花 組 野 外 公 演



作:ふみちゃん
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flight recorder


あおり文句(笑):撞鐘Boy

序章 1997.11.01
Uploaded.
サクラ大戦から一年後・・・
平和の訪れた帝劇に一人の女性が現れる。
それは再び帝都を襲う嵐の、ほんの前触れに過ぎなかった・・・
第一章 壊れた時計
     
1997.11.01
Uploaded.
大神の脳裏に去来する思い出。銀色の懐中時計。
変調を来した大神を前に、花組の少女達の錯綜する想いが嵐を呼ぶ。
そして、少女は旅立つ。何かのえにしを感じ、その時計を胸に。
第二章 月影の下で
     
1997.11.01
Uploaded.
行方をくらました紅蘭。そして、それを計ったかのように現れる敵。
苦戦しつつも撃退した大神だったが、真の敵はすぐそばまで来ていた。
大神の裡にほとばしる力。さくらの裡に広がる予兆は・・・
第三章 時を刻む者
           
1997.11.01
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花組の少女達の負傷により、演目を変えて行われた舞台。そして、再び敵の襲来。
大地に、雷の洗礼と共に降り立つ漆黒の神武。
新司令の到来は、帝撃の新時代を予感させる。
第四章 優しい赤
         
1997.11.01
Uploaded.
守りたいひとがいる。守りたいものがある。
少女達はそれぞれの思いを胸に、自らの力を、技を高める。
裡に眠る思いは、愛しい人を守るため。愛しい仲間を守るため。
そして力は真実、彼女たちのものとなった。
第五章 想い人来たりぬ
       
1997.11.06
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訪れた平穏な日々。そしてまた、一人の少女が帝劇を訪れる。
紅蘭の面影を宿すその少女の背後にちらつく、不気味な影。
楽しげな歓迎の宴の夜、再び敵は蠢き出した。
第六章 光と影の詩
         
1997.11.06
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敵を倒すだけの力を着々とつける帝撃。それは、再び現れた敵をも瞬殺した。
そして始まる、大神をめぐる少女達の戦い。だがここで、それは大きな転機を迎えた。
ひとりの少女の願いが適ったとき、光はその力の一端を手に入れたのだった・・・
第七章 暗夜航路(前編)
       
1997.11.25
Uploaded.
じわじわと伸ばされた敵の手は、次第に帝撃をからめとろうとしていた。
不穏な空気が漂う中、ついに発令された特令第参号。
敵の手に落ちた大神を救うために、漆黒の死神が走り出す。
第八章 暗夜航路(後編)
       
     
1998.1.16
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帝都に散らばる不穏な影。蠢き出す敵。四方に伸ばされた闇の触手。
それらを断ち切るため、特令第参号に応じ、いよいよ帝撃五師団が集結する。
だが、その時。恐るべき敵は、帝劇にその影を落としていたのだった。
第九章 動き出す時計(前編)
       
       
1998.7.13
Uploaded.
銀座に現れた影。帝都各地に跋扈する魔のものたち。
動き出した時計は、時代を刻み、人の思いを刻んでいく。
錯綜する少女達の思い、悲しみに沈み、慟哭するものたち。
そして・・・愛しくも懐かしいひとの姿が、帝都に顕現する。
それは不吉な前兆なのか・・・それとも・・・
第十章 動き出す時計(後編)
         
1999.4.5
Uploaded.
時が刻む。想いを刻む。望みを、願いを、苦しみを、悲しみを。
錯綜する人々の思いが、響き高まる。心が、染み渡る。

歌い、踊り……君にとどけ―――その名。その声。
―――その、想い………
第十一章 明日への扉
     
2007.3.5
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――その扉は、いずこへつながるのか。
遥かなる時を越えて伝わる、<活殺二天の合一>か。
帝劇地下に未だ眠れし、<双ぶもの無き天の衣>か。

降臨せし”弥勒菩薩”の指し示す、<在るべき姿>。
夢とも現(うつつ)ともつかぬその舞は、龍と狼、少女たちの裡に閉ざされた、<在るべき扉>を軋ませる。

……揺らぐ錠。軋む扉。かすかに漏れ出でる光。
願わくば、その扉の向こうは、光り輝く明日へと通じていることを……




花組野外公演・外伝


look inside "for lovers" 1997.11.29
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少女達の負傷により急遽決まった「愛ゆえに」の舞台配役。
慣れない役柄に戸惑いつつも揺れ動く大神とマリアの心は・・・
暗夜行路前夜・月光忌憚
     
1998.10.25
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出会いと別れ、生と死、愛と憎悪を繰り返す、無限連鎖の夢の中。
現在と過去、二つの世界の大神。二つの物語が、一つの夢の中で交錯する。
それは、過去と未来の出逢う場所・・・
Sweet Dreams
       
2000.12.30
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それは夢。そして幻。
ほんの小さな偶然、ほんの些細なきっかけ。
そう思っていたのは、少女だけだった。
……いま、名もなき少女の想いが、花と夢を導く力となる。
甘く、馨しい、茉莉花の芳香を伴って。
ゆめか、まぼろしか<前編>
       
2001.12.24
Uploaded.
夢は現実、幻は真実……
過去は未来であり、偶然は必然である……
夢の狭間、現実の道程。幻とともに、茉莉花は旅する。
それは、夢と幻の、天路歴程――
ゆめか、まぼろしか<後編>
             
2007.3.5
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