●過去のDiary
- 12月23日「くるみ割り人形」
- 松山バレエ団の「くるみ割り人形」見てきました。クララは、森下洋子さん。
一度も見たことがなかったんですよねぇ・・洋子さん。当日でギリギリみることができました。
洋子さんはもうね、永遠の少女の目なんですわ。
構成も、子供の夢物語というよりは、少女のラブロマンス風になっているように感じました。 クララがくるみ割り人形に恋しちゃうの。
ちょぃと頭が大きくて不恰好なこの人形、ドロッセルマイヤーが見せた時、他の子供たちはいっせい に引いてしまうんです。でも、クララはほしいって懇願。
いかにも思わせぶりな、ドロッセルマイヤーの渡し方がおもしろかったです。
そして、クララは人形を抱いたまま眠りに入っていきます。
おなじみのねずみとの戦争場面。ねずみが大きくて気持ちわるっ(笑)。目が光っていて・・・ ここのシーン箱で作られた馬がでてきたりしてましたねぇ・・・。
思わず引き込まれしまいました。ねずみの大将を人形が刺して・・・
すると、王子さまに大変身。
この雰囲気って夢がありますよねぇ・・・。何度みてもわかっていても感動なんです。
雪の精の群舞は感動もの。きれぇ〜〜でした。
2幕の各国の踊りは、なんとなく地味な感じ。まわりのピエロちゃんたちと、スカートの中から出てきた子供たちが印象的。
おふたりのデュエットは、夢の世界をただよっているような世界がありました。 あれは独特だなぁ〜〜
折れそうな足で・・・ちょっぴり痛々しいと思わないでもないのですが、 引き込まれてしまいました。
そして、こういう演出初めてみたのですが、クララと王子の別れのデュエット。
これよかったんですよ。せつなくてね。
そして、それは夢だったはず・・だけど、ドロッセルマイヤーがまた意味深な行動を(笑)。あれは夢じゃなかったの? ってなところで終わりました。それにしても、舞台の上にいっぱい人が乗っている舞台でしたね。奥行きが長い舞台なのかな。 どんどん人が出てきて、それもカラフルな衣装。色が喧嘩しないのがふしぎな色使いが楽しかった。
この作品は本当にクリスマスにぴったり。会場には大きなクリスマスツリーに出演者の意気込みのメッセージがあって。 演目のせいか、いつもなのかはわかりませんが、未来のバレリーナちゃんがいっぱいいて。 あたたかい雰囲を味わってきました。