HOME/BACK

Kaname /Kageki/Diary/link


10月28日「チェンジング・レーン」
若手弁護士キャビンは、前妻の父親の残した財団法人の遺産をめぐっての裁判に重要な書類を渡すべく向っていた。 ドイルは、2人の男の子の親権をめぐり、ローンを組んで買った家のことを知らすべく裁判所へ向っていた。 キャビンの車線変更、2台の車は衝突。それが始まりだった。
ごく日常にありえる衝突事故だが、キャビンの書類がドイルの手に渡ってしまったことから、2人の1日がからまりあう。
道にほっておかれたドイルは、20分の遅刻になり、おかげで、親権は母親のもの、オレゴンに引っ越してしまうという。 キャビンは、その書類がなければ服役刑になるかも知れない。キャビンはドイルを探そうとするが・・

人のエゴというか切れた感情の描写が多いのでみていてちょっとしんどいです。
はじまりは誰がみても、キャビンが悪いと思うんですよねぇ・・・でも・・だからってこの展開?となります(笑)。 憎しみあい攻撃しあう。
でも、他人事じゃないというか、いつこういうことトラブルに発展することが身近におこっても 不思議はないと思えるところが怖い。
どちらもが、相手を許そうとする瞬間が途中何度もあるのだけれど、それがタイミング悪く最悪の方向へ向ってしまう。 このあたりの話の面白さと、このトラブルによって、キャビンがその書類の裏にある悪事に気付き、 それに対してどう行動するか・・・という展開の面白さがあって、たいくつしない。 ドイルがアルコール依存症の治療中であるってこともハラハラさせられる部分だ。
ラストは、救われる部分もあったんですが、純な部分と割り切って生きていかなきゃいけない部分が混沌している 現実が見えて考えちゃいましたね。キャビンの奥さんほど割り切って考えられると楽だろうな。

ベン・アフレックは、またまた顔に傷作ってまして・・・不死身でした。サミュエル・ジャクソンは、 眼鏡かけると違う人みたい。しかし、アメリカでは事故った車、ずっと放置してあるのだろうか。

10月23日「ジョンQ」
子供が突然重い心臓病といわれた。移殖手術をしないとあと数日か、数週間。
ドナー登録をするのに現金でお金がいる。便りにしていた保険は、会社の都合でかけ替えられていて、 あてにすることはできない。
「なんとかしてよ」妻の言葉に、夫は病院を占拠した。
要望はただひとつ。子供の命を助けること。

悲痛な映画でした。子供の命を助けるにはなによりもお金が必要で・・・半日勤務にされているジョンの 保険の保障はあまりにも少なすぎた。 登録するのにもお金が要り、現金でそれを払えという院長。
なんかいろいろと考えちゃう話です。日本の保険制度はどうなっているのか・・・。子供の移植は確か認められていなくて、 よく外国で手術をしているという話題を耳にするけど・・・
周りの人たちのカンパで、なんとか数日の入院費をかき集めているシーンに思わず胸があつくなった。 その後は展開がせつなくて泣いてなんかもいられない。
自分が目立つことだけを考える警察署長や、ものすごい野次馬。指揮をとっていた 年配の刑事の「みんなが同情しているのは今だけだ」の言葉にはっとさせられたり・・・。
人のエゴや嫌な部分を充分に描き、反対に人の心の流れや、優しさも同時にみせて救われる部分もある。
立てこもった病院の中での人質たちとの会話がまた・・・よくて。 本当に殺すのか?と人質に聞かれた時の言葉。 「どうしたらいいのかわからない・・・」そうつぶやく彼の唖然とした表情が忘れられない。
終盤は時間との戦いでハラハラさせられる。しょっぱなの事故は重大な意味を持ち、 全てがギリギリの世界。
サスペンスたっちで描かれるおもいっきりヒューマンなドラマでいい映画だった。


10月9日「なごり雪」
汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる・・・♪。
ヒット曲「なごり雪」の歌詞をイメージして作られた大林監督の映画とトーク&ライブというイベント?に 行ってきました。
「なごり雪」この曲はいるかさんが歌っていて、いるかさんの曲だとずっと思ってた私。映画のトークで大林監督から、 作った方と言われて・・?おまけに会場のムードがなにやら私場違い(笑)。
作詞、作曲の伊勢正三さんって誰?って世界なんですもの^_^;。映画のあとにあったライブでは知っている曲もあったりするものの、帰宅して母に聞くまではわかってませんでした。 特定の人のライブにしか出かけたことのない私にとってはちょっと未知との遭遇(笑)。 私にしてみれば映画にライブがついているのだけど、大くのお客さんにとってはその逆のようでした。
大林監督の見事なピアノが聞けたり、歌っている姿をはじめてみたり得した気分。 もちろん「なごり雪」も歌ってくれまして・・・いい曲だとしみじみと感じました。でも、 映画の最初と最後と、途中のバック・・そして生と、この日は何度この曲を聞くのか状態で、 頭の中をぐるぐるまわってる・・・
トークは、司会者なしで大林監督とだらだらとした会話。独特の雰囲気がありますよねぇ〜監督。
伊勢さんは28年前にこの曲が出来て、今50歳なんだそうな。臼杵というところから出てきて・・・そんな昔を懐かしむようなそんなトークでした。

映画も団塊の世代が日本の成長と共に、 走ってきて、50を前にふと立ち止まって振り返ってみた。そんなイメージの映画というお話。
梶村勇作は妻に逃げられ自殺を考え遺書を書いている途中、1本の電話をもらう。昔の親友水田からだった。彼の妻が事故にあって危ないから帰ってきてほしいという電話。その 親友の妻雪子はかつで自分に恋してた。そして傷つけてしまった古い思い出・・・
妻に逃げられ自殺を考えていたその同じ日に事故にあってしまったという、因縁めいたものを感じながら、 28年前に出てきて一度も帰っていない故郷臼杵に戻ることにする。
ノスタルジックな雰囲気の映画と言ってしまっていいのだろうか。ほろ苦い青春を思い出しながら、 自分の今を見つめる男は寂しかった。映画のあとにもっと前に映画をつくっていたら、 せつない映画になっていただろうが、今は悲しい映画になったと監督自らおっしゃっていたが、 そう、孤独感をすごく感じる映画。そして、ラストも、希望的観測いっぱいに明るいものではなく、 ただ、一生懸命生き抜くことしか出来ない・・そんな現実的もの。
それでいて、すごく非現実的な映画になっているのが、監督の感性のものなのだろうか・・。 主人公と同年代の方がご覧になるともっと切実に現実を考えたりしちゃうんでしょうねぇ〜〜。
28年前の恋愛は今の形とはくらべようもなくピュアなもの。甘酸っぱい思い出は 決していいものとして残っていたわけではないのだろうが、こういう思い出があるっていうことはいいなぁ〜〜と思った。
今でも残っているという古い町並みもノスタルジック感を増長させてくれる。 「尾道から臼杵へ」そんなキャッチフレーズなんかもあったりするが、場所は変われど、変わらないなぁ〜と感じた。
どろくさくなく、生々しくなく、ピュアでベールの上からみているような雰囲気。 役者さんの話し方も独特。 この雰囲気がとっても好きだったりするのだけど前はもっとストレートに見れたような気がして、映画の世界は変らないのに 私の方が変ってしまったなと感じることをしばしばあって、それがちょっとショックだったりもしました。 いろんなものをいっぱい置いてきちゃったかなぁ〜

ところどころに歌詞がそのまま台詞になってでてくる。多少会話にしちゃうと変な部分もあるけれど、 うまく入っていたなぁ〜。それに気付くとちょっとうれしかったりもしました。

10月4日「アウト・ア・ボーイ」
主人公フィルは、38歳の独身貴族。おまけに親作品の印税で暮らしていけて、 働いてもいない。女性とも適当に付き合っていて、そんな生活を楽しんでいた。
ところがある日、知り合った女性の隣の家の男の子マークスと知り合うことから何かが違ってくる。

めんどくさいことは嫌で、子供なんて大嫌い、でも、付き合う相手を見つけるために、 シングルマザーに近づくのだからよくわからん。
男性版「ブリジットジョーンズ」と聞いていたが。。。本音の部分が出ているかららしいが、 男の本音と描かれているところが本当かどうかわかんないもんでその辺りのところがよくわからないな。
男の人のほとんどが、結婚したくないわけじゃないだろうし子供嫌いでもないはず。。。
だからそのことよりも、彼とマークスとの微妙な関係による変化がみせどころなんだろうな。
このマーカス君、ちょっと小太りで、 変な歩き方、突然歌いだすし・・・一見可愛い男の子とは言いがたい^^;。
もちろんフィルは、かわいいと思えるはずがなく、社交辞令程度に「またな」と言ったその一言が(笑)って感じの 始まり。
子供っておもしろいなぁ〜とも思った。決してフィルが遊んでくれるわけでもなく、優しくしてるわけでもないけれど、 なついちゃうんだもの。躁鬱気味で、自殺クセのある母親にはもう一人が必要だなんて思い込んだりして・・。 適当なことばかりいう男でも、本質的に何か合う波長があったのかもしれない。
時間はかかったけど、だんだんと打ち解けて(って表現があっているかは謎) ちょっとした靴をプレゼントしてみたりするフィル。彼の喜ぶ顔を見てちょっと幸せを感じてみたりする。
その様子がたどたどしくてなんか笑えてしまう。

最後までみてよかった・・と思いましたわ。どーも、見え透いたウソをついている物語って、別にその人に思い入れが なくともすごく恥ずかしくっていやなんです。それを笑ってみている気分になれないの。おまけにマーカス君は、 フィルの都合もおかまいなしに(別に何があるってわけじゃなくても)彼の城にどんどん入っていく姿が、 とっても嫌で・・途中で帰ろうかと思ったんです。
でも、たどたどしくてもストーレトで一生懸命なマーカスはだんだんとかわいく見えてくるし(笑)、フィルの変り方もいいなぁと無理なく思える程度で、あったかい気持ちを受け取った。
でもねぇ・・・こういう結末がいいんだなぁ〜と自分もみていて感じるくせにそれが逆に寂しかったりして。
男性がどんな気持ちかは分らないけど、フィルの考え方は ブリジットの気持ちよりも共感してしまっていた私。 まあ、仕事していないのはいやだけど、一人で生きていることはいけないことなの?不幸なんだろか? 変る前の彼だって別に悪いことをしていたわけでなく幸せにいたのだ。
家庭とかパートナーとかがいなくちゃ幸せはないって、刷り込まれているような気がしてきちゃったんですよねぇ・・ ほんわかした気分になって映画韓を後にしたわりには、その後なんだか考え込む映画でしたっ。
「からっぽ」とか言われてもねぇ・・・^_^;

過去のDiary
97’10.23〜12.30/☆98’1.3〜3.30/ ☆98' 4.5〜5.30
98' 6.7〜7.28/ ☆98’7.29〜8.30/ ☆98’9.1〜10.30
98’11.1〜11.29/ ☆98’12.4〜12.31/ ☆99’1.4〜1.30
99’2.3〜2.26/ ☆99’3.3〜3.29/ ☆99’4.7〜4.27
99’5.2〜5.31/ ☆99’6.5〜6.25/ ☆99’7.4〜7.30
99’8.1〜8.24/ ☆99’9.4〜9.29/ ☆99’10.2〜10.29
99’11.5〜11.27/ ☆99’12.2〜12.31/ ☆2000.1.1〜1.31
2000’2.1〜2.29/ ☆2000.3.4〜3.31/ ☆2000.4.1〜4.30
2000’5.1〜5.30/ ☆2000.6.5〜6.30/ ☆2000.7.4〜7.31
2000’8.2〜8.28/ ☆2000’9.4〜9.25/ ☆2000’10.12〜10.31
2000’11.5〜11.27/ ☆2000’12.3〜12.312001’1.6〜1.31
2001’2.14〜2.232001’3.2〜3.282001’4.3〜4.26
2001’5.4〜5.252001’6.1〜6.302001’7.7〜7.31
2001’8.5〜8.272001’9.7〜11.282001’12.3〜12.25
2002’1.10〜2.192002’3.1〜3.252002’4.2〜4.24
2002’5.5〜5.222002’6.7〜6.152002’7.6〜7.29
2002’ 8.2〜9.27