c日記
c日記とは
物欲の名のもとに購入したブツの感想を書いてます．でも，最近は感想を書く 時間がなくて，買物リストになっている傾向です．日記じゃないだろ!!...って， ツッコミは御勘弁を．
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METAL GEAR SOLID 2 ORIGINAL SOUNDTRACK 1&22002/04/14 
なんといってもメインテーマです．それに尽きます．かっこいいです．ほのか にFC以来のメロを引き継ぎながらも(これは錯覚で全然違うメロかもしれない)， エッジの効いたアレンジで，スケール感があります．ゲーム自体がハリウッド をかなり意識してましたけど，音楽だけ取り出してみてもあちらさんの音楽家 を混ぜていることもあって，ハリウッドな感じが出てます．つーか，音がそう なんですね．「FACE/OFF」で使われていた(のと似ている)音がバンバン楽曲中 に使用されてます．ただ，ゲーム音楽として残念なこととして，ゲームがアレ だったので，音楽によって刺激されるイメージがそれほど良くないことでしょ うか(^^;．いや，僕は結構好きなんですけど，好きなところが音と噛んでいな いんですよね．そういう意味では，オープニング＝メインテーマが，やっぱり 一番です．あと，2枚売るなら2枚組みで出してくださいな．商売し過ぎです． mas HUNTER×HUNTER 14巻2002/04/04 
盆と正月が一緒にきたかのような，「ワンピ」と「HH」の同時発売です．その 「HH」の表紙は，前巻の表紙だった方が適していると感じられる，シリアスな クラピカです．それはさておき，おもしろいのは当然なんですが，やっぱりお もしろいです(日本語が変)．G・Iの設定の練りこみが見事です．ゲームっぽさ もツボをついてます．というか，この設定だけで別の漫画が1本できてしまう のではとさえ思えます．相変わらずの衒学っぷりです．そして，そんな設定を あっさり無視しようとしているシャルナーク達と，かたやゲームに参加してい ながら目的が全然違うフェイタンとフィンクス．やっぱり旅団最高です(^^;． あと，ビスケちゃまも良いです．作者の用意した確信犯的なギャップにクラク ラです．ちぃっと気になったこととしては，ゴンとキルアも石に例えて評する くだりがありましたけど，やっぱりアレは石好きの奥さんの影響でしょうか (笑)．まぁどうでもいいことなんですけども． mas ONE PIECE 23巻2002/04/04 
拍手喝采，ヒナ喝采(^^;．やっぱりおもしろいです．話の区切りのつけ方が， 相変わらず巧すぎです．最後のシーンは，こう来たかっ!!ってな感じです．最 高にキマってます．で，個人的に同じくらいMr.2のキメポーズが気に入ってま す．どこまでギャグなのか，そしてどこまで本気なのかがよく分かりませんが， 分かる必要もなくかっこいいです．『咲かせてみせようオカマ道』．それにし ても，完成度がすばらしいです．たくさんの登場人物がいて，たくさんの出来 事が起きるにもかかわらず，情報過多な印象をまったく受けません．その見せ 方の巧さ、スムーズな展開に驚かされます．いろいろな意味で，かっこいいシー ン満載ですし．演出もいうことなしです．登場人物を作者が大事にしていると 感じられるのもよいです(その逆も好きですが)．祝・フルボディ，ジャンゴ復 活． mas iMac Combo Drive2002/03/30 
2万円値上がり前の駆け込み需要を支えました．とはいえ，Mac教徒あるいは Apple信者としては，遅すぎた買い物かもしれません(いや品薄過ぎて買えなかっ たんだけどね)．iMac + MacOS Xの組み合わせは，はっきりいって最高・最強 です．初めてでもやさしいと謳っていた時代などどこ吹く風，マニアックな仕 様になってます．現行のATX等の規格からすれば，iMacの形状はマニアックで すし，付属のマニュアルの乏しさもそうですし，なによりOSたるMacOS Xがヤ バいですよ．強引な手法でMac的な要素とUNIXライクのシステムとをくっつけ た結果，妙なOSに仕上がりました．個人がふれるOSの中では，抜群におもしろ いです．使い勝手が良いとか，分かりやすいとかではなくて，おもしろい．事 務機器や日用家電として完成しつつあるPCを再び，おもちゃにまで引き下げま した．試行錯誤のうちに使っていくことと思います．でも，ただ動かしている だけで，おもしろいと思える環境です． mas アフタヌーン 5月号2002/03/25 
「BLAME!」漫画の方は目が離せない展開になってますけど，映画の方が早くも どうでもいい感じです．安易なかっこよさに目がいって，転びそうな気がしま すけど，こんな予想を裏切ってもらいたいです．「THE END」これもおもしろ いです．軽妙な台詞回しと，ゾクッとくる恐さがいいです．登場してくるのが 次から次と妖しい奴ですし．「空談師」説明台詞以外でのゲームっぽさを期待 したいところです．現段階だと普通のファンタジーってな感じで、いたって普 通・ごく普通です．『G・I』の方がゲームっぽいです(あう)．「むげにん」綺 麗に捌けてました．凛の出番なしでした．「EDEN」このままだとは思ってませ んでしたけど，なんだか展開がありそうです．「蔵野夫人」なんとなく良いで す．わりと好きな雰囲気です．「Sea Side Souvenir」絵が巧ければこんなこ とも出来るんですね．文学っぽくならずに漫画です．ざぁっとだいたい，こん な感じです．それにしても，読んでいると手が汚れるのはどうにもこうにもな らないんですかねぇ．おしぼり必須です． mas バガボンド 13巻2002/03/22 
当然，斬り合いがあるんですが，胤舜の時と同様に辻風黄平も過去を回想しま す．なんとなく，宮本武蔵と向かい合った剣客は皆，自分自身を見つめなおす という構図が見えてきた気がします．錯覚かもしれませんが...．宮本武蔵が， 相手を全て映す鏡のような存在なのかどうか，あるいはそのような存在になっ ていくのかは，今後次第かと思います．それにしても，この巻の気持ちの悪さ は本物です．死臭というか，殺伐と表すには粘性がある，ジトッとした嫌な空 気が満ち溢れています．そして，これが不快感につながらず，表現として成立 しているのが見事です．気持ち悪いと思いながら，ページをつらつらと捲って しまいます．この辺は「ベルセルク」のグリフィス救出の下りと，気分的には 同じです．辻風黄平って，人気あるみたいですし，どうなるんでしょう． mas トゥームレイダー プレミアム・エディション2002/03/22 
久しぶりにDVD買いました．内容の方はというと，映画館で見た通り，どこを とってもAngelina Jolie一色です．映像特典もそんな感じです．スタッフも彼 女をべた褒めですし，一体どうなっているんだろうかという印象です．いや まぁ，確かにいいんですが(^^;．本編の方も改めて見てみると，なんだか結構 よく出来てました．あと，メイキングに収録されている，彼女が元SAS隊員の 指導のもとに，銃器のレクチャーを受けているシーンが良いです．はっきりいっ て，本編より撃ち方がかっこいいです．銃といえば，どうもこの世界(一般的 な娯楽)では，悪者->でかい銃・善者->ちいさい銃みたいな縛りがあるらしく， よろしくないです．ゲーム遊んでいてもそうであるように，でかい銃には爽快 感があります(笑)．というわけで，次回(もう決まっているらしい)では，P90 ぐらいの銃を希望...って，どうでもいいと言われちゃいそうですが． mas NOiSE2002/03/11 
「BLAME!」の前に読むべき本，「BLAME!」のために読むべき本，あるいは 「BLAME!」と一緒に読むべき本．つまりは，読むべき本です(論理的ではない 帰結)．漫画は分かり易いものと思っている人の横っ面を張ってくれる勢いの 「BLAME!」で，そこがまた魅力でもあるのですが，誰もが読めるものでもない のも，また事実．そんな「BLAME!」を誰もが読める漫画にしてくれる，拡張パッ クのようなものが，この「NOiSE」です．というか，僕には必要なものでした． 「NOiSE」だけでもえらくおもしろいのですが(『導き』の段階で悶絶)，これ を読んだ後に「BLAME!」を読み返すと，これまたえらくおもしろいのです．正 直いって．始めて展開を理解しましたよ．統治局・珪素生物・セーフガード， 不安のある方は処方をお勧めします． mas MONSTER 18巻(完) 絵本付き2002/02/28 
まず最初にいっておきたいことが，文句のつけようのない終わり方だったこと です．納得のいく結末があり，それぞれの事件の終わりもきちんと描いていま すし，読後の余韻も今まで読んできた「MONSTER」そのものでした．話の流れ は『identityとは->個の拠り所->他人との接点->友情や愛情->親子』このよう に流れてきたと，僕は感じています．完結してみると，改めて構成の緻密さと 巧さに驚かされます．このことがエンターテイメントとして高いレベルを保ち ながら，その上でいろいろと思うところを読み手に作らせることを可能にして いると思います．何か事件が起きた時に，自分たちにとって都合の良い(分か り易い)理由をつけることは，確かに浅はかだと思います．では，世の中には 変異体がある確立で存在して，そいつらが自身の行動原理で事件を起こ す...，こう考えて納得していいのでしょうか．ここから先は信じる・信じな いの世界だと踏まえた上で，人間が誰しももっている普遍的な感情を，信じて もいいなと思える作品でした． mas 昴 8巻2002/02/28 
風里白(プリシラ)がスバルを新しい段階に引き上げようとしています．久々に スバルに，険しい表情と激しい感情が戻ってきた印象です．随所にユーモアを 盛り込んでいても，恐さ(?)が随所に溢れています．それにしても，プリシラ は前巻の登場から，期待以上の活躍です．まぎれもなく本物の才能として描か れています．スバル同様に，表情のギャップが魅力的です．正直，展開が気に なって，気になってしょうがないです．おもしろいですし，惹きつけられます． オーラっぽいものから，表情，ダンスという身体の動き，ポジションという， 描写もうまいです．描き方と相まって，不思議なバランスにまとまってます． そして，迫力は群を抜いてます．そういえば，表紙のスバルが，なんだかちょっ と違う人に見えました． mas |