950円(2021/7/18)。単品価格は1408円。

8月3日

de Alberto 2017/Vino de la Tierra Castilla y Leon(デ・アルベルト/ビノ・デ・ラ・ティエーラ・カスティーヤ・イ・レオン)

梅やガリの香りに加えてこがした黒糖っぽさもある。アルコール度数は高く(14/5%)、香りはかなりいい。でも口に含むと草っぽさ全開で、よく開いているのに収斂性があり、飲んで楽しくない。ワインとしてはもちろん本物なんだけど、私の口には合わないタイプでした。70点。 ウメムラの福袋5本で16500円(2021/7/1)。単品価格は4950円。

8月1日

L’Autantique 2019/Pays D’Oc(ロタンティーク/ペイ・ドック)

南仏のカベルネ。さぞかし濃いワインと思いきや、そういうわけでもない。エキスはそこそこあるけれど、ヴォリュームは軽め。確かに果実を煮詰めた甘味のないキャラメルっぽさや後味の苦味はカベルネっぽいけれど、気が抜けているというか、値段相応。71点。京橋ワインで定番おすすめ赤ワイン6本セット5478円(2021/7/18)。単品価格は1100円。

7月31日

Bourgogne Hautes Cotes du Nuits 2010/Jayer-Gilles(ブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ニュイ/ジャイエ・ジル)

28日に親しくしていただいていた江田五月さんが亡くなった。家族葬とのことなので当日ご自宅に弔問に伺うと、安らかなお顔で眠っていた。ご夫人に葬儀にもぜひきてくださいと言われ、「近親者」として参列した。上皇、天皇、常陸宮、細川元首相、最高裁長官、検事総長、日銀総裁など知人・友人からの弔辞。そして東京からは菅直人、枝野幸男、福山哲郎とSP。告別式のことは他のところに書いたのでワインに関連する思い出を一つだけ。江田ご夫妻を拙宅に招いて5時間くらいの食事会を開いたことがあります。今まですごいワインをたくさん飲んできただろうからと、ロシアやグルジアのワインをお出しした。すると「こんな豪華な食事は辻静雄さんに招かれて以来だなぁ。あの時は有名なワインを出していただいたんだけど、なんだったっけ」「ラトゥール、ラフィット?」「いやいや、そんな名前じゃなくて」「え、ロマネコンティ?」「それそれ!」ロマコンくらい覚えておいて欲しいなぁと羨望の眼差しで思いつつ、気に入っていただいたからか、次の年もまた来てくださいました。辻静雄もロマコンは虎の子で、辻邦夫にはムートン、丸谷才一にはマルゴー(長男で同業の根村さん情報)で、和菓子、じゃあなくて我が師の一人木村尚三郎先生にはロマコンでした。辻静雄は野党贔屓だったのかな?  それはともかく、ワインです。ボンダレンコ先生と一緒に飲もうと思って飲み頃を過ぎてしまった2005年産ジャイエ・ジルを江田さんへの献杯として開けようとしたが、別の場所に保管していることがわかり、家にあったジャイエ・ジルにしました。これも飲み頃を失ってた1本ながら、2010年産なのでちょうど飲み頃。深いゆりや独特の鰹節味の香り。タンニンはよく溶け、きゅーっとくる酸味は柔らかい。飲み口はミディアムで最後にフェンネルの香り。江田さんと同じ席、同じグラスでサッポロポテトを食べながらフィニッシュしました。ウメムラで3759円(2013/4/6)。

7月30日

Marbaumont Brut Rose/Epernay/Champagne(マルボーモン・ブリュット/エペルネ/シャンパーニュ)

この間おおきな出来事があったけど、それは翌日に。細かくきれい、というほどではないながらいつまでも泡が立ち上るのはさすがシャンパーニュ。味の基本はビールみたいなブリュットにフランボワーズやラズベリー、いちごのような赤い実のニュアンスが加わるのはロゼシャンパーニュならでは。軽やかで飲み込むと重みを感じさせる好きシャンパーニュ。80点。京橋ワインでシャンパーニュ4本セット11000円(2021/6/24)。単品価格は5148円。

7月27日

J. Guillermin Blanc de Blancs Brut /Caves de Wissembourg(ギィレルマン・ブラン・ドゥ・ブラン・ブリュット/カーヴ・ドゥ・ヴィッサンブール)

ライチと西洋ナシ、アンズなど、思いがけずアルザスの味に少し貴腐ワインっぽさもある。ゲヴュルツのスパークリング?と思って販売店サイトを読むと、ユニ・ブラン50%、アイレン50%とのこと。ハテナ?なので生産者を調べてみると、やはりアルザスでした。ユニ・ブランはイタリア白の代表的な品種のトレッビアーノ(これは聞いたことがある)、アイレンはスペインの代表的品種とのこと。温度が上がってくると甘ったるくなるけれど、冷えてるとかなりのもの。個性的な味なので好みは分かれると思うけれど、私は好きです。78点。京橋ワインでスパークリング6本セット4950円(2021/7/18)。単品価格は不明。

7月24日

Beppe Morchetta 2018/Marsala(ベッペ・モルチェッタ/マルサラ)

テーブルワインで品種と産地とかわからない。色は薄いし、ラベルとボディーは軽い。でもこれは気軽に楽しめるワインで、エキスはしっかり。鰹節のようなアミノ酸のうまみがウリ。食べたのがボロネーゼなので開けてみたけど当たりでした。トマトベースの料理に合うような気がする。73点。京橋ワインで定番おすすめ赤ワイン6本セット5478円(2021/7/18)。

7月23日

Belmont Blanc de Blancs Brut Prestige 2017/Tournan(ベルモン・ブラン・ドゥ・ブラン・ブリュット・プレスティージュ/トゥルナン)

色が薄いのでヤバいかなと思ったので、味は濃いのでびっくり。ラベルをよくみるとブラン・ドゥ・ブランなどで納得。以前にも飲んでいるのに味は全然覚えていない。泡は大きく繊細さは全然なく、甘さも結構ゆるい。だけど典型的な梨の味がバンバンくるのでマイナス面はなしにできる。夏は安くて気軽に飲めるスパークリングがありがたいです。71点。京橋ワインでスパークリング6本セット4950円(2021/7/18)。単品価格は1298円。

7月22日

Chateau Le Vieux Serestin 2017/Medoc(シャトー・ル・ヴュ・セレスタン/メドック)

果実味に加えてたばこや樽香、なめし皮にチョコレートと、メドックの味と香りのオンパレード。飲み口はほど良いミディアム。後味に残る苦味と果実の蜜のミックス味が心地よい。メルロとカベソが半々ということはないので、6:4くらい?2000円クラスでこの味なら文句ありません。80点。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/6)。単品価格は2068円。 ワクチンの副反応は注射したあたりに筋肉痛が2日続いただけで、体調に変化はありませんでした。学生に聞いても同じような感じみたいです。

7月20日

P. Boutet Brut/Epernay/Champagne(ブテ・ブリュット/エペルネ/シャンパーニュ)

りんご味で酸味でコーティングされたほんのりとした甘さがいい。味は引き締まっており、私にお似合いの旨安シャンパーニュ。本日は勤務先の集団会場でモデルナのワクチン1回目接種。当日は飲まない方がいいだろうから月曜日に飲んじゃおうかとも思ったけど、休肝日は休肝日。接種時にアルコール(消毒)にアレルギーありませんか?と聞かれたので、アルコールは超得意です!と答えると、今日の飲酒は控えてくださいねと言われてしまった。厚労省のサイトをみると、接種当日は過度の飲酒を控えてくださいとあるので、原則禁止というわけではないと知る。接種当日に飲むとどうなるかに関するデータはないとのことなので、自分の身体で実験という口実で飲みました。飲んだ量はいつもと同じだけど、「過度の飲酒」とはグラス3杯以上のことをいうらしいので、抵触してしまいました。77点。京橋ワインでシャンパーニュ4本セット11000円(2021/6/24)。単品価格は不明。

7月18日

Chateauneuf-du-Pape Cuvee des deux Soeurs 2016/Tour Saint-Michel(シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・デ・デゥ・スール/トゥール・サン・ミシェル)

シャトーヌフを飲むのはかなり久しぶり。しかもこんなに若いボトルを飲むのは初めてかも。収斂性はあるけれど、一応初期の飲み頃だと思う。アタックが強く、口腔内も喉もヒリヒリする。ウメ、プルーン、ブラックカラントなど赤系黒系果実が渾然一体となって複雑な味が作りだされている。ただ複雑といってもチョコとかタバコとかの気配はなく、果実一辺倒。暴れるタンニンが落ち着いたら飲み頃なのに、もったいないことをしてしまった。78点。ウメムラの福袋5本で16500円(2021/7/1)。単品価格は4950円。

今回のセットは以下のとおり。シャンパーニュ1本赤4本希望で。
de Alberto 2017/de la Tierra de Castillia 1980円
Goutorbe/Champagne 5478円
Chateauneuf du Pape 2016/Tour Saint Michel 4950円
le Caillou 2018/Cote du Rhone 2948円
Gevrey Chambertin 1er Les Chapeaux 2017/Dominique Laurent 11000円
合計26356円(1.597倍)

7月16日

Particular Garnacha 2013/Arinena(パルティクラール・ガルナチャ/アリニェーナ)

味は煮詰めたプルーンで基本滑らかな苦味だけど、黒系果実の甘い香りが嬉しい。ボトルの見た目も味もイタリアワインだけど、実はスペインのガルナチャでした。スパイシーさやハーブのニュアンスがないのでフランス産じゃないな、とは思いました。重さもあるし、柔らかいし、いいワイン。ただ熟成感はあまり感じられなかったので、ラベルをよくみて2013年産と知ってびっくり。75点。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/6)。単品価格は2178円。

7月14日

La Segreta 2018/Sicilia Nero D’Avola/Planeta(ラ・セグレタ/シチリア・ネロ・ダヴォラ/プラネータ)

葉のニュアンスのある甘くない果実味でそれなりに凝集力もあるけれど、飲んで楽しくない。ブラインドだとローヌなんてとぼけたこといいそう。前にも飲んだことがある銘柄だけど前回の記憶はなし。71点。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/6)。単品価格は1958円。

7月11日

Jourdan Pere&Fils Brut /Epernay/Champagne(ジュルダン・ペール・エ・フィス/エペルネ/シャンパーニュ)

りんごやレモンのフレッシュな香り。もちろんイースト香も。酸味と苦味がバランスよく混ぜ合わされた味。苦味がやや強いかな。シャンパーニュとしては普通においしい。いつもならこれで終わり。だけどかなりおいしいシャンパーニュを続けて飲んだあとなので、膨らみや柔らかさ、軽やかさがないなぁとつい比較してしまう。平常モードにもどさねば。77点。京橋ワインでシャンパーニュ4本セット11000円(2021/6/24)。

7月10日

Catena Malbec 2017/Mendoza(カテナ・マルベック/メンドーサ)

口のなかにチョコレートやたばこみたいな苦味がじわりとひろがる。典型的な砂糖入りブラックコーヒー味。フルボディーでしっかりした骨格。果実を煮詰めた苦味にキャラメルのような甘い香りなのでカベルネっぽいけれど、味も果実の甘みが強いので別の品種だとわかる。といっても私にはマルベックと当てられませんが(今年2回めなのに)。タンニンの角はまるいけれど、ある程度飲み慣れていないと単なる苦いワインに思えるかも。77点。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/6)。単品価格は2332円。

7月7日

Vazart Coquart & Fils Brut Reserve/Chouilly/Champagne(ヴァザール・コカール・エ・フィス・ブリュット・レゼルヴ/シュイィ/シャンパーニュ)

泡の勢いがすごい。ボトルを振ったからではなく、数日に分けて飲んだのに最後まで綺麗な泡が立ち上る。ブラン・ドゥ・ブランだから明るい色あい。でも、しっかりしたシャンパンゴールド。先日同じセットで飲んだボトルはウィスキーっぽかったのに対し、これはブランデー寄り。はじめは酸味が目立っていたけれど、だんだん苦味が強くなる。といってもまろやか。フルボディーで赤りんごっぽさもあるので、シードル的でもある。上品かつ存在感のあるシャンパーニュでした。81点。シャンパーニュ・ハウスでシャンパーニュ3本セット11000円(2021/2/15)。単品価格は8580円。

7月6日

Zaяihs 2016/Barsao/Campo de Borja(サリス/ボルサオ/カムポ・デ・ホルハ)

とても重いボトル。販売店サイトの説明を斜めに読んで購入したため、オーストラリアのシラーズだと思って飲んだ。が、あれ?どっしりした重みと黒系果実の柔らかい苦味。豪州シラーズはザクロやツブツブ、トゲトゲの赤色果実味のキュートな甘さが特徴じゃなかった???と、あらためて裏ラベルを読むとスペイン産のシラーでした。とはいえ、味はスペインっぽくなく、ラム酒の薫大人の時間を楽しむためのワインでした。ちなみに名前はシラーズを逆から読んだもの。もう一度じっくり味わってみたいと思わせる魅力がある。80点。京橋ワインで2288円(2021/6/24)。

7月4日

Bourgogne La Vignee 2019/Bouchard Pere&Fils(ブルゴーニュ・ラ・ヴィニェ/ブシャール・ペール・エ・フィス)

2019年のブルゴーニュ。若いブルゴーニュだけど酸っぱい感じはなく、黒系果実のジャムのような苦味が印象的。もちろん甘さや酸味があることで味のバランスが保たれているのはわかるけれど、表面に味としてでてくるのは苦味。ミディアムボディーで心地よい飲後感が残り、ぶどうの香りがグラスに残る。75点。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/6)。単品価格は2365円。

7月3日

Nipozzano Riserva 2016/Chianti Rufina/Frescobaldi(ニポッツァーノ・リセルヴァ/キアンティ・ルフィナ/フレスコバルディ)

調べてみると名のある生産者で、この地域の代表的銘柄のようです。そんなこと知らずに飲んでみたけれど、構造がしっかりで、ブランデー的なコクのあるワインという印象。それに赤系果実の上品な甘さが加わって落ち着いた余韻を楽しめる。2000円くらいなら嬉しいなと思って単品価格をみると3278円。まあ、そんなものなのでしょう。だけど実質1本1650円で購入したので少し得したかなと思います。78点。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/6)。

7月1日

Los Vacos Cromas 2018/Gran Reserva/Barons de Rothshild(ロス・バスコス・クロマ/グラン・レセルバ/バロン・ドゥ・ロートシルド)

2018年産とは思えない柔らかさ。メルロかと思ったけど、カベソ。熟々の赤い味を煮詰めた苦味のある酸味や鰹節のような塩っぱいうまみは、まぎれもなく南半球のカベソ。力強さがありながらの優しさはラフィットらしいかも。少し粉っぽいところが気になったけれど、飲み頃に飲んだら気にならないでしょう。74点。うきうきワインの玉手箱の福袋赤10本16500円(2021/6)。単品価格は2288円。単品価格高いですね


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