封神演義のクイズとか
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c日記

c日記とは

物欲の名のもとに購入したブツの感想を書いてます.でも,最近は感想を書く 時間がなくて,買物リストになっている傾向です.日記じゃないだろ!!...って, ツッコミは御勘弁を.

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茄子 2巻

2002/05/25

まず表紙に,「おっ」と思います.切り絵でレイヤーを重ねたような印象です. 印刷の具合もよくて,思わず,まだ透明のカバーがあるのかと錯覚してしまい ます.内容の方は,相変わらずの達筆ぶりで文句ないです.連載中に時代劇が 始まったときは,何事かと思いましたけど,こうして単行本にまとまってみる と,あまりにもピタリとハマっているので驚きです(いや,唐突だろ...という ツッコミは御勘弁).1巻から続いている話もあって,「お引越し」には思わず 肩入れしてしまいました.引き込まれるんですよねぇ.この話に限らず,何気 ない日常を,コマや台詞にまとめる手腕はすばらしいです.自然なんですけど, おそらくその自然さが何も考えていないことからくるものではなくて,巧みに ある日常(?)を切り取っていることから来ているんですよね,きっと.ないか もしれないけど,ありそうな日常です.相変わらず万人にお奨めできる作品で す.

mas

EDEN 7巻

2002/05/25

うーんとまぁそれを分かって,そして何かを期待して読み続けているわけです が,連載で読んでこうして単行本で読んでも救いようのない話です.無論それ はネガティブに考えることではなくて,むしろポジティブに捉えたいです.こ の巻のポイントは,やはり語られるペドロの過去でしょうか.これがあるため に,この章の終わり(たぶん次巻)でヘレナがエリヤにかける言葉が意味をもち ます.絵もうまくて,展開も練られており,漫画としての完成度は高いのにも 関わらず,なんとなく寄せ付けない人が多い(かもしれない)のは,やはり根底 に流れるものを嫌っているのだと思います.現実がアレなのに,漫画でもコレ かぁ!?...いや,分からないでもないです.でも,現実では確かにあるのにも 関わらず,見えないあるいは見え辛いものを,漫画では抽象化することで,はっ きり存在を示しています.良いことも悪いことも.やっぱり,気になる漫画で す.

mas

アフタヌーン 7月号

2002/05/25

「幻蔵人形鬼話」藤田和日郎の漫画っぽいですかねぇ!?.絵柄はこちらの方が アニメ絵です.「無限の住人」ここで初めて阿葉山翁が片腕だと気付いて,慌 てて単行本を読み返してみたり(^^;.激シブと思いながらも,結構かわいそう な話でした.「茄子」とりあえずオヤジ最高.夢と現の淡い境目がうまく描か れています.さすがです.「蔵野夫人」おもしろいっす,この漫画.「Kiss girl」2話とも舞台とは裏腹に,綺麗に仕上がっています.妙にうまいです. 「るくるく」ネタが危ない気もしますけど(これはいつも...ですか),不思議 な笑いがあります.「THE END」展開がすごい早い...というか部分的に脈絡な くみえますけど,相変わらずインパクトあります.「レストラン鬼燈館」某洋 画(H社の車のCMでもお馴染み)っぽいのかと思いきや,某児童小説(注文が多かっ たりする)っぽくもあったりして,おもしろかったです.雰囲気と絵が合って いました.ざっと,こんな感じでした.

mas

SHARP PW-M670-A

2002/05/14

本来こういう真面目(?)っぽい道具や実用品は,c日記の対象ブツ外なんですが, 更新するネタがないので,やむなく載せます.英英・英和・和英の電子辞書で す(最後のは余計っぽい).英英と英和がシームレスに引けるのが欲しくて探し てました.てっきりPDAとかでカスタムするしかないと思ってましたけど,既 製品でも結構な数が店頭に並んでました.ちょっと驚きです.モノは,かなり 小型のやつで,だいたい定期入れと同じくらいです.質感は,なかなかです. 他の電子辞書(3万とかするやつでも)の作りが安っぽ過ぎるのに比べたら,は るかにまともです.値段を高く感じるのは,本当に辞書数冊分の値段+α払って いる気になるからでしょう.この価格設定はなんとかして欲しいです.そして 一番重要な,使い勝手は,かなり良いです.小型なので持ち運びが自由なので, 気が向いたときにサクサク引けます.とりあえず,毎日持ち歩いてます.

mas

MOULIN ROUGE PREMIUM EDITION

2002/05/02

オマケで劇場版のパンフが付いてきたのですが,そんなにコレ,はけなかった んでしょうか??.それはさておき,「ROMEO & JULIET」との抱合せ販売は あるのに,どうして「STRICTLY BALLROOM」は,日本ではいまだにDVDにならな いのでしょうか??.それはさておき,すばらしい映画です.映画としての完成 度が,完璧といっていい出来です.そして,そのすばらしさは,DVDにも引き 継がれています.本編以外の映像特典も豊富にあります.個人的にはダンスの リハーサルの模様が印象的でした.あと,随所にある監督のインタビューとコ メント.やっぱり,これだけの映画を作る・あるいは作ってきた人だけあって, 迫力ある言葉が多かったです.そういえば,『プレミアム〜』らしく外箱の見 栄えはよろしいのですが,『プレミアム〜』らしくなく作りは,ちと安っぽい です.でも,本当に安い価格なので許しましょう.いろんな人が楽しめる1本 です.

mas

アフタヌーン 6月号

2002/04/26

イカす逸刀流の面々@ピンナップから始まる今月のアフタヌーンです.連載当 初からの妖しさを引き継いでます.本編の方では倒れて気絶してもかっこいい 偽一がみれました.万次の身も蓋もないハゲという呼称に思わず苦笑です(^^;. 「げんしけん」アフタヌーンじゃないと連載できないだろうなぁ.雑誌として あるいは漫画としての,程よい距離感がよいです.「BLAME!」台詞なしです. 霧亥は,なんだか立ち上がるたびにセーフガード(?)としての機能が強化され ているような.とりあえず,人間ではないことはよく分かりました.「蔵野夫 人」よい.森博嗣系の(どんなだ!?)蔵野夫人です.「THE END」いつものリズ ムある会話が少ないぶん,疾走するアクションがリズムあります.この漫画の 妖しさも特筆モノです.「茄子」なんてことないと言ってしまえば,それまで ですけど,漫画で描かれる空気の質感は見事ですしハマります...ハマってま す.ざっとこんな感じでした....あいかわらず手が汚れます.

mas

イハーブの生活 3巻(完)

2002/04/23

母は強し...そして全てはマリーさんのために.いや後半は違うかもしれませ ん(^^;.正直いって,とても好きな漫画です.不満といえば全3巻と,小ぶり にきれいにまとまり過ぎていることぐらいでしょうか...贅沢な不満です.緻 密なアクションや,和洋中折衷で独特の世界観,シニカルだったりウィットの 効いた会話などなどディテールの出来もさることながら,最後は本当に王道と いうか展開で魅せてくれました.数々の要素があるからこそ,また各要素がしっ かりしているからこそ「さぁ帰ろう イハーブの生活に……」が響いてきます. タイトル通り「イハーブの生活」だったわけです.お話は,愛情と命の尊さが テーマなのだと思います.他のことはいかに技巧的に演出しても,テーマに対 しては全編直球でした.血の繋がった親子であっても,幼児虐待という名で, 子殺しがニュースに溢れるこの時代.だからこそ,イハーブとマリーなのだと 思います.

mas

BLAME! 8巻

2002/04/23

先月号の内容が収録されてます...なして,そんなに急ぐのでしょうか??.まぁ そんなことはどうでもよくて,見所満載です.and 読みやすいです.連携やら コミュニケーションが成立していることに,ちょっと感動したりもしました. 展開も分かりやすく,話に入っていきやすいですし.でも,このことがコアな ファンには受けがどうも良くないらしいです.僕としては全然問題なしなんで すが...というかコアなファンじゃないし.んで,本当に見所満載なのですが, 個人的にはネットスフィア接続の件が印象的です.仮想空間の描写がそそりま す.なんというか,切に虚な雰囲気がでているのが良いのですよ.珪素生物の 生い立ちを知っていると(「NOiSE」でね),ダフィネ・ル・リンベガの想いに 共感できます.スチフ,プセル,ブロンもかなり魅力的でしたので,これが彼ら の最後になって欲しくないです.それとも,天使さんのアレで全滅なんでしょ うか.もうアレは笑うしかいないです.サイクロップスを超えました(笑).

mas

からくりサーカス 22巻

2002/04/20

おもしろく感じるのは,けして『からくり』編が終わったからだけではないは ずです.『からくり』編も終わり方は良かったと思いますが(死にすぎだけど), そんなことより転送がすごかったです.「うしおととら」の自衛隊の介入とい い,今回の転送といい,SF作家としてのセンスが見事です.伝奇的にみせてお いて,急に振ってきます.やられました.それと,やっぱり『サーカス』は登 場人物の層が厚いです.ギィまで来ちゃってますし(なんか,かっこよくなっ ちゃてますし危険な雰囲気がでてきてるのが印象的です),小ネタにた事欠き ません.あと,誰ですかエレオノール萌え(しろがねではなく,あくまでエレ オノール)とか言っているのは!?.裏表紙が(・∀・)イイとか言っているの は!?.ぼっ僕は違いますよ.パウルマン先生とアンゼルムス一筋です(笑).

mas

メトロポリス

2002/04/14

「BS漫画夜話」で原作漫画が扱われて,思い出したように買いにいってきまし た.全体としての感想は,不思議な感じです.良くも悪くも,1つ所に焦点を 絞っていません.ロボットと人の関係性とか,文明万能社会への警鐘とか,人 の業とか,異種間での恋愛とかいろいろな要素が混じっています.そのどれも が古典的なテーマ(原作そのものが古典ですが)なものの,あるところにポイン トを絞れば,いかにもお涙頂戴な展開にも出来たはずです.しかし,それをやっ ていません.それが煮え切らなくもあり,不思議な感じにまとまる原因にもなっ ています.僕自身は,ロボットと人間の関係性を描くものとばかりに思ってま したので,途中からアレレと思いました.で結局,凝ったビジュアル...特に 街の様子が印象に残ります.本当に生き生きとしてました.映画としては終わっ ても,まだその世界は続いているんだろうなと思わせます.映画が描かれた事 件は,あくまでも1つの事件...世界は引き続き廻りつづけます.うーん淡々と してます.

mas

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